6月5日付、ガルフニュースの36面では、アラブ・アドバイザー・グループという調査会社が発表した、アラブ諸国における国別総合接続度(Total Country Connectivity Measure)というランキングとともに2006年末のブロードバンド人口普及率をとりあげている。
前者は世帯あたりの固定電話普及率に、携帯電話の人口普及率とインターネット人口普及率を足し合わせたもののようで、上位3ケ国はUAE、カタール、バーレーンの順となっている。
興味深いのはインターネット人口普及率と、ブロードバンド人口普及率で、UAEはインターネット普及率ではダントツのようにみえるのに、ブロードバンド普及率(5.03%)となるとバーレーン(5.79%)、カタール(5.58%)にわずかに及ばないことだ。
また、OECD諸国(なぜか日本が選ばれていないがデータ不足ということか?)に比べて、アラブ諸国はインターネットとりわけブロードバンドの普及が遅れていると指摘されている。
ブロードバンドが普及する背景には、動画などブロードバンドを必要とするリッチ・コンテンツやアプリケーションがあるのが通常だ。アラブ諸国では、宗教や政治体制からそのようなコンテンツを自由に流せないという制約があり、またIP電話も制限されているので、高い料金を払ってまでブロードバンドを利用する必要を感じないということではないか。
日頃当地のインターネットについて感じていることが裏書されたようで、妙に納得してしまった。
前者は世帯あたりの固定電話普及率に、携帯電話の人口普及率とインターネット人口普及率を足し合わせたもののようで、上位3ケ国はUAE、カタール、バーレーンの順となっている。
興味深いのはインターネット人口普及率と、ブロードバンド人口普及率で、UAEはインターネット普及率ではダントツのようにみえるのに、ブロードバンド普及率(5.03%)となるとバーレーン(5.79%)、カタール(5.58%)にわずかに及ばないことだ。
また、OECD諸国(なぜか日本が選ばれていないがデータ不足ということか?)に比べて、アラブ諸国はインターネットとりわけブロードバンドの普及が遅れていると指摘されている。
ブロードバンドが普及する背景には、動画などブロードバンドを必要とするリッチ・コンテンツやアプリケーションがあるのが通常だ。アラブ諸国では、宗教や政治体制からそのようなコンテンツを自由に流せないという制約があり、またIP電話も制限されているので、高い料金を払ってまでブロードバンドを利用する必要を感じないということではないか。
日頃当地のインターネットについて感じていることが裏書されたようで、妙に納得してしまった。