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2015年を振り返える(その2)

2015-12-30 20:26:13 | 日常




本年もありがとうございます。
本日30日、BIG LOVE2015最終営業日でした。







マルくんが率先的に廊下のモップかけをしてる貴重な一枚です。
今年一年素晴らしく働いてくれました。
ありがとう。





2015年を振り返える(その2)と言っても、もう振り返ることもありません。
2016年はもう来てるのだ!

ということで6がつく年は新しいシーンが始まる年です。
1966年はビートルズが「Revolver」をリリースし、1976年にはセックス・ピストルズがファースト・シングル"Anarchy In The UK”をリリースし、1986年にはNMEがコンピレーション・アルバム「C86」をリリースし、1996年にはファットボーイ・スリムがファースト・アルバム「Better Living Through Chemistry」をリリースし(これはいきなり落ちる感じがしますがロック・シーンにダンス・ミュージックをそのまま提示したビッグビートはその後を良くも悪くも彩ったので。前年のケミカル・ブラザーズのデビューアルバムではそれはできなかった。)、そして2006年にはUKインディ〜ニューレイヴが我々に旋風を巻き起こしました。
とかまーいつの年もなんとでも言えるわけですが、でも6ってつく年は名盤が多いのですよ、コレほんと。
僕も人生の一枚かもしれないプレファブ・スプラウトの「Steve McQueen」も1986年だし...
むむむ!これ1985年じゃないかっ!
今の今まで1986年だと思ってたよ…





Prefab Sprout - Johnny Johnny


やっぱりこの瞬間は奇跡だな。
1986でもいいよ、って言ってるほどに。
でも若い人は昔のは後回しでよろし。
これは私の分です。







Grimes - REALiTi


こちらはみんなの分。
アルバムのヴァイナルにはこの曲は入ってませんでしたけど安心してください。
なにが安心かわかりませんね、すみません。
今のGrimesは本当に良いと思います。
なぜなら痩せてるからです。
だって痩せてるのってなにより一番大変だもの。





という感じで今年も一年ありがとうございました!
素晴らしい年をお迎えください。








2015年を振り返える(その1)

2015-12-29 19:33:02 | 日常




今年もあっという間のようで(実際そう)色々ありました。



空き巣にも入られたしなあー





指紋採取の時のわたしの様子。
安心してください、逮捕済みです。








ライブ企画はLust For YouthとPuce Mary、LowerとAge Coin、そしてIceageのみっつでした。





2016年はもう少し増えるでしょうか。
みなさんなにが観たいですか?
基本呼屋さんやホステスさんがやってくれると嬉しいんですが(楽です)でもなかなかこの辺のバンドだとこのご時世ひとも入らないと思うのでやらないだろうし、だからと言ってインディペンデントな形だとしてもむやみやたらに呼んで人は入ってないというのが一番最悪だとも思し、まあーその辺が本当に難しいです。
だから僕らはやるわけですけど。








徐々に始まったギャラリーの方の企画は良い感じで、良い感じというのは儲けが出てないからですけど(笑)
リスクを伴う時やモノこそ可能性と未来がみえ、また経験上綱渡りしている時が一番なにかが生まれます。
なんて偉そうなこといって2016年はなんとか落ちないようにやっていこうと思っています。








