にほんブログ村
美幌博物館へ行く。2023年早春、美幌方面へのドライブ。
2023-4-2(日) 晴れ
朝10時、天気はよいがまだ渓流釣りには早いし、山にはまだ雪があるし、急遽、美幌方面へドライブしようとみんなで北見市の自宅を出発。孫長女君は知人の車で朝早く旭川へ遊びに行ったので不参加。最近はバスケの練習や試合など重なり、なかなかみんなでそろってでかけることがなかったのです。
美幌博物館。
ドライブといっても隣り町の美幌には約30分で着いてしまう。まず美幌博物館で面白い企画展示を始めたというので行ってみました。
獣道に仕掛けたビデオカメラで撮影された動物たちの面白映像を色々と見せるというのです。
まず、頭に特徴のある学芸員の町田さんに挨拶。淡水魚専門の彼は簡易魚道を造ってサケを遡上させるなど、その他種々の興味深い企画で美幌では有名人です。
先住民族関係や開拓当時の展示などはそれなりに充実していますがこの日はパス。最初に美幌地区の動物や魚、鳥、昆虫のコーナーをまわりましたが、美幌でみられる多数の動物、鳥たちのきれいな骨格標本の色々が見事です。
最初に蛍のぬいぐるみ。
蛍がとびます。ただ、オホーツクの蛍は国内外来種で、もともとはこのあたりに蛍はいなかったような気がするのですが。
イトウの骨格標本もあった。
良型アメマス(エゾイワナ)の剥製。
美幌川水系でただ一匹捕獲記録のあるオショロコマの標本。危うく焼いて食べられる寸前に町田さんが気づきホルマリン標本にしたという。
アメマス産卵コーナーのかわいいぬいぐるみアメチャンは美幌博物館のマスコットになるとおもう。実は網走川水系、とくに美幌川は類い稀なアメマス川といってもよいほどアメマスが大繁栄しているのです。反面、オショロコマは網走川水系支流にごく局所的にとても小規模な個体群が残っているのみで、いくつかの理由で、おそらく近い将来は消えてゆくと考えています。
アメチャンの下のほうには子供むけスロットルマシーンになっていました。
このあたりに多いトラクターの子供用遊具。
輪投げにはまっています。 このように子供用施設は子供が退屈しないような配慮でしょうか。
美幌の昆虫類は引き出し型の標本箱に収められています。美幌の自然は原始の自然は少ないためか昆虫相はごく普通で、私のような蝶愛好家がとりわけ注目するようなものもいないとおもいます。
とてもめずらしいエゾクロテンの剥製がありました。
孫次女君は、昔からモモンガ大好きなので剥製や骨格標本にしばらく見入っていました。こんな動物がどうやって空を飛ぶのだろう?。
モモンガの切り抜きを作って紙飛行機みたいに滑空させて遊ぶコーナーは子供たちに大人気。わいわいきゃーきゃー騒ぎながらモモンガ紙飛行機を飛ばしてはしゃいでいました。今日は私たち以外には入館者がいないのをいいことに大騒ぎ。
ビデオコーナーではいろんな面白映像がありましたが、最近人気のかわいい小鳥シマエナガの巣をエゾリスが急襲し、必死に抵抗する母鳥を尻目に、卵を全部食べたうえに巣まで破壊して自分の巣の材料に持ち去ってしまうという悪夢のような衝撃映像にみなさん、びっくり。SNS にアップすれば、きっと百万アクセスでしょうか。
とても凶暴な一面も明らかになった、かわいいエゾリスちゃん。
普段はかわいい動物代表のエゾリスの実は凶暴な一面でした。
孫たちが大騒ぎしているので行ってみると、生きたアオダイショウがいました。
野生動物たちのジオラマはかなり凝っています。
近年、越冬しないヒグマの話題もありますが、ふつうメスのヒグマは越冬中に1-3匹の子を出産します。越冬巣の中でオッパイを吸うやたらかわいいヒグマの赤ちゃんに皆さんびっくりするでしょう。
ヒグマの頭蓋骨とすごい牙。この牙にはちょっと勝ち目がありません。
このヒグマ君はかみさん並みのスキニーな個体でした。
最近はタヌキならぬ外来種アライグマが増えています。野外ではシマシマ尻尾を確認できなければエゾタヌキとの鑑別はむずかしい。
最近増えてきた外来種ミンクは泳ぎが上手で、同じく外来種ニジマスを捕らえて食べるのを見たことがあります。
グロイので画像は示しませんが各種野生動物の糞( 英語ではdropping と言います )の展示はよく野外にでかける人は必見。
さらにグロイ、エゾタヌキの脱糞シーンなどのビデオ映像は興味があれば頑張って見て下さい。
