ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ドバイの携帯電話を日本で使う方法

2007年04月16日 23時59分05秒 | ICT
今ほど、出張者の最後の一人を見送った。これで、また一人になった。今週末には、東京で開催されるUAEジャパンフォーラムという催しに参加するため帰国するので、わずかの間だが。

さて、日本の携帯電話をUAEで使う方法について書いたので、今度はUAEの携帯電話を日本で使う方法について、おおむねドコモの友人の受け売りだが、書くことにする。

当地の携帯電話市場は、第一キャリアのエティサラットが長く独占してきたが、第2キャリアのEITC(Duという呼び名が一般的。ドコモと同じでその内に社名変更するのではないか)が2月に参入したばかり。競争の状況については、あらためて書くつもりだが、ここでは圧倒的多数のユーザーを持つエティサラットの携帯電話について述べる。

エティサラットのホームページによれば、日本の事業者でローミングをしているのは、ドコモとソフトバンク(表記はボーダフォンのまま)の2社のみのようだ。しかし、現時点では第三世代(いわゆる3G)ではなく、GSMのローミングのみを行っている。3Gの携帯電話は規格が統一されているため、もし3Gでのローミングが実現したら同じ端末を日本でも使えることになるが、GSMでは規格が違うので、専用の端末を借りて利用することになる。ドコモの場合、空港などで1日500円で借りることができる。

なお、UAE国民は申し込み不要だが、外国人の我々は2000ディルハムのデポジットを払って、ローミングサービスを申し込まなければならない。

なんだかけっこうめんどうくさい。ここでもやはり、早く3Gローミングの開始が待たれる。

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