昨日に続いてパソコンの話。
もう3週間ほど前になるだろうか。贅沢にも日本から飛行機に乗ってやってきた自作パソコンが全く動かなくなったのは。もともと、ブルースクリーンはちょくちょくあって、その度に再起動するということを繰り返していたが、その内セーフモードにしても起動しなくなり、最後は電源ボタンを押してもうんともすんとも言わなくなった。日本にいれば、すぐに電源ユニットを買いに秋葉原か新宿あたりに繰り . . . 本文を読む
写真はインド人の新入社員のために購入したノートPC、Think Pad Z61m。
インターネットVPNで東京のサーバーにつなぐから、セキュリティ上、一定の条件を満たす必要がある。中でも一番苦労したのが、ウィンドウズXP PROがインストールされているPCを探すことだ。ウィンドウズ・ビスタは検証中でサポートの対象外という説明だったが、あちこち行ってみた結果、XPがインストールされているノートPC . . . 本文を読む
注目されるのが、携帯電話加入者の伸びで、599万人に達したとしている。エティサラットの年次報告書によれば2006年末が552万人だったから、半年で47万人も増えたことになる。最近、duがガルフニュースに携帯電話の加入者が50万人に達したという全面広告を載せていたから、これと合わせると約100万人、約18%の純増ということになる。
同じ記事によれば、数字の根拠は不明ながらUAEの人口を440万人としている。これをもとにすれば、人口普及率は148%にもなる。ガルフニュースは、おそらく世界一ではないかとしているが、きっとそうだろう。
ドコモがまだ元気だった頃、当時の社長が、これからは人だけでなく自動車やペットにも携帯電話が取り付けられる時代が来るから、加入者数はまだまだのびるというようなことを言っていた。最近はそういういさましい話をあまり聞かなくなった。
UAEで携帯電話の人口普及率が高いのは、自動車やペットの首輪につけているわけではもちろんなくて、観光客など住民以外が買っていくプリペイドの携帯電話をカウントしているからだと思う。日本からの観光客も、パスポートを見せ155~160ディルハムを払えば、1年間有効のSIMカードを手に入れることができる。最近では、duが観光客向けに3ケ月間有効のSIMカードを売り出したりもしている。
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突然国際電話がかけられなくなった携帯電話の料金の上限設定を解除してもらうついでに、トレード・センターのエティサラットのアウトレットで、3G対応の携帯電話、ソニー・エリクソンのZ610iという機種を購入する。995ディルハム(約3万3千円)だった。
正確に言えば、売っているのはエティサラットではなく、セル・コムという携帯電話ショップだ。SIMロックがかかっていない国ではどこもそうなのかもしれないが . . . 本文を読む
携帯電話は、最近まで、まだ事務所のライセンスが下りる前ドバイに出張できていた時に入手したプリペイド携帯(エティサラットではワスルと呼んでいる)をずっと使っていた。エティサラットのリチャージカードの券面は25ディルハムと40ディルハムの2種類あって、家電販売店、スーパーなどいたるところで売っている。日本のテレホンカードのようなデザインカードはお目にかかったことはなく、また高額なカードにクレジットのお . . . 本文を読む
1円携帯の不公平是正求める 総務省研究会(共同通信) - goo ニュース
総務省が、日本の携帯電話市場の特殊な料金体系やSIMロックの是正にいよいよ本腰をあげるようだ。日本の携帯電話端末に海外のSIMカードを挿して使えたり、その逆に海外の携帯電話端末に日本の携帯電話会社のSIMカードを挿して使えるのは、消費者の目から見てよいことだと思う。個人的には、携帯電話会社が端末代金の補填に回していたコス . . . 本文を読む
ジャンボ・エレクトロニクスで、かねて懸案だったduのSIMカードを購入する。売り場のパソコンをいじらせてもらい空いている電話番号を調べると、ちょうど気に入った番号があった。運転免許証のコピーを取られ155ディルハム(10ディルハム分の通話料が含まれている)を払い、ちょっとおしゃれな箱に入ったSIMカードを受け取る。エティサラットが160ディルハムだったから、5ディルハムだけ安い。すぐに使えると言う。
使っていない携帯電話にSIMカードを挿して、最初に電話しようとすると、使用する言語(アラビア語か英語か)を聞いてくる。これはエティサラットの携帯電話になかったことで、一歩前進だと思う。