屋上展望台までの螺旋階段は63段あり足ガクガク。バスケできたえている孫たちは駆け上がっても平気。
展望台からは広い畑とビートで砂糖を作る 美幌ビート工場が見えるだけですが。
望遠鏡でハシブトガラスを見つけたときゃーきゃー喜ぶ孫たち。今日は広い博物館は孫たちの貸し切り状態で、皆さん、おおいに楽しんだもようです。
帰り際に淡水魚大好きの学芸員の町田さんとしばらく談笑して美幌博物館をあとにしました。
焼き肉割烹 肉の田村。
昼食に美幌の有名レストラン 肉の田村へ行った。10年前くらい前はよく行った店だが実に久しぶりに来てみると店構えも立派、内装も高級感のある大きなお店になっていました。お値段もやや高めでしたがおいしかった。
レストランだけではなく人気のお肉の店もやっており、孫たちはおいしそうなコロッケを買っていました。
美幌峠。
昼食のあとは少し走って今時の美幌峠を見に行きました。休日のせいか観光客はとても多かった。里はもう春景色だが美幌峠はまだ冬。湖の氷は落ちていましたが屈斜路湖から吹き上げてくるもの凄い強風は冷たく劇寒。みるみる体が冷えてゆく。
記念撮影をして早々に退散。
峠の湯。
峠を下って美幌近くまで戻ったところにある人気の温泉、峠の湯に入った。毎年何十回もこの温泉の前を走り抜けるのだが、実際に温泉に入ったのは、今回が初めての体験でした。
駐車場には沢山の車が見えるので相当混んでいるのかと思ったらそうでもなく広い大浴場は高い天井が印象的。
温泉は無味無臭透明であまり温泉らしくないが湯は豊富。
昨日我が家で入浴したので私はお湯に浸かるだけ。
温泉をでると広い畳の休息場があり、沢山の人が寝転がってくつろいでいる。車が多い割には温泉浴場が混んでない理由でした。
私と孫長男君は大型テレビの前に転がってバニラアイスをなめながら日本ハムの試合を見て女性軍が出てくるのを待った次第。
女性軍は抹茶アイスだと。
温泉をでて北見市の自宅まで約30分。 半日行程でしたがまあ、充実したドライブの一日でした。
日曜夕食はトリトンお持ち帰り生寿司。
最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。
にほんブログ村
にほんブログ村
美幌博物館へ行く。2023年早春、美幌方面へのドライブ。
2023-4-2(日) 晴れ
朝10時、天気はよいがまだ渓流釣りには早いし、山にはまだ雪があるし、急遽、美幌方面へドライブしようとみんなで北見市の自宅を出発。孫長女君は知人の車で朝早く旭川へ遊びに行ったので不参加。最近はバスケの練習や試合など重なり、なかなかみんなでそろってでかけることがなかったのです。
美幌博物館。
ドライブといっても隣り町の美幌には約30分で着いてしまう。まず美幌博物館で面白い企画展示を始めたというので行ってみました。
獣道に仕掛けたビデオカメラで撮影された動物たちの面白映像を色々と見せるというのです。
まず、頭に特徴のある学芸員の町田さんに挨拶。淡水魚専門の彼は簡易魚道を造ってサケを遡上させるなど、その他種々の興味深い企画で美幌では有名人です。
先住民族関係や開拓当時の展示などはそれなりに充実していますがこの日はパス。最初に美幌地区の動物や魚、鳥、昆虫のコーナーをまわりましたが、美幌でみられる多数の動物、鳥たちのきれいな骨格標本の色々が見事です。
最初に蛍のぬいぐるみ。
蛍がとびます。ただ、オホーツクの蛍は国内外来種で、もともとはこのあたりに蛍はいなかったような気がするのですが。
イトウの骨格標本もあった。
良型アメマス(エゾイワナ)の剥製。
美幌川水系でただ一匹捕獲記録のあるオショロコマの標本。危うく焼いて食べられる寸前に町田さんが気づきホルマリン標本にしたという。
アメマス産卵コーナーのかわいいぬいぐるみアメチャンは美幌博物館のマスコットになるとおもう。実は網走川水系、とくに美幌川は類い稀なアメマス川といってもよいほどアメマスが大繁栄しているのです。反面、オショロコマは網走川水系支流にごく局所的にとても小規模な個体群が残っているのみで、いくつかの理由で、おそらく近い将来は消えてゆくと考えています。
アメチャンの下のほうには子供むけスロットルマシーンになっていました。
このあたりに多いトラクターの子供用遊具。
輪投げにはまっています。 このように子供用施設は子供が退屈しないような配慮でしょうか。
