広宣流布のために、友のため、人のためになしたことは、すべて自分の身に返り、福運となる。それが、仏法の因果の理法である。
ゆえに、御聖訓には、「人のために火をともせば・我がまへあきらかなるがごとし」(全1598・新2156)と仰せなのである。
池田先生
広宣流布のために、友のため、人のためになしたことは、すべて自分の身に返り、福運となる。それが、仏法の因果の理法である。
ゆえに、御聖訓には、「人のために火をともせば・我がまへあきらかなるがごとし」(全1598・新2156)と仰せなのである。
池田先生
信心の極意は「いよいよ」の心である。今の状況が良かろうが、悪かろうが、前へ、前へ! たゆまぬ挑戦また挑戦、不屈の努力また努力こそ、「人間革命」の道なのだ。
池田先生
気付いたことがある。
「私は夫が早く亡くなって、福運がなかったのかなあと思っとった。けどそれは違ったがぁ。一番苦しい経験があったから、人が苦しんでる話を聞くと、自分のことのように胸に迫ってくる。私の試練は誰かを励ますためだったんだねぇ」
体験談から
クヨクヨと後ろを振り返らない。常に「今」「ここ」を起点として、誓願を起こす。その一念に勇気は満ち、未来の一切の勝利を開く因をつくれるのだ。
池田先生
だれも自分一人の力で大きくなった人はいない。多くの人に守られ、支えられて生きている。良き環境は良き人間をつくる。みずから、そうした良き環境、“良き人間のつながり”を求めていく人は、限りなく伸びていける。
池田先生
約60年前、未来部の第一陣として高等部が誕生した。当時の模様は、小説『新・人間革命』第9巻「鳳雛」の章に詳しい。同章に印象的な場面がある。
――多忙の中、命を削るように時間を割き、高等部員を励まし続ける山本伸一に、当時の理事長が“支部長・支部婦人部長や青年部幹部への指導などを、もっと優先してほしい”と要請する。
伸一は、「その優先順位を考えたうえで、私は今、高等部の育成に全力を傾けている」と即答。「目先のことしか考えない」ことを戒め、未来のため、今こそ人材を育てるのだと訴えるのである。
私たちは改めて、学会の組織も活動も、全て“人をつくる”ことが根本であると確認したい。若い人、新しい人を見つけ励ます。友情を結び、触発し合い、共に決意する。それが希望の未来を開く。
社説から
今、インターネット等の急速な発展によって、瞬時に膨大な情報を手に入れることができるようになりました。しかし、情報や知識それ自体は、善にもなり、悪にもなりえるものです。ゆえに、ますます重要なのは、知識を善の方向へ、人々の幸福の方向へ、世界の平和の方向へ生かしゆく「知恵」であります。
池田先生
銘木店を営む多宝会の壮年部員が語っていた。「とても頑丈な木は、まず例外なく、厳しい風雨に打たれたものだね。前後左右に揺さぶる強風に耐えて耐えて強くなるんだな」
そうした木々に“生き抜く力”を教わったという壮年は続けた。「自力で移動できない木は、今いる場所に根を張り、成長していくことを“受け入れた”のだ。でも、それは単なる“受け身”とも諦めとも違う。そこに本当の生きる強さを見た」と。
名字の言より