THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

日航機、御巣鷹山に墜落  坂本九さんの命日…( i _ i )

2024-08-12 16:55:22 | free form space
都会の喧騒を逃れて短い北国の夏を体感しようと田舎道をドライブ。

音楽好きの方たちにとって、とてもお勧めの場所があります。

静かな山裾、夕張郡栗山町にある可愛らしいカナダ杉による木造平屋建ての「坂本九思い出記念館」です
(建築面積220㎡)。

駐車場も入場も無料
(運営協力金の募金箱あり)。

左手に九ちゃんのニキビ顔スマイル特大縦型パネルがお出迎え、「九」の文字の青い門をくぐると懐かしいヒット曲が流れる館内へ。

あらゆるスペースに九ちゃんの貴重な品々が展示されています。
衣装、台本、レコード、プライヴェートフォト、そしてレアな映像、お土産グッズ売り場。

とにかく拘りがものすごくて、ショーケース、テーブル、廊下入り口枠、メインホール、塔が9角形、もしくは9の文字。(この記念館のための建設資金も999人の寄付協力によって実現しました)

私も物心がついたころに「上を向いて歩こう」が大ヒットしていた記憶が鮮明に残っています。
当初はまったく歌手として期待されていなかった九ちゃんでしたが、1961年にこの曲が日本で大ヒット、次いで1963年にはアメリカ、ビルボードにおいて「SUKIYAKI」というタイトルにて3週連続1位の快挙を成し遂げます。
もちろん日本人でこの記録を樹立したのは今でも九ちゃんただ一人。

その後も数多くのヒット曲、名曲を連発します。
「すてきなタイミング」「見上げてごらん、夜の星を」「幸せなら手を叩こう」「レッツ・キス」「世界の国からこんにちは」「鉛筆が1本」「涙君、さよなら」・・・・。

福祉、チャリティ活動にも積極的に参加、北海道のテレビ番組「ふれあい広場サンデー九」を長年にわたって担当。
事故の直前まで出演収録のためにこの地を訪れていました。

1985年8月12日、日航機墜落、享年43歳・・・。

私は当時、北海道には住んでいなくてその時は埼玉の山奥にある当時のバンド・ボーカリストのプライベート・スタジオでリハーサルをしていました。

あの異常に暑かった日、あの山の向こう側でそのような惨劇があったなんて・・・。

直後の鹿鳴館ライブではボーカルが涙ながらに即興で「見上げてごらん夜の星を」をアカペラで見事に歌い上げました
(彼も私も柏木由紀子さんのファンでもあります)。

だから九ちゃんが北海道で番組を担当していたことも知らず、後々この記念館が作られたいきさつを知って感動したものです。
コメント
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