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2017年、今年も一年ありがとうございます。

2017-12-31 15:34:19 | SHOP





2017年12月31日です。
本日31日から1月2日までお休みをいただき、新年は3日から。
帰省から直行の私ひとりで3PMからオープン、10PMまでいたします!
どうぞお待ちしております。
通販の発送は5日からとなります。在庫切れなどは4日から対応させていただきご迷惑をおかけするかもしれませんが、何卒ご理解ご了承宜しくお願い致します。






30日は大掃除、壁も神棚も拭きまくり。
一年を感謝!







マルくんも2017年最終日までしっかり働いてますよ!
感謝!




2017年は昨年よりもあっという間に過ぎた感じがするのは、良い意味もあるかもですが実際にライブの企画やリリースなどが少なかったのでそれが原因とも思われます。
それらを今年の倍か3倍に、こちら2018年の目標の一つと宣言させて頂きます。





レコード屋などこの日本のこの時代にこんな場所でこんなわがままなやり方でやれるなんてことはほとんど奇跡だと思います。
今年も一年本当にありがとうございます。
2018年も皆様にとって素晴らしい年になりますよう心よりお祈り致します。



















2017年を振り返るその1。レーベルのこと。

2017-12-27 21:01:43 | LABEL





全く今年一年なんて振り返れる状況ではありませんが、今年最もサボった事の一つがレーベルです。



と言いながらの新作。
来年2018年1月発売のTOTAL CONTROLの新作"Laughing At The System"のBIG LOVE Edition。
年明けにオビ巻き作業などの組み立てありーで1月中旬発売です。
何故ならなんとBIG LOVE Edition未発表曲付きカセットが付くのです。
彼らはオーストラリア本国ではすでに生きた伝説と呼ばれています。






こちらは前作、名盤と言われるアルバム「Typical System」から。
すでに3年前2014年かー。このアルバムはマジ当店の大ベストセラー。
なぜかというとオーストラリア人が買って行くのです。
地元では人気すぎて入荷しても即完売で買えないらしい。









そしてTorn Hawk。
むかーしに7インチを出すという話が頓挫してて来日を機に一気にアルバム・リリースまで進んだ様子。
こちらTorn Hawk作品史上最も市場に出回っていない作品なはず。
なぜなら全く卸していないからです。
コンピレーション扱いですが、過去最高にグルーヴィな気もする2010年代のレコード。







あとはOdwalla88もありましたが、そしてSTBOからの日本人Aya GloomyとANNA。1年前の2016年の終わりには日本人をたくさん出せる予定だったのに、結局はこの女性二人だけ。





Aya Gloomyは音楽以外でもモデル活動(?)やショップPom Pom Shopが話題になり充実の一年だったと思います。
もちろん音楽制作の方も実はたくさん新曲が完成しており、ついに来年春先には新作がリリース決定。
そこに収録される新曲群は日本人を嫌いな僕をしても素晴らしいと涙させる、それはたくさんの友人たちに囲まれていそうに見える彼女のどこから生まれるかわかりませんが、反骨精神を確かに維持すると音楽に反映されると僕は信じていて良かったと思わせるレコードとなることでしょう。




via. @richardkernnyc, @theoversea

この娘がRichard Kernに撮られる日が来るとは30年前の私には想像もできなかった。
30年前は彼女は生まれてもいませんが...
そして彼女は逆にコアやアンダーグラウンドにこだわらずもう少しマスな方での活動も自由にし、コチラ側に落としてくれる存在になってくれることも期待してしまいます。
例えばジャニーズやアイドルがBIG LOVEのようなレコード買っていると知ったら、僕らも無条件に彼らを応援してしまうだろうし、90年代はちょっと違うけどそういった人もいたし、逆にコチラ側からそちら側へアタックできるポテンシャルを持っているのは唯一彼女だと思うのです。







自由の前に人間は与えられた役割がある。
ANNAさんは16歳から17歳になり、毎回即完売のZineやらピンズやらTシャツやらを制作手売りしていただけでなく音楽制作ももちろん毎月毎週毎日行なっていましたがそれらすべては翌日自らボツにの365日...
数十年後には未発表初期作品集が出せることになるでしょう。
というわけで同じく春先にはANNAもニューシングル発売決定。




ANNA Electric Dreams

若者というのはあっという間に成長するもので...この時さえ既に懐かしく思えるほどに違う人間になっているのが恐ろしい。
私といえばどうであろうか。
昨日も今日も一緒ではないであろうか。





via. I-D


こちらはこの秋、TOGAさんのモデルとして登場したもの。
実はこれ以外にもこの半年だけで10企画くらいのモデルやインタビューのお話があったのですが、彼女は「他人と絡むものはやらない」と譲らないので某超有名ブランドから何まで全てお断りする私の立場のなさ...と泣く私に「ANNAを本当に必要としているかだけが大切であり、なぜなら私はモデルでもタレントでもないではないか」と言った。
なんかすみません。






