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明日10月1日土曜日からBig Love Zine Fair開催です!

2016-09-30 20:49:42 | 新入荷 JUST ARRIVED



わたしたちのようなインディペンデントな仕事をしている場合、とても良くないことですが仕事量がちょっとでも増えるとてんやわんやで案の定このブログの更新をサボるわけです。
というわけでこの一週間のBIG LOVEの様子。


先週末は突然かの有名なミシシッピ・レコーズとPortland Art MuseumとMississippi Recordのポップアップショプがありました(もう遥か昔のようだ...)





準備中。
スーツケースがウチにあるから彼女はまだ日本にいるのだろう...
一緒に来たボーイフレンドがよく見たら!!!(Chk Chk Chk)の元メンバーだった。





L.I.E.S.からリリースするJahiliyya FieldsとOPAL TAPESからのアルバムが最高だったPATRICIAによるコラボレーションINHALANTSの来日公演があり(されどそんな日がある東京は良いね)そのふたりが来店。
自分達で作った未発表の自主CD-Rを持って来てくれて今ならまだ売ってます。





新しいデザインのTシャツ、たぶんそろそろ出ます。
デザインはCali Thornhill-DeWittと新しいブランドSome WareをはじめたBrendan Fowler。





新しいドリンク、マロン・ミルク。
毎日いるナナちゃんはマイロくんより先に16歳になりました。
その冷たい目はさらに磨かれ、さきほど佐川急便に「な、なんですか!?に、睨まないでくださいよ!」と逃げられるほどに。
よいと思います。




<iframe style="border: 0; width: 350px; height: 470px;" src="https://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=961056725/size=large/bgcol=ffffff/linkcol=0687f5/tracklist=false/transparent=true/" seamless>Unity by Unity</iframe>


どうでもいいけど超好みという超好みのタイプ。
ひとりで青春したいレコードだけど友達と共感もしたいと1mm思わせる貴重な一枚。





明日10月1日土曜日から、年に一回か二回のBig Love Zine Fair開催です!
春果さんが偶然買い物に訪れたイラストレーターのシライケンさんに強制でフライヤーを書かせている様子。
恐いな...
えーと明日は何時からでしょう?
教えてください。
僕に聞かないでください。
春果さんのインスタをチェックしてください。
どうか夕方からでありますように...


追記:Zine Fairは7:00pmからだそうです!

















ポートランドの美術館Portland Art MuseumとMississippi Recordsのポップ・アップ・ショップやります

2016-09-22 20:54:44 | SHOP




突然ですが今週の土曜日ポートランドの美術館Portland Art MuseumとMississippi RecordsのPOP UPショップやります。







突然なのですけど突然なのでBIG LOVEの一角でやる軽い感じだと思います、だと思います思います思います...
レコードとテープとジンなども売っています、だと思います思います思います...
とにかくわかっているのは...わたしのプチ改装は必要だというころでしょう。











昨日まで小松菜奈を好きだったカルチャー好きの若者男子へ

2016-09-19 19:18:54 | 日常





どうやらわたしの周りの若者たち(男)の元気がないと思ったら小松菜奈がBIGBANGのG-DRAGONと付き合っていた、だかららしい。
現実を知り沖縄に帰る者(帰れ帰れ)レコードが救いとバイト代全部使って爆買いする者(買え買え)ただただ落ち込む者(泣け泣け)....
さて、問題はどこにあるかといえば会ったこともない芸能人やモデルやアイドルを純粋に好きになるこのバカ共のへなちょこな心と元気なチ○ポにあるに決まっているのですが、しかし優しいわたしはこの可愛い若者たちの為に今回も大人のせいにしてみようと思います。


