THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,214 小樽☆浅草橋オールディズナイト21 (エロティカ☆ヘヴン編)

2024-08-04 23:24:01 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

まずは機材類の詳細を。
ベースアンプはいつものハートキー・システム
ドラムセットはパール製
シェルはあずき色
ギターアンプは3台
ローランドの超絶なベストセラーJC-120&40

熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)、スイング・アウト・シスター(ブレイクアウト)、ヴェンチャーズ(10番街の殺人)、バグルス(ラジオ・スターの悲劇)、オリジナル・キャスト(ミスター・マンディ)、レインボウ(アイ・サレンダー)、ザ・ビートルズ(レボリューション)&(アイ・フィール・ファイン)、ストーリーズ(ブラザールイ)、ハイヤー・ラブ(スティーブ・ウインウッド)・・・・

空気が多少はヒヤッとしてきたけど、グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故、本来ならばここが出番なのですが、それは最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

トリ前に控えしバンドは・・・・

「エロティカ☆ヘブン」
18:35~19:05
札幌からの初出演バンドです!

14番目に控えしは我らが盟友のバンドだ
あの彼らが、またまた~やってくれました((´∀`*))!!

はい、そうなのですよ。
極上のお祭りバンドが満を持しての登場です。
バンド名からも一目瞭然のサザンオールスターズ。
一部の仕込み技を除いては(?)サザンのカバーで一大網羅だ。
潔いくらいな名前だね。
泣く子も失禁しちゃうほどに今、最もノリに乗っている奴ら
この日のオオトリバンドでさえもが以外にも危機感を感じちゃっていたさあ
そのくらいに対バンを食いまくる驚異のパフォーマンスは必見、必聴、間違いなし

彼らもずっと以前から噂やフェイスブックなどで見聞きしてはいたけれども、ライブを見るのは4か月ぶりなだけに個人的にもずっと楽しみにしていました。
(去年3月12日の日曜日に小樽ゴールドストーンで見たのが初めて
そして今年の3月17日スターライト・フレンズ89以来
よって今回で3度目の対バン)
な、な、なんと6月23日の厚別ふれあい広場・屋外ライブでもオオトリで暴れまくったばかりさ

この日のイベントも終盤に差しかかってきた頃から、クセモノ達がズラリと登場して場を一段と盛り上げてくれました。
もうねえ、顔ぶれは気心の知れたよく見かける連中ばかり。
とにもかくにも、ジッとなんかしていられないくらいに賑やかこの上なき集団。
最初から最後まで、爆笑の渦を展開。
よくぞここまで突き抜けてくれるなあ・・・と感心しちゃったくらいだ。
よほど、細部にわたってシナリオを組みつつも、リハーサルの繰り返しを行ったんだろうなあ。
それでなければあれだけのウケを得ることは不可能だもん。
演奏はもちろんのこと、各メンバー達のキャラクターにあわせてMCの流れもバッチリ。
数多くの話題を振りまきつつも、皆の注目を一瞬でかっさらっていってしまったよ。
恐ろしいほどに素晴らしい奴らさ。
ちゃんと下ネタまでをもふんだんに盛り込んでいるしなあ。
天晴だ
相変わらず、とっても勉強になるステージングだった。
ある意味ではこの日最大の目玉だからね

編成は男女混合でこの日最多の10人組。
よってステージ上はすし詰め状態
中には超懐かしい面々も擁する。

メンツの内訳をば・・・・・

ハットと黒サングラス姿のタカくんはドラムスの担当
(十字架ペンダントのアクセサリーも装着)

サングラス姿のヤッチはベース
(白いハットを粋に被っていた
黒のアームレスト&超絶にド派手なシャツを着こんでいた
。愛器のESP5弦、ナチュラルボディカラーのベースを使用。
ローズ指板)

