花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

庭の花木(4月)ニワザクラ、ハナズオウ、サンショウ、シジミバナ、他

2020-04-15 | 自宅の花木
昨日の庭の花に引き続き、今日は花木を幾つか取り上げました。

ニワザクラ(庭桜)
バラ科サクラ属、落葉低木、中国原産、花期:4月~5月、
一重咲きの庭梅(ニワウメ)の近縁種で、八重咲きである。 
花の色は、淡い紅色のものと白いものがある。 花径は15~20mm位である。


ハナズオウ(花蘇芳 )
マメ科ハナズオウ属、落葉低木、中国原産、花期:4月、
枝上のところどころに紅紫色の小型の蝶形花を束生する。
シロバナハナズオウ

サンショウ(山椒)   別名:ハジカミ(椒) 
ミカン科サンショウ属、落葉低木、花期:4月~5月、
若葉は食材として木の芽の名称がある。雄株と雌株があり、サンショウの実がなるのは雌株のみ。
雄花は「花山椒」として食用にされ、雌花は若い果実、または完熟したものを利用する。
下の写真は雄花です。雌花には二本の角のような雌しべが突き出す。  
雌株もありますが、まだ花になっていませんです。


スキミア(シキミア)
ミカン科ミヤマシキミ属、常緑低木、花期:3月~4月
スキミアは、日本原産の「億両」の別名もある「ミヤマシキミ」の園芸品種 。
雌雄異株で、雄株は冬の間、赤や薄緑の丸いちいさなつぶつぶの蕾で過ごし、
春に白く小さな花を咲かせます。
蕾が実に見えて可愛くて人気がある、我が家のは葉が虫に食われたか?見る影なし。
赤い蕾の方は場所が違うので、葉は健在です。

ナツグミ(夏茱萸)
グミ科グミ属、落葉低木、花期:4月~5月、
葉柄は長さ5〜10mm、赤褐色の鱗状毛がまじる。葉腋に淡黄色の花が1〜3個垂れ下がってつく。 
萼筒は長さ約8mmの円筒形で、子房の上部にくびれがある。萼片は4個、広卵形で大きい。
これは葉の表裏が鱗状紋でした。 
葉の左が表、右は裏です。

似たグミにトウグミがあるが、トウグミは葉裏に鱗状毛、葉表に星状毛が見られる。
 これに対し、ナツグミは葉裏、葉表どちらも麟状毛である。
 簡単にいうと葉表が星状毛か鱗状毛かを確認するのである。

▼シジミバナ(蜆花)  別名:コゴメバナ、ハゼバナ
バラ科シモツケ属、落葉低木、中国原産、花期:4月~5月 、
葉腋から散形花序を出し、3~10個の白花を開く、
花は八重咲きでやや平たい小球状で、径8mmくらい。
家のシジミバナは、咲き始めと刈り取ったこともありみすぼらしいので、
花の印象が悪いので、近所で撮ったもの載せておきます。本当はこうなるのです。
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