わたしが小学生や中学生だった80年代はそれこそアイドル黄金期と言われた頃で御多分に洩れず松本伊代や斉藤由貴や武田久美子に自分も夢中になったのだが(この時点からわたしのセレクトはなにか微妙であった)そんな彼女たちにマジ惚れしてる13歳の自分がいることは世間になるべく隠すまでもなくとも決して大きな声では言わず、中1のボクは佐野元春やYMOを聴いているんだと主張しながら隠れて彼女たちのファンクラブに入り、さらに中3になる頃にはもはやわたしは洋楽しか聴かないのだとスタイル・カウンシルやブロンスキー・ビートやフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドのレコードでカモフラージュしながら真剣な態度で菊池桃子やおニャン子の握手会に並んでいた。
そして中3の夏のある日突然、わたしはアイドルを卒業した。


そう、わたしが若い頃は、芸能人やアイドルは青春時代それも小学生から高校生までの子供向けというのが世間の認識であったし、だから一世を風靡するアイドルはみな脱アイドルしていった。
最初はフリフリのドレスを着て歌っていた山口百恵や小泉今日子や僕の好きだった菊池桃子だってある時を境に、ある者は大人の恋愛を綴ったバラードを歌いある者は演者として大成しまたある者はラ・ムーとなって違う違うそうじゃないの裏面で渋谷で5時〜とかまきり夫人の息子と結婚し別れ1億総活躍国民会議の民間議員となった….彼女たちアイドルはそうやって成長していった。
それでは、ラ・ムーをどうぞ。





(出た瞬間にファンも身内も本人も失敗したとわかった黒歴史も今や80'sジャパン・ミュータントとして国内外人気のレア盤となっております)



さて、成長、などという言葉を使うといまのアイドル好きの人達にとても怒られるでしょうが、過去と今のアイドルの楽しみ方が大きく違うのは僕だって理解しているつもりです。
そしてオタと呼ばれる中でも本当のオタクの人が僕は大好きであります。
アイドルオタでウチで扱うような音楽のレコード好きも多いしね。
というわけでわたしが言わんとすることはアイドルが悪いやらアイドル好きが悪いという話では全くなく、BIG LOVEに通う若者男子がファッション・アイコンと惚れた小松菜奈が惚れたBIGBANGはアイドルではなく日本のファッションやカルチャーの大人たちも認めるアーティストそしてとてもリスペクトされた人達だったという事実であります。
知らんかった…
そしてその辺のイケてる服屋に彼らが来たらVIP待遇らしいクラブなんて尚の事。
昔は芸能人がクラブなんかに来たら「なんであんなのがここにいるんだぁ?」と本人に聞こえるように言われたものなのにな。
いまのクラブはあの頃のクラブじゃなくてあの頃のディスコだからそりゃそうだろうけど。

たしかに裏原が芸能人を崇めはじめてから久しくそしてずっとそんなんだから小松菜奈だってBIGBANGに素直に憧れ惚れるのだろうし、うーんと何を言わんとしてるかわかるでしょうから勘違いしたところから怒られるのは嫌なのでこれ以上細かくは言いませんが、つまり小松菜奈がBIGBANGのG-DRAGONと付き合ったのはキミたちがカルチャー好きであるせいではなく90年代に芸能人をストリートに招き入れ崇め未だカルチャーで稼ぎ生きる大人のせいだということです。
どうでしょうか、少しは元気が出たでしょうか。
というわけでキミたちは安心して(?)小松菜奈のことは忘れ、どうかそのまま精進し各々のエッジーを極めたまえ。



エッジーってなんなの?と言われてもオレが聞きたいくらい今のわたしは毎日の犬の散歩で疲労困憊いくらでも身も心もマスに売れるほどでこのままどこまでも流されいつか芸能人と付き合いたいな...ってバカッ!キミたちの今の気持ちを代弁しておいただけだ、日本の未来を背負って立つオマエらはいますぐ反省の意味を込めて坊主にしなさい。
そう、このエルペロデルマーのように。




El Perro Del Mar - Breadandbutter


北欧の女性リーダー格、ここにきて自主レーベルを立ち上げ日本に影響されたニューアルバムを完成。
それが随分良い。
というかまあ細野晴臣ラインだけど女性がやるとまた違って良いね。

