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Matthew Bellosiと僕が好きだった貸しレコード屋のお姉さんの話

2015-10-22 23:59:31 | ZINE










BIG LOVE ZINE フェア 引き続き開催中です。
なぜならまだまだ続々ヤバいブツが入荷してくるからであります。





キョー!と私は叫ぶ。
明日ではないキョー!だ。
いやそういうわけじゃなくてただの本気の叫びだ、これが到着した時の私による人間の本気の驚喜絶叫だ。
ハードコア界のみならずアンダーグラウンド界のみならず世界のアートシーンから今最高に注目を集める男Matthew Bellosiが新作ジンたちの到着。





これらのZineの佇まいだけで震えないキミがいたとしたら私はキミ以上にそんな世の中が信じられない。
だから言ってるじゃないか世の中は信じるな無理してでも己で震えろって!
昔の大人じゃない大人がそう教えてくれた。
そう逆から、っていう手がある。
みんなそうだった。

「昔のだったらヴェルヴェット・アンダーグラウンドかラヴかな。でもレンタルでよろし。ジャニス・ジョップリン?あんな女は大昔のただのヒッピーよ。マネするのはドラッグだけにしなさい。そうね、いまならコレかな。でもこれはレンタルじゃなくて、買うのよ。」

と、中学生の時から通っていた3駅先のレコード・レンタル屋のお姉さんに見せられて貸し出すのは拒否されたMinimal Compactのアルバムを後日中心街の輸入盤屋で探しまくりなんとか購入、日課のマスターベーションも忘れひたすらひとり部屋でその良さをわかったふりして聴いた高校1年生の10月。
そう、わからないのは今のちっぽけなキミがちっぽけなだけであるから、わからないと判断するのはちっぽけなキミであってはならないのだ。
わたしはレコード・レンタル屋のきれいなお姉さんにただただ従った。
決して「きれい」なだからではないぞ。
いや...正直それは大いにあった。
3:7、いや5:5、いや9:1くらい…で、ある!
どっちが9かとか聞くんじゃないぞ。
ただ、彼女が「きれい」なだけだったら、私はまちがいなく振り向きもしていない。
わざわざチャリで丘越え河越えレコードなんぞ借りに行っていない。
そして「きれい」じゃなかったら、わざわざチャリで丘越え河越えレコードなんぞ借りにも行っていなかったであろう。
つまりお姉さんが「きれい」だったのは必然だったのだ。
お姉さんは「きれい」だったから、ジャニス・ジョップリンを古いババアと一蹴しすごく良いと思うレコードは貸さずに街で買ってこいと言ったのだ。
当時街中で流れていた大滝詠一や山下達郎なんかを勧めることは決してなかった。
彼女は「きれい」の義務を果たしてたんだ。


...なんだか良い話ぽく書いてみたが、まーーーーたく話が逸れている。
とにかくMatthew Bellosiに夢中になってしまうところから始めてみるのがいいとオススメするのです。
僕もそうします。






BIG LOVE特別エディション。
ナンバリングとサイン付き。
とりあえずこ買って無理矢理にでも鼻血を出してみよう。
そして彼がベースを担当するAnxiety Hammerのファースト7インチも最終入荷しています。







鬼よい。







Big Love Zine Fairはじまりました

2015-09-27 18:51:26 | ZINE






Big Love Zine Fairはじまりました。





誰がみても明らかなパワーアップ。
春果さんがニューヨークから運んできたモノのと送られてきたモノ、それは海外の音楽とストリート・カルチャーに関係したモノばかりです。






Cali Thornhill-DeWitt率いるWSSFのTシャツ、残少。






そのCaliも参加している8-Ball Zineのボックス類もあと少し!
オレが客なら良かった、ぜんぶ買ったのに。



Jane 'Pain' Chardietも写真展に合わせて2冊のZineがあります。





もちろん展示の写真も販売してます。










こんなアンダーグラウンドに死ぬまで魅了されながら(それが正常でない意味がどれだけ考えてもわかりません)メジャーギリギリの彼女の新作を意外と聴く。



Lana Del Rey - High By The Beach


アンダーグラウンドといってもソレに守られているだけのソレは大嫌いだし天然ではなくいきなりポップでメジャーなアーティストや一般人ほど憎むべき者はいないとも思うのですが彼女によるポップ・フィールドはなんだか三島由紀夫ぽくて好きになる。
決してオッパイ理由ではありません。
ただ言ってみただけです。





















