名言 至言

心の栄養剤をどうぞ

生命の連続革命

2013年10月21日 | 宗教

凡夫である以上、どんな人にも、大なり小なり悩みはあるものだ。しかし、大聖人の仏法は「煩悩即菩提」「罰即利益」の法理を説いている。妙法の力によって、どんな苦悩も人間革命への発条とし、幸せの確たる人生へと転じていくことができる。このためにも深い“祈り”の姿勢が最大事であることを忘れてはならない。

勤行、唱題のさいの祈念は、抽象的、観念的であってはならない。広布を祈ることはとうぜん、大事であるが、自身の健康のこと、家庭や職場のこと、そして同志の成長など、自分の生命に感じたものはどんなささいな問題でも、即座に祈り、身近なところから変革していく―この現実を一歩一歩克服していく祈りが、生命の連続革命を可能としていくのである。

池田大作


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差別問題の空転

2013年10月16日 | 思想 哲学

「差別問題が空転するのは、体で考えることを拒否し想像力の欠如した輩が繁茂しているからである。彼らは、いかに頭で差別問題を『知って』いても、自分は安全地帯にいると思い込み、自分は永久に被差別者になることはないと高を括っている」

中島義道著 『差別感情の哲学』


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即身成仏

2013年10月14日 | 宗教

「即身成仏とは、『苦しむ人を救わずにはおくものか』という仏の強い心を、わが身に開くことなのです。バカにされようが、差別されようが、にっこり笑って、悠々と、不幸の人々を救っていくのです。その人は、その身そのままで、仏と輝いていくのです」

池田大作


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だれしも在る、嫉妬

2013年10月04日 | 嫉妬

十界互具であるゆえに、だれしも、嫉妬という地獄界の炎をもっている。だからこそ、「修行」が必要なのである。

つねに、他の人の幸と成功を心から望み、喜んでいける―そういう強い人間を、正しい人間を、つくりあげていく。それが信仰である。仏道修行である。

そのためには、たとえば自分のいちばん気に入らない人、自分のいちばん困っている人、その人のことを真剣に祈ってあげることである。もちろん、悪への妥協がいけないことはいうまでもない。 

池田大作 


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最悪の不幸者

2013年10月04日 | 嫉妬

嫉妬の人間の悪口はつねに、自分自身の“悪”と“動揺”を語っているにすぎない。
妬み深い人間は、つねに動揺している。他の人の動向に一喜一憂しながら、いつも胸中で、あれこれ策をめぐらしている。本当の自信がなく、不安定に、ぐらついている。心の休まる暇がない。その意味で、彼らは不幸である。
そのうえ、他人の幸福や成功を見るたびに、黒い炎に胸をこがして苦しむ。だから、彼らは二重に不幸である。
さらに、目が回って、物事の正しい姿が映らない。ゆえに、必ず道を誤る。頭に血がのぼって、常識も礼儀も人間性も、どこかに消し飛んでしまう。自分を守ってくれている味方をも敵にし、本当の敵を見失う。
その結果、自分で自分を傷つけ、自滅していく。また、時代と民衆の進歩にとり残される。ゆえに、ますますあせる。こうした意味で、彼らは三重に不幸である。
そして、彼らのまわりからは、正しき人間は遠ざかる。妬みの人、野心の人、策謀の人が集まってくる。悪人のみに囲まれて、本当の友情も知らない。心通う同志愛のすばらしさも味わえない。この意味でも、さらに彼らは不幸である。

池田大作


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難事なくして

2013年10月04日 | 思想 哲学

「若き日に、堕落した、のんきな生活を送った者は、哀れな晩年を迎える」

「あらゆる難事の後には、喜びがある。難事なくして喜びはない」

「汝よ、信じたまえ!困難において力となる真の友がいるかぎり、どんな不幸をも乗り越えることができることを」

ナワイー


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恩知らず

2013年10月04日 | 

「すべての罪悪以上の悪は、恩知らずということである」

セネカ


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正当化しない

2013年10月02日 | 思想 哲学

“目的は手段を正当化しない”

ガンジー


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憲法二十条

2013年10月01日 | 政治

憲法二〇条が言う「政治上の権力」とは、政党の政治活動や閣僚の存在ではなく、司法権や課税権という統治権を意味する。じつは憲法制定時の帝国議会では「カトリック党」という具体例まで挙げて、仮に宗教政党が誕生して国政に参画したとしても、「政治上の権力」の行使にはあたらないと確認されているのだ。

おそらく新聞・テレビの政治部記者たちの多くが、こうした事実も含めて憲法二〇条の意味や精神を厳密に理解できていないのだろう。その怠慢が、憲法の理念をないがしろにするに等しい政治家たちのやりたい放題を許しているのだ。
民主主義の根幹である「信教の自由」「政教分離」がさっぱりわからない政治家とメディア。私たちの国の無慙な光景である。

(『潮』 2008年12月号)

 


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政党の任務

2013年10月01日 | 政治

参議院法制局参事、明治大学教授などを歴任した憲法学者の竹内重年氏は、「政党は、国会とか内閣とか裁判所というような国家機関ではなく、社会的領域で自由に形成された組織体」なのであり、「(公明党が)議会の舞台や政府の閣僚を通じて、国民の意思を国民にかわって国家機関に働きかけていくことは、むしろ政党の本来の任務といえる」と。

(『潮』九四年五月号)


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