本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

SONY CFS-F70(その1)

2013年05月06日 21時09分30秒 | ラジカセ
 GW後半のこの三日間でラジカセを修理してました。昭和56年頃に128,000円(!)で発売されたソニーの超弩級機CFS-F70です。コンパクトなサイズにもかかわらず9.2キロもの重さがあります。ドルビーB搭載、PLLシンセサイザーチューナー、アンプは片チャン6.5WですがBTL構成という、ソニーラジカセ史に残るキング・オブ・ラジカセです。数年前にヤフオクで落札したのですが、ちょっと面倒くさそうなので後回しにしておりました。

この写真は修理後のもの。ホントはめちゃくちゃ汚かった。

 ジャンク理由はカセット不動、ボリュームガリありというもの。いつも通りやればなんとかなります。まず前後に割って中身を取り出します。

フロント側。
リヤ側。SPボックスにはグラスウールが。
フロントパネルに中身がくっついています。
フロントパネルから中身を分離する方法がご丁寧に表示されています。
奥がフロントパネル。真ん中がメイン基板、手前がカセットメカ裏の基板です。

 最初にガリ取り。7つあるボリュームは全てスライドです。分解清掃後、接点グリスを塗布。スイッチ類も分解が面倒なファンクションスイッチを除いて全て分解清掃しました。


 続いてメカのメンテ。ゴムベルトは3本使われていて、すべてユルユルになっていました。手持ちの適当なベルトを装着。


 ここまで終えるのに2日かかりました。メンテ性はあまりよくありません。姉妹機のCFS-F40ほどではないですが。



 ・・・・to be continued