お待たせしました。今週末よりBIG LOVE ZINE FAIRです。

2015-09-22 09:12:24 | ZINE



シルバー・ウィーク連休中ですが本日も新しいレコードが入荷しますよ!
税関はお休みなしです、ご苦労様です。
運送会社によってはお休みもしくは特別料金になるので入荷がないように未だ勝手に思っているのはレコード屋勤務数十年の私だけだった。
働かなければ...
そして連休も中日を過ぎると特に原宿の外れの方は田舎のように寂しくなるので、今日からなんとなくダブル・ポイントです。
昨日来てくれた人も来てください。
トリプル・ポイントにしてあげる。





ところでCali Thornhill-DeWittはじめ8-Ball ZineのNatことNathaniel Matthewsなどの仲間と春果さんが出張出展していたニューヨークのアート・ブック・フェア同様、昨日まで東京でもアート・ブック・フェアが開催されていたようですが、BIG LOVEでは今週末よりお待たせいたしましたZine Fairの第二弾開催です。





今回はレコード・ショップ側全体を使ってフェアしたいと考えてます。
そうまだ考え中、いまはデストラクション・ユニット疲れと犬の世話で動くことはできないのだ。
で、いつもの入ってすぐの奥のスペース、こちらにてニューヨーク・アンダーグラウンド・シーンでいまもっとも注目される女性Jane "Pain" Cardietの個展も同時開催します。







彼女はSacred Bones ~ Ascetic House周辺はもちろん現在のニューヨークのインダストリアル・ノイズそしてハードコア・シーンの中心に存在する女性です。ライター及び写真家としてニューヨークのリアルなアンダーグラウンド・シーンを記録発表しながらZineの制作さらにCiarra BlackとのデュオAppetiteとしてAscetic Houseから作品をリリースする音楽家でもあります。






Appetiteのインタビュー「Wondering Sound」
Appetite


Appetiteはすでにエディ・スリマン先生もお撮りになっているようです「V Magazine」
Appetite


Janeによるシーンを牽引する有名なサイト「JANE PAIN」
JANE PAIN



彼女の作品の展示及び販売そしてもちろん彼女の新作Zineも。







いつも思うことなのですがそこにアート・ブック・フェアがあっても、今の東京のその場所には「音楽がない」じゃないですか?
とにかくなにやってもこれが不思議、そしてこの15年において日本の一番の問題だと思うのだけど、同時期に開催されていたニューヨークでは音楽が直接的でも結果でも絡んでないものなんて本当まずないと思うんです。
日本には凄く才能ある若い人が多いと思うけど、例えばゴシックだったりホラーだったりのようなテーマの素晴らしい作品があったとしても、でもベースやバックボーンには音楽が全くなかったりして。
ゴスとかブラック・メタルとか全く知らなくてできちゃうという。
いやそれは逆に凄いと思うけど、そこが海外の人たちが本当に不思議がっているところでもあります。
またこうやって音楽っていうと「いやジャズが好きですよ」とか「ストーンズとポール観に行ったから!」とか「クラシックはマニアばりに好きだから」とか「海外でライブやったから」とか言われて、いやそういうことじゃなくて…なんて両親からプロらしき人にまでそんな話が通じない状況なんだと外人に話しても、これほどまでに先進国の日本がまさか冗談だなハハハと理解さえしてもらえません。
この現状が世界にバレたらリーマン・ショックどころの騒ぎじゃない、実は日本人は人間を食べていた、というくらいのショックだと思うよっ(笑)
と最後は(笑)でしめておけばなんとかなるのですが、いやしかしでもそれもこれも私が随分サボってきたなによりあの時日和ったせいであります(なにもかにもすべては大人が日和ってるだけの問題だと思う)。
そう、わたくし仲真史には日々反省修復しかございません。

