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ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

この時期に落合監督退任発表? これこそ最大のファンサービス欠如では?(2)

2011-09-23 | 野球
そもそも観客動員数の減少という営業面の責任を、落合監督に押し付けていいのか?

監督は現有戦力で如何にペナントレースを勝利に導くか、これには全責任がある。
それに観客動員数の減少までも?

監督はあくまでも強いドラゴンズを構築してくれる人で充分。
ファンの私としてはそう思う。
解りやすく考えれば、
 ファンは
  A ドラゴンズは弱いが、ファンサービスはしっかりやる監督。
  B ドラゴンズは強いが、ファンサービスは無頓着な監督。

この A と B の選択肢であれば 間違いなくファンはBを選ぶであろう。
この選択肢に C として
  C ドラゴンズも強く、ファンサービスもしっかりやる監督

と言う選択肢があれば、当然Cを選択と言う事になるが、
現実の今までのドラゴンズの歴史で 一足飛びにCを選択と言う事は
非現実的と言うのが妥当だとおもう。

まず監督がする仕事はドラゴンズを強くする事で、ファンサービスが
監督の第一の仕事ではない。


むしろ、観客動員数の減少という現状を、監督に圧し着せる球団サイドの
考え方に大いに問題がある。

ドラゴンズがこの8年間にこれだけ強くなっているのに、
なぜ観客動員数が減少してしまうのか?
球団として、動員数を上げるためにどういう努力をしたのか?
落合監督は自己責任でチーム成績と言う責任を立派に果たしている。
これこそプロフェッショナル。

一方 球団関係者の営業はどういう結果責任を感じているのか?

なぜ 観客動員数が減るのか?
その答えを落合監督のファンサービスの欠如に求めるのは
極めて無責任というしかない。

観客動員数が減ると言う現象は、ファンがナゴヤドームへ足を運ばなくなった
と言う事。
では、なぜ、ファンがナゴヤドームへ足を運ばなくなったか?

ここからは、 ファンとして理由は様々に分かれる所であるが、
私から言わせれば、ナゴヤドームの入場料が高すぎる。 そして飲み物食べ物の
料金が高すぎる。
家族4人で内野席の外野よりの席に行ったとしても、入場料だけでも1万円を
越えてしまい、 後のビールや食べ物を入れると2万円近く。
これではそうやすやすとドームで家族で行きましょうという風にはならないでしょう。

観客が減るからますますドーム内の飲食店も少ない客からの売上げから
採算を維持しないといけないから、ますます価格を今よりは安く出来ない。
ドーム内の飲食店のテナント料から、ドームの使用料金を含めて ファン(お客)の
手の届きやすい価格設定やシステムを考えるのが球団の努力課題ではなかろうか。

試合によっては色々なイベントをしてファン動員に努力をしている心算ではあろうが
球団も、 そんなイベントは根本的な観客動員数アップにはなりえないであろう。
むしろ今年のペナントレースで8月中旬以降のドラゴンズの戦いで優勝争いを
し始めても観客動員が伸びないと言う事実をもっと真面目に捉えるべきである。

強くなればファンは球場に見に行こうかと考え始める。
この私も実は行こうかと考え始めている。
しかし、足を重くしているのは、決して落合監督のファンサービスの欠如ではなく、
ナゴヤドームの料金の高さである。

これでは 球団が考える観客像というのは充分に金銭的に余裕がある家族だけで
いいんです。 と言っているようなものです。
果たして今の経済情勢等で、このような顧客像をターゲットに観客数を充分に
増やせると真剣に考えているのだろうか?

私企業としての球団営業に取り組んでいるとは、とても言いがたい。
まるで霞ヶ関の官僚的な考えに染まった人達の取り組み方と言われても
しょうがないであろう。
 霞ヶ関官僚→ 口では国民のためと言いながら実際にしている事は
        自分達の利益の追求や、責任逃れにきゅうきゅう。
 中日球団 → 口ではファンサービスとは言いながら、実際には
        ファンの事は考えず、自分達の利益や責任逃れにきゅうきゅう。

                             (3)に続く

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