カリスマ・ボーカルはリーダーのテッチャンでやはり秘密兵器を着用。
これ、最後の最後に正体を明かすのだ((´∀`))
ビックリだよん
奇妙奇天烈摩訶不思議捧腹絶倒とは彼のための言葉
とにもかくにも、これは生で体験した人でないと全くといっていいほど伝わらないね
目にも鮮やかこの上ないレインボウ・カラーのスパンコールシャツがポイント
これ、どこで入手したのか、今度機会があったら聞いてみようっと

ひと際ワイルドなファッションのギターは問答無用のラッチョ
ヤッチとは長年にわたって強い絆で結ばれている
(毎度おなじみナチュラル・カラーのフェンダー・ストラトキャスターを使用。
メイプル指板)
マサは彼を見る度に「またまた違うバンドだぞ」と突っ込みを入れる
ボンジョビのカバーバンド「バッドネーム」ショーヤのカバー「CHOYA」、ELTのカバーバンドや洋楽&邦楽ミックスバンドなど多数に在籍
愛妻ヨッシーも熱烈応援に駆けつけていたよ

下手に陣取ったキーボードは方々で売れっ子のテクニシャンで道産子版坂本教授こと、いつでもクールなテク蔵くん
ロマンスグレーに例の眼鏡を装着
(2段構えの装備。
赤いスタンドはSTAY。
NORD&YAMAHA EOS)。
何とコンガもこなすマルチプレイヤーぶりを遺憾なく発揮
赤黒のドットシャツもやたらと目を引くね
ステージ映えも抜群

妖艶にドレスアップしたコーラス&ダンサーの2人はシノブ嬢とサーヤ嬢。
サーヤは、あのバービーボーイズのカバーバンド「ブラックリスト」のキョウコ役を請け負うシンガーなのだ!
自ら率いるユーミンのカバーバンド「宇宙図書館」も要注目
よってシェイプアップして精悍になったナイスガイのマオくんも応援に駆けつけてくれたさ。
2人はタンバリンやサンバホイッスルも兼任するという多忙さ

テナーサックスは眼鏡姿の長身ヤマキくん
スターライトの時にはスケジュールの都合で泣く泣く参加を断念したという経緯がある
でも今回は元気いっぱいに無事合流

彼は去年長久保くんの紹介で江別でのライブイベントでSTAに1度だけ参加してくれたのさ。
楽屋テントで直接聞いたんだけど、6月から東京に転勤したのだそう・・・・・(´;ω;`)
北海道でのつもりに積もった良き思い出は一生の宝物でしょうよ
そう言いながらも、近い将来再会するかもねえ

説明不要のアルトサックスはSTA、Yプロジェクトなどなどに在籍のキャンディー・ダルファーことチャーミングなミキティだ!
彼女はこの日、グッディーズに引き続きプレイするというアクティブなレディ
相変わらずのバタバタ状態・・・とは本人の弁
頭にサングラスをのせて、上下のファッションは個性的なデザインのいかにも夏向き風
管楽器2人体制ながらも盛大に気を吐いていたよん
しかもやまきんと子芝居まで披露して爆笑ドッカン、ドッカンと沸いた

椅子に腰かけてのパーカッションプレイヤーはG・G
オールバックに眼鏡姿のダンディないでたちが渋いルックス

立ち位置の設定もバランスよく統一。

そして特筆すべきは全てにおいてザッツ・エンターティンメントのボーカルだ!
エネルギー全開。
彼が桑田佳祐役を務め上げる。
よくもまあ30分という極限られた時間内にこれだけのネタを凝縮し多ものだと感嘆と敬服
実は毎回緻密に考え抜いて練り上げているそうだ
その片鱗が随所に見え隠れしている
見ている一般サイドにはそんなこと微塵も感じないんだろうね
努力は決して裏切らないということを身をもって証明してくれたようなもの
ハッピーモード満載だった。