というわけで、もちろんBIG LOVEのZine Fairは激「音楽」絡みモノばかり揃えてます。
ただいま春果さんがニューヨークの仲間から渡されたモノをたんまり空輸中であると思います!
ご期待ください。












「仲ZINE」2015年夏号完成

2015-08-10 19:21:22 | ZINE


新しい「仲ZINE」完成しました。





今回のテーマは「ニューヨークにまた行ってきました」、6月のニューヨークの旅で買ったレコードを紹介しながらいつものようにこのようなブログで言うと面倒な私の独り言を露骨に収録しています。
限定100部です。通販もそろそろアップ致します。
ちなみに土曜日と日曜日に販売した分から本日からの販売分はアップデート改訂版となっております。
誤字脱字&ちょっといやだいぶわかりにくかった分をお直し。
取り替えたい方は言ってください。





スーベニール用のステッカー出来ました。





3枚セット、ご来店記念にぜひどうぞ。
こちらは店頭のみの販売です。




告知していましたように今週末はついにL.A.のフェスティバル「Berserktown II」です。






みなさまなんとまだ間に合います(笑)たぶん。
一緒に行きましょう。

ということでその間のBIG LOVEの営業ですが、わたくし仲はじめ春果&マルは渡米しますがBIG LOVEは休みません!
なんとその間はCHIRO嬢はじめサブ・スタッフがあなた様のお越しをお待ち致します!!
ということで8月の15日土曜日ー18日火曜日の4日間は5:00PM夕方からの営業となります。
どうぞみなさん、僕の不在中ぜひお力添えよろしくお願い致します!








Rat Columns - Fooling Around (Long Version)


そのBerserktown IIにも出演するTotal Control直系のRat Columns、限定500枚の12インチ。
当店ギターバンド系人気No.1、蒼いだけではないどこかが違う鳴りが未来へ向かわせてくれます。










Imperial Pictures Publication新作「Bang!」

2015-03-23 20:12:20 | ZINE






エロいの到着。

Zineフェアで入荷した際にはex-Dirty Beachesのアレックスからも取り置きの連絡があった(いつくるかわからないので取ってはいないよ)Jacques Magazineを出しているImperial Picturesの新しい作品「Bang!」





Art Direction by Amy Hood
Photographs by Jonathan Leder
Original Stories by Jacq Frances



こちら日本ではBIG LOVE独占販売とのことです。
相変わらず他人事な感じですが、BIG LOVEでは本屋でもなくましてやエロ本屋でもなく(エロ本屋には間違えられそうな店名ではありますが)さらにこのように素晴らしいマガジンを取り扱おうと思うお店さんが今時の日本にあるだけで素晴らしい事なのに、さらに本当にオレごときがこの本の素晴らしさをわかっているといえるのだろうか、と考えたりすればひとまず飲んで飲んで飲みまくらないと今晩も寝れそうにない。
というわけで非常に気が引けてそうなこと言ってるあとに言う言葉ではないかもしれませんが、買ってください。


そういうこと言っていてもダメなのだ。
オマエが遠慮したところでみてみろ、この10年で東京のカルチャーと名のつく店はほぼ全部なくなったじゃないか。
と、この前もニューヨークからひさびさ来た外人に説教された時の英語だけ日本語のごとくわかるのはなぜだろう。
神のお言葉と思い生きていきます。


世界限定1,000冊です。





つまりカルチャーなど無理矢理押し付けられないとわからない。
僕は己洗脳しかしてないぞ。
だから今日からキミも無料動画ではなくコレで抜け。
コレで抜けたらキミは相当カルチャーありもしくはド変態だ。
つまりそのどちらもカルチャーあるーなレヴェル。


僕の知人は仕事中ガマンできずにSYLVIAのレコード・ジャケットにて5分で処理したらしい。
ちなみにコチラ。




SYLVIA - PILLOW TALK


バカッ!
超人か。
いやソレくらいがっついていかなければカルチャーは楽しめません。