THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,207 LUA RELVA~MA CHERIE LIVE3 (FLAVOR編)

2023-12-20 07:01:52 | Live Set List
会場内に流れるBGMはchicagoの「クリスマス・アルバム」
一体全体、誰の選曲なのだろうか?((´∀`))
やっぱり司会を担当するマサかな??((´∀`*))*****

**はい!
さてさて・・・・・このライブレポート、早くも序盤戦の2バンド目に差し掛かってきましたよ!
楽しい時間の経過はとにかく早い。
残すところは、あと9バンド。((´∀`))
どれもこれも凄腕揃いのクセモノ集団。
まだまだ何が飛び出すか,お楽しみ
乞うご期待だあ!!****

東区東雁来ルアレルヴァ「マシェリ・スペシャル・ライブ」は、個性溢れるバンド達が馴染み深い音楽を演奏するために、札幌近郊から大集結するというVOL,3の名物イベント。

今回は初出演組も含めて、10組がエントリー。

お気に入りの会場による盛大なイベントだけに、雰囲気がとっても気持ちがいいんだよね。((´∀`*))

客席サイドには家族連れやカップル、はたまた各ファンやバンドマン達も大挙して応援に駆けつけてくれました。

感染対策もバッチリと施され(入口に設置されたプッシュ式消毒薬)、数多くの席を用意して皆様のご来場をお待ちしております。


まずは主催者のアキちゃんの側近でもあるマサが、バンドの入れ替え時間を利用して、場がダレないような配慮も含めて、ワイヤレスマイクを手にステージ下手袖からご挨拶。
まあ、いつものように和気藹々と進行。
あの忌まわしきコロナ禍や、趣味の音楽、イベント告知と趣旨、注意事項、会場のご案内、メニュー表、各バンドやらの事を諸々と愉快痛快に語った。

これで、次に登場する連中たちも、表情がグッと引き締まるね。
あいかわらずのタフガイばかりなんだから。
・・・・・悪しからず!!


2、14:15~14:45
「FLAVOR」も地元札幌から参戦の5人組。
9番目に出演するベテラン「中山クラブ」同様にオール・インストウルメンタル。
でも、あちらは王者ともいえるカシオペアだけど、こちらも最新フュージョンの金字塔・・・・・そうです、全曲T-スクエアによる極上のカヴァー。
なんまら、いかしているでしょう!
期せずして世代&ジャンルが近い、1流のバンド対決とあいなりました。((´∀`*))
これは絶対的に要注目。
滅多にお目にかかることのできない取り合わせ。
別に火花散らせての攻防戦になったわけではないけど見ものだね。
貴重なる瞬間が目前にまで迫ってきた。
デッドヒート必至。

それでですねえ・・・・
このバンドと私は何度も対バンを組んでいるのですが、不思議と中々過去のライブレポートに記録がないのですよ・・・。
出演がキャンセルになったり、同じイベントでも曜日違いだったり、例のコロナでライブ自体が中止になったりで、うまくかみ合っていなかったようですね。
膨大なるデータを調べてみると、それでも2016年5月8日の日曜日、小樽今は無き「カモメ亭 お気楽ライブ37」でのものが発見されました。
「よくもまあ、覚えているね」と言われそうですが、それもそのはずです。
だって、超絶技巧派なサウンドは当然として、ガラッと趣向を変えての面白可笑しいMCがインパクト強烈で脳裏にクッキリと焼き付いているものですから・・・・((´∀`*))
あまりにも、コミカルなトークに時間を費やし過ぎてセットリスト4曲しかなったのが唯一の残念な点・・・・。(-_-;)
仕方ないさ。
でもねえ、その勢いにのって先月の3日(金)、小樽銭函「文化祭」でも対バンが実現したのですよ。
めちゃくちゃにうれしい限り。
まあ、持ち時間が25分だったからねえ。
余韻そのままに、STAのアッキーが大プッシュする語りも含めて、そろそろいきましょうか。
今回は30分でのフル稼働。

・・・・編成は、黒いキャップとシャツ、眼鏡姿のイトウ氏によるドラム

白ボディの愛器ヤマハ6弦を駆使するベーシスト佐藤くんも全身を潔く真っ黒いファッションで統一(ROSE指板)
目にも鮮やかなゴールドパーツ仕様。
当然、フィンガー・ピッキングに徹するスタイルを誇示。

