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THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

天候がコロコロと変わってヤキモキさせられるけれども集中だ!!

2024-07-20 06:52:20 | リハーサル
はい!さてさて皆さま、その後いかがお過ごしでしょうか

北海道の夏は短い
蝦夷梅雨らしきものが不気味ではありますが、道民はあちこちで猛暑もなにするものぞと、ばかりにエンジョイの日々を送っていますね
いよいよ本格的なる真夏の到来
すでにあらゆり「イベント」が開催されています
それは音楽も同様

そこで毎年恒例の「小樽・浅草橋サウンド・エナジー」も今年行われます
といってももう今日からだ!!((´∀`))

STAは毎回ほぼ日曜日(最終日)に出演
今年もです
21日の最も美味しい時間帯
告知用のポスターやチラシにはSTAの雄姿が掲載されています

去年から会場は変わりましたが・・・・・
これで3回目の場所移動
最初は小樽と言えば一番有名な運河にかかる橋の上広場だった
その次は裏手に位置する広大なるスペース
ここは最高だった
でも建造物の工事が入るとのことで泣く泣く撤退
で、フェリー乗り場の埠頭に決定
ここも海のすぐそばということで気持ちいい
カモメたちも浮遊しているし
(ギターのコバちゃんはショックスとSTAの掛け持ち出演)

無料パーキングと飲食ブースもあり至れり尽くせり
STAは現在も連続最多出演記録を更新中
これは快挙だ
最もマサ以外のメンバーは毎回入れ替わっている
歴史あるバンドと語られるほどに成長しました
これもひとえに応援してくれるファンのおかげさ
もちろん心強いメンバー達が在籍してのこと

そのライブに向けてのスタジオ・リハが今月行われました
例によって2回
結成時からの拠点でもある苗穂駅からすぐそばのスタジオ・クリーム

今回はいつものKスタにレコーディングが入るとのことで珍しやAスタ入り
ちょっと狭いけれども気分は新鮮

8人のフルメンバーが集結
1回目はアキが都合によろ欠席したけど、今回は無事に合流
でも東京から戻ってきてそのままの足でギリギリに駆け込んだから事前のコーラス練習はなし・・・・・・
そうとうに疲労困憊しているご様子

雰囲気の違う室内でまずは各自がスペースの確保
譜面台を並べてキャノンケーブルの接続
ミキサーもタイプが違う
ベースアンプもだ

マサはいつものようにセットリスト表を壁に貼り付ける
ホーンセクションは椅子に座ってのウオーミングアップ
チューニングを施す

さあ、やってみようか・・・というところでキーボードの音が出ない
どうやらアダプターの断線みたい
本番でなく良かった
電池をロビーで購入してきて電源を確保
その間にも時間がもったいないのでSTA は演奏を開始
(前のバンドが中々出てこなかったため)
分を争うように全員が色々な意見、疑問点を出す
コーラスワーク、スコアのチェック、アンサンブルによる再現
パート別での音出し
テンポダウンしての煮詰め作業
やることは膨大
これだけ活動していても決して妥協なんかせずにパーフェクトに一歩でも近づくべく熱が入る
素晴らしい事だ
くだらないことで観衆の前で恥をかきたくないもんね
演奏の中断とか、滑った楽屋落ちのMC,中にはどう聞いてもライブ、MCとは思えないバンドもいる
反面教師としてそれらも肥やしにするさ
もう今のメンバー達はそんなレベルではないけど

まずはサラッとオープニング曲にトライ
これはようやくステップアップの兆しが見えてきた
アキがホーンの音についてストップをかけて解説
速攻で謎は解決
ベルトーンの流れも美しい
トーン、タイミング共にね
息もピッタリの阿吽の呼吸さ

メドレーでのコーラスはメインの歌メロとバックを入れ替え
モッチンとマサにより難解なる作業

中間部での組曲
これが最大の鬼門
まだまだ不安定なところもあるけれど、そうとうにまとめ上げてきた
真面目で熱心な連中故に個人練習にも気を吐いている
歌詞も良く覚えてきたね
ギター・ソロもかっこよく冴え渡る

第2楽章
1分ほどなんだけどミディアムテンポをキープすることにつとめる

第3楽章
これも1分少々
ピアノの連打から雪崩れ込む
これも一見するとシンプルな構成に聞こえるけど非常にドラマティック

第4楽章
ここでの連結イントロがスリリング
何たって息つく暇も与えてくれない
アップテンポなリズムに乗ってホーン隊が絡みつく
ベースとトロンボーンによるユニゾンがエンディング
ここも1分ほど

最終楽章
これまでの流れの集大成
これにて完結
でもフルスロットルで濃厚
難儀な箇所が多数点在
あちこちに素早いドラムによりフィルインが差し込まれる
一件落着
魔物はどこに潜んでいるのかなあ・・・・??!!(-_-;)

一番新しい曲
こいつは2つの曲が合体しているという構成
これにも重点を置く
勝負所だ
癖のあるイントロのアタック感
キーボード、ドラム、ギターによるタメの効いたアレンジが絶品
今までにも数度、やってきたけどこの度のテイクが段違いに光り輝いている
それほど演奏していないのにも関わらずね
モッチンのコーラスに対する執念は鬼気迫るものがある
何度も繰り返し分析を施す
ホーン隊も4人でスコア、ペンなどを手に問題点がないか話し合う
もうねえ、その様は高度な会話
もっちんの追加アイディアでホーンが手拍子を要求するアクションを要求
これでよりヒートアップ
大正解だね
冴えているなあ
タカのスコアには後から追加された音符が差し込まれていた
ザ・ビートルズの「ゴット・トウ・ゲット・ユー・・・」「マジカル・ミステリー・・・・」のリフが合体したあれだ
センスも抜群の采配だね
これを去年からSTAも本家並みに導入したというわけさ
鳥肌が立っちゃうよ

ラスト2曲
共にコバちゃんのワウペダルが活躍
モッチンによるファンキー・テイスト溢れるドラム・ソロから「1・2・3.4!!」
2分ちょいなんだけど、コーラスの配分に毎度頭を抱え込んじゃう
合いの手も頑張らないと
コバちゃんは中間部分に差し込まれる変態的なフレーズ
これ弦をあちこち素早く飛び回るからピッキングやフィンガリングに苦慮しちゃう
もちろん正確性重視で
ホーン泣かせなライン
これには息も絶え絶え
中距離走の全力疾走みたいなもの
かなり進化したけどね
求めるものが高度だから

残響音でミツがトロンボーン・ソロをアドリブで決める
バトンを受け継ぐようにコバちゃんによるギターが炸裂
マサがそれにのってのラスト・コール

アッという間に終了時間
後かたずけも済ませてロビーで談笑
スタジオでの真剣な取り組みとオフステージによる砕けた関わり具合がほどよくユニークです
アキの東京土産をいただく
美味しいチョコレートをご馳走になる
冷えたドリンクで喉を潤す

やれるだけのことはやりつくした
あとは野となれ山となれ
思う存分に楽しみましょう
よろしくね
長丁場だけど、会場でお待ちしております

急告・・・・
STA ではやる気のある生きのよいトランぺッターを募集中です
そこのあなた、一緒に白熱のシカゴによるブラスロックサウンドを堪能しましょうよ!!((´∀`))
















































































本日の最高温度は36度!!!

2024-07-18 11:35:50 | リハーサル
!!!いよいよもって本格的な猛暑到来
内地でも梅雨が終わるようで。
北海道にも蝦夷梅雨なるものがあるけれどもね

北国の夏は短い
先月からそういうわけであちこちで屋外でもライブイベントが盛んに開催されています
STAも厚別ふれあい広場に引き続き今月は恒例の「小樽浅草橋オールディズ・ナイト」に出演
メンバーの中には初出演の者も数人いてとっても新鮮なるラインナップ
本人たちもたのしみにしているよ
しかもSTAは最多出演記録を更新中
結成史上最強なる布陣でのぞみますよ

はい、さてさて、そのためのスタジオ・リハが先日行われました
ただキーボードのアキは急遽私用がはいり欠席
そのためにいつものコーラスリハは中止に・・・・・

場所は結成以来の常連でもあるスタジオ・クリーム
JR苗穂駅そばで駐車場も屋外だけど無料

スタジオのオーナー・キンさんは故郷の東京に帰省中

モッチンは自慢のバイクで威勢よく爆音をお轟かせて乗り入れ
次々とその後もメンバー達がロビーに集合

よって7人が集合
マサ、もっちん、トモキー、トモちゃん、ミツ、タカ、そして久しぶりの合流でコバちゃん
ほとんどが先月と同じ顔触れだ
しかも人格、コミュニケーション力、テクニック共に申し分なし
皆、超絶に真面目で面白い連中だからリラックスしながら音まとめに専念できるという塩梅
無駄なのノイズを延々と出す奴らや、気持ちの悪い空気を醸し出す輩は皆無
チームワークもバッチリ

もっちんの依頼でトモちゃんが録音を担当
(毎回、録っているらしい)
彼女はこの間は全身を白で統一したファッションだったけど、今回は目にも鮮やかな白
風邪もようやく完治したご様子で絶好調
そうでなきゃあね
元気印の象徴なんだからさあ((´∀`))

マサは敬愛するシカゴのロゴ入り茶色いTシャツ姿
そして約束していたシカゴ2枚組「ギフトパック」第3弾(ただしレコードのみ)をミツにプレゼント
スタジオ・レコーディングとライブ・イン・ジャパンという編集
それを「栄光のシカゴ」ジャケットに封入
夕張ファイブペニーでのフォト2枚付き!!
早速、大喜びで開封していたミツ
「これはどこだっけ?
隣にいるのはシゲ!!??」・・・・

マサはいつものとおりセットリスト表を張り付ける
ホーンセクションの4人は椅子に座ってのプレイスタイル決める
コバちゃんはリハも本番もローランドのJC-120でいくとのこと

水分の補給は各自怠らないようにね

曲目中、半分はコバちゃん初。
そしてほとんどのメンバーが初演奏の曲も1曲ある。
今回はその辺に重点を置いての進行

逐一、それぞれに疑問に思う点をドンドンと意見していく
まずは新しい曲
以前に演奏経験があった者も忘れ気味・・・・
スコアは届いているんだけど、
最終チェック
微妙な食い違いもあることだしね

