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昨日まで小松菜奈を好きだったカルチャー好きの若者男子へ

2016-09-19 19:18:54 | 日常





どうやらわたしの周りの若者たち(男)の元気がないと思ったら小松菜奈がBIGBANGのG-DRAGONと付き合っていた、だかららしい。
現実を知り沖縄に帰る者(帰れ帰れ)レコードが救いとバイト代全部使って爆買いする者(買え買え)ただただ落ち込む者(泣け泣け)....
さて、問題はどこにあるかといえば会ったこともない芸能人やモデルやアイドルを純粋に好きになるこのバカ共のへなちょこな心と元気なチ○ポにあるに決まっているのですが、しかし優しいわたしはこの可愛い若者たちの為に今回も大人のせいにしてみようと思います。


わたしが小学生や中学生だった80年代はそれこそアイドル黄金期と言われた頃で御多分に洩れず松本伊代や斉藤由貴や武田久美子に自分も夢中になったのだが(この時点からわたしのセレクトはなにか微妙であった)そんな彼女たちにマジ惚れしてる13歳の自分がいることは世間になるべく隠すまでもなくとも決して大きな声では言わず、中1のボクは佐野元春やYMOを聴いているんだと主張しながら隠れて彼女たちのファンクラブに入り、さらに中3になる頃にはもはやわたしは洋楽しか聴かないのだとスタイル・カウンシルやブロンスキー・ビートやフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドのレコードでカモフラージュしながら真剣な態度で菊池桃子やおニャン子の握手会に並んでいた。
そして中3の夏のある日突然、わたしはアイドルを卒業した。


そう、わたしが若い頃は、芸能人やアイドルは青春時代それも小学生から高校生までの子供向けというのが世間の認識であったし、だから一世を風靡するアイドルはみな脱アイドルしていった。
最初はフリフリのドレスを着て歌っていた山口百恵や小泉今日子や僕の好きだった菊池桃子だってある時を境に、ある者は大人の恋愛を綴ったバラードを歌いある者は演者として大成しまたある者はラ・ムーとなって違う違うそうじゃないの裏面で渋谷で5時〜とかまきり夫人の息子と結婚し別れ1億総活躍国民会議の民間議員となった….彼女たちアイドルはそうやって成長していった。
それでは、ラ・ムーをどうぞ。





(出た瞬間にファンも身内も本人も失敗したとわかった黒歴史も今や80'sジャパン・ミュータントとして国内外人気のレア盤となっております)



さて、成長、などという言葉を使うといまのアイドル好きの人達にとても怒られるでしょうが、過去と今のアイドルの楽しみ方が大きく違うのは僕だって理解しているつもりです。
そしてオタと呼ばれる中でも本当のオタクの人が僕は大好きであります。
アイドルオタでウチで扱うような音楽のレコード好きも多いしね。
というわけでわたしが言わんとすることはアイドルが悪いやらアイドル好きが悪いという話では全くなく、BIG LOVEに通う若者男子がファッション・アイコンと惚れた小松菜奈が惚れたBIGBANGはアイドルではなく日本のファッションやカルチャーの大人たちも認めるアーティストそしてとてもリスペクトされた人達だったという事実であります。
知らんかった…
そしてその辺のイケてる服屋に彼らが来たらVIP待遇らしいクラブなんて尚の事。
昔は芸能人がクラブなんかに来たら「なんであんなのがここにいるんだぁ?」と本人に聞こえるように言われたものなのにな。
いまのクラブはあの頃のクラブじゃなくてあの頃のディスコだからそりゃそうだろうけど。

たしかに裏原が芸能人を崇めはじめてから久しくそしてずっとそんなんだから小松菜奈だってBIGBANGに素直に憧れ惚れるのだろうし、うーんと何を言わんとしてるかわかるでしょうから勘違いしたところから怒られるのは嫌なのでこれ以上細かくは言いませんが、つまり小松菜奈がBIGBANGのG-DRAGONと付き合ったのはキミたちがカルチャー好きであるせいではなく90年代に芸能人をストリートに招き入れ崇め未だカルチャーで稼ぎ生きる大人のせいだということです。
どうでしょうか、少しは元気が出たでしょうか。
というわけでキミたちは安心して(?)小松菜奈のことは忘れ、どうかそのまま精進し各々のエッジーを極めたまえ。



エッジーってなんなの?と言われてもオレが聞きたいくらい今のわたしは毎日の犬の散歩で疲労困憊いくらでも身も心もマスに売れるほどでこのままどこまでも流されいつか芸能人と付き合いたいな...ってバカッ!キミたちの今の気持ちを代弁しておいただけだ、日本の未来を背負って立つオマエらはいますぐ反省の意味を込めて坊主にしなさい。
そう、このエルペロデルマーのように。




El Perro Del Mar - Breadandbutter


北欧の女性リーダー格、ここにきて自主レーベルを立ち上げ日本に影響されたニューアルバムを完成。
それが随分良い。
というかまあ細野晴臣ラインだけど女性がやるとまた違って良いね。

しかしキミたちはまた思うであろう。
待てよ、このMVを見た彼女が突然坊主になったらどうしよう...と。
バカッ!そんなことで悩むちっぽけな男だから小松菜奈も中条あやみも(←今覚えた)現代のカルチャー若者男に死んでも寄り付かんのだ。
というオレでもキミよりBIGBANGの筋肉に抱かれたい。
しかししょうがない、教えよう。
万が一彼女が坊主そんなことになった時はな、決して口に出さず心の中だけで「早く髪の毛伸びますように」とただただ祈れ….














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