ショップ、レコードに関しては大きな変化の年でした。
とにかくレコードの価格が高くなった!
高くなりはじめたのは昨年の10月からと覚えているのですが、それと同時に海外からの送料もめちゃくちゃ上がりました。
倍から3倍、一番安かった時の5倍くらいあるかも。
それに比例して関税も上がりますからね、たまりませんよ(涙)
その関税だけでちょっと前の送料分くらいだもの。
というわけでレコードの値段が上がったのは僕のせいじゃないということをわかって欲しいわけですが、でも結果本当に良かったと思います。
もちろんみなさん(と僕ら)にとってはレコードが高くて色々買えなくなったわけだし、商売としても同じ物だったら安い方を売る方が簡単です。
でもこの業界に20数年関わっていて思うのだけど、これまでとは比べ物にならないくらいレコードの価値は上がったと実感するのです。
ただ高いからというだけの話ではなくて、いや結局そうなのかもしれないけど、でも僕はレコードは本当に欲しい人が買うモノになってさらに買う人にとってはより愛せれるものとなった気がしてなりません。
うまくいえませんが、みなさんどうでしょうか。
だからこそ海外ではレコード・ブームになってると思うし、日本だって買う人はさらにめっちゃ買ってる状態になってるし、高いから買わないなんてどれだけレコードに甘えてレコードをバカにしてたんだって、僕がですよ、思いました反省しました。
こういうのって買う方よりも売る方の方が勝手に思ってることが多いです。








あととにかく外人のお客様が激増した信じられない年でした(写真は犬ですけど)
夏前くらいからはたぶん一日もBIG LOVEに海外からのお客様が来店されなかったことなんてないんじゃないかなあ。
これもウチだけじゃなくどこのレコード屋さんもそうだと思うのですが、向こうでは日本なんて比じゃない程のレコード・ブームなのだなあ、いやレコードだけじゃなくて新しいカルチャー全般の地位があがってる気がするのです。
ただだから本当にヤバいと思うのは、一年前は原宿にいるアジアの観光客は格好でなんとなくわかったんですよ、失礼だけどどこかちょっとあか抜けなさが残ってるから。
でもこの数ヶ月、原宿でちょっと違うお洒落なカップルだなと思ったら99%他のアジアからの観光客の子なのです。
ヤバくないですか!?
その頃からBIG LOVEにもアジアからのお客様が本当に増えて、みんな普通にPharmakonとか買っていく。
しかしなんとしてでも日本が一番でなければいけません。
経済でちょっと負けてもカルチャーで勝てば国は大丈夫です。
がんばります。





僕ごときがなにもがんばるということもないのですが、マルくんがどーしてもとがんばるので入荷したコチラをついでに紹介。



Fingers Inc - Can You Feel It


僕も欲しかったは欲しかったのですが、だってオリジナルあの時代に買って持ってるからなー(自慢)
なんて90年代初頭の渋谷系前夜のあのタイミングであの時の人達と同じように知らぬ間に買って持ってただけですけど、ボーナス・ディスクの3枚組でジャケも違うのでやはり僕も即買い。
ダンス屋さんでなくなって欲しかったら買ってください。
ウチはあとでいいです、マルくんに無理矢理買わされるかもしれませんが。




[1989] Mr. Fingers - What About This Love (Extended Version)


これは別でそのメンバーの有名なおっさんのソロですけど、瀧見さんが良いと言っただけで渋谷の住民96%が聴いていた正しいあの時代あの瞬間の曲であります。


















Signマガジンのアイスエイジ記事を読んでくれたでしょうか

2015-12-28 20:07:02 | 新入荷 JUST ARRIVED

Big Loveは30日まで営業、年始は5日からです。通販は明日29日の発送が年内最後となります。どうぞよろしくお願いします。



で、(昨日のブログの続きのつもりです)アイスエイジは本日(だいたい)帰国しましたが、Sign Magazineさんでアイスエイジの記事、チェックいただきましたでしょうか。






ちょっと前に田中宗一郎さんと話させていただいたのが前編後編とアップされてます。
アイスエイジ以外のこともいつもの感じで話してます。
このように人に聞いてもらって人にまとめてもらうことはあまりないので嬉しいです。
是非読んでみてください。







先月?インストアライブをやってくれたScott & Charlene's Weddingもリリースしているオーストラリア最重要レーベルのひとつBedroom Suck作品が一挙に入荷しました。



Terrible Truths - See Straight


このバンドもBig LoveでインストアをやってくれたTerrible Truthがついにアルバムをリリース。
オーナーJoeもメンバーです。
L.A.にいそうでいないグレイトな立ち位置のバンド。