イントロのカウントをモッチンが打ち鳴らす
タメの効いたドラム・フィル、キーボードがいないけどギターのフレーズ
渋いチョーキングダウンがメイン)が絡む
フルスコアを送っていたからコバちゃんも大助かり
比較的、スムーズに進行
たいした連中だ
ほとんど躓く箇所も見受けられない
少しは手探り状態の部分もあるけどね
問題はコーラス・パート
難解で複雑にドンドンと盛り上がっていく
もっちんはグループラインでも「ここの歌詞はなんて言ってるの!?」
マサはすかさず歌詞カードの写真を送る
「ローリング・ストーンズのジャンピン・ジャック・フラッシュに対するオマージュ
それをそのままコーラスにはめ込んでいるから、それをきっかけに怒涛のエンディングへと雪崩込みをかける」
「なるほど!!」
世代的にも内容が伝わりやすい
回数を把握した後はブレイクしての2コードによるフィナーレ
ザ・ビートルズの名曲からリフのブラスセクション2連発
このタイミングを掴むために何度もやり直し
分解してみる
口頭でも歌ってみる
テンポダウンして再現
ジックリと煮詰めておく
管楽器のみでスコアを見つめつつ形にしていく
モッチンがハイハットでリズムを打ってガイド役を務める
誰が説明するともなくペース配分が絶妙
無駄な時間が微塵もない
素晴らしい
集中力も鬼気迫るものがある
迫力も増してくる
「さあ、全員でやってみよう!」
これで解決

次はコバちゃんを中心に例の組曲だ
コバちゃんがタッチしているのは、ほんの2楽章ほど
それからドンドンと増えていったのだ
まあ、短いパートばかりだけど、どいつもこいつも複雑極まりない
抜粋してやってみる
コバちゃんも必死に覚える
そうやって次々にこなす
メドレーのつながりもクセモノ
間髪入れずの反則技
ここも苦慮していた
体で覚えるしかないね
変態的な仕組みだからさあ((´∀`))
コーラスも高音部を振り分けてこの場を凌ぐ
ピアノがいないからマサとモッチンが口やハイハットで再現
難なくクリア

3曲のエンディングで前回からマサは空中2段蹴りにトライ
「シカゴってそんなことやってるの?・・・て言われた」
「それがロックバンドのライブさ
シコシコとくたびれた中年のゆるゆるに自己満足な全く動かない公開リハを見せつけられたって観客にとってはいい迷惑」
それに最近アグレッシブなベーシストが増えてきたから、ちょっとやそっとじゃあ中々マネのできないアクションで更なる上をいかないと飽きられるし

あ、もう1曲、きついのがあった
これもコバちゃんは初
中間部分での素早いユニゾンが肝
ホーン隊にとっては最大の鬼門
コーラスの音トリも難関
合いの手も加わるしなあ

これだけで1時間を要した
小休止を挟んで後半戦は本番さながらにプレイ
一気に突き進む
スリリングで暑い

キーボードのSEがないからハイハットとギターによるカッティング
マサが盛大な号砲を放つ
この辺りは手慣れたものだ
トランペット・ソロ前のピアノが入る部分も事故らずにスムーズ
昔のメンツだったら即座にズレまくったものだ
ベルトーンもキーボードなしだけど、とっさにコバちゃんがピッキングしてバトンをホーン隊に手渡す
鳥肌者だ

ピアノによるイントロももっちん、マサが口で歌う
この間、もっちんが指摘したメインの歌メロもマサが受け入れて音階をチェンジ
これも別段、もめることもなくかみ合う

最終は鉄板の2連発
コバちゃんはそのどちらにもワウペダルを導入
本人は懐疑的だったけど「それ、かっこいい」と意見は皆一致
豪快に踏み込んでもらいましょう
心置きなくね((´∀`))

ここでも空中2段蹴り
ミツ「よく足が上がるね」

屋外の広いステージだし、天井も高いからね」
タカは興味津々にその会話を聞いている
最年少だけど、気持ちの優しいナイスガイ

トモキーはライブ焼けでとっても健康的
今、シティ・ジャズらしくもっちん、トモキーも違うバンドで出演してらしい
どの日程も珍しく快晴に恵まれてけっこうなこと
名物なイベントになったね
STAは記念すべき第1回にのみ出演した
アリオの屋外煙突広場だった
STAの前には「セイシェルズ」が演奏していたっけなあ
懐かしい思い出

と言っている間に明日は最終リハ

以前のSTAはライブ後以外の月曜日は必ずスタジオ・リハだった
その後はライブ前に月曜に2回リハに固定
しかし、ほとんど全員が集まることはなかった
メンバーも流動的

近年はアキのアイディアでSTAグループラインを設営
そして毎月メンバー全員の都合の良い日2回を選出して決めていく方針になった
メンバー達もエグイし、効率も良いしデメリットなんかない
そのたびアキには骨を折ってもらってはいますが
餅は餅屋ということで

21日の天気予報は曇り
31度だから全員気を引き締めて臨もう
脱水症状、熱中症にご用心

というわけでして会場で会いましょう
よろしくね!
無料パーキングあり
飲食店も多数出店されているよ!!!

































































































いよいよ明日に迫った今年初の屋外ライブ!

2024-06-29 16:41:59 | リハーサル
はい、さてさて皆さま、その後いかがお過ごしでしょうか
札幌は遂に本格的な猛暑が到来
もうすぐ例によってすさまじいくらいに熱波が襲ってきますよ
まあ、内地のそれと比べたらかわいいものですがね
もう通常通りにライブイベントがあちこちで開催されるようになってきました
北海道の夏は極端に短い・・・・
だからこそ道民はこの貴重なるひと時をいとおしいくらいに大切に凄います
それはミュージシャンも同様

屋外ライブが通常ならば7&8月に集中
STAも毎年その流れでスケジュールを組んでいます
でも今年は一味違う
早くも6月に屋外ライブへ参加しますよ
それほどまでに今のSTAはノリにノッているのだ
そこで先日フェイスブックに掲載された告知をここに紹介したいと思います

****我がバンドsapporo transit authorityのライブ告知をします🎶‼️🤠
30日の(日)
会場は新札幌厚別ふれあい広場野外特設ステージだけに申し分無しだ!😉
題して「スーパー・ロック・フェスティバル2024」

実はSTA、ここには二回目の出演だ…
と言っても、あれは16年前のお祭り話
しかも、その時は、いざライブ本番とメンバー全員で意気揚々ステージに向かったら…な、な、何とドラムセットが丸ごとセッティングされていないという前代未聞のトラブルに見舞われた😧
まあ、事なきを得たけどね
信じられない事態だけに鮮烈なる記憶として残っている
長くバンド活動をしているとそりゃあ色々あるけど、あれは間違いなくトップクラスの珍事さ

あの頃は、ステージもかなり傷んでいたけど、今回は盟友のヒコちゃん企画で、ステージも素晴らしいくらいにリニューアルされたからバッチリ👍
もちろん入場は無料だよ

対バン達はジャンルも豊富にゴージャスこの上ない連中ばかりだけに超楽しみ
美味しいキッチンカーも6台出店😋
故に、イベント開催中は最初から最後までテンションマックス状態確約でしょう

STAは最強の8人編成でトリ前に登場します‼️
2008年ライブ時と同じメンバーは私1人のみ😉
そこで全曲をこのメンバー達だからこそ再現可能な初期Chicagoの濃厚なるナンバーで網羅
定番から超絶マニアックモノ、更には組曲までをも
9月に8年ぶりの来日公演が決定した御本家Chicagoを祝して、熱きブラスロック魂と迫力あるライブの真髄を目一杯に披露
体力勝負の大一番
数段ギアをあげて北国唯一無二のサウンドがパワフルに吹き荒れますよ

皆様のご来場を心よりお待ちしております
よろしくお願いいたしますm(__)m

というわけさ。
要注目です

そのためにスタジオリハはいつものとおりに2回
昨日は最終リハ
恒例のコーラスリハを1時間前に行いましたよ
マサ、モッチン、アッキーというメンツ
スタジオの駐車場にてマサの車中で曲を流しながらのレッスン
今年の冬から行っているからそうとうにこなれてきた
細部にわたって今でもテコ入れしてるけどね
余裕もでてきた
体と喉に染み渡ってきた感じ
おかげさまで最近はどこかから音楽が流れてきたら無意識のうちにコーラスワークに耳がいっちゃうほどさ
大体、自分の弱点も見えてきたし
腹式呼吸を磨いて、更なるステップアップを目指します
他のメンバー達も関心しきりだった
時間になったのでロビー入り
美味しいコーヒーをいただくメンバー
駐車場に落ちてたアッキーの譜面用ライトをオーナーが届けてくれた
名前入りだったから戻ってきた・・・とアキは威張っていた
それってちょっと違うような気が・・・・(-_-;)
そんなことは一切気にせず写真撮影に没頭するアキ
そのアキをもっちんも撮影するという和気藹々の雰囲気

テナーのタカはスケジュールの都合で残念ながら欠席・・・・
7人が集結しました
マサ、もっちん、アキ、石やん、トモちゃん、ミツ、そしてトモキーという布陣
トモちゃんはちょっと鼻声で元気がない
いつものような朗らかさも湿りがち
石やんもこの間まで酷い風邪をひいていて治すのに苦労したらしい
あ、マサも1年前にとんでもない風邪をひいちゃったよね
体調管理には気を付けよう

本当はKスタジオを利用する予定だった
先にKは予約が入ってしまったので仕方なくAスタに・・・・
でもそのKに入るバンドがキャンセルしたらしく通常通りKに入れた
ラッキー!!・・・でもスタジオ・クリームにしてみれば痛いよね・・・・

いつものように各自がセッティング
アキが「パーカッションのスペースにキーボードを置く」と移動
でもPAスピーカーが真横にあって耳がやられたらしい
「リバーブもきつい」とクレーム
これはモッチンがミキサーにセットしたもの(前回も)
石やんがツマミで調整

マサはセットリストを壁に貼り付け
ホーン隊の3人は椅子に座る形
でもここぞという時にはミツのみすっくとスタンディング
これお約束
ビジュアル的にも刺激があってナイス
トモキーは譜面台を運ぶ役目

早々に準備も整った
チューニング、ウオーミングアップ、スコアのチェック

それではそろそろ行ってみようか
もう本番さながらに流れていくよ
マサの合図でアキがシンセサイザーにてSE音を発する
ギターによるコードカッティング、ハイハットの素早い刻み
マサは「当日、女性が司会を担当
そのイメージでいきます
バンド名のコール
カウント!!」
勢いよくオープニングへと突入
貫禄のグルーブ
前回はマイクスタンドを使用したマサは今回、通常どおりヘッドセット・ワイヤレスマイクに戻す
石やんのギターは大評判
アキ「上手い」
トモちゃん「かっこいい」
ミツ「テリーを忠実に再現している」
と感動のご様子
まず出てくる音が全然うるさく鳴く綺麗
センスもいいし、頭の良さが良さが如実にフィンガリングテクニックに表れている
繊細なフレーズまでよくもまあコピーしているものだ
タカ不在なのでいくつかの点でアッキーからチェックが入った
それはミツが責任をもって調整するとのこと
見事なまでの連係プレー
以前では絶対にありえなかった頼もしき責任感
責任のなすりあいと、面倒回避な連中ばかりだったものでね
マサはダブルキックでエンディングの合図を送る

このライブはヒコちゃん企画で4回催される
STA は2回目の出演
つまり先週も第1回が開催された
そのセカンドアクトに石やんは「フォープレイ」のカバーで出演した
だから色々と聞いた
とにもかくにも広いらしい
階段もあり地下には控室も用意されている(かび臭いスペースらしいけど)
灼熱を遮るものは客席には皆無
ステージには屋根がある
「走り回れるよ」とのこと
早速、マサと石やんがアクションの打ち合わせを図る

