ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

Think Pad Z61m とウィンドウズXP PRO

2007年07月18日 00時02分17秒 | ICT
写真はインド人の新入社員のために購入したノートPC、Think Pad Z61m。

インターネットVPNで東京のサーバーにつなぐから、セキュリティ上、一定の条件を満たす必要がある。中でも一番苦労したのが、ウィンドウズXP PROがインストールされているPCを探すことだ。ウィンドウズ・ビスタは検証中でサポートの対象外という説明だったが、あちこち行ってみた結果、XPがインストールされているノートPCは、東芝のサテライト(ただし、XP HOME)とレノボのシンクパッドくらいしかないことがわかった。日本の状況はわからないが、ドバイではわずか半年の間にビスタがXPにすっかりとってかわろうとしているようだ。

モール・オブ・ジ・エミレーツのジャンボ・エレクトロニクスで見つけたシンクパッドT60は邦貨換算で20万円を超えてしまい、固定資産として管理しなければならなくなるのが少しめんどくさい。しかも、英語だけのキーボードのものは展示用のが最後と言われる。カラマにある業者に相談すると、それならDOSVパソコンにXPをインストールしてあげると言われる。それでもいいかと思い見積もりを待っている金曜日。いつものようにクリークのドライビング・レンジで練習をした帰り道に寄ったシティセンターのカルフールで偶然見つけたのがこれ。展示用の最後の1台ということで、200ディルハムをディスカウントしてもらい5249ディルハム(約17万5千円)で購入。パソコン用のバッグもサービスしてくれた。

スペック的にはT60や私が使っているダイナブックよりも上で、CPUはコア2の2ギガだし、メモリーも1ギガある。難を言えば、T60よるも一回り大きな15.4インチで重いことだが、新入社員は体も大きいし許してもらえると考えた。

この後、VPNのソフトをダウンロードしたり、ハードディスクパスワードやメール・アカウントを設定したりするところまでは私の仕事だ。この際、いくらキーボードをたたいても@が出ないので故障かと思いカルフールまで返品に行ったところ、キーボードの設定が栄国用とすべきところが米国用になっていたことが判明。同じ英語でも米国用と英国用とでキーの配列が違うことをはじめて知った。新入社員氏は、私の苦労も知らず、インドでは通常米国式で英国式に慣れるのに時間がかかりそうなどとのたまう。

マイクロソフトオフィスのインストールは本人にやってもらい、とりあえずなんとか使えるようになったようだ。


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