花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

庭の花(4月)二輪草のような一輪草、一輪草のような二輪草、他

2020-04-06 | 自宅の花
庭の野草花を取り上げました。
外出を出来るだけ控えるとどうしても庭を眺める時間が増えてきます。

二輪草のような一輪草。
イチリンソウ(一輪草)
キンポウゲ科イチリンソウ属、多年草、花期:4月~5月、
茎葉の間から一本の長い柄を出して先端に径4cm程の白い花をつける。
一つの茎に一輪の花を咲かせるからの名です。
しかし、肥えた株ではイチリンソウも2輪の花を咲かせることもある。
 

一輪草のような二輪草。
ニリンソウ(二輪草)
キンポウゲ科イチリンソウ属、多年草、花期:4月~5月、
茎葉の間から普通2本の長い柄を出して径1.5~2.5cmの白い花が開く。
花が2個ずつつくための名。実際には1個の場合や3個の場合もある。
*3輪咲きを見つけました4/9追加
八重咲きニリンソウ

イチリンソウとニリンソウの違いは花や葉の形や大きさに違いがある。イチリンソウが一回り大きい。
イチリンソウの葉           ニリンソウの葉


シュンラン(春蘭)   別名:シジババ、ホクロ
ラン科シュンラン属、多年草、花期:3月~4月、鑑賞用にも栽培。
葉は細く、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)があります。 
花茎の先に淡黄緑色の1茎に1花、まれに数花を咲かせます。
萼片は広がって3角形の頂点を作り、側花弁はずい柱を囲うように互いに寄り合う。 
別名”ジジババ”は、花姿をこまかく見ていると上の方におばあさんが頭にかぶる”ほっかむり”、
下の方に、おじいさんの”白いひげ”、があることから
ジジババに見えますか? 

ミツバツチグリ(三葉土栗)
バラ科キジムシロ属、多年草、花期:4月~6月、
花はキジムシロに似てやや淡い上品な黄色い花が咲く、径1~1.5cmの5弁花。
根茎は塊をつくり、ツチグリ(根茎が食べられるので栗に例えた名)に似ている。
しかし本種は食べられない、葉は3小葉からなりこの名がついた。
似た仲間では一番早く咲く。
キジムシロと花は見分けがつかず似ているが、葉の形付き方が違う。
左がミツバツチグリです。  右はキジムシロの葉ですが、我が家ではまだ咲いていない。


ムサシアブミ(武蔵鐙)
サトイモ科テンナンショウ属、多年草、花期:3月~5月、
葉は2枚で小葉3枚、偽茎は淡緑色で直立し葉柄は短い、仏炎苞は暗紫色か白緑色で隆起し白い筋がある。
和名は、仏炎苞の形を鐙に例えたもの。

番外編
▼キバナイカリソウ
  
▼賑やかすぎるヒトリシズカ      ▼ハナニラとプチコートスイセン
▼ニリンソウの間から中央に伸びているのはマムシグサの新芽です。

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