一流のものに触れることは、自分が一流になる第一歩です。より高きものに学ぶ心が、飛躍への鍵となります。
池田大作
たった一人で、世界6大陸の最高峰を登頂した青年登山家が体力測定した。医師が驚いて告げた。「腕力、脚力、肺活量、すべて平均点以下です」。
だが彼には、データでは測れない、限界を突破する秘訣があった。それは「ありがとう」とつぶやくことだ。8000メートル級の峰で、苦しくなればなるほど「ありがとう」を繰り返す。すると“この困難が自分を磨いてくれる”と力がわき、次の一歩を踏み出せるという。
栗城史多著『一歩を越える勇気』