しかしキミたちはまた思うであろう。
待てよ、このMVを見た彼女が突然坊主になったらどうしよう...と。
バカッ!そんなことで悩むちっぽけな男だから小松菜奈も中条あやみも(←今覚えた)現代のカルチャー若者男に死んでも寄り付かんのだ。
というオレでもキミよりBIGBANGの筋肉に抱かれたい。
しかししょうがない、教えよう。
万が一彼女が坊主そんなことになった時はな、決して口に出さず心の中だけで「早く髪の毛伸びますように」とただただ祈れ….














海外はレコード・ブームというよりカルチャー・ブーム

2016-09-17 11:24:47 | 新入荷 JUST ARRIVED





こちらのブログでもぜひお知らせしたいことはたくさん貯まっているのですが、ひとまずインスタなどでごまかす間に今週も週末。
9月はリリース・ラッシュのため入荷作業とそれ以上のオーダー作業も激しくあります。
犬の世話をしている場合じゃないのです。



最近はレコード・ブームと言われますが新譜ばかりの僕らだとそのような実感はなさそうでやっぱりあるみたいな感じ?でしょうか。
日本だとなぜか中古盤の方がメインな盛り上りで、あと日本のバンドのアナログ化と再発とか。
ユニオンさんもHMVさんも新店舗作ってるもんね、凄い(行きたい)。
だとしても海外は日本の10倍はと言っても大げさじゃないほどのレコード・ブームがさらに拡大しています。
というか海外はレコード・ブームじゃなくてカルチャー・ブームなんじゃないかな。
みた感じこれまでだったらカルチャーなどに興味なかったような層のお客様がBIG LOVEにもたくさん海外からやってくるし、アンダーグラウンドにしてもその地位があがったと言ったら語弊があるけど、自分達にしてもこの数年明らかに海外からの反応は違います。
先進国でこのような状況になっていないのは日本だけな雰囲気ですが、その差は一体なんでしょうか。

最近日本でもよく媒体などにDIYとかインディペンデントとか取り上げられますが、彼らが言ってるのはキャンプとか薫製しましたとかワークショップやりますとかコーヒースタンド始めましたとかただその行為のみで、実際に自身が興味を持ってその価値観を伝えようとしているのかといえばそーではなく、だから伝えられるこちら側としては人里離れた山奥で暮らす自給自足の家族の生活をみせられて「うーんウチも明日から玄米にするか」みたいな感じと一緒なわけです。
なんかわかりますでしょうか(笑)
これがヤバいんだよ、いいから言う事きいてやっとけ行っとけ買っとけ!
ってのが今の日本にはない、そんなこと誰もいうはずありません、大人はとにかく傷つきたくないのです、お許しください...
そしてその筋のスペシャリストよりも自覚のない消費者の声を正しいと判断優先し紹介してしまいます。


ここ1年くらい、オーストラリア人がマジで異常なほど完全に毎日BIG LOVEにやってきてくれるのですが、その理由のひとつと思われるのがウチが載ってる日本のガイドブックが現地でベストセラーとなってるらしい。
見せてもらうと原宿部門でキディランドと並んでBIG LOVEがメインで紹介されてる。