サザンは国民的な大物バンドゆえ膨大なヒット曲を生み出してる。
セットリストには嬉しい悲鳴状態で苦慮したことでしょうね((´∀`*))
実は以前のオフステージ時にマサはテッチャンと密かに会話を交わした
ステージのハチャメチャぶりとは打って変わって普段は礼儀正しく好感の持てる男性
それは去年のゴールドストーンでも同様だった
で、やはり30分という枠組みでのシナリオ設定は毎回大変らしい
そうでしょうね
最初から最後まで1秒たりとも一切の無駄がないパーフェクトな構成
「マサさんのために頑張りました」なあんて嬉しいお言葉までをも頂戴した次第
あえて彼のことを天才と呼ばせていただきます
完璧に札幌の明石家さんまだよ

前置きが大変長くなりました。
やる気満々の意気込みがヒシヒシと伝わってくる采配。
期待感にワクワクときめきながらの観戦

ここいらで本編に入りますよ!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
慎重なサウンドチェックをとうに終えて、セッティングは完了しているので十分進行に余裕があります。
大所帯故に時間もかかっちゃうのは致し方なし。


準備万端整いましたよん。
さあ、そろそろ参りましょうか!!
華麗なる懐かしいジャパニーズ・ミュージック・ショーの幕開け。
このジャンルを扱うバンドは膨大に存在するけれど、こちらはいかに!?
お手並み拝見と参りましょうか
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))
1曲1曲が無駄なく仕掛けを施しコンパクトにまとまって次々と飛び出してくるよ
正におもちゃ箱をひっくり返したかのようなサプライズの巧みな連続技

***せっかくなのでこれまでにこのバンドがぶちかましてきた名演やドタバタ劇も交えてお届けしたいと思います
どうかご理解のほどを・・・・・***

狙ったかの様にユーミンの「真夏の夜の夢」が盛大に流れる
この賑やかなBGMに誘われてワイヤレスマイクを手にした司会者兼主催者の斎藤氏がバンドを懇切丁寧声高らかに紹介する
((´∀`)ステージの下手から)

「はい、お待たせしました!
小樽浅草橋オールディズ・ナイトはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
先ほどまでの雲はどこかに行ってしまいました
昨日に引き続きピーカン
暑いのも考えものですが・・・・そろそろ涼しい風も吹いてきましたね
まだまだゴージャスなバンドが出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
ただし、熱中症にはご用心ください
それでも具合が悪くなった方がいらっしゃいましたら必ず救急車を呼びますのでご安心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
お次に控えしバンドも力強いノリノリサウンド展開だからもの凄く楽しみですよ。
興味津々のジャンルは往年のサザン・カバーが中心。
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです。
応援のほどをよろしくお願いいたします!
それではエオテイカ☆ヘブンの皆さんです。
とことんまで楽しませますよ~~!
のってきたら遠慮なく、手拍子のほどをどうぞよろしくお願いいたします!!
・・・・夏に相応しいご機嫌な音楽をたくさんお送りします!!」と告げた

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
COME ON BABY
HEY THERE EVERYBODY!
LET'S GO!
HERE WE GO!!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

おっと・・・あれれれ・・・?
これってサザンではない
1977年に発表された猪木のテーマでしょう
「INOKI BOM-BA-YE」だ
(アルバム炎のファイターに収録)
全くもって予測不可能
ところが中々、ボーカリストが登場しない。
やっと上手からテッチャンが、あろうことか猪木のでっかいお面をつけて飛び出してきた
堂々の降臨。
しかも真っ赤なサテン地のガウンを装着しているではないかあ!!
そして胸を張って大股開きポーズのままで、雄叫びをあげた。
お約束となった「馬鹿野郎!
お元気ですかあ!
元気があればなんでもできる。
よし、それではいくぞ!
全員一緒に1・2・3・・・・ダア!!!」
素早く衣装を脱ぎ捨てて観客を盛大に煽りまくる。

