自由の国アメリカ。祖国日本と同様にわが愛すべき第二の故郷でもある。だがしかし本当に「自由の国」なのだろうか。抑圧する自由、差別する自由もそこには存在している。そしてそれを「表現の自由」として保護する現実もある。「自由」とは簡単に言うが、これは政治的自由だけではないらしい。個人として発言する権利を与えられるのは確かに政治的自由であるが、それが時として誹謗中傷にも使われうるという事実を私たちは見据えな . . . 本文を読む
由々しき事態である。聖書を引用すれば「世の終わり」というべきか。アメリカでは宗教番組・チャンネルもそれなりに視聴率がある。なかでも長寿番組と言えば700クラブである。司会のパット・ロバートソンは「キリスト教同盟」の指導的人物であり、全米に対して影響力を有していると考えられる。全米、と断ったのはアメリカは州ごとの独立性が実に強いからである。全米が一致団結して・・・というのは戦争でも勃発しない限り余り . . . 本文を読む
「文明の衝突」などとマスコミが煽る。キリスト教国家とイスラム教国家が対立して宗教紛争が火種となって国際紛争が起きる、などと御用学者達は解説する。ところが本当の現代国際紛争の原因は他にある。例えばイスラム圏特有の経済システム「ハワラ」がそうだ。「ハワラ」は国際金融資本家にとって頭痛の種である。「電信扱い」や「クレジットカード」のシステムをすり抜けて「無利子」で送金が可能だからだ。私たちが喜んで「携帯 . . . 本文を読む
日本人ならばこのアルジャジーラの記事の内容を読むべきである。中東の国家、カタールの独立系放送局である紹介したアルジャジーラ記事によるとCIA(アメリカ中央情報局)は2001年の春の時点でイラクには大量破壊兵器の象徴としての核がないと知っていたというのである。アメリカの対イラク戦争は、2001年の9・11の同時多発テロを受けて、「イラクには大量破壊兵器が存在する、サダム・フセインはアル・カイダとつな . . . 本文を読む
アメリカで言えばFBIに相当する英国の国内担当の情報部MI5の元エージェントの証言を読んで考えてみよう。[ちなみに映画007の主役=ジェームス・ボンドは対外諜報担当MI6所属という設定である。]MI5と言えばイギリスのFBIであり、国内担当情報部ではあるが、逆に言えば対テロ情報について常に敏感な部署でもある。アメリカとの長年の同盟国関係にあって諜報部門では常にアメリカに対して協力的であったイギリス . . . 本文を読む
論より証拠、まずは提示した映像をご覧頂きたい。イギリス英語のリスニングが得意でなければ、以下の解説を参考にして頂きたい。「A "terror exercise" was held at the same time and places as real bombs in London」、つまり「テロ演習」がロンドンでの実際の爆発と同時期に同じ場所で行われていたという事をスポークスマンが緊急ニュースで . . . 本文を読む
ここに挙げてあるイラク戦費やリアルタイム財政赤字カウンターを見ながら考えてみよう。無駄な税金の使い方は、日本国の財政赤字を減らしはしない。郵政民営化によって出来た巨大バンクのお金は、金利の高いアメリカ国債へと変わり、結果としてイラク戦費に化ける。これからは「TAX・PAYER」としての意識を高めていかないと強欲な官僚や政治家に税金を騙し取られるだけだ。いっそ「国民年金」などという名前をやめて、「振 . . . 本文を読む
リンカーンは1846年に議員に選出され、ケネディーは1946年に議員に選出された。リンカーンは1860年に大統領に就任し、ケネディーは1960年に大統領に就任した。二人は特に市民の権利に関心があり、二人ともホワイトハウスでの在職中に、それぞれの妻は子を失っている。二人とも金曜日に撃たれ、暗殺されており、その時に"二人とも"頭部を銃撃されている。ここから始まる奇妙な事実の羅列はいかなる「運命」や「必 . . . 本文を読む
タイトルは映画スターウォーズシリーズでの帝国皇帝のルーク・スカイウォーカーに対する言葉からである。己の父親がルークの最大の敵、ダース・ヴェイダーであると判明した後に、黒幕である皇帝に招聘され邪悪な教義への入門を強要される。ルークの父親がかつて誘惑に負けて悪の道を究めんとしたように、まさにルークも善と悪(誘惑)の葛藤のギリギリの所で、皇帝に試されるのである。己が信じてきた善はまさに滅びようとし、悪は . . . 本文を読む
愛・地球博/市民パビリオン[瀬戸会場]で2005年7月8日に吼えてみた。「宗教間対立を煽る報道は一切やめるべきです。」私の声がグローバリストの緒方貞子女史(日米欧三極委員会所属)に届いたかどうか。「世界青年宗教者平和会議」とあって"私の叫び声"は、英米の主要メディアによって悪とみなされ、そう描かれたムスリム達の声であり、国連など国際機関によって絶滅種コレクションに入れられてしまった世界先住民達(ネ . . . 本文を読む
[以前書いた記事だが、愛・地球博のトラックバックセンターに公表する事を決め、敢えて全面に押し出しました。]忘れるといけないのでこれだけ記しておきたい。それは愛・地球博である。ご当地人間としては関わらざるを得ない、あの「バンパク」だ。「自然の叡智」やら「環境の保護」やらお題目は素晴らしい。開催されて2ヶ月ばかりになるかどうか、その間に実に2度も訪れてしまった。色々と見てきたが、どうしても気になること . . . 本文を読む
市民の安全な生活を警察官が守るように、国家の大切な機能として国民の安全を保障するという事がある。国家の安全保障には普通軍事組織である「軍隊」があたる。「軍隊」は自己完結性の高い組織であり、有事の際には現場の判断で反撃できるような態勢がとられるのが普通だ。もちろん現代社会においては「軍隊」は軍人のみならず文民である議会の議員などによって監視される。では日本の国防を担うとされる防衛庁・自衛隊は軍事組織 . . . 本文を読む
「落ち」が見える話は面白くないかも知れない。いや、そうではないという方々もいるだろう。「水戸黄門」「吉本新喜劇」「古畑任三郎」はたまた「スターウォーズ・エピソードⅢ」(2005当時最新作)とて、第一作目からフォローしている大ファンにとってはある意味文字通り時代を超えた、落ちの見える偉大なるマンネリズムかも知れない。私はというとこれらの「落ちの見えた話」が実は好きだ。
助さんの印籠、古畑警部とスポッ . . . 本文を読む