Goat Girlに続く、いやそれを超えて来る本年度ベスト・アルバム候補Insecure Men、ついに到着です。

限定イエロー・ヴァイナル。
メンバーのSaul AdamczewskiとBen Romans-Hopcraftが子供達と戯れる可愛いイラストはまるでビートルズのブッチャー・カバーもしくはB.A.L.L.の「Bird」(ジョーク)もしくはThrobbing Gristleの「20 Jazz Funk Greats」を思い起こさせる恐ろしさを兼ね備えているから素敵。

他国の首相をこんなところに貼り付けて。
これはバレたら完全に発禁だな...早く買い占めましょう。

そして世界で唯一のBIG LOVE特典がコチラ!
アルバム未収曲が収録されたカセット・シングル。
なんと言う贅沢な!...金がかかってしまいました。
そしてその分はお客様にお支払いいただくわけですが、しかし送られてきた音源を送られてきた白カセットにコピーし(そのためにカセット・コピー機をBIG LOVEは購入した)そしてレーベルのシールを貼り貼りしジャケットを組み立てる...などなど一連の作業を、Iceageの来日公演による肉体的精神的疲労からきた腰痛に苦しむ私が夜なべして行い、最小限の実費に抑えているのです。
どうか許して買ってください。
Insecure Men - I Don't Wanna Dance (with My Baby)
Iceageといえば来日時、BIG LOVEにて彼らのヴィデオが流れるとエリアスから「もう一回見せてくれ」とせがまれた。
彼は昔から同世代のバンドなどには興味を示さないよう振る舞っているのですが、メンバーにこれだこれだと赤裸々に見せるような行為を見たのは初めてでした。
Insecure Men - 'Ulster' (Official Video)
Godstarを出したPsychic TVが同じ時期(1984-5)のCreation Recordsの若いバンドBig Audio Dynamiteにバックをやらせ映画「南太平洋」のサントラを作ったかのような感覚と音、それはまさに2018年。
全員強制BUYのアルバムです。
と同じように言っても当初全く売れなかったのはこのInsecure MenのSaulも在籍し現在活況するロンドン・シーンの源となったバンドFat White Familyでありますが、しかし彼らがこの国の全音楽ファンがリスペクトするようなレジェンドになるのは間違い無く、そして結局は時代が証明してくれるにしてもせめてこのブログを読んでくださる皆様にはいち早く夢中になっていただきたい。
そしてBIG LOVEにて彼らのようなレコードをたくさん買っていただき、私が最高に潤いますよう願っています。
Fat White Family - 'Touch The Leather' | Dot To Dot Festival 2015.
この"Touch The Leather"は、2010年代のアンセム第一位な気がします。
Fat White Familyの何が圧倒的かといえばその意志ある人生がその態度や顔から露呈しまくってるから、といったように結局うまく言えないわけですが、彼らのような人間は絶頂期のピート・ドハーティやカート・コバーンがずっと存在しているようなものだから(つまり彼らより上)我々がなろうと思ってもなれるものではありません。
しかしただ君だってThe Gardenにはなれるかもしれない。
The Garden - "Call The Dogs Out"
確かに顔やスタイルはエディ・スリマンのミューズになるなど5回生まれ変わっても無理なほど不細工だし、父親はカリフォルニアはオレンジカウンティのローカル・レジェンドなパンク・バンドのメンバーでもないし、そして実家がまあまあ金持ちでさえないかもしれない。
ただ君がそうであるように、彼らだって実はさほど音楽の才能はない。
しかし彼らほどブレず行動し人々を徐々に徐々に魅了していったバンドをこの2010年代で僕は知りません。
彼らはそれによりお金や地位や名誉のために生きているわけじゃないことも証明し、音楽だって自分のものにした。
それなら君や僕らにも出来るはず。
なのに日本人の誰もが一番にそれをやめるのを残念ながら僕は知っている。
にしても誰がなんと言おうと最新アルバム「Mirror Might Steal Your Charm」は名盤、泣けるほどに!
VOLITION IMMANENT - ZO VERLEGEN LIVE AT META, MARSEILLE 03.02.18
全作品レア化してるけどカルトだけではないリアルな時代のセンスを感じるMind Recordsより00's初頭からハードコア・バンドで活動していたというMark van de MaatとL.I.E.S.からEPをリリースしているparrish smithによるデュオVOLITION IMMANENTの鳴りは超好み。
経歴とルックスを見る限りボーカルのMarkさんは多分結構年齢いってると思うけど(しかし私よりは年下であろうと思われるのが悲しい)まさにその過程は知りませんがブレてない。
インタビュー動画を見ると普段は超優しいお父さんかもしれないのだけど、Cabaret Voltaire ~ Nitzer Ebb ~ Revolting Cocks直系アップデート版EBMをやれる今のこの時代は、名声を得ることが結果つきまとった過去の時代なんかより、彼にとって一番楽しい時代なのだと思う。
それは僕も一緒だから。