「大事なのは、民衆です。民衆は目的です。手段ではない。その民衆を手段にして利用しようとするのが、権力の魔性です。そうではなく、民衆を目的とし、すべてを、民衆の幸福のために、民衆奉仕の方向へ持っていくのが、仏法の心です」
池田先生
「大事なのは、民衆です。民衆は目的です。手段ではない。その民衆を手段にして利用しようとするのが、権力の魔性です。そうではなく、民衆を目的とし、すべてを、民衆の幸福のために、民衆奉仕の方向へ持っていくのが、仏法の心です」
池田先生
「政界や財界の支配階級が自己の政策を推し進めるために世論を自己の都合のいい方向に押し曲げるために、マス・コミを自己の勢力のうちにだきこもうとしている」
「そういうファシズム的政治体制がはっきりした形をとって現れる前に、これを未然に阻止するのが何よりも大切である。戦前の経験によっても、体制側はかならず最初は緩(ゆる)やかな形でしか規制措置を出してこない。はじめは緩やかな形ではあるが、しかし後にはテンポを速めて急速に態勢を整えてくるものである。そうなったときに反撃を加えるのには、大へんな努力が必要である。それゆえ、保守反動の勢力が動きはじめた今こそ、これを徹底的にたたくべきである」
樺(かんば)俊雄(『歴史は繰り返すか』勁草書房)
言論の力は大きい。それは、人の意識を変え、時代を変える。
ゆえに、民衆の支配を目論む権力は、言論を意のままに操り、言論の暴力をもって、改革者を社会的に抹殺してきた。マスコミを使って、デマを流し、“極悪人”や“異常者”“狂気”等のレッテルを張り、改革者への嫌悪と恐れをいだかせるというのが、彼らの常套手段といってよい。
『新・人間革命』 池田大作
「とくに注意を要するのが……権力のもたらす諸特典への願望、あるいは、これら諸特典にひたすら慣れていくことです。まさにこの領域における権力の誘惑がいかに悪魔的であるか、注意してみると大変興味深いものです」
「彼は自分の地位、自分の特典、自分の役職の虜になっていくのです」
『死に至る権力』 チェコ ハベル大統領