「“もうだめだ”と思っても、生き抜けば大した問題ではなくなる」
「生き抜くんだ! そこが人生の勝負どころだ」
池田大作
創価学会の「創価」とは、「価値創造」であり、それは、幸福を築く源である。
つまり、人生で直面する一つ一つの物事に深い意味を見いだし、そこから、感謝、歓喜を汲み上げ、心を強くし、幸福を生み出していくことが、「創価」の意義といってよい。
その「価値創造」の眼を開かせるものこそが、仏法である。仏法という視座に立って、すべての事象を深く見すえていくならば、そこには、幸福への原動力となる限りなく深い意味があり、汲めども尽きぬ豊かな精神の泉が広がっている。
新・人間革命 広宣譜24
「政界や財界の支配階級が自己の政策を推し進めるために世論を自己の都合のいい方向に押し曲げるために、マス・コミを自己の勢力のうちにだきこもうとしている」
「そういうファシズム的政治体制がはっきりした形をとって現れる前に、これを未然に阻止するのが何よりも大切である。戦前の経験によっても、体制側はかならず最初は緩(ゆる)やかな形でしか規制措置を出してこない。はじめは緩やかな形ではあるが、しかし後にはテンポを速めて急速に態勢を整えてくるものである。そうなったときに反撃を加えるのには、大へんな努力が必要である。それゆえ、保守反動の勢力が動きはじめた今こそ、これを徹底的にたたくべきである」
樺(かんば)俊雄(『歴史は繰り返すか』勁草書房)
作家たちは、目に見える戦争だけではなく、わたしたちは既に「見えない戦争」に巻き込まれている、と書いている。格差、貧困、環境、さまざまな理由で、人々は倒れていく。それもまた「戦争」だ。彼らを倒した「見えない銃弾」を放った者がどこかにいるのである。
不詳