花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

庭の野草花(4月) イチリンソウ、フデリンドウ、エビネ、マムシグサ、他

2020-04-24 | 自宅の花
庭の花も1年で一番花が多い時期になりました。
ミヤコワスレも多く咲き始めました。

イチリンソウ(一輪草)
キンポウゲ科イチリンソウ属、多年草、花期:4月~5月、
先端に径4cm程の白い花びら状の萼片が5~6個、薄紫を帯びることある。


フデリンドウ(筆竜胆)
リンドウ科リンドウ属、越年草、花期:4月~5月、山野や野原に生える。
茎先に青紫色の花を数輪つける。花冠は2~2.5cm、先は5裂し裂片の間に副片がある。
花は雨天や曇天の時には開きません。この蕾の状態が筆のようだということから。
右は、昼過ぎに曇ってきたら閉じてしまいました。
ハルリンドウは一つの茎に対して花は一輪ですが、フデリンドウは数輪咲かせます。

エビネ(海老根)   別名:ジエビネ、
ラン科エビネ(カランセ)属、多年草、花期:4月~5月、
エビネの仲間には春咲き種と夏咲き種があり、春咲きエビネの代表がエビネ 、キエビネ等。
葉の間から30~40cmの花茎を出し、8~15個の花を付ける。
萼片は紫褐色、側花弁と唇弁は白色、又は淡紫色の花を付ける。
黄色の花をを咲かせるエビネ(タカネエビネ)

タンチョウソウ(丹頂草)   別名:イワヤツデ、ムクデニア
ユキノシタ科 タンチョウソウ(ムクデニア)属、多年草、中国、朝鮮半島原産、花期:4月
花茎はまっすぐに伸び、上のほうで枝分かれして、花径1cmほどの白い花を多数咲かせます。
白い萼と白い花弁が重なり合って、花びらが10枚あるように見えます。
 

サクラソウ(桜草)
サクラソウ科サクラソウ属、多年草、花期:4月~5月、
浅く切れ込みの入った長楕円形の葉を根元から数枚広げ、中央から1本の花茎を出して、
花径2~5cmの数輪の花を咲かせます。花形の変化が多く、近年では八重咲きもあります。 

マムシグサ(蝮草)   別名:テンナンショウ、カントウマムシグサ
サトイモ科テンナンショウ属、多年草、花期:5月~6月、
マグシグサは、変異が著しく中間的な形態を示すものも多く、
植物学者でも分類が異なるため、分類が難しいようです 、
茎の模様がマムシの皮膚の模様に似ているところから。雌雄偽異株で、雄株から雌株に転換する。
地下の球根から茎を伸ばし、2枚の葉と仏炎苞を形成し、その中に花序がある。
仏炎苞が緑色のものはアオマムシグサと言うようです。
仏炎包が紫褐色のものはムラサキマムシグサとも呼ばれる。


オダマキ(苧環)    別名:アキレギア
キンポウゲ科オダマキ属、多年草、花期:5月~6月、
オダマキには、種類が多くそれぞれに特徴があります。
これは、日本原産の最もポピュラーな種類です。
青紫色で花弁の先端はしろく、丸い花形のものです。
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