「激しい曲だから絶対にノッテくださいよ・・・・ホテル・パシフィック!!」
まずはドラムによるカウントが打ち鳴らされる。
「1・2・3・4~!!」
サザン45作目のシングル。
2000年7月19日発売。
アルバム「海のoh,yeah!!」に収録。
オリコン週間チャートでは最高2位を記録。
間髪入れずに華やかな怒涛のナンバー
正真正銘な本格的オープニングにはもってこいな采配だ。
爽やかにライブは威勢よくスタート。
いきなりの開巻にはおあつらえ向きだね
豪快なる波状攻撃の幕開けさ
ラッチョも、巧みなフィンガリングで猛然とアピールしながら汗飛び散らせる。
「テケテケテケテケ~~~!♬」
テッチャン「ヴェンチャーズはちょっとだけよ~~~!」
それまでは黙々とバッキングに徹していたベースのヤッチも、ドラムの前にせり出してきてピッキングを繰り広げてきたあ。
俄然、迫力満点に熾烈な火花散る攻防!!
あまりにも破天荒過ぎる・・・でもサウンドのバリエーションはバッチリ
目いっぱいにやらかしてくれるなあ
これぞまさしく究極のエンターティナー
ここはご挨拶程度の導入
オーバーアクション気味のバンドマン達はすでに一致団結で脳天ヒューズはスパーク
レッドゾーンも完全に振り切っちゃっている
まだまだ先は遥か彼方まで長いぞ
おうおう、スタミナの温存も大成功でしょうよ。

「みんな、どうもありがとうございます!
オーケー!
よろしくお願いいたします。
俺けっこう真面目に語りますよ。
・・・・・LOVE AFFAIR~秘密のデート」
41作目のシングル。
1998年2月11日リリース。
album「さくら」に収録。
オリコン週間チャートでは最高ランキング4位を記録。
心地よいピアノに導かれてのハーモニーが美しい。
勢いはとどまることを忘れたかのようだ。
両手を高く掲げて手拍子を打ち続ける。
実はこの曲、歌うのがひじょうに難しい・・・。
音程がとりにくく、キーも高く、リズムのポイントもレイドアップで難解・・・。
更には音域が半端ないくらいに広く、フェイクやタメもあり、唯一無二の独特なる世界観が描かれているし。
地声部分だけで、2オクターブ弱あり。
フレーズも絶えず上下に飛びまくる。
多少ずらした歌い方も後ろノリで引っ張り気味。
これらの難関をボーカルのテッチャンは、いともたやすく見事に遊び心も交えて歌いこなしていました。
余裕と貫禄で桑田佳祐そっくりのヴォイス真骨頂
パワフルな抑揚のつけ方一つをとってもさすがだよ
瞬き厳禁、聞き逃すなよ
・・・・御見それしました。

軽快なる楽しいトークのコーナーがやってきた
これも一興
ゴタゴタと小難しい能書きなんてたれていないで、このひと時に酔いしれてみてくださいな

「ちょっとすみません・・・・
今からお水を飲ませてください
僕がジョージ・クルーニーです・・・・
(思いっきり滑っってしまった・・・・シーン・・・・)
ハハハハ・・・あれ!!??
まあそれはともかくも斎藤さん、今日は本当にお誘いいただきありがとうございました
初対面の方に見てもらえるのはとっても快感だよ
この間ススキノで初めてライブをやりました
さすがに来ているお客さんのタイプが違ったね
酔っぱらったエロイ人ばっかり
で歌う前に会場下のコンビニに買い物に行ったのさ
レジでワオンカードを出しているバカがいた
飲み屋のお姉さんなんてペイペイではなくパイパイでお願いしますだとさあ((´∀`))
次はね‥‥・
あのバラードのリクエストが多いのでお応えしますよ・・・・
ふぞろいの林檎たちで有名なやつ」
と言って、足元に置かれていた林檎を2個手に取る。
なるほどなあ・・・・
やることなすことに芸が細かい。
「夕陽が沈んでいる予定だったのですが・・・・・いとしのエリー」
3作目のシングルで、サザンがスーパースターの座を射止める決定打となった。
1979年3月25日に発売。
album「10ナンバーズ・からっと」に収録。
オリコンチャートでは最高ランキング2位を記録。
タイトルや歌詞の意味には諸説あり・・・。
それまでの陽気なサウンド展開から一転して、グッとドラマティックなる永遠の至宝が胸に染み渡る。
光輝くプレイも好感度絶大で、酔いしれるには十分な魅力を秘めている。
さりでなく奏でられる荘厳なるオルガンや、やや控えめに吹き込まれるサックスの音色、ウインドウチャイムの響きに癒される。
オリジナル音源に入っているSE,女性の純粋な笑い声SEまでをも模写するテッチャン。
ムードたっぷりにしんみりと焦らしながら、さあここぞという歌いだしでいきなりエンディングでズッコケる!!
イントロだけでおしまいのショートバージョン
ドッと大爆笑が沸き起こる!!
歌わせてもらえない
「時間がないんですよお・・・(´;ω;`)

