自宅の花が続きましたので、気分を変えて散歩中で出合った花達です。
藪の中でもけなげにカタクリが咲いていました。道端ですので、盗掘されたか穴ぼこもある。
▼カタクリ(片栗)
ユリ科カタクリ属、多年草、花期:3月~4月、
春を代表する美しい花ですが、花びらは咲くと直ぐに上向きに反転する。5月頃に葉も枯れた後は翌年3月頃まで
球根のまま休眠する。葉は淡緑色で表面に紫色の斑紋があるが、生育地により全くないものもある。
庭植えは株の大きさが違う。
▼スミレの仲間
スミレは広義には、スミレ科スミレ属の植物の総称ですが、狭義にViora mandsurica種をスミレと言う。
種類が多いので正確な名前は分かりませんので、参考程度とお断りしておきます。
スミレ? 花を横から見ると大工道具の墨入れに似ていることからが一般的。
葉は長楕円状披針形(へら形)で長さ3~8cm、質が厚く、縁に低い鋸歯がある。花は濃い紫色。
ヒメスミレ、ノジスミレなどと区別がつきません。 スミレの撮影は、全て自宅庭です。
▼タチツボスミレ さんやにごく普通に生えている。
▼アメリカスミレサイシン(プリケアナ) 別名:ウィオラ・ソロリア 園芸種が野生化した。
▼タネツケバナ(種漬花)
アブラナ科タネツケバナ属、越年草、花期:3月~5月、湿地等に生える。池の縁から、
白色で十字状花を多数咲かせる。花径4mm、雄しべ6本小葉に切れ込みがあるm葉は互生。
タネツケバナの仲間が多い、ミチタネツケバナは19/3/10投稿済。
▼ナズナ(薺)
ナズナも19/2/22の投稿済ですが、タネツケバナと似て間違い易いので参考までです。
実の付き方が一番分かり易くですね。別名ペンペングサは三味線の音を出すばちの形が実に似る。
▼カキドオシ(垣通し)
シソ科カキドオシ属、つる性多年草、花期:4月~5月、
もうしばらくするとあちこちで見ると思いますが、今は未だ少しか咲いていないですね。
葉腋に長さ1.5~2.5cm淡紫色の唇形花を1~3個づつつける。
▼ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
ハエドクソウ(ゴマノハグサ)科サギゴケ属、多年草、花期:4月~5月
横に這うように枝を出して地面に広がる、花冠は紅紫色で、上唇は下唇より短く狭く2裂し、下唇は3裂し中央部に
隆起して黄色と赤褐色の斑紋がある。 花冠の色が白いのをシロバナサギゴケと言う。
又、似た花にトキワハゼがあるが、花が小さく横に這う枝を出さない違いがある。
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