2015年5月のブログ記事一覧-名言 至言
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名言 至言

心の栄養剤をどうぞ

法華経の行者

2015年05月30日 | 宗教

(法華経の行者について)

「信者と行者を区別しなければならない。信ずるだけでも御願いをすれば御利益があるに相違はないが、ただそれだけでは菩薩行にはならない。自分ばかり御利益を得て、他人に施さぬような個人主義の仏はないはずである。菩薩行をせねば仏にはなられぬのである。即ち親心になって他人に施すのが真の信者でありかつ行者である」

牧口常三郎


実験証明

2015年05月15日 | 宗教

創立の父・牧口常三郎先生は、「今までの宗教は観念論ばかりで実験証明はなかった」と喝破された。そして、妙法の力によって、わが生命を蘇生させた同志の体験談の発表を「ダイヤモンド」と讃えられたのである。

池田大作


信心の極意

2015年05月09日 | 宗教

「人生に、苦しみというものはある。
苦しみがなければ、遊楽という楽しみを、しみじみと味わえないのである。そこが、よくわかると、生きていること自体が楽しくなる。
それが、信心の極意である」

戸田城聖


勇気と希望を鍛えるための日蓮仏法

2015年05月07日 | 宗教

少女は4歳で失明した。見えなくなったことが理解できなかった。走り回っては柱にぶつかる。生傷が絶えなかった。あすは見えるようになるかもしれない。少女はまぶたをいっぱいに見開いて、見る練習をしたという。

悲嘆と絶望を乗り越えて、一家は強く立ち上がる。少女は今、外資系通信社に勤務。ピアノもプロ級。随筆家としても活躍する。彼女・三宮麻由子さんは綴っている。人は〝絶望の温泉〟に漬かりがち。「希望に向かって邁進するよりも、絶望したと泣き暮らしているほうが楽」だから(『人生を幸福で満たす20の方法』NHK出版)。

池田名誉会長は、宿命に泣く高等部のメンバーに「信心は感傷ではない。泣いたからといって、何も解決しないではないか!」と渾身の激励を送った。1966年(昭和41年)、鳳雛会・グループの野外研修の折である。

御書に「日蓮は・な(泣)かねども・なみだ(涙)ひまなし」(1361㌻)と。私たちはここに、感傷に流されない、たくましい慈悲と同苦の心を見る。他方、「絶望の温泉」という名の感傷に浸り続けるのが、念仏の思想であろう。

勇気と希望を鍛えるための日蓮仏法である。立ち上がって生き抜くための、創価の人間のネットワークである。

聖教新聞 「名字の言」