THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

バンドはハードスケジュールの日々はまだまだ続くよ!!

2023-03-11 08:45:51 | リハーサル
雪もかなり溶けてきて、この分だと3月中には、根雪は消滅するようです。
嬉しいなあ・・・。
外はドロドロのベシャベシャ状態ですっぱね(!!)も跳ね上がるけど、上機嫌。
春よ、早く来い!
山菜採りが今から待ち遠しいよ。

そんなわけで、今週の月曜日にスタジオ入りしたけど、4日後の金曜日にもリハ。
STAでは滅多にない事。
これは珍しいスケジュール。
諸事情により、日程が詰まっていたので、このようになってしまった。
メンバーの皆にはバタバタさせてしまい申し訳ない次第さ・・・・。
だから、2人がどうしても都合がつかず、欠席・・・・。
6人が意気揚々と集合。
暖かくなってきたので、元気一杯とノビノビした気分に浸れるよ。
駐車場もツルツル路面でひじょうに危ないけどね・・・・。

コロナもかなり落ち着いてきたので、バンド活動が活性化してきた。
これは素晴らしい事。
ロビーも賑やかで混み合っている。
超久しぶりに「幕ノ内」のメンバー達とも遭遇。
友好を温めたよ。
おぬしたちも相変わらず頑張っているね。
よしよしだ!

今はWBCの真っ最中。
皆、盛りあがっている。
前日の1試合目も凄い勝利だったけど、2日目のこの日の白熱。
いやはやなんとも手に汗握る展開。
メンバー達も口々に野球論を展開して大盛り上がり。
トンチンカンな対象のアッキーも話の輪に入って和ませてくれる。
多少、イラっとさせてくれるけど‥‥(-_-;)

オーナー・キンさんの粋な計らいでちょっと早めにスタジオ入りできたさ。
これは心憎い配慮。
だから、セットアップが早めに済んだ。
時計を見て見たら、まだ入りの時間にもなっていないしなあ・・・・((´∀`*))

今回は、余裕しゃくしゃくにいけそうだ。
会話も自ずと弾むよ。
マサはいつものようにセットリスト表を壁に貼り付ける。

管楽器はうぱくんのバリトン・サックスのみ。
良く聞こえるし、新鮮だ。
ああ、こういうフレーズを吹いているんだあと。
皆も彼の奮闘を絶賛。
真面目で熱心な愛すべき男だよ。
本人は緊張していたらしいけどね・・・・。

で、来月からSTA伝説のジェームス・パンコウことミツが満を持して合流する。
これは事件です。
うぱくんにもトロンボーンが入ることを伝えたら、「一体全体、誰ですか・・・?」と尋ねてきた。
「岩手ミツオくんだよ!」
何と、数年前まで2人は一緒に演奏活動をしていた仲だった!!
狭い世界だね。
やっと重い腰を上げたのさ。
これならば、うぱくんはホッと一安心。
ミツならば気心もしれているし、人望も厚い。
なんたってSTAのボントロ中、一番シカゴに精通しているし(かたくなに、シカゴⅢまでしか認めないけど・・・・)
この2人が一致団結して吹き込めば、そうとうな刺激を方々に与えてくれることだろう。
思っただけでも、ワクワクしちゃうなあ。

ライブ当日は司会が不在なのでマサが疑似ナレーション。
「1・2・3~~!」
豪快に波状攻撃の狼煙をぶち上げる。

音量のバランスも良好。
驚いたことに、ニシヤンがホーンの音不足を瞬時に理解してブラス・リフを弾く。
これがすこぶるかっこい。
器用なヤツだなあ。
効果覿面。
この手法はカリフォルニア・トランジット・オーソリティのアレンジ・バージョンを参考にしたのかな。
まあ、いずれにしても才能豊かなる音楽集団のなせる技だ。

そのニシヤンはこの間のリハ時に購入したばかりのヒストリー・レスポール・スタンダードを得意げに持参してきたんだけど、ネックサイドのストラップピンが抜け落ちてギター落下に危機に瀕していた。
今回はバッチリと固定してきたよ。
でも、今度はワウペダルの接触不良が勃発。
この間の雪明りの路サウンドチェック時にも、ノイズが出てたし・・・。
それを思いっきり蹴っ飛ばしていた。
「こういうのは蹴りを入れるのが一番!」
昭和だなあ・・・・。
なんというワイルドなる対処。
エフェクターも可哀そう‥‥(´;ω;`)
モッチンは自分のストラトキャスターもストラップピンが抜けちゃったらしい。
何を詰めて、何を塗って固定すればよいか聞いていた。
アロンアルファよりは木工ボンドの方がお勧め、とニシヤン。

アッキ―も確認していたけど、ソロのパート。
tromboneが不在なので、ここはうぱくんが自ら名乗りをあげてソロを担当。
続く、トランペット・ソロはミキティが吹くんだけど、この日は欠席しているから、ここも誰言うことなく自然にうぱくんが担当。
これがアバンギャルドな音色で身震いするほど。
バリトンサックスは修理に出さなければいけないコンデイションらしいんだけど、そこはうまくこなしていたよ。
プラスチックの丸いパートが剥がれ落ちていたけど。
これはアロンアルファでも貼り付けが可能だそうです。
それよりも、以前は本番中にバリトンの押さえ金具が大幅に取れてしまい演奏を断念したという苦い経験があるそうだ・・・・。
モッチンも重いソプラノサックスを座って吹いていたら椅子にぶつけてしまいへこんでしまったらしい・・・。
その修理の方法も尋ねていたよ。
コツコツとリペア職人が叩いて凹みを直すのだそうだ。

マサは曲ごとにホーンの薄さを少しでも補強すべく口でフレーズを歌う。
各自がそれぞれに色々と考えている。

タッキーのコーラスワークも益々冴えわたる。
マサとのコンビネーションもばっちり。
阿吽の呼吸で最高。
もちろんパーカッションも手を変え、品を替えの大奮闘。
グレードアップを図る。
遠慮なくサウンドにバリエーションとグルーブを与えてくれい!
ヨロシクね!

