【携帯販売ランキング】6月6日～6月12日

　ＤｏＣｏＭｏはP901iSが初登場で第1位、2位は「SH901iS」。を獲得。同じ901iSシリーズでも「D901iS」と「F901iS」はランキングに登場できず、明暗を分けている。それ以下の顔ぶれはあまり変化なし。

　ａｕは、1位は相変わらずセキュリティ強化ケータイの「A5509T」で、顔ぶれに特に変化なし。先週、9位に上がっていたデザイン端末の「PENCK」が、また1つ順位を上げた。これは在庫処分のための値下げが原因で今がゲットする最後のチャンスとなる可能性がある。

　ツーカー、1位が「ツーカーS」で、2位「TT32」3位「TT31」も先週と同じまま。顔ぶれも変わらない。

　ボーダフォンは、今週も「V603SH」が1位、「V603T」が2位となった。不具合による出荷停止で順位の落ちていた「802SH」と「902SH」は再び浮上してきた。新発売の「902T」はまだ発売地域が限定されている影響もあってか、トップ10に入れなかった。

P901iS、上位を蹴散らす――ボーダフォン「902T」は？

　ＤｏＣｏＭｏは高くてもＰ９０１ｉＳとＳＨ９０１ｉＳが売れているのだから笑いが止まらないはず。それに対して、最近のａｕはやや失速気味をやっとわかったのか、最近は家族割引に入ると端末を値引いたりして、価格を下げて必死に拡販している印象だ。ここにきて、明暗がハッキリしてきた。ａｕもそろそろ家族割引強化などをしないと、どんどんＤｏＣｏＭｏに引き離されそうだ。

　ボーダフォンで気になるのはエンジョルノが先週に引き続き６位をキープしている点だ。まだ月の上旬だというのに、水増しのためにエンジョルノで販売実績を稼いでいるのだろうか？この機種は家族通話定額の対象外なので、こんなに売れるはずがないと思うのだが・・・。
　今月からデュアルパケット定額やメール定額が始まったというのに、相変わらずベスト２はそのサービス非対応機種なのだから、これらのサービス利用者が思うように増えないのは明白な状態だ。これでは、純減の下げ止まりどころか、転げ落ちる一方なのではないだろうか？やはりＣＭでボーダーラインを超えてしまったのが、転落の原因かもしれない・・・。

	NTTドコモ		au		ツーカー		ボーダフォン
1	new	P901iS	→	A5509T	→	ツーカーS	→	V603SH
2	↑	SH901iS	↑	W31K	→	TT32	→	V603T
3	→	P700i	↓	W21CAII	→	TT31	↑	802SH
4	↓	P901i	→	W31S	↑	TT51	↑	902SH
5	↓	N901iC	→	A1404S	↓	TS41	↓	V402SH
6	↓	F672i	→	A5507SA	↑	TK40（*）	→	V102D
7	→	N700i	→	W31SA	↑	TK40	↓	802N
8	↓	SH700i	↑	PENCK	↑	TK31	↓	802SE
9	↓	P506iC	↓	W22SA	↑	TT41（*）	↓	702NK
10	→	F880iES	→	W21T	↓	TK41	↓	V601T
（*）表記は「プリケ―セット」（**）表記は「プリケーロングセット」対応端末