「苦労も多いけれども、一番楽しい人生を、勝ち飾っていこう」
池田先生
〈「人と比べる」よりも、「きのうの自分」と比べてどうか。「きのうの自分」より「きょうの自分」、「きょうの自分」より「あすの自分」を見よ――そう生きぬく「向上の人」こそ、偉大なる人生の山を登りきれる人である〉
池田先生
———私は、三十数年間、多くの学会員を見てきました。その結果としていえることは、“策の人”は長続きしない。“要領の人”は必ず行き詰まっていく。“利害の人”は縁に紛動されてしまう――ということです。
結局は、求道の人、着実にして地道な信心の人、生活という足元をしっかりと固めてきた人が、人生の勝利者になっています」
新・人間革命
信心、学会活動は何のためか――それは広宣流布、立正安国のためであるが、その根本目的は、自分自身の幸福のためである。唱題とともに、広宣流布、立正安国の実現への実践があってこそ、自身の生命の躍動も、歓喜も、人間革命も、宿命の転換もある。
新・人間革命
伸一は、関矢に語りかけた。
「先輩もいないなかで、本当によく頑張ってくれました。学会を守ってくださっているのは、何があっても、私と同じ決意で、“自分が、皆を幸せにしていこう! 一切の責任を担い立っていこう!”という人なんです。これが、学会の側に立つということです。
学会を担う主体者として生きるのではなく、傍観者や、評論家のようになるのは、臆病だからです。また、すぐに付和雷同し、学会を批判するのは、毀誉褒貶の徒です。
あなたは信念を貫き通してくださった。見事に勝ちましたね。ありがとう!」
新・人間革命
日々、悩みと戦い、過ちなく生きていくために、題目を唱えて祈り切っていく。
その確たる生き方があれば、いかなる苦境に陥っても、また、どんな難問に直面しても、あたかも、小さな火が次から次へと枯れ草を燃やし尽くしていくように、一切の悩みや不安や過ちが燃え尽きていくのです。
しかも、多くの枯れ草が燃えれば、大木や大石まで焼き尽くすことができると仰せです。
すなわち、日常の悩みを自行化他の唱題の火で解決していく信心の挑戦をやめなければ、いつしか根深い宿業も燃え尽き、不幸の根源である元品の無明も砕け散っていくのです。
そこに宿命転換・一生成仏という功徳の大輪の花が咲き薫ることは間違いありません。
希望の経典「御書に学ぶ」
「『朗らかに』人生を生き抜いていただきたい。簡単なようで、実はそこに信心の一つの要諦がある。幸福を呼び寄せる大切な秘訣がある」
「すべてを希望へのたきぎとし、幸福へのエネルギーとしていける————それが王者である。『朗らか王』である」
池田先生