気を取り直して「いとしのエリー」やり直し
と今度は倍速プレイでアッという間にエンディング
高速バージョン
よくやるもんだ
これ実はバカテクを要するよ

テイク3はキーボードがオルゴール調の音色にチェンジ
タンバリンも交えて効果てきめん
臨場感満点に深々とお辞儀をして寡黙に取り組む
とにもかくにも良かったあ・・・・
ホッ・・・


何を思ったかおもむろに子芝居のコーナーへと突入
ヤマキン
「さあ、お願いします
今日、ご紹介するのはシーデー、デーブイデー、7インチの画面、録音機能も付いているポータブルテレビのご案内です」
と言いながら商品を取り出す
「これを販売価格5万円でどうでしょう!」
「高い!!((´∀`))」
「いえいえ、高くない・・・・」
すかさずミキティがヤマキンへすがるような甘い声で囁くようにおねだりする
「ちょっと、ダメよ、社長~~もっと安くして~~!」
「それでは特別に初回限定価格で・・・・50円!!((´∀`))」
「安い~~社長、ありがとう~~~(⋈◍>◡<◍)。✧♡」
あ!これは夢グループの深夜に放送しているテレビショッピングだ
実はマサは全く知名度の少なかった頃から、このCMのファンだった
特にアシスタントの美人歌手、保科ユリさんがずっとお気に入り
ミキティがそっくりだとSTAライブのたびに猛アピールしていたんだけれどもイマイチ受けなかった
それがどうでしょう
今では時の人だ(本まで出版した
あちこちのありとあらゆるイベントに2人揃って引っ張りだこ)
名物社長と共にブレイク
着眼点が鋭いでしょう
先見の明
それと、スターライトで見た時よりもセリフの量が膨大に増えていた
あのヤマキンまでをも巻き込んでいるしなあ((´∀`))
この次に見た時にはもっと凄いことになっていたりして
たとえば「安くして🎵」を振り付け入りでデュエットしたりとかね
オフステージ時、テッチャンがマサに教えてくれた
「ミキティが言ってました
最初に発見したのはマサさんだって
早速ギャグに取り込ませていただきました」
ミキティもまんざらではないでしょう
もっとドンドンといじり倒してねえ((´∀`))

「もう今のでいい加減サザンにはうんざりしたことでしょう!
こうなりゃあ開き直って打倒催事王秀樹だ!
YMCA・・・・ヤングマンをやりたいと思います!」
サッと巧みに着こなす星条旗のお約束法被
小道具が次々と現れるから見逃さないようにね
それはそうとこれもどこで見つけたの!?
いいなあ・・・
1枚自分にも欲しいなあ・・・・

誰もが、これから西城秀樹の名曲を、あの振り付け込みでぶちかましてくると信じて疑わなかった
1979年2月21日に発売された28枚目にシングル
同名のアルバム1曲目に収録
オリコンチャートでは堂々の1位に輝いた
元々はヴィレッジピープルのディスコナンバー
それを1978年に渡米した際に聞きつけた西城秀樹がカバーを希望
周りのスタッフからの猛反対も跳ねのけて青春歌謡ポップにアレンジして発表した結果はご存じのとおり・・・・
などと解説をしていたら、また何やらどんでん返しが・・・・

