「国交の正常化とは、相互の国民同士が互いに理解しあい交流しあって相互の利益を増進し、ひいては世界平和の推進に貢献することができて、初めて意義をもつ」
池田先生
「人生は最終章で決まる。特に６０歳からが、黄金の実りの時代である。深い経験がある分、１年で１０年分もの道を開き、広げていけるものだ」
「青年の情熱は尊い。しかしまた、４０歳、５０歳、６０歳、７０歳、さらに８０歳と年輪を刻みながら、なお消えることなき情熱こそ、本物である」
池田先生
題目欠かさないよ。そいつ一本でやってきたの。朝４時前には目が覚めんのね。６時半まで題目あげてる。まずもって池田先生と奥さまのことを祈ってる。それが今の仕事だ。
題目は、わが身のためだもの。読み書きできなかったけど、題目だけは負けないの。だからほれ、こんな幸せ者になったでば。
体験談 井筒キミさん（９２）圏婦人部主事
「豊かさ」とは財産や名誉ではなく、どれだけ人生の中で「感動」する時間を持ったかで決まるのではないでしょうか。
人生は、苦闘や挑戦の先に必ず大きな感動が待っています。そう考えると、創価学会には「感動」がたくさんあります。
鷹山宇一記念美術館 館長 鷹山ひばり氏
———私は、三十数年間、多くの学会員を見てきました。その結果としていえることは、“策の人”は長続きしない。“要領の人”は必ず行き詰まっていく。“利害の人”は縁に紛動されてしまう――ということです。
結局は、求道の人、着実にして地道な信心の人、生活という足元をしっかりと固めてきた人が、人生の勝利者になっています」
池田先生
「自分が『蓮華』になれば、“煩悩”の泥沼も即幸福の“菩提”にしていける」
「私ども地涌の菩薩は、世間の泥沼の真っただ中に入っていく。決して現実から逃げない。しかも、絶対に世間の汚れに染まらないということです。なぜなのか。それは『使命を忘れない』からです」
（『法華経の智慧』）
「『時』をいえば悪世末法、その『国土』をいえば娑婆世界が、地涌の菩薩の使命の舞台です。一番大変な条件を選んで、一番苦しんでいる民衆のために“今ここで戦う”と立ち上がったのです」
（『勝利の経典「御書」に学ぶ』）
「『蔵の財』も『身の財』も努力次第で手に入ります。でも、『心の財』だけは、普通の生活をしていても見つけることができません。宿業と向き合い、懸命に闘う中で築けるんでしょうね。そのことが分かった今、『本当の幸せ』を実感しています。この喜びを一人でも多くの人に語っていきたい」
ある体験談から
「時に力があるんです。夕張大会から６０年だからさ。幾重にも意義があり、素晴らしい年。ほんとにそう。総仕上げの時は、弟子が勝利する時ですよ。この時だから、がんになったんだ。ようやく第六天の魔王を引きずり出せたんだもん。いやいやいや、これで夕張の宿命転換ができるね。大功徳ですよ」
「早く学会活動がしたいなあ。人に会って、話を聞かせてもらうの。がんは私の武器ですから。『大丈夫』。その一言を届けてあげたい」
※題目は人生を鼓舞し続けた。２０年前の甲状腺がん、１０年前の脳梗塞。試練は続いたが、吉田さんは「大丈夫」と言い切れる人になっていた。
〈信仰体験 本当の命 末期がんを生きる〉より
