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汚れちまった悲しみに(←意味なし)

2019-02-28 08:02:48 | 新入荷 JUST ARRIVED




Parquet Courtsから連絡があり新作のTシャツが到着。





デザインはもちろんAndrew Savage。
Andrewは画家としてもバンドばりに評価されていてその証拠の一つでもあるのですがグラミー賞の「Best recording package」にノミネートされていたり、そっちも凄い!



で、Cloud Nothing以下これまでにUK&USAの9765バンドほどのレコードを買っている常連様によるとParquet CourtsはTシャツはフジでも売ってなくてネットにもないらしくフェイスブックで「もう売ってねえからメールよこすんじゃねえ」と書いていたと彼女が言うので、本当はサイトでも販売するつもりだったのですが外人とかからの問い合わせが面倒なのでやめました。
でもこのブログ見て欲しい人はレコードご購入の際のコメント欄に「Parquet CourtsのTシャツの◯◯サイズが欲しい」と書いてくれれば在庫あれば一緒に送ります。
SからXLあります(今なら)







Jessica Pratt - This Time Around (Official Video)

そういった雰囲気ものとは違うし、だとしてもここまで突き詰めると世界中からそれ以上いやそれ並みの評価は受けにくくなるという、つまりその時代に素晴らしいレコードは意外とその瞬間は世間から受け入れられにくい。
僕の時代のStone RosesやMy Bloody ValentineやPrimal ScreamだってJ&MCでさえも結局あの辺全部そうでした。
しかし時が経つといきなりレジェンド扱いされ、その時評価しないどころかバカにしてたような類の人に限ってそう言ってたりするので人間って本当に恐ろしいわけですが、みなさんはこの瞬間にこのレコードを確認できるのだからそれはとても素敵です。

というわけで、今日もなんだかたくさん入りそうなので作業に戻ります。
また書きます。














BIG LOVE RECORDS、2月上旬の入荷紹介です。

2019-02-07 19:15:49 | 新入荷 JUST ARRIVED






店のモニターには最新入荷そして今後入荷予定の新しいレコードからのミュージックヴィデオが流れているのですが、そして何度も言うようにそれをYoutubeから盗んで編集しているのは私であり、ラジオやってそれもやって通常の仕事をしてなどなど、もうブログなど書いてる暇などないのです。

と、嘆きのふりしたいつもの言い訳ですが、Youtubeから盗めというのはアーティストやレコード会社からの指示で、もちろん作り始めた当初はいちいち彼らに連絡して直接動画をもらったりしていたのですが、みんながみんなもう勝手に盗んで良い、というかそんなこといちいち気にするのは日本人だけだし問題視する意味がわからない、みたいな感じで、だから2000年代に日本は音楽をストリーミングで楽しむ行為を恐れ否定しさらにはコピーガードのようなCDを作ることに力を注ぎ、よって衰退の挙句世界から文化や感覚が10年遅れてしまいました。
そしてその一番の犠牲者は日本の若者たちで、彼らはカルチャーへの接し方がわからないので本当のユース・カルチャーを生みだすことは出来ない、ことにもがきます。








Jay Mitta feat Dogo Mjanja: TATIZO PESA

しかし日本にはわかっている若者も確実にいて、彼らはカルチャーはアンダーグラウンドからしか生まれないということもしっかりと知っています。

タンザニアやウガンダに住む彼らも同じように知っていて「売れてる音楽やクールぽいからといったものではなくて」とアンダーグラウンドにて自分たちの活動をはじめそして結果それ以上に世界で注目されることとなった、しかもあっという間に。
でもそれは決して彼らが特別な才能を持っていたわけではありません。








LINEKRAFT :: Urban Deterioration - Edit [Official Video]

ラジオをやり始めてもうクッタクタですが、BIG LOVEのモニターで流れる通称BIG LOVE MTVはまじ毎日くらい更新してます。
これだけはサボれません。
なぜなら視覚から入るとまた全然違うことやものを発見でき、それはストリーミングで音楽を聴くのとレコード屋に行ってレコードを触って買って音楽を聴くのとは全く違うのと同じで、そして大人がよく言う『レコードをプレイヤーで聴くレコードの音の温かみ...だから若者たちはレトロ感覚でレコードを買うのだ』などといった戯言は見当違いどころかデマ、フェイクニュースと同じでそしてその被害はとても甚大で、だって欧米やアジアの子と比べ圧倒的に日本の若者がカルチャーや特にレコードに夢中でないのは、一番は我々、特に私のせいですが、とは叩かれる前に心なく言っておいただけですが、つまりそんなんじゃ若者がピクリともドキリとするはずなくとにかく夢中になるわけがないからです。
レトロ感覚なんていうのはおっさんしか感じられないレトロ感覚です。

日本のLINEKRAFTさんの美学が素晴らしいのは細かいところをサボらずそれを追求しているからで、それが結果音楽のジャンルや活動がどれだけアンダーグラウンドであろうが外に向いていることとなっている理由で、しかし日本に限らず自分が好きなことなのにそれを恣意的にやり過ごすのはありがちなことです。
それはなんでも簡単にそれなりに主張できる時代になったからですが、しかし逆に世界は細かいところを気にしています。
世界中の才能が簡単に見つかるこの時代においては、ちょっとした才能やセンスを持っていることは全く特別なことではありません。










Girlpool - "Where You Sink"

つまりYoutueを回って回って盗んで盗んで約40個のヴィデオを2時間のBIG LOVE TVとして毎朝泣きながら編集している私のような行動をぜひ見習うべきであり、そしてその対価を私に与え私をなんだか潤しなさい!
と、言っていることがキ○ガイになっているのは疲労のせいでもなくいつものことで、そんな私をサイコパスなどと揶揄するのは見当違い、もはやそんなものはとっくに超えてとっくに本当の人間と私はなっているのだ。

そしてそんな私同様にGirlpoolは男女やクイア云々を音楽で超えてきた。
それに気づく人間はこの人間界ではレディガガやクイーンに涙する者よりとても少ないだろうけど、あなたや僕やその友人たちは彼らの音楽でいま泣いているのだから、Girlpoolはレディガガやクイーンがサクセスした時と同じくらい成功している。










N0V3L - TO WHOM IT MAY CONCERN

少なくとも2019年の2月、僕らはN0V3Lを聴いていて、このとんでもないヴィデオを観ている。
何に対しての少なくともかは教えない。
だけどもしかしてこのヴィデオをBIG LOVEのモニターで観てる人がいたとしたら、実はその経験に勝るものは本当にありません。
それはBIG LOVEに限らずの話ですが、でも僕らはそれになかなか気付けないもので、しかしそれに気付いてる特別な外人がBIG LOVEを特別だと言ってくれ、そしてそれに騙された他の欧米人やアジア人が「なんだ全然大したことないじゃん」といった顔をしながらBIG LOVEから出ていくのですが、それは僕らがレディガガやクイーンに憧れなかった証拠でもあります。

N0V3Lのデビュー・レコードはまだです、慌てないでください、2月14日発売です。