日本政府は5日、北朝鮮が同日午前3時半から8時20分にかけて計6発のミサイルを発射したと発表した。日米両政府によると、いずれも日本沿岸から数100キロ離れた日本海に着弾したとされる。北朝鮮の核問題をめぐる交渉が行き詰る中、ミサイル発射の兆候が高まっているとこのところ指摘され続けていた。国際社会がこぞって自制を求める中、発射に踏み切った北朝鮮と、各国のこれまでの動きをまとめた。
年表
02年9月 小泉首相が訪朝。「ミサイル発射のモラトリアム」を盛りこんだ日朝平壌宣言を発表
10月 ケリー米国務次官補が訪朝。米政府、「北朝鮮がウラン濃縮を含む核開発を認めた」と発表
03年4月 米朝中3者協議。北朝鮮、核兵器保有を通告
8月 第1回6ヵ国協議 北朝鮮、ウラン濃縮計画を否定するも、核抑止力は自衛権と主張
10月 北朝鮮、使用済み核燃料棒の再処理を終了と発表
04年2月 第2回6ヵ国協議 北朝鮮、核放棄の見返りにエネルギー支援など要求
6月 第3回6ヵ国協議 米国、核放棄の見返りにエネルギー支援など提案
11月 ブッシュ米大統領再選
05年2月 北朝鮮、6ヵ国協議の参加を無期限に中断すると発表
5月 北朝鮮、寧辺の原子炉から使用済み核燃料棒8000本を取り出したと発表
8月~9月 第4回6ヵ国協議 共同声明に合意
北朝鮮、核兵器と核計画の放棄を確約
米国は北朝鮮への攻撃や侵略の意図がないことを確認
11月 第5回6ヵ国協議 共同声明履行の作業部会設置で合意できず
訪韓中のブッシュ米大統領「暴君や暴君気取りの連中は、いつか自由な人々に打ち負かされる」と演説
米、北朝鮮によるマネーロンダリングについて金融制裁発動
北朝鮮、米との交渉拒否
06年1月 北朝鮮の金総書記、北京で首脳会談
米中朝が非公式接触
マクラレン米大統領報道官、「北朝鮮が協議復帰を求める兆候」と発言
3月 金融制裁めぐり米朝会合 話し合い平行線で制裁解除ならず
北は協議復帰せず
北朝鮮、領海内にミサイル2発を発射
4月 6ヵ国協議の各国代表、国際会議で東京に集結
5月19日 日韓両政府、北朝鮮でテポドン2発射準備の兆候と発表
6月9日 韓国外交通商省高官、北朝鮮でミサイル発射準備の「兆候がさらに強くなっている」と発言
14日 ハドリー米大統領補佐官、米CNNに出演し、北朝鮮にミサイル発射を自制するよう求める
15日 韓国政府高官、「ミサイルの試験発射もありうる」と発言
16日 日米、テポドン2号の組み立てを衛星で確認
17日 韓国メディア、北朝鮮ミサイル発射台周辺に液体燃料注入のタンクありと報道
18日 日米メディア、米政府が日本にテポドン燃料注入開始の情報を非公式伝達と報道
欧米メディア、「北朝鮮が燃料注入を完了」とする米政府見解を報道
19日 日本政府、北朝鮮がミサイル発射した場合、国連安全保障理事会に付託し、独自の経済制裁発動すると方針固める
中国の国連大使、北朝鮮にミサイル発射自制を求める
20日 アナン国連事務総長が北朝鮮に自制求める
22日 ハドリー米大統領補佐官、北朝鮮のミサイル発射基地を攻撃する可能性否定
7月5日午前3時半~午前8時20分 北朝鮮がミサイルを複数発射。日本海に着弾。テポドン2も発射されたが失敗した模様
国際 北朝鮮の核とミサイル 近年の動き
ミサイルという側面だけでを見ていても、北朝鮮がミサイル発射に踏み切った理由となると、北朝鮮国内の内情などが絡んでいると思われるのではっきりとわからない。