美幌の昆虫類は引き出し型の標本箱に収められています。美幌の自然は原始の自然は少ないためか昆虫相はごく普通で、私のような蝶愛好家がとりわけ注目するようなものもいないとおもいます。
とてもめずらしいエゾクロテンの剥製がありました。
孫次女君は、昔からモモンガ大好きなので剥製や骨格標本にしばらく見入っていました。こんな動物がどうやって空を飛ぶのだろう?。
モモンガの切り抜きを作って紙飛行機みたいに滑空させて遊ぶコーナーは子供たちに大人気。わいわいきゃーきゃー騒ぎながらモモンガ紙飛行機を飛ばしてはしゃいでいました。今日は私たち以外には入館者がいないのをいいことに大騒ぎ。
ビデオコーナーではいろんな面白映像がありましたが、最近人気のかわいい小鳥シマエナガの巣をエゾリスが急襲し、必死に抵抗する母鳥を尻目に、卵を全部食べたうえに巣まで破壊して自分の巣の材料に持ち去ってしまうという悪夢のような衝撃映像にみなさん、びっくり。SNS にアップすれば、きっと百万アクセスでしょうか。
とても凶暴な一面も明らかになった、かわいいエゾリスちゃん。
普段はかわいい動物代表のエゾリスの実は凶暴な一面でした。
孫たちが大騒ぎしているので行ってみると、生きたアオダイショウがいました。
野生動物たちのジオラマはかなり凝っています。
近年、越冬しないヒグマの話題もありますが、ふつうメスのヒグマは越冬中に1-3匹の子を出産します。越冬巣の中でオッパイを吸うやたらかわいいヒグマの赤ちゃんに皆さんびっくりするでしょう。
ヒグマの頭蓋骨とすごい牙。この牙にはちょっと勝ち目がありません。
このヒグマ君はかみさん並みのスキニーな個体でした。
最近はタヌキならぬ外来種アライグマが増えています。野外ではシマシマ尻尾を確認できなければエゾタヌキとの鑑別はむずかしい。
最近増えてきた外来種ミンクは泳ぎが上手で、同じく外来種ニジマスを捕らえて食べるのを見たことがあります。
グロイので画像は示しませんが各種野生動物の糞( 英語ではdropping と言います )の展示はよく野外にでかける人は必見。
さらにグロイ、エゾタヌキの脱糞シーンなどのビデオ映像は興味があれば頑張って見て下さい。
屋上展望台までの螺旋階段は63段あり足ガクガク。バスケできたえている孫たちは駆け上がっても平気。
展望台からは広い畑とビートで砂糖を作る 美幌ビート工場が見えるだけですが。
望遠鏡でハシブトガラスを見つけたときゃーきゃー喜ぶ孫たち。今日は広い博物館は孫たちの貸し切り状態で、皆さん、おおいに楽しんだもようです。
帰り際に淡水魚大好きの学芸員の町田さんとしばらく談笑して美幌博物館をあとにしました。
焼き肉割烹 肉の田村。
昼食に美幌の有名レストラン 肉の田村へ行った。10年前くらい前はよく行った店だが実に久しぶりに来てみると店構えも立派、内装も高級感のある大きなお店になっていました。お値段もやや高めでしたがおいしかった。
レストランだけではなく人気のお肉の店もやっており、孫たちはおいしそうなコロッケを買っていました。
美幌峠。
昼食のあとは少し走って今時の美幌峠を見に行きました。休日のせいか観光客はとても多かった。里はもう春景色だが美幌峠はまだ冬。湖の氷は落ちていましたが屈斜路湖から吹き上げてくるもの凄い強風は冷たく劇寒。みるみる体が冷えてゆく。
記念撮影をして早々に退散。
峠の湯。
峠を下って美幌近くまで戻ったところにある人気の温泉、峠の湯に入った。毎年何十回もこの温泉の前を走り抜けるのだが、実際に温泉に入ったのは、今回が初めての体験でした。
駐車場には沢山の車が見えるので相当混んでいるのかと思ったらそうでもなく広い大浴場は高い天井が印象的。
温泉は無味無臭透明であまり温泉らしくないが湯は豊富。
昨日我が家で入浴したので私はお湯に浸かるだけ。
温泉をでると広い畳の休息場があり、沢山の人が寝転がってくつろいでいる。車が多い割には温泉浴場が混んでない理由でした。
私と孫長男君は大型テレビの前に転がってバニラアイスをなめながら日本ハムの試合を見て女性軍が出てくるのを待った次第。
女性軍は抹茶アイスだと。
温泉をでて北見市の自宅まで約30分。 半日行程でしたがまあ、充実したドライブの一日でした。
日曜夕食はトリトンお持ち帰り生寿司。
最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。
にほんブログ村
にほんブログ村