春果さんニューヨークのアートブックフェア出店のため出張やら入荷やらBorderマガジンやら犬やら雨やらデストラクション・ユニットやらで今週のオレは死んでるから無視してくれ。
ゲッ!最後のデストラクション・ユニット忘れてた。
というわけで、今週はデストラクション・ユニット作業(と犬)で忙殺されております。
オビ・デザインと日本用ポスターの制作、そして解説…解説は今回は誰かに頼もう、オレはやってられない。
誰か本日の夕方までに書いていただける方はいないかな?
そんな者はおらんっ!
しょうがない、いつものようにオレの手抜きでいこう、どうせ誰も読まない。
と、適当に「ロック・ミュージックは…」と書きはじめたらなんだか止まらない止められない状態となってしまって、結果2000字以上の大作となってしまったじゃないか!
そして、オシッコは血に、よだれはラードに、涙はダイヤモンドに。
わたしが人間ラインを軽く超えた極限状態の中、お気軽にインターネット経由でやってきたのは限定盤用の写真集のデータ。
「間に合うかな?」
って無理でしょっ、発売日明後日だよ!
でも、やる。
諦めた瞬間になにもかにも終わるのだ。
デモだってそうでしょ?
ダメなのをわかっていてもやることに意味がある。
意味に結果を求めては美しくないぞ。
我々人間にとって意味のないこと以上に意味があるものはないのだ。
うん?コレとアレとソレは少しというかだいぶ違う気がするが、まあいい、どうせ誰もたいした意味はないと知ってて読んでいるのだから。
間違えてもオレに噛み付くんじゃないぞ、暇じゃないだろう?
おっとオレは全く暇じゃなかった、こんなことを今この瞬間でさえつぶやいている場合じゃないのだ。
ラードとなったよだれをパクつきながら、ダイヤとなった涙をかじりながら、その突然送られてきた写真集とやらの40ページのデータを日本規格に埋め込むといういつでも死にたくなれる作業を黙々とこなす。
そんなお父さんの背中をみて育って欲しい息子もまだいない。
が、黙る。
モクるしかないのだ。
傍らの、愛犬みてる、我が勇姿。
できた。
愛犬の応援でなんとか乗り越える事ができました。
いや写真集とやらはできなかった。
一日遅れで明日到着します。
でも凄いと思うよ、パパは。
君のお父さんはこんな凄い人なんだよ、と今回のことを何年先までしっかり覚えておいて未だ種付けもされていない我が息子に伝えるように。
なんだかおかしいのはオレのせいではなくこのデストラクション・ユニットのせいだとコレを見たらわかるでしょう。
素晴らしいセット。
ポスターとフライヤー、そして私による解説。
歌詞はない、そもそもないらしい。
フォトブックはナンバリング付きで限定50部つまり限定50枚。
特別限定盤の写真集は明日届くのでまた明日紹介しますが、すでに後ほどお渡しするパターンで発売中です。
みよ、いやとにかく見て欲しい、このジャパン・クオリティー。
ジャケットとオビが完璧に合ってるの、わかりますか?
現在、オビ業界でこの技を出来る者は私だけとなっているそうです。
安倍!オレを人間国宝にしろ。安倍じゃないのか?
一番弟子のマルくんが1mmもズレずに巻きます。
わかるともよくわからずとも彼らを今この瞬間体験しないなんて夢中にならないなんて、なんてもったいない。
いやどうなのでしょうか、生きてる意味や理由はひとそれぞれなので偉そうにそんなこと言うべきではありませんが、と物わかりが良いフリをしなにも傷つけない傷つかない選択をし始めると立派な大人の仲間入りです。
このデストラクション・ユニットやらを最後に私もぜひその仲間に入れてもらいたいと思っています。
Destruction Unit (Live at The Teragram Ballroom)
ただいまよりサイトでも販売開始です。
ただシルバー・ウィークとやらで発送は次の平日木曜日となりますのでご了承を。
マルくんががんばって巻いております!