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05年12月地上デジ受信機出荷実績、単月で初めて100万台突破

2006年01月29日 22時05分18秒 | オーディオビデオ
 JEITA(電子情報技術産業協会)は、2005年12月の地上デジタル放送受信機国内出荷実績を発表した。発表によると、テレビ、デジタルレコーダー、単体チューナーなどを合計した12月の総出荷台数は103万台となっており、初めて100万台の大台を超えた。

 また、2005年の1月~12月までの出荷台数合計では、519万8千台となっており、2004年の242万6千台と比べ、約214.3%という大幅な伸びを示した。これに伴い、出荷累計台数も800万台を突破、放送開始2年で836万台に達した。JEITAでは、この大幅な伸びを、12月の地上デジタル放送のエリア拡大、そして年末需要によるものだと見ている。

 内訳を見てみると、地上デジタルテレビが58万7千台で、初めて50万台を突破。また、そのうちの約83%にあたる48万8千台が液晶テレビとなっている。同日JEITAより発表された2005年12月の民生用電子機器国内出荷統計によると、液晶テレビ全体の出荷台数は66万7千台となっており、出荷された液晶テレビのうち、約73%が地上デジタル放送用のチューナーを内蔵したタイプだったことになる。

 また、DVDレコーダーをはじめとするデジタルレコーダーの出荷台数も単月で30万6千台と、これまでの最高値を記録している。ただし、DVDレコーダーの総出荷台数は80万2千台で、約38%が地上デジタルチューナー内蔵型だったことになり、その比率は液晶テレビに比べて低い。理由のひとつとして、デジタル放送のコピーワンス見直し問題などが背景にあると考えられる。

 この問題に関しては総務省が「現在、規格の標準化の計画が進められており、その中でコピー制御の柔軟化についても検討を行っているところである」とコメント、JEITAも11日に開催した地上デジタル放送のコンテンツ保護に関する記者説明会で、「現行機器の次世代コンテンツ保護への対応は可能だが、その対応は各メーカーの判断になる」と説明している。

 現行の地上デジタルチューナー内蔵モデルを購入しても大丈夫なのか、という不安が、今回の結果に繋がった一因ともいえるだろう。

JEITA、05年12月地上デジ受信機出荷実績を発表--単月で初めて100万台突破

 冬季オリンピックを目前にして、地上デジタルTVの販売が好調なようだ。販売店もこの冬一番力を入れていた印象が強い。

 しかし、コピーワンス見直し問題に結論が出ていないために地上デジタル対応レコーダーの販売は出足が鈍いようだ。


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