メドレーで2曲目
アキによるピアノポップロック
あれ!?ホーンが?早く入ってきた
ピアノも歪んでいるよ
サビを含めてコーラスが一番入り組んでいる曲
今でも課題は山積み
今日もモッチンから主音メロディーの確認修正がラインでおくられてきたばかりさ
エンディングで口ずさまれるハミングも難解
ベース、ドラム、キーボードとね・・・・。(ご本家もここはほとんど歌っていない・・・)

最大の難関
壮大なる組曲
全7楽章からピックアップして5つの楽章を組み込む
これがプログレッシブで変態でドラマティック
何度プレイしてみても新たな発見がある
その都度テコ入れを繰り返す

モッチンによるスティック・カウントからの雪崩込み
ジャジーで迫力満点
ここでもコーラスと合いの手がモノをいう
練りに練りこまれた血と汗と涙の結晶
努力は裏切らない

間髪入れずに第2楽章に突入
素早いフィルからミディアムテンポの重低音ユニゾン
ドラムはめっちゃきついらしい
リードボーカルとコーラスが交互に歌われる構成
入り組んだコード
短いながらも濃厚だ
ミツ曰く「ジミーの才能は素晴らしい」

あっという間に第3楽章
ピアノの連打からベースが絡む
トモキーのトランペット真骨頂
華麗なる響きにウットリ
でものんびりなどしていられない
目まぐるしく変化する曲だけにね
予測など不可能さ
ブレイクの連続から第6楽章へと連結
(4と5楽章は割愛)

アップテンポなリズムが延々と繰り広げられる
絶妙なるホーン・アンサンブル
唐突にベースとトロンボーンによる珍しいユニゾン
コードかき鳴らして最終楽章

マーチ風なアクセントから一挙にフィナーレを迎える
ここでもマサはダブルキックをぶちかます

一旦、それぞれの意見を伺い
真剣なる討論会を催す
重要なるアイディアも飛び出す
なるほどなあ
「餅は餅屋」とは昔の人はうまい事を言ったものだ

もっちんによる捻りの加わったトリス・インボーデン直伝のドラムソロから怒涛のブラスロック
2分ちょいなんだけど、すこぶる燃費のわるい過酷な曲
それは全員にいえること
でも今のメンバーだからこそここまで辿り着いた
コーラスの3声も修正
光速ホーンアレンジもいくつかのテンポでトライ
このパッセージは異常すぎる
苦笑いするしかない
これも今でも80歳近いシカゴは連日ツアーの終盤で披露している
それも倍以上の時間で
ハッキリ言ってモンスターだ
リスペク込めて言わせてもらいます((´∀`))

恒例のラスト
ここは残響音の中、リフに。
アキはタンバリンを手にする
石やんはマサのMCからハードに弾きこむ
オートワウをスイッチング
これを使用する意味が遂に判明
2つのメリットがある
ミツらも目から鱗状態
こうなったら目いっぱいにぶちかます覚悟だよ

残り時間は抜粋バージョンで手を加えていく
レベルの高い空間

熱気もムンムン

それはロビーにおいても同様
コミュニケーションもバッチリ
19年目にして最高のチームワークを誇っている

本番の当日は天気予報によると30度前後
雨に祟られなければオーケーさ!













































初夏の報道がちらほらと・・・・・

2024-06-20 14:05:38 | リハーサル
はい、さてさて皆さま
その後いかがお過ごしでしょうか
全国的に梅雨が遅れ気味なんだとか
まあ、北海道には縁のない話ではありますが・・・・
いやなニュースばかりの毎日ですが、大谷君が大活躍ですね
彼が所属していた我らが北海道日本ハムファイターズも今年は躍進していますよ
3年目を迎えた新庄野球が遂に爆発
采配も次々にあたりまくって台風の目扱い
若い選手たちも生き生きと躍動
こりゃあ楽しみが増えましたなあ
今までのつもりにつもりまくったうっぷんをここいらで一気に晴らしていただきましょう
交流戦も終えて後半戦へと雪崩込み
ワクワクものですなあ
そうそういつの間にやらオリンピックも目前でしょうやあ

STAも絶好調
今月も月末に控えているライブに向けてのスタジオ・リハに入りました
例によって2回きりのリハ
現在のメンバーたちならばこれで十分です
先月のセットリストとほぼ同じですしね
今回は8人編成
パーカッションはスケジュールの都合がつかず残念ながら欠席ですが・・・・。

まずはマサ、アキ、もっちんによるコーラスの練習を1時間目に行いました
狭い車なのでオーナーの許可を得てロビーに機材類を置かせてもらう
マサの車中でアキがミニキーボードを弾きながら繰り返し繰り返し3人で歌う
その都度調整しながらメロを把握
歌詞もチェック
コード、ルート、ハモリ、長さ、声量、発音、タイミング、リズムと詳細に聞き比べる
オリジナルの音源も聞いてみて検証
時間ギリギリまでね


そうこうしているうちにメンバー達はロビーで賑やかに集っているではないか
やる気満々の熱血モードに突入
マサとミツは9月に来日するシカゴへの期待にも燃えている
ホットコーヒーを美味しくいただくメンバー、のど飴でケアをするもの、談笑に花咲くものと様々。
マサとミツ、トモキーはヒグマの遭遇体験をする(マサは今のところないけれどね)

今回もいつものKスタを利用
一番広い部屋
でも前にバンドが入っているため、ギリギリまで待つ
たまにはこういうこともあるさ

夜9時からの2時間がSTAの予約時間帯

今回のメンバーは・・・・
マサ、もっちん、アキ、タカ、ミツ、トモちゃん、そして再び石やん、
久しぶりの合流でトモキーだ

ミツとトモキーは初対面
でもあった途端スタジオのセッティング中、すでに会話でコミュニケーションはバッチリだ
2人ともに共通の知人もいるらしく、音楽の話題で止まらない
数年前のホーンセクションでは絶対にありえなかった状況
はたから見ていても微笑ましい光景
ずっと以前からの知人同士だったような雰囲気を醸しだしている
これってひじょうに大切なこと
一発で阿吽の呼吸は掴んだご様子

譜面台を配布
マサはセットリスト表を壁に貼り付ける
チューニング、ウォーミングップを図る
軽い音出し
ミツはトモキーに「いやあ、とっても吹きやすいなあ」とポツリ
ハマピーとはまた一味違う魅力全開
そうだよねえ、2人ともジャズに精通している同士だった
これって心強い事さ
決してハッタリだけの口先能書き人間ではありません

全員がSTAのライブは体験済み
でもこのメンツでの演奏は初だけに新鮮に響く
スリリングでもあるしね

細かい説明はほとんど抜きにいきなりオープニングの演奏開始
とにかくやってみよう
注意点はそれからさ
マサはワイヤレスではなくブームスタンドに設置したマイクを使用
モッチンはそうとうに深いリバーブをかける
これは即座に調整した・・・・
2番はカットの「バージョン」
ホーンセクションは基本的に椅子に座っての吹込み
ここではじっくりとスコアとにらめっこ
でもミツはトロンボーン・ソロに突入したらすっくと立ちあがってブロー
その姿が神々しくってかっこいい
さすがジミー・パンコウさんを崇拝しているだけのことはある
それに次いでトモキー、石やんがソロで連携
最初っから迫真のサウンドを轟かせる
丸々STAのリハを録音してたアキが流してくれたけどマサなんて本家のシカゴだと思い込んでいたくらいさ
マジにね・・・・
石やんはいぶし銀のピッキング
相変わらず安定感抜群に上手いなあ
思わず唸っちゃうくらい
痺れるねえ
鳥肌もの

そこから一気にメドレー
ピアノの旋律に導かれて極上なるポップソング
いいねえ、何度聞いても心地よい
コーラスワークが一番難解だけに、力の入り具合が半端ない
アッキーも鍵盤にコーラスに責任重大
でも格段にステップアップした
努力は裏切らないことへの証明
もう定番の流れは体に染みこんできた
呑み込みの早い連中だけに言葉なんてほとんどいらない
エンディングでのハミングはすったもんだの末にモッチンがまとめ上げた

今月のライブは早くも屋外
しかも2008年7月以来の会場
厚別ふれあい広場2度目の登場
その時のメンバーでマサ以外に残っている者は皆無
あれは、STA11回目の9人編成ライブだった
本番直前にドラムセットがない、なんてとんでもない事件も勃発したんだよなあ
信じられないよ(結局はどうにかして事なきを得たけれどね)
長年活動していると色々なことがある
これはシャレにならないトラブル・ベスト3に堂々と君臨している
ステージも相当に古びていた
ギャラはお茶だったし
お祭りでのイベントだった
でも今回はリニューアルが施されて蘇った

だからこそ、ニューSTAは格の違いを見せつけてやります
勢いに乗って曲目は全部シカゴ
しかも大ヒット曲、人気曲、組曲、マニアックな曲で網羅
糞みたいな文句なんて言わせない

中間部分が肝とも言えるパート
壮大なるSUIT
7楽章のうち、5楽章を独自にピックアップ
プログレッシブな変態構成
これもいきなりに叩き込み

モッチンにより4カウントからの開始
イントロでアッキーにダメ出しが入った
仕切り直しで再度のトライ
コーラスと合いの手もノリノリ
ギター・ソロはアッキーが絶賛
口数の少ない石やんはギターで主張
屁理屈ほざく暇があったら石やんのフィンガリングを参考にしてみたら?!と言い放ちたい気分
彼はエフェクターの仕様効果も熟知している
センスもいいしなあ・・・・。

メドレーで第2楽章
1分ほどの小曲なんだけどじゃじゃ馬のような楽曲
手ごわいよ
なめてかかったら速攻で足もとすくわれる
ボーカルとコーラスが交互に繰り返される
前半のドラミングは難解なのでモッチンはコーラスはやらず
コード・チェンジの後半で3人が歌う

第3楽章はピアノの連弾から
華麗なるトランペットの音色が美しい
バッキングも適格
ドラマティックな進行
ギターのコードも控えめながらコロコロ変わる
ホーン・セクションのアレンジはシカゴならではの味がある

第6楽章へのつながりは間髪入れずの独創性を発揮
石やん、呑み込みが巧み
ドンドンと過激にヒートアップするホーン隊
ブレイクした瞬間にベースとトロンボーンによる珍しいユニゾン
これがミソ
本家同様にハイタッチしたいんだけど距離があるからここでは抑える

それを合図に最終楽章に雪崩れ込み
ダメ押しとばかりに三位一体となってのコーラス
最後の1音まで息を抜くとこなんてないよ
予想不可能なフレーズ目白押し
モッチンも立ち上がってフロアタムを叩き続ける
きついくらいの引っ張りからマサによるキック締め括り

