だいぶ遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。

これと似た写真をインスタに母父姉弟とアップしたら本気で信じた人がたくさんいらして、スミマセン、いつものようにウソです。
正月にお会いした親仕事関係の方々です。
ということで、せっかく年の初めなブログなので今年の目標的なことを書きたいのですが、よくビジネス本やらはそういったものを決めて行動しろと書いてあるけど、未だ僕は全く出来ず反省の毎年です。
ていうかこの時期になると早速中間申告の法人税やら消費税の請求がやってきてなんとか貯めておいたお金が全部出て行くのだからそれどころじゃどころじゃないよっ(泣)
いやそうか、それは私が目標を立ててないからか...
しかし僕らの世界は3ヶ月で物事は変化し、歳をとったからといってそれを無視する事は出来ず、一瞬で新しいなにかを好きになりそして一瞬でこれまでのなにかを嫌いにならなければなりません。
つまりお金なんぞは遠のく一方です。
とか、毎日寝る前にニヤニヤ考えているこんなこと(なぜニヤニヤ?)を書きたかったわけじゃありません。
こんな僕でも意外に2017年はやることが結構決まっている、という報告をしたかったのです。
確かBig Loveをはじめた2008年くらいに「僕が日本人を出すのは5年後くらいだと思う」的なことをなにかで言ったり書いたりしたのですが、驚くことにその2~3年後にSapphire Slowsが現れて僕が思っていたより2年も3年も早かった、的なことも言ったり書いたりしたのだけど、あの時の彼女の登場は僕を助けてくれました。
そもそもSapphire Slowsはレコードをたくさん買う女性といった常連様で、ある日突然自分は音楽をやっており一番好きだったレーベルNot Not Funに(だけ)メールしたらリリースしたいと言われた、私はこれからどうすればいいのか、と相談しにきてくれたのでした。
だって音楽をやってるなんて彼女は一言も言わなかったのに。
当時の僕は日本人はもう出したくない、と寝言でも言ってそうな今以上に重症な状態であり、そんな僕が彼女をリリースするなんて言い出したものだから周囲は「おまえもうブレたか!?」と懐疑的であったのだけれども、ただ僕はいま聴いた音楽でもっとも良いと思うのは彼女の音楽だからと言いました。
パソコンでお金もかからず音源を制作出来るようになった現在、レーベルはアーティストの代わりに傷を負いそして彼らをより特別にするためにだけしか存在価値はないと思います。
僕らが彼らにそれだけのことを出来ているかいつも不安だし、僕と出会うことにより彼らは普通に生きるより間違いなく不幸になる。
だから若い人もそうでない人もみんな逃げたい時はいつでも逃げてほしいと思います。
僕は海外の音楽が大好きで、それはYMOとおニャン子クラブに夢中だった中学3年生の秋のある朝目覚めると同時に「日本人がやる音楽なんてクソだ!」と親に熱弁しはじめた15歳からただ変ってないだけと僕も思いますが、しかしこの日本には日本人によるシーンが絶対に必要だといつも思っています。
実はそのために私は日本人の音楽嫌いを装い海外のレコードばかりを売っているのだよ...というのはただ嘯いているわけでは本気でありません。
ということで2017年は日本人をたくさん出す予定があるのです。
とても嬉しい、涙が出る。
それは犬の留守番や人間の初めてのおつかいや高校野球や箱根駅伝で即涙が出るのと同様完全に歳をとっているから出るだけなのですが、まず日本人の最初Aya Gloomyのデビュー12インチは2月14日発売予定です。
僕がなぜAyaちゃんを良いか言えば、どうせ原宿Kawaiiな派手で若くて可愛くてみたいな子がこういうことやってるからでしょ、と言われるでしょうが、まあその通りです。
しかし彼女はそれだけではない、という部分が一番重要です。
彼女にはかわいそうなことをしたけど、僕からしたらだいぶ寝かせたというか泳がしたというか、しかしそれに彼女は応えてくれ、だからは彼女にとっても僕にとってもここまでくるのは簡単な話ではありませんでした。
以前から店には来てくれてる彼女でしたが去年の夏頃から頻繁に通ってくれ、それからずっとほぼ毎日ひとりでも顔を出してくれるようになり、そして彼女は音楽をやっているというのだから、僕が彼女の作品をリリースしない理由はなくなりました。
彼女の場合も実際に音を聴く前に作品をリリースすると決めたのですが、それはIceageだってその前のSalemだってBig PinkやCold Caveをリリースした時だってそうで、日本人も一緒な話です。
それを言うとみんな訝りますが、ただただ論理的な話でしかありませんし、だからハズしたこともありません(僕にとってはですけど)
彼女は今回の12インチをリリースするために、みんなが想像する以上に色んなものを犠牲にしたし、でもそれは彼女が本当に好きな道を進むためにはしょうがないことでもありました。
作業的にもライブではキラーだったはずの数曲中心にトータルで10曲くらいボツになったしね(笑)
しかしそれはアーティストにとってはとても残酷なことだけど、本当に日本人のアーティストの未発表曲ってほんと少ない、って前も言ったけど外人はあれだけ没後じゃなくても出てくるのに。
僕はひとりでそこが世界との差のひとつだなと思っているのだけど、Aya Gloomyは今すぐにでもそのまま作品化できる未発表曲がすでに10曲もある。
でも彼女にはもっともっと決断してもっともっと色々なものを犠牲にしてもっともっと突き進んで欲しいな。
それは不幸になれと言っているようなものだけど、だって彼女のような環境まで来れる人は1000万分の1もいないんだもの。
僕のせいじゃないよ!(逃げ)
今年は外人も出しますしたくさん呼びますし、そして日本人をAya Gloomy入れて6人出すのが目標です。
Sapphire Slowsはアルバムを作ってくれないのかなー
9年前から、いや1年前から思えば考えられない2017年となりそうです。