上手ポジションに位置するギタリストは、フェンダー・ストラトキャスター担当のリーダー種田さん
(3トーン・サンバーストのボディカラー。
MCも兼任
ローズ指板)

ソフトクリーム同様に、ここでも紅一点なのはキーボード涼子ちゃんが下手に陣取る
(帽子と眼鏡姿。
椅子に着席プレイ。
毎度おなじみのYAMAHA MOX6を使用)

そして、主軸に位置するはアカイのEWIを操るミノルくん
(センターのフロント)という鉄壁そのものの布陣だあ。

涼子ちゃんから、懇切丁重なる優しいメッセージが届いています。
「バンドを結成して、この度めでたく11年目を迎えました。
一人1曲ずつやりたい曲を演奏することが多いです。
無理しないペースで参加できるライブで演奏をしています。
ご来場のお客様、スタッフ&主催のアキさん、ありがとうございました!」

前置きが大変長くなっちゃいました。
それでは、そろそろまいりましょうか!
極上のフレイヴァー・ワールドへと突入だ!!
皆さん、覚悟の方はよろしいかな!?
度肝を抜かれることは間違いなしだ。
レポートの方にも、なんまら力が漲ってきたぞ。
驚いたことに、先月のライブで演奏した曲目とは一切のダブり無し!!
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

衝撃のオープニングナンバーは、捲くし立てるようにご挨拶代わりの「HEROES」
スクエアの中でも比較的知名度の高い、明るくリズミカルな楽曲。
2012年5月23日リリース38枚目のアルバム「ウィングス」トップに収録
(スケールの大きなコンセプト楽曲)。
安藤正容・作曲。
怒涛の如く、息つく暇も与えてくれないんだからなあ((´∀`*))
まったくもってしたたかだ。
相変わらず、細部にわたり凝りまくっています。
BGM用に聞いたら天罰がくだるぞ!!((´∀`*))
ジャズだの、フュージョンだのと狭い括りに例えるレベルの世界ではない。
脳天直下のヘヴィーなベース、重戦車のごときパワフルなドラミング、繊細なピッキングで追随するアグレッシブなギター、あたたかい彩を添えるシンプルなキーボード、貫禄十分に先導し続けるEWI。
特筆すべき点は絶妙のコンビネーション。
仲の良さが如実にうかがい知れる。
キーボードとギターによるバッキングワークも渋い光沢を放つ。
そして交互に織りなすソロバトルは、職人技だ。
極めつけのギター・ソロに合わせて皆さん、踊る、踊る!
ここでは、当然のことながら観客たちの視線は、旋風吹き荒れる彼らの一挙手一投足に釘付け。
そんじょそこいらにゴロゴロと転がっている、中途半端なミュージシャンどもが束になって挑みかかってきても、太刀打ちなんて絶対に不可能の領域。
大やけどをするのが関の山だから、やめておいた方が身のためだぜ!
これで掴みはバッチリとオーケー!
さあてと、今後の展開に胸がワクワクな状態さ。

それにしてもT-スクエアのカバー・バンドはけっこう観てきたつもりですが、ここまでEWIを巧みに吹きこなすプレイヤーは、はじめて見ました。
数年前の夏、札幌シティジャズで見た本田雅人が蘇りました。