ホッと一息
タイム計測通りに辿り着く

早いもので残り2曲
でもこれらは拷問なくらいにきつい
それはどのパートにも言えること
でもやりがいがある
今のメンバーだからこそ見事に再現が可能なのさ

モッチンがイントロのドラミングにチャレンジ
回を重ねるごとにドンドンと素晴らしくなっていく
最初から凄いのにね
調子に乗って長くした
更なるおかずを追加
マサがステップでアイコンタクト
トモちゃんがテコ入れした歌直前のホーン吹込みでめっちゃ迫力も倍増
いいよ、いいよ!!
2分ちょいの曲なのに燃費が非常に悪い
一番若いタカが体力が有り余っているから余裕の表情を浮かべている
頼もしいナイスガイ
もちろんテクニックは保証します
彼も語らずに音で勝負の漢
テンポがデキを左右するだけにモッチンが綿密に数字で表記
「ここまではいける、ここからはキツイ・・・・」
光速のパッセージでは鬼気迫るノートの連発

エンディングでの残響音からマサがラストコールで石やんを指さす
お約束のリフをヘビーに轟かせる
アッキーは素早くタンバリンを手にパーカッションも兼業
ギターソロの最後はワウペダルが目印
ホーン隊はジッと石やんの足元に注視
ところがペダルを踏んでいないのに「ワウワウ」とうねるギター
マサは「あ、オートワウのエフェクターを使ったなあ」
ちゃんとホーン隊はバトンを受け取ったけどねえ
こういう装置があることを知らなかったらしく目から鱗状態
「本番では最前列で弾きまくってアクションを決めてね」
苦笑いの石やん
「そういうキャラではないんだけどなあ・・・・」
「スターライトではしょうがないなあ、受けたらやらないわけにはいかないでしょうやあ、と捨てセリフを発して暴れまくったでしょうやあ」((´∀`))

予備の曲も急遽取り込むことに決定

サンドチェックの練習も怠らない
もっちん監修のもとで組み立てる
なるほどなあ、これで全員が確認できるわけだ
以前ではありえなかった形態だ
勉強になるよ

小休止を挟んで時間ギリギリまで再度、演奏
精も根も尽き果てた・・・・・
ヘトヘト・・・でも皆、満足感に満たされた表情

ロビーに座ってからは砕けた会話で笑いが途絶えない
チームワークはバッチリ
どいつもこいつもいい奴ばかり

STA結成19年にしてやっとソウルメイトに出会えたようだよ
鉄壁なる布陣だけに怖いものなし
北海道唯一無二の硬派なブラスロックバンド
シカゴの魅力を広めるべくSTAは果てしなき栄光の道を突き進んでいく所存です

応援のほど、よろしくね!!!
それではまた、お互いに元気な姿で会いましょう!!!






























































































































GWも終わり春爛漫

2024-05-10 07:14:21 | リハーサル
はい、さてさて皆さまその後いかがお過ごしでしょうか
桜の季節も過ぎさりまして、いよいよ本格的な陽気が訪れてまいりましたね
私は今の季節が一番好きです
寒くもなく暑過ぎず。

道路は雪解け水や残雪も所々にいまだに散見
フクジュソウも咲いて山菜シーズンでもあります
無事に夏タイヤとワイパーの交換も終了
ポカポカ気分で満喫しようじゃあありませんか

我々、北国唯一のブラスロックバンドSAPPORO TRANSIT AUTHORITYは相変わらずアクティブに動いております

今月のライブの為、長い休暇を終えて久しぶりにスタジオ・リハ入り
会場はあのキューブガーデンだけに申し分なし

今回のSTAメンバーは例によって強豪揃い
9人編成
ただパーカッションのユーちゃんはスケジュールの関係で最初のリハは残念ながら欠席でした・・・・・

8人で臨みましたよ
マサ、アキ、もっちん、タカ、ミツ、ハマピー、トモちゃん、そしてフクさんさ!
申し分のないメンツ

曲目もちょっとこだわりをみせてみました
十分の期間があったから問題はないけれども。
超有名なヒット曲、名曲、傑作、マニアックなところや組曲にと網羅
ワクワクしちゃうねえ
100%シカゴ三昧
素晴らしい内容
自画自賛しちゃうよ

元気いっぱいにロビーに集結した猛者ども
既にワイワイガヤガヤと賑わっております

早速オーナーの導きでスタジオ入り
お気に入りのKスタに集結
迅速丁寧に場所決め、セッティングにと勤しむ
現在のメンバー達はテクは当然としてコミュニケーションもバッチリ
結成以来最高の人々
個性も抜群
愉快痛快だ
長い間頑張ってきたことがようやく実を結んだ結果
継続は力なりを身をもって実証した形

以前では絶対にありえなかった体制も自然と確立
もうバカな会話なんて入り込む余地など一切なし

まずバッキングの演奏陣
そしてコーラスパート
こちらはここのところ熱心に集中講義中
最高なのがホーンセクション
ハマピーが陣頭指揮をとってサクサクとまとめ上げていく
その手際の良さったらもうたまりませんよ
補佐にはミツがまわる
テイクを重ねるごとにみるみるカッコいいサウンドを確立
目から鱗状態
鮮やか過ぎる、その手際の良さ
こうでなくっちゃあねえ
本人たちにしてみたら「当たり前でしょう」だと思うんだけど((´∀`))
毎回とっても勉強になります
餅は餅屋さ
それぞれにやり方があるんだねえ
効率の良さ、理解力、互いの息の読みあい、それらが合致した時点での話
頭でっかちな屁理屈ばかりこねている奴らには無関係な話題

事前に各自が予習をこなしてくるのでたった2回のrehearsalでも十分さ
濃厚な内容です
だらだらとやっていたって無意味なだけ

もう手慣れた連中ばかりだからねえ

マサが譜面台を配る
時にはボールペンを貸し出す
椅子も用意する
スコアや歌詞カードの最終チェック
疑問点も提示
ミキサーへのマイク接続
音量とトーンをコントロール

早めに準備万端整ったので演奏を開始
一気にメドレーで突っ切っちゃう
まずは2曲を終えて意見を出し合う
アキがコードをなぞる
ベースは問題なし
トロンボーントランペットソロにおけるギターのコードの間違いを1つ1つ拾って修正を加えていく
メンバー達(タカとかも)も「9THは何番目」とアドバイス

モッチンは独自のドラムのスコアを広げて一挙公開
本人にしか理解できない書き込みがびっしり
叩ければオーケー
皆、面白いミュージシャンばかり
拍子の譜割りでも激論を繰り広げる
こんなに熱いリハなんてなかったもんだから盛り上がる
笑いも起こる
ベルトーンは一発で噛み合った

MCのコーナー
ここで雑談
モッチンがSTAグループラインに設置リストの日本語バージョンをアップした件がうけた、とトモちゃん
和訳がSTA内でブームになりそう

難関の組曲へと突入
フクさんは曲は知っていても演奏をしたことはないそうだ
知らないよりは強みだ

全7楽章のうち今回は更に1曲追加の5つからなるパート
コーラスもだいぶこなれてきたよ
たまに引っ張られるけれど・・・((´∀`))
回数をこなしてくると快感にもなってくる
バッチリとハマった時なんかは優越感に浸れる

2楽章のイントロにおけるドラムフィルが難解
これは曲者だ
2段階の歌も含めて
前半と後半でのコードチェンジのドラマティックな展開
たった1分半ほどの曲なんだけどね
リードボーカルとコーラスが交互に歌われ、後半ではコーラスからリードボーカルに入れ替わる
凝ってるなあ・・・・

3楽章
実はこれを演奏するのは2度目
かなり前にヴィニーズバーで披露して以来
あの時は悲惨だったけど、今回は雲泥の差
1分ほどのインスト
不安をあおる流れを表現
ピアノの導入から開始
トランペット・ソロが切ないくらいに美しい
これは欲しかった
涙が出るほどにパーフェクト
ギターコードに間違いがあるのでそこは指摘
抜粋して何度も繰り返して演奏
アレンジがプロフェッショナル過ぎて唸っちゃうなあ
バスドラムのみでリズムを刻むパートが中間点
ホーンセクションは満を持して後半でようやく登場
モッチンのアイディアでカウントなしでダイレクトに次の曲へ連結することに
プログレッシブだなあ・・・・
発想が変態チック
凡人には絶対思いつかないよ

雪崩れ込むように6楽章
フクさんは必死についてくる
ここまでたどりついたらもうこっちにもの
百戦錬磨のメンバー達ゆえに豪快にプレイ
ベースとトロンボーンによるユニゾンから第7楽章
再度コーラスが活躍
アッキーは録音をしてSTAグループラインへと流す
エンディングではモッチンが立ち上がってマサのジャンプでブレイク
完全燃焼を果たす

爽快なる汗をかく
ドリンクも美味しい

要所要所の指示を仰ぐ
その道の専門家が一大集結しているんだから鬼に金棒

長いタイトルの曲
モッチンいわく「これが最もジャジーだねえ」
とスイングビート
イントロのピアノにも突っ込み気味なアクセントを要求
アッキーはそれにこたえるように何度も鍵盤で表現
フクさんも譜面を広げてアッキーに教えを乞う
コーラスとボーカルとのコントラストもユニーク
「ビーチ・ボーイズ風によろしく」

2分ちょいの白熱チューン
息つく島も与えてくれない
イントロのドラムフィルを前もって解説
ハマピーがモッチンに小節数を聞いてくる
マサもグリッサンドで応戦
トモちゃんが「イントロのハードなリフに引き続きボーカルに入る箇所。
あそこにホーンが一音吹き鳴らしからダウンしていく音が入っている」と指摘
そうだった
それがあるとないとじゃあ大違い
よくぞ言ってくれました
修正を加えよう
一段と迫力が増すこと請け合いさ

ラストソングは定番
ギターソロが豪快に
もっと長くワイルドに
ワウペダルも合図だから派手に自己主張をしてね
前面に遠慮なく飛び出してきて

小休止
ホットコーヒーのお替り
ハマピーはここで退出
そうそう、ハマピーは先月のホットタイムでスコア用のライトを忘れていった
それをマサが返却したんだけど、また忘れていったさあ・・・・((´∀`))
今回はミツが預かっていた

残り時間は組曲を念入りに
フクさんを優先的に
細かく分析して研究
ボールペンはスタジオにも置いてある
マサが提供したもの
「バイアグラ」と書かれている、とアッキーが嫌がる
そんなことが書いてあるなんて知らなかった

アッキーが付きっ切りでフクさんへ説明してうちに時間切れ

来週2回目のリハが最終リハ
その時はユーちゃんも無事に合流を果たす予定

話題騒然のキューブガーデン
圧巻のステージが目に浮かぶようだ
照明機材のよりグレードアップされたしね

ちなみにSTAは11月までライブがびっしりと決定済み
方々からお誘いをうけています
19年目を迎えても尚、快進撃はとどまることを知らない


























































































































ヤッホー!ついに札幌の積雪は0になったよ!!