来年は外人も出します!もう付き合いで出すことはしません!(笑)
もちろん今のロンドン系も話をすればリリースの話もできるだろうけど、その辺はむやみに出したりしません。
なぜなら僕はレコードを買っている人間だから。
レコードを買う人間にとっては、例えばBIG LOVEから出しても良いなと思うもの、そして出すなよこのヤロウ!というものがあります。
そしてこの日本ではそれは出すなよこのヤロウ!というのばかりが出されて、ああこの日本のレーベルの奴、レコード買ってないなってすぐわかってしまう。
と言いながら実はその辺もやりますのはやりますけど...
むむむむ乞うご期待!という事で明日もブログ書きます。












いい女と男のレコード。LOLINAとBAXTER DURY。

2017-12-26 21:01:12 | 新入荷 JUST ARRIVED






今年ももう終わりなんて甘いこと言ってる場合じゃありません!
レコードを思わず大量買いしてわけわからなくなるのが日本の年末です。
今年のBIG LOVEの営業は30日の10PMまで、皆様おまちしております。


<iframe style="border: 0; width: 350px; height: 470px;" src="https://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=4125200695/size=large/bgcol=ffffff/linkcol=0687f5/tracklist=false/transparent=true/" seamless>Lolita EP by Lolina</iframe>


年末最高のプレゼント。
LOLINAことINGA COPELANDことAlina Astrovaほど僕にとって正しい女性はいない。
権力者叩くと簡単にイイ気分になるのがイヤというのは僕だけじゃないはずで、そして彼女はそんなことも「どうでも良い」と言いそうだから素敵。








BAXTER DURY 'PRINCE OF TEARS' LP

だからUKシーンは面白くなっているわけ。
というこのBAXTER DURYが兄貴キャラになってるのは本当に正しい。
デビュー時(2003年くらい?)はIAN DURYの息子ってのがさすがに先行したけど、だんだんコイツちょっと違うんじゃないか、まるでUKのセルジュ・ゲインズブール、つまりそれはIAN DURYなんですが、親父直系でもそれを完全にその時代時代へアップデートしてるのは本当に素晴らしい。
そんなの彼だけ。
ちなみに彼の新作は何故かHeavenlyなのに流通規制入ってんのかというくらい全然入荷できなかったのでようやくの入荷です。
もっと前に入荷してたら年間ベストに入ったなあ。









GOSHA RUBCHINSKIY S/S 2016

にしてもロシア・ブーム関係なくButtechnoは終わらない、攻める。
The Trilogy Tapesの12"はロシアの80年代のポスト・パンク・バンドからのサンプリングで構成されていると聞いたけど超最高で、そしてGosha RubchinskiyのS/S 16で披露されなんと限定50枚の7インチで発表されていた作品がこの度自身のレーベルより12インチ化し到着。
7インチにブツ化してさらに形を変えてしっかりとリリースするラインがButtechnoはわかってる。
それにひきかえクリスマスソングをてめえの女に監督させミュージックヴィデオを製作した挙句レーベルサイトのみでしか7インチを売らないことをなんとも思ってもないオマエ!全然わかっとらんっ!
少しでも世間のショップに流さないとそういうのなんも始まらないだろ、せめてウチにだけでも流せ、そんなのもう出てないのと一緒だ、一緒!
オマエがコーラしか飲めない頃から知っているのに...呑んだくれてる場合かっ!
...まあレコード好きでもないだろうからしょうがないけど、でもこれだけは言える。
バンドでもレーベルでもレコード好きの奴らはマジ生き残ってる。
しかも新しいのも買うやつ。
これ、本当なんだから。


というわけで、先ほども言いました通り今年は30日の10PMまで営業させていただき、年始は私実家からそのままダイレクトに戻って3日より営業致します!
なので通常よりは遅い3PMオープン、ただしラスト10PMまで。
マルくんは恒例の年に一度の親孝行帰省のため私一人でやります!
東京にいる方、年始もよろしくお願いします。








メリークリスマス、Sunflower Beanの新曲とマル秘セールコーナーの話

2017-12-24 20:04:48 | 新入荷 JUST ARRIVED






あっという間にメリークリスマス。
今年ラストの月は2018年ブログ更新をもっとも怠った月となりそうですが、ご報告すべきレコードや諸々はたくさんありますのでもう二、三回くらいの更新はラストスパートでいきたいと思います。