日本を含めた各国はどのように北朝鮮に対応して、この問題を解決するのだろうか。
年表
02年9月 小泉首相が訪朝。「ミサイル発射のモラトリアム」を盛りこんだ日朝平壌宣言を発表
10月 ケリー米国務次官補が訪朝。米政府、「北朝鮮がウラン濃縮を含む核開発を認めた」と発表
03年4月 米朝中3者協議。北朝鮮、核兵器保有を通告
8月 第1回6ヵ国協議 北朝鮮、ウラン濃縮計画を否定するも、核抑止力は自衛権と主張
10月 北朝鮮、使用済み核燃料棒の再処理を終了と発表
04年2月 第2回6ヵ国協議 北朝鮮、核放棄の見返りにエネルギー支援など要求
6月 第3回6ヵ国協議 米国、核放棄の見返りにエネルギー支援など提案
11月 ブッシュ米大統領再選
05年2月 北朝鮮、6ヵ国協議の参加を無期限に中断すると発表
5月 北朝鮮、寧辺の原子炉から使用済み核燃料棒8000本を取り出したと発表
8月~9月 第4回6ヵ国協議 共同声明に合意
北朝鮮、核兵器と核計画の放棄を確約
米国は北朝鮮への攻撃や侵略の意図がないことを確認
11月 第5回6ヵ国協議 共同声明履行の作業部会設置で合意できず
訪韓中のブッシュ米大統領「暴君や暴君気取りの連中は、いつか自由な人々に打ち負かされる」と演説
米、北朝鮮によるマネーロンダリングについて金融制裁発動
北朝鮮、米との交渉拒否
06年1月 北朝鮮の金総書記、北京で首脳会談
米中朝が非公式接触
マクラレン米大統領報道官、「北朝鮮が協議復帰を求める兆候」と発言
3月 金融制裁めぐり米朝会合 話し合い平行線で制裁解除ならず
北は協議復帰せず
北朝鮮、領海内にミサイル2発を発射
4月 6ヵ国協議の各国代表、国際会議で東京に集結
5月19日 日韓両政府、北朝鮮でテポドン2発射準備の兆候と発表
6月9日 韓国外交通商省高官、北朝鮮でミサイル発射準備の「兆候がさらに強くなっている」と発言
14日 ハドリー米大統領補佐官、米CNNに出演し、北朝鮮にミサイル発射を自制するよう求める
15日 韓国政府高官、「ミサイルの試験発射もありうる」と発言
16日 日米、テポドン2号の組み立てを衛星で確認
17日 韓国メディア、北朝鮮ミサイル発射台周辺に液体燃料注入のタンクありと報道
18日 日米メディア、米政府が日本にテポドン燃料注入開始の情報を非公式伝達と報道
欧米メディア、「北朝鮮が燃料注入を完了」とする米政府見解を報道
19日 日本政府、北朝鮮がミサイル発射した場合、国連安全保障理事会に付託し、独自の経済制裁発動すると方針固める
中国の国連大使、北朝鮮にミサイル発射自制を求める
20日 アナン国連事務総長が北朝鮮に自制求める
22日 ハドリー米大統領補佐官、北朝鮮のミサイル発射基地を攻撃する可能性否定
7月5日午前3時半~午前8時20分 北朝鮮がミサイルを複数発射。日本海に着弾。テポドン2も発射されたが失敗した模様
国際 北朝鮮の核とミサイル 近年の動き
ミサイルという側面だけでを見ていても、北朝鮮がミサイル発射に踏み切った理由となると、北朝鮮国内の内情などが絡んでいると思われるのではっきりとわからない。
日本を含めた各国はどのように北朝鮮に対応して、この問題を解決するのだろうか。
将軍様のサル芝居は、慌てず騒がず高みの見物が一番です。 騒げば騒ぐほど、将軍様がお喜び、みんなで無視いたしましょう。