春暖かくなるにつれて花が咲きとうとう蝶も舞うようになりました。
しかし今頃見る昆虫は、成虫越冬してたものが暖かくなり出て来たものです。
又昆虫が出てきたからと言っても、動き回っているのでそうは簡単に撮らさせてくれません。
▼ナミハナアブ? ハエ目ハナアブ科ハナアブ亜科 3月ー11月、 成虫越冬。
ハナアブだと思いますが、素人には区別がつきません。 (ブンゴウメで蜜を吸っていた)
▼キタテハ タテハチョウ科タテハチョウ亜科 成虫越冬。
初夏から真夏にかけて現れる夏型(地色が黄色っぽい)と、秋に現れてそのまま越冬する
秋型(地色がオレンジっぽい)がある。 (飛んでいるのは撮れないので引っかかっていた時に)
▼ナナホシテントウ コウチュウ目テントウムシ科テントウムシ亜科、 3月ー11月 成虫越冬。
黄赤地に七つの黒紋を持つ、最も馴染みのテントウムシです。(真冬でも見ることがありました)
▼ハムシの仲間 カミナリハムシ?
コウチュウ目ハムシ科ノミハムシ亜科、4月-9月、 体長 5.5mm、
背面は青藍色、体下、肢は黒藍色とのことなので、ホトケノザの葉の上で太陽の光を浴びて青光りして見えました。
▼イセリアカイガラムシ(Icerya介殻虫)
カメムシ目ワタフキカウガラムシ科ワタフキカウガラムシ属、1年中(年に2,3回発生)
オーストラリア原産のカイガラムシの一種。柑橘類栽培における農業害虫。
介殻部が赤褐色、後部に白色の大きな卵のうを付ける。体長メス4~6mm、メス3mm前後で翅を持つ。
(近所のナンテンの木にいっぱい付いていました)
▼アオムシ (エダシャクの幼虫の仲間?)
アオムシと言えば一番モンシロチョウの幼虫が代表的ですが、アブラナ科に付くのが多い。
これは自宅の屋内鉢のゼラニウムに付いていましたので、違うと思われる。
ゼラニウムならヨトウガの幼虫又はシャクの幼虫とありましたが、若齢幼虫と終齢幼虫で色や形が
変わるので詳細名は不明です。(フタホシエダシャクが体長25mm、5月~6月 ?)
普通は同じ被写体を複数回撮ることはしないのですが、青虫は我が家の専属モデルですので、ポーズを変えてもらいました。
尚、幼虫は脱皮を何回も繰り返して成虫になるので、観察する位の熱意がないとダメですね。
<一口メモ>
青虫(アオムシ)は、チョウやガの幼虫の中で長毛やトゲがなく緑色をした幼虫の総称です。
毛虫は、チョウやガの幼虫で体に毛が多い幼虫です。
芋虫は、チョウやガの幼虫で、青虫、毛虫と呼ばれている以外の俗称。
特に、イモ類の葉を食害するスズメガ科のガの幼虫で、体は円筒状でほとんど無毛、尾部背面の角状突起がある。
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