「え~と、皆さん、こんにちは。
デコピンです((´∀`*))
嘘です・・・本当は香りが良い、という意味のフレイヴァーです。
しかし、もうすでに加齢臭が漂っています・・・。
(種田さんのユニークこの上ない奇妙奇天烈なるトークは今回も絶好調。
この一言でつかみはばっちりとオーケー。
毎回世相を反映した話題もてんこ盛り。
ひじょうに参考になるよ、マジに。
先月は「ジャニー喜多川です」だったもんなあ・・・・。
今回は、さっそくドジャース入りが正式に決定した大谷翔平の愛犬名を導入。
もちろんバカ受け!
日本のバンドのMCはすこぶる困難とされているけれども、種田氏にかかればお茶の子さいさい。
持って生まれた才能がうらやましいほど)
ライブに誘われるたびにバンド名が変わっています。
でもお声をかけてくれるのはせいぜい小樽の斎藤さんくらいのもの・・・。
知名度アップに心がけている今日この頃ではありますが、本日の主催者、キーボードの幕田さんからは、その後何故だか一切声がかからなくなってきました・・・。
(受付カウンター内でそれを聞きつけたアッキーは、焦ってそのことを否定しながら雄叫びを発する!)
このバンドの戸籍上実権を握っているのはリーダーの私、種田です。
毎度のことながら、マニアックな話題で申し訳ありません・・・・。
それでですねえ・・・・よろしくお願いいたします‥‥(-_-;)
先ほどのソフトクリームさんは、大変な盛り上がりでしたねえ
我々はどうしようもないので・・・・・次に行きますね。
あ・・・・曲名を忘れてしまいました・・・・
おっと、思い出しました・・・・風の少年」
2曲目は、ポップな長調の曲を披露。
全10曲入り2003年4月23日リリースの29枚目アルバム「スピリッツ」1曲目に収録。
惜しげもなく大人の色気とハイクオリティなテンションを堪能させてくれる、安藤まさひろ氏の作品。
イントロから延々と余裕しゃくしゃくでニコヤカに軽く旋律を紡ぎ出すギター。
リズミックなスラップ・ベースが神々しいほどの光りを放ちます。
そこからバトンを受け取ったEWIが、知性溢れる牽引役を一身に担う。
それはいぶし銀のギター・ソロでも同様。
後半でのテンポダウン効果がこれまた効果絶大。
思わず言葉を失うほどに唸ってしまった。
多少は抒情的で地味に聞こえる旋律だけれども、噛めば噛むほどに味の出てくるとはこういう曲のことをいうんだね。
まさにトロピカルなイメージソングの真骨頂。
外は身震いするほど寒いけれども、カラッと晴れ渡る眩しいくらいな青空の風景が、誰の目にも浮かんできたはずさ。
ああ・・・・・そうこうしているうち、遂に中間パートでは、したたかなるキーボード・ソロをクローズアップ。
個性の熱い激突に要注目。
イメージ狙いがずばりと的中。
練りに練られたセットリストの配慮にも乾杯!!
再びさりげなくEWIに戻るところなんて、華麗且つ程よいあんばいでしょう。

「どうも、皆さん、ありがとうございます。
エフェクターの誤作動を起こしてしまいました・・・・。((´∀`*))
今日は今年最後のライブということで、何を隠そう気合を入れなおそうと思って意気込んでいます。
で、自分を見つめ直す意味で大麻グミを買ってきました
(出た!世相反映第2弾!
おもむろに取り出したパッケージをしげしげと眺める)
何々・・・赤ひげ薬局とな。
精力絶倫。
どれどれ一つ食べてみたいと思います。
(ところがなかなか開封できなく、むなしいビニール袋のバリバリ音だけが響き渡る・・・・)
指がかじかんでいまして、うまく開けないのですよ・・・
あ!?やっと破れた!
(一粒取り出して口に放り込む。観客がジッと注視する・・・・)
うん、美味しい・・・・
食べますか!?
(と言ってメンバーらにも差し出す)
皆さんも食べてみますか!!??・・・・
どうも微妙な空気になってきたようです。
ところで同居している私の母親は、76歳でフレイヴァー6人目のメンバーです。
私がギターを背負って、そうっとバンド練習に出かけようとすると・・・また行くのかい?
・・・そのたびにうるせえ!!とひと悶着でございます。
それでは全国のお母様たちに謹んで感謝の気持ちを込めてお贈りします」
3曲目バラード「トウモローズ・アフェア」
1980年4月1日リリースの4作目アルバム「ロックーン」3曲目に収録。
安藤まさひろの代表作。
ドラマ「突然の明日」テーマソングとしてシングル化もされた。
静かに流れるソフト・メロディーと、結構ファンキーなリズム隊の対比が面白い。
アニメっぽいイメージでの創作。
茫然自失とはこのことさ。
喰い入るように見つめ続けるしかないよ。
情け容赦なき攻防には最早瞬き厳禁。
突如としてイントロから繰り出されるキーボード、ベースなどによるアンサンブルが紡ぎだすソロがいやが上にも興奮を煽るよ。
交互に奏でられる旋律は、唖然とするほどのまとまり方だ。
やや抑え気味なEWIと、ギターによる延々のユニゾンも目を引く。
パーカッシブなベースによる、エモーショナルなサムピック奏法。
全体を神々しく包み込む果てしなきシンセの荘厳なる調べは、言葉に言い表せないほど美しい。
これってちょっと練習した程度では成し得ない、基本に忠実なレベル。
阿吽の呼吸で一致団結の賜物。
努力は決して裏切らないを地で行く。
引き締め役の伊藤くんによるストレートなドラミングが、いい仕事をしていますなあ。
バッキングのハイハット中心に進行するドラム・リムショットの刻みが匠の技。
ビシバシと叩き込む骨太なスティックワークは、聞き惚れてしまうほどだ。
更に、最後は雰囲気を変えた、EWIの音色コード進行もパワフル半端ない。
早くもテンションがマックスに達した。
印象的な驚愕の遥かなる旋律に心を奪われてしまう。
安定感も抜群で、琴線振るわされっぱなし。
さすがリズムセクションのコンパクトな仕上がり度合いが抜群過ぎて、憎い限りだ。
もはやジャズだのロックだのなんてせせこましい括り付けなんて意味をなさない領域に達した感あり。