Sunflower Bean - I Was a Fool

超名曲。これこそ7インチであるべき曲。僕なら5千円でも買います。
2年半くらい前?ブルックリンの街フェスで観た彼らは、サイケロック好きのおじさんが結構観にきていて、サイケデリック・ロックって日本では信じられないほどアメリカでは浸透してるのだなあ、それは僕らにとっての演歌とも違うし、何だろう。
まあウッドストックの時代に20歳だった人が今67歳と思うと納得できるけど、でも日本だってビートルズに対して全若者が熱狂したほどいたはずで、でもその99.9%が何だかもっとしょぼくれた音楽好きになってるだろうし、それでも好きならまだましだけど実際音楽や文化なんてどうでも良いというかその反対側にいる大人になってるのがほとんどだろうし、その差は一体なんなんでしょうか。




Sunflower Bean - I Was A Fool [4K 60FPS] (live @ Elsewhere Hall 11/30/17)

スカスカなのがたまらん!
で、その時のSunflower Beanの彼らはそんなサイケ・ロックに若干甘えてる感じもして、少し中途半端に感じたのも正直なところだったのですが、だってどー考えてもその時のその場所ではDestraction Unitには負けるもの!
しかしそんな私の声が聞こえたのか、この曲、何という成長!キミたち完璧に今、Destraction Unitに勝ってる。
多分良い大人が側にいてFleetwood Macを聴かせたのだな...
とか言うそこのおっさん!嫌いじゃないです。レコードを買い続けてください。
しかしです。たとえ良い大人がいてもそれに耳を傾けるセンスや意志がないと音楽や文化と本当に携わることはできません。
彼らは出来た!その理由を教えよう。
いつもの通りの...顔!
彼らはもともとモテるし物心ついた時からモデルもやってお金もあるので、諸々の誘惑に惑わされず私欲もない。
残念ですがそういった者のロックは成り上がりロックな者より鋭い感覚を持ち革新的である場合がほとんどです(BIG LOVE調べ)
しかし逆に彼らがもし私欲まみれだと即地獄行きです。
もっと大変、たまにセレヴにいるアレです。
日本も高度成長期から渋谷系や裏原バブルまで顔に限らず与えられた人間がやっちまってみんな地獄に行きました。
僕も閻魔大王が見えるとこまで行きましたけど...


こちらの過去最高の名曲が収録された7インチはUKのショップでは発売日に即完売。BIG LOVEでは私の謎の「そこは頼むで」作戦で確保。初対面の外人にも先輩か恩師か親分のごとく接するのがコツです。







さてさてさて、年末恒例のBIG LOVEマーチャンダイズ、通常ネット販売はしないクラシック・ロゴ柄のコーチジャケットなど現在絶賛販売中です!



http://www.bigloverecords.jp/big-love-merchandise/

すでにもう在庫がないのもありますが、ぜひチェックください。







さらに!年末特設SALEページをこっそり開設しました。





ブログを読んでくれた方が先行でいけるようにあまりわからないようにしてますので、このコチラからお入りください。
僕も高校生の頃はお小遣いが少なくバイトも禁止だったので安いのを買ってそれから色々知って、お金が入るようになったら新譜を毎週買うようになったのを思い出します。
どうぞバカバカ買ってください。












oqbqbo、12/15金曜日本邦初登場

2017-12-14 21:58:57 | IN STORE LIVE





明日金曜日BIG LOVEにてoqbqbo、ついに本邦初登場。













oqbqbo Instagram








モデルとしても活躍する彼女。
日本でもこの前原宿の大きすぎる看板にいました。
実際に音を作ってやってるそういう娘は世界でもいないんじゃないかな。
超特別。
明日は彼女の超限定新作カセットとCD-Rも販売。
悪名高きDirty Dirtが一生懸命欲しくて一生懸命紹介するであろう特別仕様らしいです。
+Lust For Youth/Scandinavian StarのMalthe FischerもDJ出演。
8:00PM~
お気兼ねなく、と言いたいのは僕だったらこういうのは逆に躊躇してしまうからです。
どうでもよい雰囲気だけで音楽なんて興味のないレコードなんて買うはずないただ大騒ぎしたいだけの調子の良い輩は外人でも日本人でも追い出すべきなのが本当のBIG LOVEの敷居というかハードルだと思ってます。
そんなハードルがあるとしたらですけど、本当はそんなのない方がいいですけど。
でもせっかくこんな3階の店に勇気?を持って来てくれようとした中学生か高校生や女性や男性や年配の方を、僕はそんな奴らに奪われたくはないのです。
この場所はあなたのためにあります。
ぜひお待ちしています!