『原宿の外れそして階段を登る。しかしこの小さな店にはそれだけの価値がある』

大丈夫かなあ、ただ恐いだけと思うけど、オレだったら絶対階段登れない、このドアなんて開けれません...こんなんでいいのだろうか。
といった心配はオーストラリア人には無用のようで、10代から60代までのオーストラリア人がレコード買って志賀高原ビールを飲んでいってくれます。
ここに書いてある文章をぜひ目を凝らして読んで頂きたいのですが、編集者は本当にこの場所を理解し好きだから紹介しているのだというのがわかります。
そしてだからこそ正しい影響力を持ち支持されているのに違いありません。
しかもそういうものは何故か悪い客を呼ばない!マジ不思議。
だいたい日本の雑誌でどーかなーコイツ大丈夫か?みたいなのに紹介されると、どーしようものないヤカラがやってきて「かりーとのコラボのTシャツあんのー?」みたいなのばっかり。
かりーときゃりーが一緒なんだよ言い方が感覚が、もう勘弁してよー(笑)
で、この取材とか全然記憶にないんです。
たぶん紹介したいから写真とっていい?くらいの軽い感じだったんじゃないかな。
というのもなんか感じます、とにかくありがとう知らないオーストラリアの人よ。

『彼らのインディペンデント精神は日本のレアなクラフトビールを選び提供するところにも表れている』
併設したバーでは志賀高原ビールが飲めるぞぉ、とか日本の雑誌で紹介される感じでもいいけどさ、こういうのは特別に嬉しいな。







コミュニオンズの新曲ついに発売です。
さらに激った1989年のストーン・ローゼスとラーズを足したかのような赤裸々な青春。
メロディ的にはシャーラタンズかミルタウン・ブラザーズのようでわたし好み。
彼らはコペンハーゲンという街でノイズとハードコアとドラッグと喧嘩と孤独と仲間に揉まれたからこそ、自ら犠牲となってコレを鳴らす。
そのままノイズやハードコアだけやってる方が本当は楽なのに。
だからこれをバカにするのは超簡単で、まあそれもつっぱってとかだったらいいけど、ただ知らぬまに保身として言ってしまってる場合があるので気をつけたい。
それだとあと1年くらいで人生終わります。
そういうのたくさんみてきたからな...

今だと限定ホワイト・カラー・ヴァイナルあります!
このシングル自体がそもそも限定なのでお急ぎくださいー





















今のヒーローは彼らTonstartssbandht

2016-09-11 19:01:00 | 新入荷 JUST ARRIVED




ガレージ出身の女性バンドでこの1,2年もっとも当店で人気なのがこのNots。





NOTS 'COSMETIC -US GONER EDITION-' LP


とにかく僕が激推しせずともファースト・アルバムがベストセラーとなっている彼女たちの2ndアルバムはさらに疾走。オルガンがサイケデリック頼りじゃなく嫌みなくクラウト・ロックやポスト・パンク調に鳴らすのが特別で、そして全員のキャラが生きてる(彼女達であるための意識を持っている)





英語で書いたら怒られそうだけどキーボードの娘めちゃアリエル・ピンクに似てる!
バンドにとって彼女がキーパーソンなんだな。
みんなこんな音楽(こんな、というところが重要です)やってなかったらアメリカ人として幸せに暮らしていただろうに...でもだから彼女達は輝いていてここ原宿でベストセラーになっているのです。
こういう音楽を好きでいながら普通の幸せも同じように求めると地獄に落ちます。
気をつけろっ!






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TONSTARTSSBANDHT 'OVERSEAS' 2LP

気をつけたいのはおおおおおー!ついに彼らの時代が来た。
もちろんウチでは2010年前半くらいから推してましたけど、いまこそ時代がついてこれる2016。
この2014年に発売された2枚組のライブ盤は当時予約で完売して100ドル越えのプレミアがついていましたがこの度彼ら自身のレーベルから発売。
なんと世界でBig Loveが最初の販売店です!
でもね、これを仕入れる為に彼らとどんだけ長い間メールしあっていたか...ほんとそれ入れたら採算マジであわないよ。
いまどき輸入レコード屋なんてそんなの当たり前の話で、というか存在出来てるだけで感謝感激守護霊様ありがとう。
よしこれで今週は良い事しか起きないだろう。







今週と言えばそう、このTonstartssbandhtが来日公演をするらしいのです。
誰も知らない...何故!?
ちゃんと教えてくれればウチのお客様だけで100単位で入るのにー
よくは知らないのでみんなググって調べてみよう。