27. Carla dal Forno – You Know What It's Like (Blackest Ever Black/UK-AUS)
F INGERS, TARCARのCARLA DAL FORNOの1stアルバム。
最高だったのだけど、このアルバムの先行7インチ・シングルをUKのディストがウチの大量オーダーを見落としやがっていて入荷せずに廃盤となってしまったその恨みでここまでランクが落ちています。
レコードなんて音楽なんてそんなことで好き嫌い左右になれるもの。
だから助けなどをそれに求めてはいけないと思うのです。
CONNAN MOCKASINそしてLATE OF THE PIER, LA PRIESTのSam Dustによるまさになプロジェクト。類は友を呼ぶなー。実はCONNAN MOCKASINは彼がデビューして二枚目くらいまでやたら日本盤を出してくれ日本に呼んでくれと今ではエレクトロDJとして有名になったEROL ALKANにやたら言われて「いや、まだ早い(潰す気か)」と断り、Sam Dustの方はそれこそ彼らがLATE OF THE PIERとしてデビューした2007年頃からコンタクトしていて(オイっもう10年前かよ)来日公演の際は店にも来てくれたし、これは超言ってなかったけどSamが運営していたレーベルZarcorpと、今やマルくんの黒歴史とも言われる(笑)彼もベースでメンバーだったAVALONというバンドは実は契約まで行ったけど結局出なかったという(笑)あれはほんと本人も僕も一生懸命やったんだけどね、他人の助言などの小手先だけではダメなのだな、と本当に思い知らされたものだった。彼らはマジ才能はあったと思うけど結局本人が本当にやりたい本当に好きそして本当に自分で理解しているものじゃないとダメなんだと、凄い反省しました。だから今の僕があると僕は思うけど、彼らには迷惑かけた、ごめんなさい。もっと違う生き方してたら今頃大金持ちになってたかもしれないのに...いつもそう思うから日本人を出したくないんだよなあ。今年は前のブログで書いたように日本人をついに色々出せることになった分、ずっと考えてしまう...いかん!なんか最近暗くなりやすく鬱直行の気配があるからアヤちゃんとかナナちゃんとか若い人に殴られて気合い入れ直さなければいけない。ただこのAVALON、アルバムとかは今聴いても日本人としては悪くはないと思う。僕がそう思うくらいだから日本ではマジで評価されなかったけど。
まるでBlazeの"25 Years Later"をDean Bluntが再構築したかのようなと言いすぎたい愛するか死ぬかなダーク・ロマンス。こういうタイプってやたらチチッとビートをちりばめたりなのばかりでアレが一瞬でも入ってると僕はほんと聴く気が失せるのだけど、そういうのが一切ないバランス含めセンスと意気込みが超好みでした。
9. The Radio Dept. – Running Out Of Love (Labrador/SWE)
Mac DeMarco以降もCaptured Tracksは本当に良質なバンドをピックアップしているけどそれだけじゃダメだというのはリスナーのわがままなのかレーベルの宿命なのか。Mournの少女や少年はスペインのこれまでのアンダーグラウンド・カルチャー信奉国家故に生まれただけなのだけど、でも確かにCaptured Tracksが発見しなければ僕らもこんな素晴らしい若者たちを知らずにいたのかもしれない。レーベルってホント難しい。
6. Marie Davidson – Adieux Au Dancefloor (Cititrax/US-CANADA)
9. Pink Flames – I'm Just A Star On A Democratic Flag (Raft Records/7"/UK)
The HorrorsのFaris Badwanとその弟でLOOMのフロントマンであるTarikと始めたレーベルRaftがリリースしたNovellaのIsabelとThe Proper OrnamentsのMaxによるPink FlamesのデビューEP。The HorrorsやTOYのメンバーやJC FlowersのメンバーであのS.C.U.M.にも参加していたEdgar SmithさらにThe HISTORY OF APPLE PIEのJerome Watsonが参加し、さらにジャケの写真とヴィデオはなんと元JESUS AND THE MARY CHAINのDouglas Hartというだけでも良いUKインディ感の醸しが好みなサイケデリック。
8. Patience – The Church / My Own Invention (Night School/7"/UK)
Veronica FallsのRoxanne Cliffordのソロ。彼女はこの10年くらいでThe Royal WeやSexy Kidsそして僕はこれが一番好きだったBaggy Attitudeのメンバーとしても活動していたけど、年月を経ても全く色褪せないというか時代と共に鳴っているインディというのが素晴らしい。レーベルもNight Schoolだし。
7. Shame – The Lick / Gold Hole (Fnord Communications/7"/UK)