2024-04-06 10:44:42 | リハーサル
はい、さてさて皆さまその後いかがお過ごしでしょうか
花粉の時期ではありますが春の陽気に誘われて気分はホクホク
最高の季節が到来ですな
今時期が一番好きです
たとえ道路がぐしゃぐしゃだろうが土の香りが漂ってきて素敵だ
決まって子供の頃を思い出すのだ
雪解け水が流れる音を聞きながら水たまりもなんのそのでビー玉遊びの興じた古き良き時代の思い出
遠い昔のことだ
誰もが心の奥底に大切にとどめている残像の数々が私にも蘇るのさ・・・・

いよいよ明日に控えたSTAのライブですが紆余曲折をへてようやくここまで辿り着きました
長年バンド活動しているとまあ色々とあります
でも今回のような2か月連続での場所変更は初
見事なくらいのトラブル
お祓いでもしようかな・・・・いや、それじゃあロックっぽくない


そんなわけでしてライブに向けての最終リハ
とってもいつものように2回キリだけどね((´∀`))
前回は体調不良2名、仕事1名、旅行1名により5人でのスタジオ入り
でも今回はフルメンバーが大集合
やっぱりこうでなきゃあねえ
総勢9人編成
ゴージャスこの上ない
賑やかに執り行われました
若干まだ風邪気味で調子の悪いメンバーもいましたが本番までには万全の態勢で臨めるでしょう

マサ、アキ、もっちん、トモちゃん、石やん、タカ、ミツ、ハマピー、そしてユーちゃん

いつものようにコーラス隊3名は早々にスタジオ・クリームに到着
オーナーのご厚意に甘えてスタジオ前に楽器を置かせてもらいマサの車中にてレッスン
アッキーは例のコンパクトなキーボードでガイドラインを奏でる
もっちんは音源を流す
マサは歌詞カードを提示
音どりを何度も繰り返す
時にはスコアを引っ張り出す
念入りに3声でやり取り
主に最新の曲に重点を置く
う~~~む、難しい
他の声に引っ張られちゃうなあ
曲が進むと前の音を忘れちゃうなあ
これは考えながらではだめ
体に染みこませないと。
回数を重ねていくと多少は様になってくるでしょう

ロビーでSMALLMCCARTNEYこと小野くんに会った
ジェームスとのリハらしい
「P-ウイングスよかったよ
小野くんばかり見ていたさ」
「ありがとうございます」とはにかむ小野くん
「これから外でコーラスの練習さ」
「じゃあもっちんも?」
「そうそう、しごかれてるよ」
「彼は厳しいからね」((´∀`))

そんなこんなで、ちょうど時間とあいなりました
パーカッション群の運搬
今回は「サタディ・・・」のみにしか使用しないというボンゴは持ってこなかったらしい
そうでしょう・・・なんとなく少ないような気がしたよ

賑やかに各自がセッティングに勤しむ
ズラリと居並ぶ猛者たち
立ち位置決め、チューニング、ウォーミングアップ、スコアのチェック、息の合わせ方や質問やアンサンブルの感触を確かめる

15分ほどで準備万端整った
全開は全曲演奏しなかったけど、今回はゲネプロ並みに取り組む
メドレー、MCの箇所もそれ風に
ホットコーヒーもはかどるね((´∀`))

石やんは驚いたことに何も見ないで弾いているではないか
そんなギタリストは初
最初から最後まで結局ずっと譜面やらコード譜を見ていたギタリストがほとんどだったのに
これは驚愕だ
正にロック。
本人はロックはやったことがないと言っていたけれども。
信じられないなあ
ハッキリ言ってレベルが雲泥の差
能書きばかりたれてろくに弾けなかった輩とは大違いさ
いくら大きな音で弾いてもちっともうるさく感じない
トーンも歪んでいながら綺麗
忠実にテリー・キャスのフレーズをリスペクト込めて再現しているしなあ
ハマピーが言ってた「スイングするように」の箇所も絶品
440を442で出すところはロックとオーケストラの違いだね
トロンボーン・ソロのbackで吹き込むホーンセクションも抜粋してのプレイ
ハマピーが中心となって
そのシーンが感動的
さすがコンダクターのハマピー
マエストロだねえ
吹きながらタイミングやカウントや支持を送る
見る見るうちに音が固まっていく
こんな場面は以前ではありえなかった
格の違いをここでもまざまざと見せつけられた
エンディングのベルトーンも順、間合い、音、阿吽の呼吸で連結
ジャンプ一閃で取りまとめる

絶好調で幸先の良いスタート

アッキーのpianoからイントロへ
ここでも石やんによるさりげないギターのトリルも渋い(アッキーのお気に入り)
コーラスのパートも一部をチェンジする(モッチン案)

マサやミツが大好きなアップテンポで超変態なポップ・ブラスロックは2番の歌はカット
これはコーラスが大変
リードボーカルもは早口でまくし立てるんだけど滑らかに歌わなければいけない
シンコーペーションもあちこちに点在
落とし穴だ
イントロではトランペット、エンディングではトロンボーン・ソロが登場
嬉々として演じていたよ
これアメリカでは有名なヒット曲だけどここ日本ではシングルのB面に甘んじている名曲
勿体ない話
やりがいのあるナンバー
最後はあまり長くしないように、モッチン
スタジオとライブ・バージョンとではトロンボーンのソロの長さが段違いなんだよ~~

中間部分に差し掛かった
最大の難敵
4つの組曲を詰め込む
前回はほぼ感触を確かめた
ど真ん中の連結部がちょっと異質に改良を加えたのでそこを説明する
ホーンもスコアの捲りで大忙し

もっちんの4カウントから早速開始
コーラスは一歩前進
丁寧に歌うようにモッチンから言われたマサ
慎重に
3人のハーモニーにずれが生じないように

最新の組曲2楽章
ドラムのフィルがクセモノ
何度ももっちんは分解をして叩く
バスドラが激しい
速度が半端ない
それを1バスでだよ!!
ダニー・セラフィンは化け物だ
ここでもコーラスの配分にぶつかった
それは後日まで持ち越された
前半、後半では違うしな
アッキーもコードに疑問があったらしい
したたかなる我らがシカゴのなせる業
ただものではない
そして先にも述べた連結部
タイトにストレートにユニゾン
勢いにのって勝負が命

マサとミツによるベースとトロンボーンの奇怪なるラインがしびれるインスト

最終楽章へ一気に突入
ここは20秒引っ張って、とモッチン
ホーン隊がつらいよ

終盤の天敵、強敵
2分ちょっとしかないヒット曲
鬼門中の鬼門
全力疾走を課せられる
コーラスはソウルフルにファンキーに
合いの手も織り込み済み
アドリブなんだけど全種類違うハマり具合
中間部のホーン隊が吹き込むパッセージ
これははっきりと申しまして人間技ではありません
ハッキリと申しまして今までにこれを吹けた人は一人もいません
誤魔化していました・・・・
モッチンいわく「この曲はイントロ、歌、ホーンフレーズ、エンディングとコロコロとテンポが変化している」とのこと
プレイヤーの息吹がリアルに伝わるんだからこれも醍醐味だなあ
ホーン隊は速度を変えて懇切丁寧にそこだけ抜粋してプレイ
ドンドンと固まっていく様は壮観
当たり前の話だけれども、やっぱりリハはこうでなきゃあねえ
エンディングの素早いコードチェンジもちょっと一工夫を加えた

ラストソングで盛大に
このタイミングもばっちりさ
石やんの真骨頂
コーラスも頑張った
ギター・ソロではフィンガリングも生き生きとしているし

アッキーはまたマサの張り付けたセットリスト表が読みずらいと文句を言う
そしてキーボードの接触不良も心配
コードやペダルやらも思い切りとスタンドに挟み込んだり踏んずけているしなあ
見かねた石やんが外してくれたけど一歩間違えたら黄金の指を挟みこんじゃうぞ
接続部に指を添えて持ち上げているしなあ・・・。(ミツが発見)
でもアッキーはギター破壊やドリルでピッキングを怒っていた
「楽器を粗末に扱うなんて!!・・・」

小休止ではホットコーヒーのお替り

残り時間で最終チェックを入れる
ホーン隊の4人は椅子に座ってリラックス

STAには何と2人ものラジオDJがいる
そしてトモちゃんもプロの理容師
モッチンがサイドをバリカンで刈り上げてもらった
マサは両サイドの髪の毛を抑えるアシスタントを務めた
皆が興味津々にやってきて写真撮影に興じる
各自がいろんな技術を持っていて凄いなあ

ロビーにて石やんはアッキーとタカの前で「ドラムがめちゃ上手い」と絶賛していたそうだ

明日のホットタイムにてお待ちしております
ススキノのライブハウスの老舗
STAはセカンドアクトだよん
よろしくね!!
それではまた
会場で必ず会いましょう!!
カレーライスも美味しいよ。((´∀`))




















































































一気に残雪が溶けた・・・・嬉しいなあ

2024-04-04 14:59:49 | リハーサル
はい!
さてさて皆さんその後いかがお過ごしでしょうか
やっと首を長くして待ち焦がれてた春の到来だ
やっと大好きな季節が訪れた
ようこそ!!

道路がシャーベット状態で車がどろどろになろうが、水たまりができようがなんら気にならない
とにもかくにも気温の上昇は歓迎
もうすぐ桜も開花するしね
気分も浮足立ってくるさ
たしかに寒暖の差が激しいと体調を崩しがちだけど・・・・

世の中は一つの区切りでもあるわけだ
何もかもが新鮮な息吹に満ちている

我々北国唯一無二の存在でもあるブラスロックバンドSAPPORO・TRANSIT・AUTHORITY
去年のスローガンを忠実に実行中
ギアを上げ益々マニアックに攻めていきます
結成時の基本コンセプトでもある初期シカゴの再現
100%セットリストを組んでいます

お馴染みの定番ヒットから有名な曲、コアな通受けするナンバー、そして永遠の傑作組曲にもトライ

今月のライブも紆余曲折を経て会場チェンジ
2か月連続なんて初めてさ
長く活動していると色々なトラブルはつきもの
やっとコロナ騒動からも解放された、と胸をなでおろしていた矢先の出来事
でもそこはしたたかにクリア
速攻で以前からの常連ホットタイムに出演することになりました
それもセカンドアクトで
細かな変更事項はありますが
まずステージが9人だと窮屈だとのメンバー達から意見をいただき全面、後面に分割する形で落ち着きました
もちろんホットタイムの了解を得てね

早速例によってスタジオ・クリームにて2度のリハ入り
その1回目
今回も先月を同じ編成で9人
これってひじょうに珍しい現象
STAも強靭なる顔ぶれで固まりつつあるのだ
ところが当日になって4人が欠席することに
2人は仕事、2人は風邪で・・・・
よって5人が集結しました