エティサラットとduの携帯電話をあちこち持ち歩いて携帯電話の待ちうけ画面のアンテナの立ち具合を比較している。今のところ、duの携帯電話が使えないエリアはSMBCのセミナーを聞いたDIFCの会議室以外に見つけていない。
引き続き調べてみようと思っているが、私の生活圏内ではduもまずまず使えるではないかという印象をもっている。気になるのは、アブダビなど他の首長国でどれだけ使えるかだ。
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6月5日付、ガルフニュースの36面では、アラブ・アドバイザー・グループという調査会社が発表した、アラブ諸国における国別総合接続度(Total Country Connectivity Measure)というランキングとともに2006年末のブロードバンド人口普及率をとりあげている。
前者は世帯あたりの固定電話普及率に、携帯電話の人口普及率とインターネット人口普及率を足し合わせたもののようで、上位3 . . . 本文を読む
6月4日付ガルフニュースの経済面(39面)の記事によれば、TRAの技術部長ムハンマド・ギヤス氏が2007年末までに開始し2008年中頃までに終える予定の公聴(Public Consultation)手続の結果を踏まえ、IP電話の扱いについて決めたいと語ったという。公聴と言っても意見聴取をするのはエティサラットにdu、及びサービス提供に関心を持つ他の会社とのことで、スカイプなど外国の会社が呼ばれるか . . . 本文を読む
ドバイのインターネット環境について、書こうと思ったことは概ね書き尽くした。最後に、ヴォイス・オーバー・IP、いわゆるIP電話の制限について書くことにする。日本では、ヤフーBBがこの機能のついたADSLのモデムを街頭でばらまいてはじめ、NTTグループやKDDIもこれに追随して、一気に普及した感があるIP電話だが、UAEにおいては制限されている。一時期、当地の通信会社エティサラット自身が導入を検討した . . . 本文を読む
ドバイに帰ってきて、気づいたことがある。日本で使用していたドコモの携帯電話FOMA L600iの電源を入れると、ネットワーク設定をGSMに変えていないのに、待ちうけ画面にアンテナが立っている(写真の左上にアンテナと3Gという文字があるのがわかるだろうか)。日本に出発する前は、同じ端末でもネットワーク設定をGSMに変更する必要があったことは書いたばかりだ。この端末から、自分のアパートの電話とエティサ . . . 本文を読む
少し専門的になるが、電子メールの暗号化について書く。
日本では、通信の秘密や検閲の禁止が憲法で保証されているから、当たり前のように感じているが、世界的には検閲がまかりとおっている国がまだまだ多いようだ。検閲が合法な国においては、メールの暗号化を規制することがある。通信の内容は検閲することがあるから、解読できない暗号をかけることはまかりならないということだ。例えば、中国がこれをやっている。
UA . . . 本文を読む
インターネットで書き忘れたのは、サイトブロックだ。この国では、検閲の禁止や表現の自由が保証されていないことは、メールの遅延や不達が起こる原因としてすでに挙げたとおり。
同じ原因によると思われるのが、インターネットの特定のサイトにアクセスしようとすると、ブロックされてしまうということが起こる。以前は”Blocked”という警告メッセージが出たということだが、私はお目にかかったことがなく、単に画面が . . . 本文を読む
携帯電話の話が続いたので、UAEの携帯電話事業者を紹介しておく。固定電話をほぼ独占しているエティサラットに加えて、du(ドゥー)という事業者が2月にサービスを開始したのはすでに書いた。本来は昨年末か年初に開始する予定だったのが、遅れたのはエティサラットとの接続交渉が難航したためと聞く。
エティサラットがアブダビベース、duはドバイベース。エティサラットの携帯電話の加入者は昨年末時点で550万人。 . . . 本文を読む
今ほど、出張者の最後の一人を見送った。これで、また一人になった。今週末には、東京で開催されるUAEジャパンフォーラムという催しに参加するため帰国するので、わずかの間だが。
さて、日本の携帯電話をUAEで使う方法について書いたので、今度はUAEの携帯電話を日本で使う方法について、おおむねドコモの友人の受け売りだが、書くことにする。
当地の携帯電話市場は、第一キャリアのエティサラットが長く独占して . . . 本文を読む