蟻地獄のようなドタバタ劇に巻き込まれた観客
ビックリ箱をひっくり返したような様相を呈してる
「YMCA・・・・じゃあなくってYMO・・・・???」
すかさずテク蔵くんが秘密兵器の
「テクノポリス」のあまりにも有名なフレーズをプレイ
スポットライトを一身に浴びての独壇場

「何YMOをやってんだあ!!??
坂本龍一に似ているからって、街中で写真を撮らせてくださいと言われてさあ・・・・
調子にのってるんじゃあねえよお((´∀`))!!

ドッカン、ドッカンと爆笑の渦が多発

再びYMCA・・・・YAZAWA・・・・??!!!
「HA~HA!!」
おいおい今度は「とまらないハ~ハ!!」
矢沢永吉1986年7月25日発売のオリジナル・スタジオ・アルバム「東京ナイト」からのロックンロール・ハイライト
英語版はタイトルが「ハリケーン」に変更されている
コンサートでは皆が一体化してタオルを振り回したり空中に放り投げる
この日はそこまでやるマニアは出現しなかったけど・・・・・あれ!!??
ベースのヤッチがいつのまにか白いハットから巨大なリーゼントに変身
これってキャロル時代の永ちゃんというよりも横浜銀蠅か気志團だなあ
テッチャンが叫ぶ
「というか、今の永ちゃんはリーゼントしてないし」
憮然としたヤッチはそのカツラを床に叩きつけた
「おいおい、捨てるなよ」
これで終わらず今度は金髪のリーゼントカツラに切り替わって後方にはアメリカ国旗のパネルが!!??
「何!何~~!?
ご時世を反映してのトランプかよ~~~!!??」
無言のままポーカーフェイスのヤッチは何事もなかったかのように元の自分のポジションへ((´∀`))
再び白いハットを被って演奏再開
しかしよくもまあ考えつくものだ
関心しちゃうよ
これはぼおっと見ていたらわからないけど膨大な知識がなければ実現不可能でしょう
豊富な引出しを所持しての物種
どいつもこいつも立派な演技派の役者やのう
と、またもや演奏ストップ・・・

「また間違ってる・・・・
YMCA・・・・・YUMIN・・・・
あれ!!??50周年おめでとうございます!!」
今度は爽やかにニューミュージック界の女王ユーミンかあ
ちょっと時期的には微妙な「恋人がサンタクロース」がはじまった
1980年12月1日リリースの10枚目オリジナルアルバム「サーフ&スノー」6曲目に収録
涼しくなってご機嫌さ
つい、私をスキーに連れてって、と叫びたくなっちゃった
コーラスガールたちは美味しいパートだね
原坊役を2人で嬉々として演じている
「おいおい、真夏なのにサンタクロースかよお!!??・・・」
全員の役回りが均等で仲の良さがこちらサイドにまでホッコリと伝わってくる
でもスタジオリハでは相当に何度も練りこんだことでしょう
その痕跡が随所に見え隠れしている
そうでなかったこうもうまくハマらないよ
努力は決して裏切らないということを証明してくれた好例さ
満面の笑みを浮かべて演じているんだから圧倒されちゃった((´∀`*))。
めっちゃくちゃに腹を抱えている人もいたけど効果はバッチリだね。


「どうもありがとうございます!
さあっと駆け足でメンバー紹介などをしてみたいと思います。」
懇切丁寧に愛情もタップリと込め、一人一人にスポットライトを当てていく。
いやはやなんとも、やはりイジリが軽妙だ。
魅惑の熟女コーラス隊は色っぽい。
SAXミキティに対しては「SEX担当・・・あ、違ったあ・・・」とかデンジャスに言い放つ始末。
サーヤには「ねえ、今夜どう・・・・?」
「コラッ」と当たり前に怒られる始末
コンプライアンス的には、不適切にもほどがある((´∀`))
テッチャンは横山剣風に「いいね!」のサーヴィス。
((´∀`*))
もう滅茶苦茶だけど心地よいハマり具合だった。