マサ、アキ、モッチン、トモちゃん、ハマピー。
でもねえこれはこれでとっても充実したリハでしたよ
さすがSTAだ
自画自賛するわけではないれども、近年のSTAはやっとリハらしいリハを行えるようになってきた
実力派は当然として、皆真面目で熱心でコミュニケーション能力にたけている
くだけて笑う時は思いっきりふざけて、プレイする時は真剣そのもの
その辺の切り替えがお見事
ただだらだらと仲良しこよしのユルユルままごと遊びとは大違い
ノイズ混じりの汚い音も皆無
アンサンブルを無視した独りよがりな輩もいないしやりやすい

たっぷりとスペースを使いセッティング
ホーン隊は椅子に腰かけてじっくりとトライ
もうはやトモ&ハマピーはリフを噴き出して打ち合わせをはじめているではないいか
凄い
難攻不落なフレーズにもチャレンジしている
凄まじいくらいの気迫
槍気満々
マサはいつものようにセットリスト表を張り付ける
するとアキが「読みずらい。
タイトルがわからない」と猛クレーム
自分で書いてきなさい
これは自分用なんだからね((´∀`))

この日は前半、後半、予備の曲はカット
もうずっとやり続けているからね
インストなんてソロ回しが3人なんだけど、そのメンバー全員が休みだし・・・・(-_-;)
よって集中して鬼門の曲、組曲、新しい曲、コーラスが厄介な曲に焦点を当ててみた
こういうのも意義ある
実際の話、濃密で充実していた
また一段とステップアップできた
手ごたえあり

コーラスは今年に入ってから滅茶苦茶に本腰いれている
全員集合する前に3人のコーラス隊が妥協なく音階を調べて何度もレッスンを繰り返す
改めてオリジナル音源の偉大さを痛感した次第
全く関係のない曲が流れてきてもつい無意識にハモリに耳がいっちゃうくらいさ
最早病気だね
これも面白い聴き方

シンコペーションが複雑な曲も数回やってみた
これも大好きだ
イントロのコロコロと変化するリズムやそこからトランペット・ソロにつながるアレンジ。
エンディングではトロンボーン・ソロ。
これは不在だからマサが口で奏でたらアキが爆笑
モッチンは「ジャンプはもっと早めにして」と言う

2分ちょいの曲
これは全力疾走で息継ぎできない中距離走競技みたいな感じ
早い話がきつい、全員が。
でも今の強力なメンバー達だからこそマサが組み入れた
ミツのお気に入りだしね
トモちゃんはこの曲には相当入れ込んでいる
モッチンと一緒に速度、テンポをチェック
何度も変えて演奏
サビ、変則パート、ユニゾンと落とし穴が次々と襲ってくる
コーラスもよりヘヴィーに
ファンキーかつソウルフルにハードなシャウト
マサはそれに合いの手まで加味される
喉が張り裂けそうなくらいさ

中間部に不気味に控えしは例の荘厳なる組曲
これは毎回の課題
全7楽章あるんだけど、マサのアイディアで毎月1楽章ずつ加えてじっくりと練り上げていく
今回は4つの楽章に増えた
初めて演奏するメンバーも数人いる
それも4つともに全然タイプの違う曲調だし決めが変態的に独特
だからここは一致団結してバラバラに解体しながら疑問点を提示しあいながら突き詰めていった
やりがいのあるシーン
ヤワな奴らならばけつをまくって逃げ出しちゃうのがおちさ
充実の内容
常に本番を頭に描きながらの音出し
メドレー部分もモッチンの意見でダイレクト接続でいくことにした
これはスリリングで快挙
2種類提示してきてどちらも捨てがたかったんだけど、よりストレートな方を選択
素晴らしいなあ
こんな思い付き、18年間一度もなかった
モッチンに言わせれば「なんてことない普通のこと」と一蹴に伏されちゃうだろう
よってこれもモッチンが指摘していた「1・2・3・2・2.3」の消えた((´∀`))
マサはイメージトレーニングしていたんだけどなあ((´∀`))


小休止でアキが2人分のホットコーヒーを運んでくる
のど飴もおいしい

トモちゃんはプロの美容師
今度モッチンはトモちゃんにヘアカットしてもらうそうだ
俺もやってもらおうかな

残りの時間も前半同様に練りこみ作業に没頭
1分の無駄もないスペシャルなひと時を過ごした

それは後かたずけを終えてロビーでくつろいでいるメンバー達の表情を見ているとよくわかる

あとはどうでもいいようなバカ話がとまらない
これはいつものこと
オーナーの金さんもカウンター内で失笑・・・・

今夜は2度目のスタジオ・リハであり最終リハ
9人全員が元気よく集う
賽は投げられた
よろしく
燃えているよ
準備万端整っているんだからね
もうライブは明々後日じゃんかあ!!
やる気は満々さ。














































































































3月ももう中旬かあ・・・・・

2024-03-14 19:42:46 | リハーサル
はい、さてさて皆さまその後いかがお過ごしでしょうか
連日気温の目まぐるしく変化する状況に道民は辟易しております
でも確実に春へ向けて動き出しているようで喜ばしい限り
寒暖の差が激しいですが
道路はシャーベットでグシャグシャになったりブラックアイスバーンでツルツル
でも昔のような轍なんてないし積雪もそれほどではなかったような感じ

我々北国唯一無二のブラスロックバンド
SAPPORO TRANSIT AUTHORITYは意気揚々とリハに突入
場所は結成時からずっと一貫してお世話になっているスタジオ・クリーム

先月から始めたコーラスの充実
マサ、モッチン、アキの3人はこの日も午後7時半にクリームパーキングに集合
マサの車内にて猛特訓を繰り広げました
マサは歌詞カード、モッチンはIPHONEで音源再生担当、そしてアキは携帯用のキーボードでバッキングを奏でる
時間いっぱいまで熱心にハーモニーを研究
何度も何度も繰り返し
「ちょっとおかしい」「よくなってきたね」「こうれはどう?」とかね
徐々に練り上げていく都度、仕上がってくる
もちろん曲目は次のセットリストからチョイス
各自の弱点も透けて見えてくるから面白い
役割の分担も自然と固まってくる
あとは楽器を手にバンド内でプレイしながらいかに発揮できるかだ
これがちと難しい
場数を踏んでいくしかない
実地体験あるのみ

そうそうしている内に続々とメンバー達も集結
ロビーがにぎわっている
とここでマサは声をかけられた
おお!
懐かしい青山くんではないかあ
何年ぶりかでの再会
「マーシャルとフライングV」と思い切り言い切ったマサ
青山くんも「マサさんにラフカットのCDを借りたんだよね」
すると彼の仲間の一人も驚愕
「凄い!」
「俺はポール・ショーティノがクワイエット・ライオットに加入する前のラフカットを見たよ
ママズ・ボーイズも出てたなあ」
もう盛り上がったよ
青山くん「かなりまえにレベッカのカヴァーバンドでSTAと対バンしました
8月の小樽北運河サウンドエナジーで」
「そうだった。
熱狂の長い夜をやったら握手を求めてきたんだよねえ」
彼等は今アース・シェイカーのコピーバンドを組んで2度目のリハだそうだ
な、な、なんとドラムはアンクルキャッツのマコトくん
頑張ってね!

そうこうしているうちにSTAも部屋入り
この度のライブは9人編成なんだけど
スケジュールの都合や体調不良で2人が結成
残念ながら7人でのリハとなりました
結局全員そろってのリハは叶わなった・・・(´;ω;`)
最終リハへゴー!!

マサ、アキ、もっちん、ミツ、トモちゃん、石やん、ハマピーという布陣
石やんとハマピーは初対面なのでまずはご挨拶

マサはいつものようにセットリスト表をガムテープで張り付ける
アキのキーボードケースのファスナーが壊れちゃった
そんなに古いものではないのに。
トモちゃんは寝不足らしくちょっと大人しい・・・
マサとミツも風邪をひいちゃって具合が悪い・・・・
まあ、それでも演奏は別物だ

時間フル稼働でゲネプロ
本番さなが等に熱気あふれる音出し
ホットコーヒーをすすりながらタイミングを見計らう

マサが
「今回は司会者でつきます
イメージトレーニングでナレーション、バンド名がコールされます」
石やんが初参加のSTAライブのため、彼を中心に進行
マサがいつものように豪快なるカウントを発する

音のバランスも絶好調
リズムもテンポも悪くない
ミツのトロンボーン・ソロはいぶし銀
そこからバトンを受け継ぐハマピーのトランペット・ソロも安定感抜群
さあ、石やんのギター・ソロ
でかい音でもちっともうるさくない
不思議だ
彼のセンス漲る音つくりの賜物
単なるノイジーなギタリストとは月と鼈
比較にもならない
もっちんはやや抑え目なドラミング
全体のサウンド聞くためとの配慮か
ベルトーンは
キーボードの1音、次いでギターへ流れる
そのタイミングのアイコンタクトで石やんとアキはニンマリ
マサとモッチンは息を合わせてのジャンプ
アキも真似して飛んだ

メドレーでピアノのイントロへ
マサがアドリブで少し喋ってからタイトルをコール
コーラスがドンドンと複雑化していく難解な構成
曲調は程よいポップ風なんだけどね
3声で奏でていくんだけどしっくりといくまでにはまだまだ課題は山積み
でも他のメンバー達は暖かい視線で見守ってくれているよ

一旦MCタイム

3曲目に突入
1分ほどの4管による荘厳なるファンファーレ
前回のリハではトランペットが不在
今回はテナーが不在
だからその都度違った側面が顔を覗かせる
ホーン隊は基本的に椅子に座ってのプレイ
ミツは時折スッくと立ち上がって熱く吹き込む

間髪入れずにモッチンの4カウント
2番カットバージョンのアップテンポソング
これ、皆のお気に入り
コーラスも歌詞は少ないけれどもリードボーカルとの絡みが絶妙
細部にわたる緻密な構成が渋い
それでいてちっとも押しつけがましくない憎いチューン
イントロでトランペット・ソロ
ころころと変化するリズム、シンコペーションの多様、エンディングではト音ボーン・ソロという構成
何かとやりがいのある曲だよん

2度のMCコーナー
中間点はある意味においては一番の難所かもしれない
ドラマティックなる組曲
このそSTA最高のメンバーだからこそ満を持して復活した
散々な仕上がり具合に嫌気がさしてマサは長らく棚上げしていた
でも今ならばと取り上げたらば大正解だった
意気揚々とモッチンの4カウント
石やんもすでにSTへ馴染んだ感あり
リラックスして弾きこんでいるよ
しかしエフェクターボード上に貼り付けてある小さなセットリスト用紙にはマサもトモちゃんもビックリ
「これ、見えないよ・・・・」
「大丈夫さ」と余裕の表情
この曲もコーラスが肝
マサは合いの手まで入れないといけない
エンディングの揺らめくホーン
これはテナーのみらしい
初めて知ったよ

