携帯電話は、最近まで、まだ事務所のライセンスが下りる前ドバイに出張できていた時に入手したプリペイド携帯(エティサラットではワスルと呼んでいる)をずっと使っていた。エティサラットのリチャージカードの券面は25ディルハムと40ディルハムの2種類あって、家電販売店、スーパーなどいたるところで売っている。日本のテレホンカードのようなデザインカードはお目にかかったことはなく、また高額なカードにクレジットのおまけがつくということもない。写真のように、裏面をスクラッチして出てくる番号を120のあとに入力してコールボタンを押すことにより、チャージする。duのリチャージカード(右の2枚)も仕組みは基本的に同じだが、券面額は200ディルハムまである。
固定電話を引いて、どっちみちエティサラットに電話料金の支払いをしに行かなければならなくなったのと、海外出張の際に電話を受けるようにしたいのとで、ワスルからポストペイドに変更し、国際ローミングを申し込むことにした。これまでは、国外(例えばインド)に持っていくと着信はするのだがすぐに切れてしまい通話できない状況だった。
アパートから歩いて行けるトレード・センターのコンベンションホールにあるエティサラットのショップに行く。まず、携帯の名義を個人から会社名義に変更する。申込用紙に個人と会社の代表者としてサインして、社印を押す。この他、パスポート(レジデント・ビザのページ含む)と事務所のトレードライセンスのコピーが必要だ。手続きはその場で完了し名義が会社に変わったことを確認できた。手数料は50ディルハムだった。
翌日、もう一度同じショップを訪れ、サインに社印を押した申込用紙、前日と同じパスポートとトレードライセンスのコピー、それに会社のレターヘッドにワスルからポストペイドに変更したいこと、国際ローミングを利用したいこと、と書きサイン、社印を押したレターを持ち込む。国際ローミングサービスのデポジットとして2000ディルハムを支払った。24時間以内に変更されると聞いたが、直後に未使用のチャージ残高を確認しようとして電話したところ、エラーメッセージが出たので、ポストペイドに切り替わっていたのだろう。
二日に分けてしなければならなかった手続をどうして一度にやってくれないのかと聞いてみた。それがエティサラットのポリシーだからという説明だった。また、二つの電話番号がある場合、申し込み用紙は別にしなければならないと言われた。顧客志向とはほど遠い。
いずれにせよ、これで海外出張しても、出張先で電話がとれるようになった。ドコモはエティサラットとの3Gローミング開始をまだアナウンスしていないようだが、先月来メールを出先でチェックするためにドコモのiモードを3Gネットワークでずっと使っている。日本に一時帰国する時期はまだ決めていないが、帰国したらエティサラットの携帯がそのまま使えるかどうか試してみようと思っている。
[7月2日追記]
昨日から、携帯電話から国際電話が全くかけられなくなった。日本にかけようとすると、アラビア語のメッセージが流れるがもちろんなんのことかさっぱりわけがわからない。エティサラットのコールセンター(101番)に電話すると、120ディルハム支払う必要があると言う。まだよく事情が飲み込めなかったが、他の用事もあったので、トレード・センターのエティサラットのショップに行き、どういうことか聞いて初めて、ワスルからポストペイドに転換するときに、利用の上限を200ディルハムに設定されていたことがわかる。その場で上限なしに変更してもらう。これは口頭の申し込みでよかった。そういうことがあるなら最初の申し込み時に聞いて欲しいものだ。エティサラットのカスタマー・サービスがなっていないまた一つの例を体験したことになる。
固定電話を引いて、どっちみちエティサラットに電話料金の支払いをしに行かなければならなくなったのと、海外出張の際に電話を受けるようにしたいのとで、ワスルからポストペイドに変更し、国際ローミングを申し込むことにした。これまでは、国外(例えばインド)に持っていくと着信はするのだがすぐに切れてしまい通話できない状況だった。
アパートから歩いて行けるトレード・センターのコンベンションホールにあるエティサラットのショップに行く。まず、携帯の名義を個人から会社名義に変更する。申込用紙に個人と会社の代表者としてサインして、社印を押す。この他、パスポート(レジデント・ビザのページ含む)と事務所のトレードライセンスのコピーが必要だ。手続きはその場で完了し名義が会社に変わったことを確認できた。手数料は50ディルハムだった。
翌日、もう一度同じショップを訪れ、サインに社印を押した申込用紙、前日と同じパスポートとトレードライセンスのコピー、それに会社のレターヘッドにワスルからポストペイドに変更したいこと、国際ローミングを利用したいこと、と書きサイン、社印を押したレターを持ち込む。国際ローミングサービスのデポジットとして2000ディルハムを支払った。24時間以内に変更されると聞いたが、直後に未使用のチャージ残高を確認しようとして電話したところ、エラーメッセージが出たので、ポストペイドに切り替わっていたのだろう。
二日に分けてしなければならなかった手続をどうして一度にやってくれないのかと聞いてみた。それがエティサラットのポリシーだからという説明だった。また、二つの電話番号がある場合、申し込み用紙は別にしなければならないと言われた。顧客志向とはほど遠い。
いずれにせよ、これで海外出張しても、出張先で電話がとれるようになった。ドコモはエティサラットとの3Gローミング開始をまだアナウンスしていないようだが、先月来メールを出先でチェックするためにドコモのiモードを3Gネットワークでずっと使っている。日本に一時帰国する時期はまだ決めていないが、帰国したらエティサラットの携帯がそのまま使えるかどうか試してみようと思っている。
[7月2日追記]
昨日から、携帯電話から国際電話が全くかけられなくなった。日本にかけようとすると、アラビア語のメッセージが流れるがもちろんなんのことかさっぱりわけがわからない。エティサラットのコールセンター(101番)に電話すると、120ディルハム支払う必要があると言う。まだよく事情が飲み込めなかったが、他の用事もあったので、トレード・センターのエティサラットのショップに行き、どういうことか聞いて初めて、ワスルからポストペイドに転換するときに、利用の上限を200ディルハムに設定されていたことがわかる。その場で上限なしに変更してもらう。これは口頭の申し込みでよかった。そういうことがあるなら最初の申し込み時に聞いて欲しいものだ。エティサラットのカスタマー・サービスがなっていないまた一つの例を体験したことになる。