ICEAGE来日公演ありがとうございました

2015-12-27 19:27:04 | LIVE




アイスエイジ来日公演も無事終了しました。
ありがとうございます。

全くメンバーやら様子やらの写真とか撮っていませんけど、今回はちょうど年末の入荷ラッシュと重なってそれどころじゃなかったのです、という言い訳です。
そして今回もエリアス先生は誰よりも早く出社しておりました。
午前4時に帰ったはずなのに「今日はよく寝れた」と毎日朝一午前出勤。
午後3時集合の際には午前9時にはいらっしゃいます。
毎日寝坊してるキミとチアキくんは是非エリアスを見習い日々6時間前行動を心がけて欲しい。

どうやら寝ないらしいです。
たけしも藤原ヒロシも言ってたな。
だいたいあのレヴェルになると2時間しか寝ないらしい。
つまり犬に起こされる結果のわたしの5時間睡眠というのはまだまだ甘いレヴェルということだ。



東京公演のみでしたが、私とマルくんが公演後お配りさせてもらった大入り袋の中身はこのような感じでした。







ソールドアウトしてなにかないかと思い当日に仕上がったアイスエイジトレーディングカード(自腹)です。
過去のチケットの半券をコレクションしてくれてるしかもチケットの半券はレアにもなるのだという話を聞いて作りました。
赤い丸は「来場」と書いてあります。
来場記念です。







タイからアイスエイジを観に来たお客さんに手伝わせました。







裏に心を込めて。
名字が「仲」で良かった。
これが齋藤やら勘解由小路などという名字だったら...いえいえ感謝を込めて書いております。







オープン30分で完売した限定100本のカセットも当日にスリーブをプリントし折って組み立ててレーベル貼り。
指がファックとしかなりません様子。







すべてのマーチャンが東京公演で完売してしまい大阪公演では何もなく申し訳ありません。
カセットは彼ら史上もっともレアな本数となるのではないでしょうか。
スウェットだけ再販するかも。
でも買われた方、ご安心ください。
仕様は必ず変えさせます。
このタグも付きません。















カセットの話と今晩からのAlison Peeryエキシビジョン

2015-12-18 19:58:19 | Gallery





今更な話ですが、カセットやレコードのこのブーム(日本だけそこまではなってない気がしますが)で媒体などで取り上げられる際「どこか温もりのある音」やら「レトロ感覚で」やらと書いてあるのをみると、実際に買ってる人たちは本当にクエスチョンでしょう。
とにかくアンタこの悪魔の子守唄のような音楽が入ったのを聴いても本当にそんなこと言えるのかっ!
と言いたいでしょう。







というカセットがやたら入荷しています。
春果さんのLAからの買付け品もまだ若干残ってますが、最近毎日というほどカセットが入荷。
いまになって特別にカセットに力を入れているわけではないはずなのですが、世の中(海の向こう側)をみるとカセットが特別扱いされる存在では全くなくなったため、普通にリリースされたものが普通に入荷して自然とカタログが増えている状況と思われます。
在庫が増やしているわけじゃないので回転はこれまで以上に早い気が。
気をつけてください。





今晩からはじめるAlison Peeryのエキシビジョンのために裏を片付けてたら束となったストックを発見したので、そういったレア作もさりげなく出てます。
サイトには面倒なので出してません。
来て買ってください。








今晩(19日土曜日)7:00PMから前回告知したようにそのAlison Peeryのエキシビジョン始まります。
本日のみオープニングとしてAlisonのDJもあり。
クリスマス・ソングなど中心にかけるかもとのことです。
みなさんどうぞお待ちしております。





Shine 2009 - Older


Alisonが登場しているミュージック・ヴィデオ。
これ2年以上まえか...




Iceage - The Lord's Favorite


CaliがディレクターのこのヴィデオではAlisonがスタイリングを担当してます。