一瞬の静寂を切り裂くようにマサのカウント
「1・2・3・1・2・3!!」
アタックの効いたビート
ブレイク
変則的で予測不能なでユニゾンリフ
もう難解この上ない1分半のインスト
でも大好き
一度はまったら病みつき
独自のアレンジを施したモッチンのドラムフィルに次いでホーン隊が華麗に吹き込まれる
後半ベースとトロンボーンによるユニゾンの旋律
これがしびれる
ミツはここぞとばかりにここでもスタンディングの渾身プレイ
かっこいい
本当は本家同様にハイタッチ
STAでマサとミツはずっとそうしてきた
でもスタジオ内では距離があったのでジッと我慢
ライブでは前後のポジションだから思い切りやっちゃうぞよ!!
覚悟のほどをば((´∀`))

雪崩れ込むように最終楽章へ
モッチンのドラムフィルを目印にメインのリフが再登場
華やかなリプライズ
ここでもコーラスが神々しく登場
エンディングのマーチ風に刻まれるアクセントも絶妙の味わい
こなれてきたね
変態チックなトドメからモッチン曰く「20秒引っ張って」
ここでもジャンプ一閃の決めポーズ

3発目のMC
ストレートなロックンロール
でも単なる3コードものと舐めてかかったら大やけどするよ
まずはホーンセクション
これそこいらで胃の蛙で上から目線で能書きばかりたれていり輩には絶対に再現は不可能
これを今の連中は魂込めて熱演
努力は決して裏切らないのだ
感動を呼ぶ1シーン

突然のフィナーレ
この間をマサが懇切丁寧に石やんへ伝達
以前事故ったことがあったので
「ラストです!と言ってタイトルコールするからそしたら石やん思いっきりギターでリフをヘヴィーに弾いて!」
「オーケー!カウントなしね」
もっちん「ギターでテンポが決まるからね」とにんまり
ここでもコーラス練習の成果を発揮
ギターソロでは情け容赦なき独壇場
気持ちよさそう
ワウペダルを踏みこんだらホーン隊が追随
息もピッタリとはまってきた
やはりこいつらはただものではない
アキも最初からタンバリンを叩いてノリノリ

予備の曲は最初のテナーソロは抜き
トロンボーン、そしてギターソロへと繋ぐ
彼等にとってはもうこの辺はお手のものだね
軽く一丁上がりとくらい!

一連の流れは理解したでしょう
手応えも十分
最高、最強。

小休止を挟んで残りは時間計測もかねて再チェック
各自の問題点、難点、反省点も把握したから安心

後かたずけを終えてロビーに出たらまた青山くんらがいた
彼らも隣の部屋で同時刻にリハしていた
フェイスブックを見たらやっぱりその通り
当然のごとく再び彼等と80年代洋楽ヘヴィーメタル談義に花咲くのさ

なにはともあれ17日は去年オープンしたばかりの札幌界隈で今話題騒然の素晴らしい吹き抜けライブハウス「ルアレルヴァ」でメンバー一同心より皆さまのご来場をお待ちしております
どうぞよろしくお願いいたします!!
じゃあねえ!!~~~





























絶好調のSTAは今月もスタジオリハにて全集中!!

2024-03-07 20:06:09 | リハーサル
はい!
さてさて皆さん、その後いかがお過ごしでしょうか
暖かくなったり急激に冷え込んだりの繰り返しで大変な毎日を送っていることでしょう
体調管理をおろそかにしているとまずいですよね

ブラスロックの大御所、我らがシカゴは現在も元気いっぱいにツアー中
連日のSNS報道で励まされます
素晴らしいなあ
尊敬しちゃうよ、全くもう
刺激を受け続けています
チャレンジ精神は一向に衰えることを知らずアクティブなシカゴ
紆余曲折を経てもなお休むことなく前進あるのみ

そんなわけでしてSTAも3月に入り新たな動きを見せています
今月は久しぶりのルアレルヴァゆえに根性漲る心持ちで取り組んでいますよ
場所は申し分なし
セットリストも決定済み
メンバーも最強の布陣が揃いました
というかここのところ、ほぼ固定化しているではないか
長年の理想が現実化しつつあります。
それはこの間アッキーがDJを担当しているインターネットラジオ番組でも語らせていただきました
ガス抜き作業も終えて心機一転リフレッシュ
続々と凄腕のミュージシャンが登場
合流するたびにスケールアップを図る
肝とも言えるホーンセクションも嬉しいことにテク、人格共に申し分のない人材がガップリヨツに組んでいる
ギターも昨年のジッピーホールでのライブを機に次々と個性的なスーパーギタリストがサポート
コバちゃん、フクさん、シモラー、そして今回のギターでとどめを刺す

更に先月の小樽雪明かりの路ライブ直前にもっちんが提案した「コーラスの充実」
これに賛同したマサとアッキーとでここのところスタジオ入り数時間前に3人が車内で事細かにチェックを入れて練習しているのだ
アッキーは携帯用のキーボードまで持参
やる気満々
この日も当然スタジオ・クリームのパーキングにて同様の歌連をした
もっちんが音源を流す
マサが歌詞カードの提示
アッキーはキーボード演奏・・・とそれぞれに役割分担を施す
順調にまとめかかる・・・といいたいところだけどこれがまた超絶に難しい
音トリ、演奏、合いの手、歌詞の暗記、パフォーマンスと兼ね合いだからねえ
場数をこなすしかないなあ
いずれにしろこんなことをしたことなんて一度もなかったから新鮮な感覚
もっちんは他のメンバー達にも逐一参加を呼び掛けているしなあ

今回は9人編成
ただ残念なことにトランぺットのハマピーはスケジュールの都合がつかず欠席
8人が集まりました

マサ、アキ、モッチン、タカ、トモちゃん、ユーちゃん、ミツ、そしてなんと札幌フュージョン界におけるご意見番として石やんが初めて参加したのだ
これは大事件
以前からの顔見知りだけど一緒に演奏をするのは初
まあアッキーは同じバンドに在籍していた仲なんだけど
石やんとは数えきれないくらいに対バンをしているのでお互いの腕前や手の内は了解済み
だからアッキーが参加の依頼を打診したら快く助っ人を引き受けてくれた次第
狂喜乱舞
楽しみがこれでまた一つ増えたね

車内でのコーラスリハを終えた頃に続々とメンバー達が集まってきた

意気揚々と和やかに語らうひと時
キンさんオーナーが「スタジオに機材を入れてもいいよ」と言ってくれた
速やかにKスタへ
ユーちゃんがちょっと遅れて到着するとのことなので彼には入口のスペースに陣取ってもらおう

この度のニューフェイス石やんをマサが皆に紹介
それぞれに丁重なるご挨拶を交わす
中には以前からの知り合いもいるんだけど(ユーちゃんもその中の一人)

石やんの腕前は折り紙付き
誰もが認めるところ
だからこそ今回のコラボレーションが実現したわけだ
マサと事前に逐一やり取りを繰り返しセットリスト固めに励んだ
そんな石やんでもシカゴには相当にてこずったらしい
予定調和だけど
本人は「迷惑をかけない程度に頑張るね」と言っていたんだけどいざ蓋を開けてみたらなんまらクオリティが高い
これも予定調和の内
でも石やん自身にしては納得がいかないのでしょう
完璧主義だからね
でも一年前と比較したら月と鼈
雲泥の差
とにもかくにも本格的なギタリストだ
ストラップ(2万5千円!)をはじめブルーのフェンダーカスタムショップ・ストラトキャスター、エフェクターらを見ただけでそれはよくわかる
自分の使用するものは何から何まで大切に吟味したものを愛用
その姿が神々しい
だからこそ機材類も石やんの純粋な気持ちに快く応えてくれているかのよう

まずテクニックは申し分なし
それと共にいくら大きな音でプレイしてもちっともやかましくない
トーンも綺麗だしね
単なる爆音のノイズばかり自己満足のようにギャンギャン出している輩に石やんの爪の垢を煎じて飲ませたいほど
だから周囲のミュージシャン達も気持ちよく溶け込めるのだ
幸先良いスタート

ユーちゃんもやってきたので皆でパーカッション&スタンド類の搬入
人数が多いのでアッという間に済んでしまう

準備万端整った
マサがセットリスト表をガムテープで貼り付け
ホーンの3人は着席しながらの吹込み
ミツは決め所ではスックと立ち上がって吹いていたけどね
その意気込みが清々しい
オープニングでアッキーがSEを弾くとモッチンがハイハットを刻む
ここでギターカッティングを石やんに要求
司会者がSTAを紹介して声高らかにバンド名コールをする場面もイメージで伝える
石やん中心に説明を加えながらの進行
感動的だったのは変拍子からのワルツの上下ライン
歴代のギタリストたちが苦慮していたパートをサラッと再現していたのだ
その後にトロンボーンソロが現れた
そこはいぶし銀の音色でミツが貫禄タップリにプレイ
ハマピーがいないので阿吽の呼吸でここでもミツがトロンボーンでトランペットをパーフェクトになぞる
鮮やかなる采配がお見事
拍手喝采
3番手のソロはギター
お手並み拝見さ
石やんが颯爽と意気揚々に突入
アクションも交えてカッコよくテリー・キャスのフレーズを次々にフィンガリング
もうこれにはビックリした
ここまでやってくれるとは
鳥肌が立った
クールな表情でここまでピッキングしてくれるとは
以前にはコードも把握できない、終いには何をやってるんだか全然わからない、と言って適当に対応しながらお茶を濁していたギタリストもいただけにね
石やんいわく「この構成は至ってシンプルにわかりやすいよ」よとのこと
頭の構造、モノの捉える角度が違うんだね
エンディングのベルトーンはタイミング、順番、音を確認して納得のゆくまでやってみた

2曲目のギターは抑え目
その分、コーラス隊が大きな課題となっている
1番、2番、サビ、3番とドンドンとスケールアップして複雑化していくのさ
格段に進歩した形跡はある

3曲目はホーン4人によるインスト・ファンファーレ
ミツが指揮をとる
ハマピーがいないので吹きにくそう・・・・
ハイトーンの響きがないので面白い
一致団結のトリオで強固な調べを奏でる


4曲目はメドレー
3曲目は前奏曲のようなポジション
1曲目同様に2番のパートはカット
リズムもコロコロと変化する
モッチンによる4カウント
軽快かつ個性的なイントロだけでもやりがいはタップリとある
リードボーカルに絡むコーラスの音程も肝だ
歌詞は3行なんだけどね
トランペットとトロンボーンが最初と最後に戦慄を紡ぎだす
ミツのトロンボーンソロが長い
ライブバージョンにトライしたんだそうだ
やることなすこと憎い男だ
モッチンは「20秒は引っ張らないと」
それはホーン隊に対する拷問だ
今のホーンセクションはスタミナ抜群だけどね

鬼門ともいえる組曲
これは7楽章からなる大作
それをライブのたびに1楽章ずつ加えていく算段
ようやく夢を実現できるメンバー達に恵まれつつあるからマサがゴーサインを出した
散々な目にあって懲りたから長らく封印していたんだけどそれも解除された
おめでとうございます