メドレーで「ミス・ブランニュー・ディ」
20作目のシングル。
1984年6月25日にリリース。
album「人気者で行こう」に収録。
オリコンチャーでは最高ランキング6位を記録。
イントロで奏でられるテクノポップ風なシンセのリフが、時代をプンプンと感じさせるねえ。
テク蔵くん、水を得た魚のごとく、鍵盤から奏でられるフレーズが滑らかこの上ない
天空まで高らかに舞い上がる旋律が神々しい光をこれでもかあと放たれる
ミワちゃんが目まぐるしき渾身の照明攻撃でピカピカ
目にも鮮やかにくまなく鮮烈放射
ミディアムな重低音も不気味にゆっくりと舞台の床を這いまわる
「HEY!HEY!」
と一挙手一投足に注目
サプライズの連続で、演出を絶え間なく図る。
あちこちから笑いが沸き起こる。
前に披露した曲でもテコ入れの度合いが素晴らしい
そのたびに魅力が倍加しているし
たいしたものだなあ・・・参考になるし、とっても勉強になる。
このウキウキするほどの猛追テイストは個人的に大好物さ。
会場中の空気は一手に独占ムード。
完全にハートは鷲掴み。
エンディングでピタっと背中を向けてタイミングを合わせ振り返りながらフィニッシュ
痺れるくらいの伊達男。
おっと、この最後のリフはチェイスの「黒い炎」じゃんかあ((´∀`))

「早いもので残すところ、あと2曲ですよ
素敵な夏をありがとうね
・・・・ボディ・スぺシャル2!!」
17作目のシングル
1983年3月5日に発売
アルバム「原由子WITHサザンオールスターズ」の4曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング10位を記録
しかし、改めて思うにメロディメーカー桑田佳祐氏はJ-POPロックの天才だなあ。
そして彼が生み出した膨大な曲のどれもが傑作ばかり。
テッチャンがコミカルでエッチにせめぎ合うその素敵なる匙加減の姿勢には拍手喝采だ。
右のポケットから肌色の怪しき品を顔の横にもってきた
あ、手品師マギー審司のあれだ!!??((´∀`))
パッとデカくなった耳をつけての歌唱
それを客席中央に投げ入れる
でも柔らかいから大丈夫
一体全体どれだけの隠し玉があるの!!??・・・
リズムセクションの分厚い音壁が豪快に轟き渡る
いつのまにかバックのメンバー達が大きな内輪を頭上高く掲げながら左右に振っている
それぞれに「愛してる」「元気ですか」「もっとちょうだい」とデカデカ書き込みがある
オーバーアクション気味のバンド達は深々とお辞儀をしてフィナーレを迎える。
「皆さん、最後OH・YEAH~~!をヨロシクね~~!」
GGくんは真横に専用スタンドで設置されたボンゴを、すさまじいほどのハンドさばきで延々とスピーディーに打ち鳴らす。
けたたましく吹かれたサンバホイッスルが空間を切り裂く。
もちろん後ろのダンサー達も、目いっぱいにエキゾチックなコーラスの花を添える内助の功。
バンドマン、応援団、観客と一丸となっての大合唱。
ヘトヘトにやられまくっちゃったさあ・・・・。
トドメは爆音が炸裂。

