一流の人格の指導者は、決して「へこたれない」。また、「人を妬まない」。
前へ進む人、成長し続ける人には、他人を妬んでいる暇などありません。人を嫉妬するのは、自分が前に進んでいない証拠です。成長していない証拠なのです。
ダンテは、苦難をバネにして、「汝自身」を大きく育てていきました。「わが道」を前へ前へ進んでいきました。
きっとダンテは、「あの嫉妬深い悪人どものおかげで、わが使命の執筆ができるのだ!」と、敵を悠然と見おろしながら、「大きな心」で前進していったに違いありません。
池田先生
一流の人格の指導者は、決して「へこたれない」。また、「人を妬まない」。
前へ進む人、成長し続ける人には、他人を妬んでいる暇などありません。人を嫉妬するのは、自分が前に進んでいない証拠です。成長していない証拠なのです。
ダンテは、苦難をバネにして、「汝自身」を大きく育てていきました。「わが道」を前へ前へ進んでいきました。
きっとダンテは、「あの嫉妬深い悪人どものおかげで、わが使命の執筆ができるのだ!」と、敵を悠然と見おろしながら、「大きな心」で前進していったに違いありません。
池田先生
「学会活動は自分の生活の“中心点”。それがないと環境の変化に流されてしまう。中心点があるから、ぶれずに変化の波を乗りこなしていける。その“戦い”の中でこそ、使命を自覚できるんだと思います」
「自分自身を日々、人間革命していくことこそ、変化への“最高の応戦”だと思うんです。私たちには、それを誰よりも体現してこられた師匠がいる。これほど心強いことはありません」
連載〈SOKAの現場〉 ルポ・変わりゆく社会の中で より
「聞いてもらうだけで、悩みが晴れる場合もある。話しているうちに答えが見えてくることもある。お互いに、新たな高みへと向上していけるのが、対話の不思議な力である。ゆえに、『熱心に聞くこと』それ自体が、大きな『励まし』になっていくのだ」
池田先生
勤めている会社のために苦労しているのに、評価もされず、報われないと思うこともあるかもしれない。しかし、信心根本に、研究と努力を重ねて力をつけていけば、必ず業績もあげていける。信用も増していきます。信心を根幹として誠実に前進していけば、福運がつき、「心の財」が積まれます。「身の財」も輝いていく。「誠実」と「信用」こそ、青年の財産です。
日蓮大聖人は「観心本尊抄」に「天晴れぬれば地明かなり法華を識る者は世法を得可きか」(全254・新146)と仰せです。
「信心即生活」であり「仏法即社会」です。
今いる場所で、どうすれば勝利できるのか、ありありと如実知見できる智慧の太陽を昇らせるのが、信心です。
池田先生
「朝朝・仏と共に起き夕夕仏と共に臥し」(全737・新1027)です。
きょう一日、明日一日と、地道に着実に、伸び伸びと、また朗らかに、信心の歩みを進めればいいのです。
平凡に思える毎日の中に、必ず信仰の喜びや感謝がある。思うように動けなくなっても、電話や手紙で人々を励ますことができる。皆の幸福と勝利を祈って唱題することもできます。皆さまの存在そのものが光なのです。
日々の暮らしの中に、御本尊への信仰があれば、そして、師匠と共に、学会同志と共にいれば、何の心配も恐れもない。これこそ絶対の安心、安穏の世界です。
池田先生
〈どんな人にも必ず『使命』がある。使命があるから生まれてきたのです。だから、何があろうと、生きて生きて生きぬかなければならない〉
池田先生
人生には、病に襲われることもあれば、失業や倒産など、多くの苦悩があるが、それ自体が人を不幸にするのではない。
その時に、“もう、これで自分の人生は終わりだ”などと思い、希望をなくし、無気力になったり、自暴自棄になったりすることによって、自らを不幸にしてしまうんです。つまり、病気などに負けるというのは、その現象に紛動されて、心が敗れてしまうことをいうんです。
したがって、苦境を勝ち越えていくには、強い心で、“こんなことで負けるものか! 必ず乗り越え、人生の勝利を飾ってみせるぞ!”という、師子のごとき一念で、強盛に祈り抜いていくことです。日蓮大聖人は、「南無妙法蓮華経は師子吼の如し・いかなる病さはりをなすべきや」(全1124・新1633)と仰せではないですか。
池田先生