フランスが生んだ世紀の2枚目スター、アラン・ドロンが亡くなった…
近年、体調を崩している、との報道もあり高齢だから内心気になってはいたんだよなあ( i _ i )
アランドロンにはとても思い入れがある
小学生の頃、夕方に白黒TVで映画を観ていた父親
父親は映画が大好きだったから息子の俺にもたくさん解説をしてくれた
とても影響を受けたよ
で、その時の映画を見ながら「世界一ハンサムな男だ」と教えてくれた
子供心にふーん、と思いながら一緒に観たのがアランドロンの出世作品で大ヒットした「太陽がいっぱい」だった
ショッキングなラストシーンと太陽のアップと幸せそうにチェアに座る青年と悲しくも美しい巨匠ニーノロータのテーマソングをよく覚えている
「リプリー」というリメイクもあるけど比較にならないでしょう
それをキッカケに洋画へどんどんとハマっていった
アランドロンの作品も公開されれば、もちろん観にいった
日本では特に絶大な人気があったし、従姉妹も大ファンだった
女性たちの熱狂度は超半端なかった
来日した際のTV出演も観た
女性ファンたちからの質問に丁寧に答えるアラン
「髪の毛を触らせて」と言われたら快く応じて「最近は白髪が増えたんだよ」と一言
「キスして」と大胆な要求をした女性には手招きをしてディープキスのサービス
会場は当然悲鳴の嵐
日本ではルックス先行しての人気だけど本国では意外にもそういう捉え方はされてないらしい
それはあらゆるタイプの作品に出演しているからだろう
盟友ジャンポールベルモンドの方が人気あるなんて聞いたしな
ホントか?!
とにかくあのパーフェクトな色男ぶりだから数多くの浮き名を流した
それも絶世の美女ばかりだ
羨ましいくらいに…
70年初期はブロンソンをキッカケに海外スター達が日本のコマーシャルに続々と出演した
あちらではスクリーン俳優がCMなんてありえないんだってね
もちろんアランドロンにもオファーがきた
アランが盟友のブロンソンに相談したところ
「俺みたいな醜男でも日本のコマーシャルでは人気があるんだからお前も出演しろ」
で、ダーバンだ!
あのフランス語は真似したなあ…^_^
アランは自分のブランド事業にも進出した
俺の父親が還暦になった時にアランドロンと名前がバックルに記されたベルトをプレゼントしたら喜んで愛用してくれた
定期的にアランドロンの映画鑑賞をしている
彼の映画には名曲も多い
永遠に輝き続ける憧れのスクリーン俳優だ
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