THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

FRIENDS~ELTON JOHN

2016-05-19 17:24:10 | free form space


 映画 「小さな恋のメロディ」は小学生カップルが主役でしたが、1971年に公開されたこちらの「フレンズ」は14歳のミシェルと15歳のポールが主人公。
 70年代青春映画の名作の一本です。
 いきなり天涯孤独の身になってしまった貧しいミシェルと、裕福な家庭に育ちながらも親の愛情に恵まれないポールが,ある日パリの動物園で知り合い意気投合。友達としてドライブに出かけるも、お互いの境遇を知り徐々に恋に発展。田舎の美しい田園地方コテージに逃避行。
 そこで結ばれた二人の新婚生活。餓えを凌ぐための闘牛場での仕事。妊娠がわかると、二人きりの出産。ときには喧嘩もするけれど、もはや離れられないほどの深い愛情で結ばれた家族3人。ずっと探し求めていた生まれて初めて経験する本物の家族愛。永久に続くと信じ仕事に向かう父親を見送る妻子。
 あの幸せに満ち溢れた3人の笑顔が、尚更ラストシーンに待っている別れを想像すると辛いんです…。その直前で映画は終わりますが。
 映画全体を優しく包み込むように流れる極上のピアノメロディと歌声は若き日のエルトン・ジョン。映画音楽初担当です。
 2枚組レアマスターCDにサントラが収録されています。この映画は大ヒットして「続フレンズ」が同じキャストで製作されました。私の記憶では確か札幌での「フレンズ」人気が絶大だったため、真っ先に公開されたはずです。新聞広告に監督自ら感謝のコメントが載っていました。何故か「続フレンズ」はいまだにソフト化されていませんが…。引き裂かれた家族が再会するところから始まるこれまた必見の感動作品。
「フレンズ」がDVD化されたイベントに叶姉妹がゲストだったのには笑っちゃいましたが、私は早速それまで所持品がVHSだったのを処分して購入しました。
 ミシェル役のアニセー・アルビナはその後、美しく成長して、映画「 夢・夢のあと」に主演。音楽はジャーニーが担当しています。レコーディングは日本で行われたのですよ。

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