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【巨人】西武に今季初の3連敗

2006年05月15日 06時00分04秒 | プロ野球
 (交流戦、西武11-8巨人、3回戦、西武3勝、14日、インボイス西武)

 恐れていた事態がついにやってきた。今季初にして第2次原政権初の3連敗。それも同一カードで、だ。3試合連続で先制しながら、最後は西武特急に追い抜かれた。

 「粘り強く戦ったけど…。11失点? ちょっと重かったね」

 原監督も憔悴(しょうすい)しきった表情で暗闇の所沢を後にした。

 先発はFA移籍後初の一軍登板となった野口。一回、味方打線が1点を先制した直後に5安打で5点を献上した。打線は七回に小久保の11号2ランで追いついたが、その裏に3連投となった久保が勝ち越しを許す。八回には4番手・林が4失点の大炎上で今季ワーストの11失点でジ・エンドだ。

 大量失点の一回と八回にはともに小久保、李が失策。リーグ最少タイの失策数(13)を誇った守備網まで破綻(はたん)をきたした。

 予想外のアクシデントも響いた。前日13日まで打率リーグ2位(.342)だった阿部が試合前に発熱で早退。試合中には高橋由が昨年末に手術した右足首を痛め、途中交代した。センターラインの2人を失った代償はあまりに大きかった。

 「3連敗? したくなかったし、週の負け越しもしたくなかった。来週からまた切り替えて戦っていくしかない」

 原監督は口元を引き締めた。37試合目にして訪れた最大の危機。本当のチーム力が試されるときがきた。


巨人が今季初の3連敗…投壊&守備破綻、ワースト11失点

 交流戦前あたりから巨人は初の連敗やワード負け越しをするなど、明らかに調子が落ちていた。そして、ついに西武に3タテをくらってしまった。

 去年の中日のように交流戦をきっかけにこのまま調子を落としてしまうのだろうか?とても心配だ。

 このところの故障者続出で、若手を起用したりして凌いでいたが、さすがに戦力ダウンは免れられず苦しい戦いが続いている。


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