「さあ、ありがとうございました。
この後も楽しんでください。
これで正真正銘に最後です
oh,yeah!!・・・・・勝手にシンドバット!!」
出た!!
ラストでは、直球ど真ん中を貫くナンバーを持ってきたものだ。
終曲にふさわしき衝撃のサザン記念すべきデビュー曲。
1978年6月25日発売。
背筋がゾクッとするほどに、血湧き肉躍るハッとさせられる極上な金字塔が飛び出してきた。
歴史に残るイントロの素早いギターリックに目を奪われる
ふんだんにインパクトがあるよなあ。
今でもあの衝撃は鮮明に記憶しているよ。
アルバム「熱い胸さわぎ」に収録。
オリコン週間チャートでは最高3位を記録。
ただし2003年盤では1位!!
ジュリーの「勝手にしやがれ」とピンクレディ「渚のシンドバッド」を合体させたヘンテコリンで人を食ったようなタイトルからして、オチョクッテいてなんまらユーモラス。
とにかく下手な理屈抜きに若さ漲るグルーブと、早口でまくしたてるようなハスキーヴォイスの桑田に当時のリスナーたちは釘付け。
まさかその頃はサザンがこれだけのモンスター級バンドに成長するなんて正直、誰も夢にも思わなかったはず。
ハッキリ言って色物扱いだったもんなあ・・・・
ごめんなさい・・・・。
「今何時!!」とテッチャンがコブシを突き上げながら、小川ローザの「モーレツ!」ポージング。
「胸騒ぎの腰つき!」では、腰をグルグルとグラインドしながら回転サーヴィス。
何をやっても絵になる漢ねえ
このポジションは手ごわすぎるぞ!!
だからこそ人々の共感を呼び感動もヒトシオ
自然と頬も緩んでくるというものだ
誰の中にもある普遍的な場面の描写に心を打たれて涙なしでは聞けないよ・・・・・
会場全体を包み込むドラマティックなキーボードの荘厳な音色に導かれるパートがどれだけうまく歌えるかも最大の見せ所。
渋く絡みつくギターソロと、その後のリズミックでヘヴィーな大合唱も力強くよろしくね。
アップテンポで勢いそのまま、情熱的な熱唱への雪崩込みにバカ受けは必至。
テッチャンの凛とした声質と、張りのあるカッコいい声量はグッとテンションを上げてくれるね。
さすが昔取った杵柄で正統派なんだよ
3コードの目眩くメッセージ集
コール&レスポンスの連続でダンサーたちもドドッと乱入して大盛り上がり
コロコロとタイトに曲調が変わるセットリストゆえに、一切だれることのない流れだ。
コーラス嬢コーラスのご両人は青く澄み渡った空を指さしながらも余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
皆、汗飛び散らかしての、はじけまくり。
ノリノリでキャッチーなアクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
我慢ならなくなったテッチャンが満を持してステージからダイビング!
あの高さからの飛び降りは一歩間違えたら大ケガしちゃうとことさ
そこのところは身軽なテッチャンならでは
そしてワイヤレスマイクを手に客席のいたるところを練り歩きながら歌い続ける
貴重なアクションシンガーの御手本だ
一挙手一投足をよく見ておけよ
握手をする
客にマイクを向けて「今何時!?」を歌わせる
腰をこすりつけたり、前後にゆすったりとやりたい放題
表情の変化も八面六臂
常にジッとせずに絡みを演じる
老若男女問わずにいじりまくり
ユーモラスに応じる人、憮然としている人、ややはにかむ人、阿吽の呼吸で応じる人と様々
チビッ子にまで卑猥なポーズを向けたら無視されて焦るテッチャンが底抜けに可笑しかった
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
テッチャンはステージ下のセンターど真ん中でカツラを思いっきりと外した
そこまでやってくれるかあ
熱狂の嵐が存分に吹き荒れる
もう、たまりませんなあ!
硬軟取り混ぜた巧妙なるエンターティンメントに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。
親衛隊がCRACKERをお祝いに爆発させる
「パン!パン!!」
完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。
全員がエネルギー全開で笑顔も素敵だ。

エキサイトした司会の斉藤さん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
エロティカ☆ヘブンの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」
真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
10人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****

会場内に流れているBGMはザ・ビートルズで「ア・ディ・イン・ザ・ライフ」と、ブリティッシュ様式美ハードの元祖レインボウ「シンス・ユー・ビー・ゴーン」
う~~む、痺れるなあ・・・・・

****あとは残すところ2バンドのみとなりました****




コメント
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