ここでもギタリストの種田氏が、またまた愉快痛快すぎる唯一無二のMCを存分にぶちかます。
でも表情は至ってクールそのもの。
彼に弟子入りしたいくらいだ。
バックのメンバー達はその最中いつも黙って聞き入っているんだけど、そこのギャップがまた面白い。
MCって、結構なめてかかって軽く扱う輩がほとんど。
でもこれって奥が深いぞ。
私は落語、漫才などを見てとっても勉強になった。


4曲目は場面一転してのミドルテンポ
「キス&クライ」
2014年6月1日リリースの40枚目アルバム。
7曲目に収録。
泣く子も黙る手数王伊藤くんの千手観音のようなドラミングは、いつ聞いても目から鱗だよ。
程よく体も温まってきたのか、リラックスモードに突入して地鳴りのごときドラムソロをど派手にぶちかます。
起承転結の展開バランス感覚がセンス抜群。
煌びやかに天空を舞うがごとく、涼子ちゃんの流麗なる威風堂々たる鍵盤さばきよ。
メカニカルな誇り高きミュージック。
クオリティは一級品だと保証します。
中間部分での高速ユニゾンによるインタープレイでは、恐ろしいほどに鬼気迫る演奏を突き付けてきた。
スティーブ・ルカサー並みな速弾きとアーミングを交えた攻撃的ギターソロや、キーボードソロも文句なしに素敵で胸ときめくほどにかっこよすぎ!!
バリエーションをグイグイと膨らませていく。
原曲のテイストを損なうことなく、大胆不敵なる改革を加えている。
タイトかつ緻密な陶酔のアレンジに痺れるよ。
レッドゾーン振り切れ寸前。
余力を振り絞っての大熱演。
全員が汗だくなんだけど、不敵さは絶やさない。
唖然茫然自失で失禁寸前。
しかしよくもまあ、これだけの入り組んだ構成を把握しているもんだ、とただただ感嘆。