最初のMC後、3曲目。
今回のセットリストはシカゴの曲が目白押しでご機嫌。
こんなのは何年ぶりだ!?
気合も十分に漲っている。
やる気満々。

シンコペーションも件でアキから質問が飛ぶ。
ニシヤンもアクションで支持。
早速2テイクに取りかかって修正を施す。
コンビネーションもほどよく仕上がった。
癖のある曲だけにやりがいがある。
早口言葉のようにまくしたてるボーカルが難所。
そこは、難なくクリアしているけどね。
イントロでは軽快なピアノに絡むドラムのフィル。
エンディングのtromboneソロは、うぱくんが忠実になぞっての再現。

今回最大の鬼門。
ラテン色濃厚なナンバー。
珍しくベースからの導入部分。
重低音のタイトなピッキングが難しい。
延々とこれが先導して続く。
それに次々とのってくるメンバー達。
その様はスリリングで圧巻。
マラカス、タンバリン、タンバリンに次いで満を持しての登場がハモンドオルガン。
そしてヘビーなギターコードが轟きわたる。
痛快すぎる。
メンバー達の考えることは同じ。
とにかくお祭り騒ぎ並みにチャカポコシャンシャンと絶えず打ち鳴らす。
その様は身震いするほど。
リードボーカルはマサとタッキーが交互に振り分ける。
タッキー初のボーカル。
中々に渋く頑張っているよ。
アッキーもコーラスにオルガンにコーラスと奮闘。
もっちんに「可愛い」と褒められて上機嫌で、単純にやる気も倍増((´∀`*))。
歌詞はその場で紙に書いていたけど・・・。
中間部分では最大の見せ場でもあるドラムソロ。
マサの提案で30秒くらいにエディット。
アッキーが全開映像に収録してライン上に公開。
これがすこぶる大好評らしい。
マサも改めて映像で見たんだけど、正確なリズムと起承転結に叩きこなすモッチンのスティックさばきに感動しちゃった。
間違いなく、STA史上トップに君臨する腕前だ。
一番年上なのに、決して高飛車にならずフレンドりーなのも、ポイントが高い。
雪崩れ込む怒涛のエンディングに極めつけの連打をかますモッチン。
本番なみの迫力。
バッチリと収まり、笑顔も湧き上がる。

折り返し点の曲も俄然、調子が良い・・・というか、どの曲もいい塩梅にまとまっているね。
素晴らしいなあ。
モッチン曰くオリジナルのビートルズとシカゴとではノリが違うとのこと。
時折差し込まれる解説がとっても勉強になる。
目から鱗だ。
コーラスも充実。
アッキーも最近、この曲のコーラスで加わってきた。
歌詞を覚えつつね。
これは何度も回数を経て成長するというもの。

それぞれが、いい仕事をしている。

残りの2曲は貫禄のブラスロック。
もうこのあたりにたどり着いたら、豪快に吠えるしかない。
勢いが凄まじすぎる。
猪突猛進。

イントロの約束事もキッチリと入れるようになった。
長年あやふやだった箇所が、これで固定したよ。
スケールアップしてクール。

予備曲のインストも3人のソロ回しでは、うぱくんやニシヤンが個性的な遊びを加えて和やか。
面白いなあ。
他のメンバー達では、絶対に実現不可能な試み。
エンディングでは、いつの間にか、ドドンパになってしまったけど・・・・。
やるときにはやるけど、砕ける時には思いっきりズッコケる。
この匙加減も信頼性があればの話。

何という時間の余裕。
小休止中では美味しいホットコーヒーを飲む者もいてゆっくりとくつろいでいる。
ニシヤンとモッチンはクリームのブルース・スタンダード「ハイダウェイ」のセッション大会の興じていた。


後半戦は本番さながらに、ぶっ通しでプレイしてタイムの計測も行う。
自画自賛の出来具合。


「千の風になって」の替え歌を皆が歌って笑った。
ニシヤン、うぱくんの歌も聞けるなんて貴重だよ。
ユニークな猛者ばっかり。

たまに余裕をもってリハは終了。

しばし、ロニーで談笑。
タッキーは寒い外で喫煙。
と、そこでニシヤンの車が滑って駐車場から発進できないとロビーに入ってきた。
FF車なんだね。
キンさんはじめ、皆で押しに行く。
最初は後ろから押すもダメ。
一旦、バックさせたら脱出できたよ。
良かったね。
それでは本番で会いましょう!!
小樽の老舗ライブハウス「ゴールドストーン」
お待ちしております。

追伸・・・・STAでは随時、管楽器のメンバーを募集しております。
吹き荒れるシカゴやブラスロックを体現したいミュージシャンならば、熱烈に歓迎!!!
絶対にはまること、請け合い。



























コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« VOL,197 雪明りの路オールデ... | トップ | VOL,197 雪明りの路オールデ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

リハーサル」カテゴリの最新記事