第1楽章、6&7楽章の合体バージョン
一筋縄ではいかないじゃじゃ馬群
これを分解して研究
あちこちに落とし穴が点在
それだけにやりがいはある
ユーちゃんの一人2役のパーカッションが驚愕
結構あれはパーカッションが重いんだそうだ
全開で力強く鳴らしているもんなあ
コーラス、合いの手、フィルイン、ブレイク、ユニゾン、そしてエンディングでたっぷりと引っ張りジャンプ一閃でフィニッシュ
それでもまだまだ増えていくよとマサが不敵に予告をする

ヘヴィーなロックンロール
これのホーンによるリフもモンスター級
四苦八苦している
コーラスもクセモノ
全力疾走で気を緩める部分がない

お約束のラストンナンバー
ギターソロの後半におけるワウペダルは説明をすることもなく踏み込んでくれた
ソロ全般もほぼオリジナルに近づくべくコピーしていたね
オブリなんかもさりげなく差し込んできてセンスも抜群
初顔合わせでこれなんだから空恐ろしい
コーラスパートもシンプルなんだけど難易度強

予備の曲はEのコードリフがほとんどの3分半ほど
これのソロ回しはその都度振り分ける
ウォーミングアップや小手調べなどに重宝する曲
STA結成時から何度も演奏してきたけどそのたびに色合いも変化する
噛み合わない時もあればアドレナリン噴出するシーンを演出する時もある
今回はタカによりアヴァンギャルドなテナーサックスソロを皮切りにミツによるジャジーなトロンボーンソロがうなりを上げる
トリは石やんが引き締め役
歯車がうまく作動したようだね
バトンの受け渡しもまごつかずにスムーズだったし
息の合わない奴だと不愉快極まりない

マサが小休止しようと提案するもノンストップで引き続きのプレイ
ホットコーヒーくらいは飲んでいたけどね
練りこみ作業も施してみるみるうちに完成にまっしぐら
感の良い人ならば余計な言葉を入れる余地なんか無用
実践あるのみ
弱点も見えてきた

次回はハマピーも合流するから骨格も安定することでしょうよ
それは後片付けしている最中の皆の笑顔を見ただけで明瞭

予習、復習も真面目にこなすメンバー達だから信頼性も高い

トモちゃんもすっかりとSTAに溶け込んできたね
そのトモちゃんがロビーでチョコクッキーを皆にプレゼントしてくれた
バレンタインディでもチョコをもらったしね

それでは次回の最終リハでは本番さながらに取り組もう
とんでもないものを突き付けてやるよ
北海道唯一無二の本格派ブラスロックバンドとはSTAのことさ!!
よろしくね。





























































































明日はSTAとパープル・ブリンガーの雪明かりの路小樽公会堂ライブ

2024-02-24 21:39:27 | リハーサル
2月は何かとあわただしく過ぎ去っていくのだ
はい さてさて皆さまその後いかがお過ごしでしょうか
先週までは異常気象なみに連日プラス気温でポカポカの毎日
雪もかなり溶けたのですがそうは問屋が卸さない
甘かった・・・・
天気予報大当たり
再び寒気が押し寄せてきた
もう雪投げはしなくてもいいかなあ・・・なあんて思っていた矢先にドッサリ降ってきたもんだ

そういうわけでして我々STAは今月のライブに向けての最終リハに集結しました
前回は諸々の事情により2人が欠席しましたが今回はめでたく全員集合の運びとなりました
パチパチ
9人編成
マサ、もっちん、アッキー、ハマピー、トモちゃん、コバちゃん、ユーちゃん、タカ、そしてミツという最強の布陣

やはりフルメンバーが揃うと俄然迫力が違いますね

トモちゃんは数日前に東京サントリーホールへピアノコンサートに行ってきたそうです
お土産に高級菓子を買ってきて皆美味しくいただきました
ごちそうさまでした
アッキーにはそれとは別に退院祝いまで持ってきてくれたそうです
心やさしいレディだ
因みに彼女は120万円の柳沢アルトサックスが欲しいそうですよ
俺だって新しいスペクターベースが欲しいよ~~!!((´∀`))

ユーちゃんがスタジオ玄関前にワゴン車を横付け
皆で一斉にパーカッションを運びました
人数が多いので早い

モッチンはドラムの営業があったらしくちょい遅れてスタジオ入り
ステージ衣装のままでやってきました
ちなみに帰りは方向が同じということでユーちゃんがモッチンを自宅まで送りました

アッキーは体調を考慮して椅子に腰かけてのプレイ
ミツがキーボードのセッティングから出し入れを担当してくれました
本当に今のメンバーたちは誰言うともなく協力しあう
これが普通の姿なんだけどね

少し遅れて到着のもっちんだけど、彼の場合セッティングが素早いので結局はいつもと同じ時間で全員が準備完了

マサがセットリスト表を全員が見える場所の張り付ける
本番さながらにぶっ通しでスタート
夜9時15分から時間の計測
メドレーも同様に再現

ピアノやパーカッションがいると俄然ノリもかわってくる
やっぱり気持ちがよい
素晴らしいサウンドにも見事反映されている

皆レベルが高い
ド素人みたいなミスは皆無
火花散る攻防もまた心地よい
阿吽の呼吸でソロも受け渡す
ミツとハマピーはお互いにリスペクトしている空気感が伝わってくる
それが程よい相乗効果を生み出してタカやトモちゃんにも好影響を与えている
そうこなくっちゃあね
グイグイと煽ってくるアンサンブルもお見事

オープニングナンバーから2曲目へはよくモッチンが忘れ気味だたけど、もうバッチリ
ナイスなタイミングでドラムのフィルがはじまる
ベースラインのリフが追随
コバのコードカッティングがやたらとロックしていてかっこいい
ヘヴィーなエフェクター効果もセンス抜群
それに負けじとアッキーのキーボードソロも男顔負けな勢いのフレーズで挑みかかる
凄い現場だね
これだからバンド活動はやめられない
最早病みつき状態
刺激的過ぎる

ガラッと雰囲気を変えてのメローなピアノイントロでポップに演出
3連発でアドレナリン大噴出
マサ、モッチン、アッキーのコーラスもかなりこなれてきた
ここいらへんは最近の定番ソング
テンポもバランスも絶妙
とにもかくにも意識レベルが高度
各自の取り組み方が超半端ない

MCの場所を挟んでまだまだ難易度の高い曲は続くのさ
体力の温存も大切
ヤワなミュージシャンには申し訳ないけれども務まらないよ
全く出る幕なんてない
だからこそぶっちゃけSTAはメンバーの出入りが激しいのだ
中間部分は組曲の抜粋バージョン
これは毎月1楽章ずつ加えていく予定
以前もチャレンジしたけど全然納得できずに頓挫
それに懲りてずっとお蔵入りしていた
でも今のメンバー達ならばと再びトライしてみたところ出色の完成度を誇った
これならば次々に構想が膨らむ日々
期待にワクワクがとまらないさ
あれもやりたい、これもやりたいとね
とにもかくにもやるからには妥協なき取り組みが肝心
がっつりと皆も予習してきているご様子
だからこそまとまりの度合いが感動的
後半のパートにマラカスとタンバリンが入るんだけどそれをユーちゃんは一人で同時に慣らしていて皆はビックリしながらもニンマリ
なかなかに器用な男だ
たいしたもんだねえ
グルーヴィーかつクールに決めてきた

演奏の合間にホーン隊のみで練習しているときなんか言葉を失うほど
鉄壁のリフが響きわたる
今までのSTAでこんな光景は一度も見たことがなかった

くだらない無駄話やドタバタギャンギャンのやかましいノイズはしょっちゅうだったけど
天と地ほどの差
あれは一体全体何だったのか

緻密なアレンジワークも逐一スコアを見つめて話し合いを進めて速攻で解決
メモをとって記録
ドンドンとグレードアップを図る

はっきりと申しまして現在のSTAは結成史上最高のメンツです
頑固一徹18年間も頑張った甲斐があったというものさ
ここまでの道のりは長かった
報われた感あり
光明が遂にさしてきた
変態的なリズムや構成も理解度が素早いから噛み合いがスムーズ

ドラムのフィルも忠実に再現
拘りも強い
それぞれに自分のパートに対するプライドは強い
コバちゃんの唸りをあげるギターのアドリブも聞き惚れちゃう位くらいだ
今回の曲目はひじょうにマニアックで通受けする内容
最初から最後までテンションマックス
そうそうこんなバンドはいないよ
そのスジものにとっては感涙にむせび泣くことうけあい
70年初期の青春が一瞬で蘇るという趣向を凝らしている

ラストはお約束
コバのワウペダル奏法も絶好調
切り込んでくるホーンセクションも含めてね
一番わかいタカは常に余裕の表情
トモちゃんの上達度合いはミツが言うには驚愕に域に達しているそうだ
ミツとハマピーに関しては説明不要

時間内にほどよく収まった
熱中して取り組んでいるので時間の経過がめちゃくちゃに早い
小休止中にホットコーヒーのお替り

予備の曲もお気に入り
2番はカットのバージョンでコンパクト化
これは数テイクやってみる
4カウント
みるみるうちに音が固まっていく
イントロだけでもコロコロと変化する
これがまた面白くて楽しい
もちろん出来たらのお話だけどね
トランペットソロ、ピアノにより素早いパッセージに絡みつくドラム
メロディアスなベースはいかにもポール・マッカートニーからの影響が大きい
哲学的な歌詞
やたらめったらに長いタイトル
リードボーカルと交互に歌われるコーラスはビーチボーイズ風
本来ならばナレーションも入れてほしいなあ・・・・なあんて欲張りかね
ダメ押しにエンディングはミツ入魂のトロンボーンソロで締め括り

STAは今年9月までのライブが決定済み
サッポロや小樽界隈でブイブイ言わせてやります
絶好調の活動はとどまることを知らない

モッチンの希望でマサ、アッキーの3人で後日コーラスの練習も行いました
時間の制限はあったけど濃厚なひと時を送りました
モッチンは音源、マサは歌詞カード、アッキーはミニキーボードを持参
次々と曲をチョイスして三声で歌いこみ
これがすこぶる難しい
でも充実した取り組みは歓迎
成長の兆しも垣間見えた
こんな取り組みも今までなかったこと
というか提案しても協力するような意識レベルが欠如していたもんだ

この後もっちんは別のバンドに合流
マサはアッキーがDJを務めるインターネットFK「夢の種」のマシェリ番組に最初のゲストとして収録に行きました
それも2回分だよ
100%音楽談議に終始した
既に話題沸騰
当然ライブも告知も忘れない
STAとパープルブリンガーのことも含めてね

STAにはユーちゃんとアッキーの2人がラジオ番組を持っているわけだ
多彩な連中だらけ
愉快痛快です

おっと明日はライブだったね
皆さんのご来場を一同首を長くしてお待ちしております
ジャンルも豊富に11バンドが大挙しての出演
パープルブリンガは2番目
STAはトリ前に登場
期待を裏切らないステージを展開します
よろしくお願いいたします!!