「皆様、お疲れ様です。  
すみませんが、いまだ、ひじょうに緊張しています。
でも、嬉しさに感極まって指先が震えており、若干ではありますが、一抹の不安もよぎっています・・・。
暖かく見守っていただけたら幸いです。
なにとぞ今後ともよろしく!
それはともかくも、フュージョンって飽きてこない?
大丈夫?
良かった・・・・あと28曲くらいあります(爆笑)
嘘ですよ。
実は次でラストです・・・・」
会場から一斉に・・・「えええ!!???・・・・」
「スミマセン・・・。
お約束のように・・・・。
今日も女性ファンの獲得も叶わずでした・・・・(´;ω;`)
でもうちのドラマーは、ハードロックやヘヴィーメタル出身なのです。
若い頃にピアスというビジュアル系のバンドで、メジャーデビュー直前までいった男。
必至にメイクをした顔を鏡で見たら、自分のお母さんにソックリだったそうですよ。((´∀`*))
メイクをし過ぎてシミだらけになったので、除去手術を行ったんです。
会場内を暗い雰囲気にしてしまったようです・・・・
それでは、最後です・・・・・
今時期に合わせて特別にイントロで山下達郎のクリスマスイブを絡めてみました。
ヤマタツでも、決して山上たつひこではありませんよ!(爆笑)
知ってますか、がきデカ
死刑の・・・・
コマワリくん。
昔、私は似ているとよく言われたものです。
考えてみたら、悲惨な少年時代をおくっていました・・・
がきデカの脳みそは9割が下半身のことばかり考えているのだそうです。
うんちく話はキリがないのでこの辺にて終わりにします。
突発的なことには対応できないものでして・・・・」
ダメ押しとばかり「オーメンズ・オブ・ラブ(クリスマスイブ・バージョン)」で、畳みかけるようにとどめを刺す。
日本人ならば誰もが耳に覚えのある名曲へと、いつのまにかなだれ込んでいる。
1985年6月21日にリリースした12インチ・シングル。
同年4月1日にリリースされた10作目アルバム「R・E・S・O・R・T 」の1曲目に収録された永遠の傑作。
長く愛される吹奏楽編成やエレクトーン向きの定番曲。
ちょっとそれまでとは異質なニュアンスを免れない構成だけど、これがまた心底グッとくるではないか。
これってカシオペアから受けた多大なる影響が、如実に表れた結果なんだそうだ。
それを知ったら納得。
各メンバーの自己アピールする度合いも、快感ほとばしる。
サウンド美意識の披露具合が絶妙だね。
まるで吹奏楽のために制作されたと勘違いされちゃうのもうなずける。
そのくらいによくできたスケールのでっかい作品だ。
EWIの音色がフューチャーされたあとは、各メンバーらによる火花散らせてのインタープレイ大会。
ベース・サウンドをグッと前面に押し出して、キーボードのバッキングも的確で派手な作品。
これをアクロバティックと呼ばずに、何をアクロバティックと呼ぶのか?
いやはやなんとも、すさまじいの一語に尽きますなあ。
いきなり疾走感溢れるアドリブの応酬で、オーディエンスは金縛り状態に陥るのだ。
もうこのグルーヴで、ハートは鷲掴みにされた。
相当に浸透しているだけあって、俄然盛り上がりが違いますね。
会場全体が滅茶苦茶にのり出したシーンをしっかりと目撃したぞ。
終盤としては申し分なき決定版。
力強いスネアによる連打が炸裂。
そこから次々と覆いかぶさるように追随してくる猛者たち。
あらら・・・・?ダンサー達がステージに彩を添えてくれる。
光る三日月タンバリンで必死に応援している方もいらっしゃいました。
そんな光景を見ていると、童心に戻っってしまうね。
ラストにふさわしき全員でのせめぎ合い。
目いっぱいに完全燃焼!
会場全体が一体となってのダンス大会。
イスに座ったままの人達も自然と体を揺らしながら、ノリノリに気分も高揚しているようだ。
どこもかしこも、お祭り騒ぎ。
ライブならではの醍醐味だね。
だからこそ、やめられないライブイベント出演。
満足感に満たされた表情で「ありがとうございました、フレーヴァーでした!!」
と大団円を告げる。
締めのありがたきお言葉を頂戴しましょうよ
「皆さん、良いお年をお迎えくださいませ!
いつもよりも、受けていたような気がします」
((´∀`*))
結局は美味しいところを、全部持っていかれちゃったねえ。
軽妙洒脱な癒しの語りにもやられちゃったさ。

フィナーレを迎えたフレーヴァ―は、達成感に満たされて誇らしげ。
観客席のあちこちからは当然「凄い!!」の声が漏れ聞こえてきた。
それも致し方ないだろうね。
またすぐにでも見たくなる貴重なバンドさ。
正直な感想なんだもん。
この日最高の超絶悶絶なテクニカル軍団だからな。
それは絶対に保証するよ。
本人たちは至って控えめで謙虚だけど。
「能ある鷹は爪隠す」を地で行くのだ。
聞きたくもない自慢たらたらな垂れ流し野郎どもとは雲泥の差。
オフステージでちょっとメンバーらと会話をしたけれども、今時珍しいくらいに好感の持てる実直で真面目な人ばかりさ。
それは音でも正直に反映されているよね。

エキサイトしたマサも、声高らかに賞賛の言葉を絶え間なく贈る。
そして、この場をお借りしてこの後に控えし膨大なる対バン名を読み上げる。

****この勢いの熱量そのままに、お次も負けてはいられません。
これまた異色のパーティー・カヴァー・バンドが参上しますよ!!

追記:このライブレポートは、想像以上に数多くの方々が読んでいてくれているようでうれしい限り。
会う人、会う人が賞賛してくれる。
とても励みになります。
たまに辛辣な意見もいただきますが・・・・(-_-;)
それらも全部ひっくるめて、今後の参考とさせていただきます。
さ、次にいってみよう!!
疲れ知らずのベテラン・オーディエンス達は、マナーを守って仲良くそれぞれ思い思いにライブを堪能。
****




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