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THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

クィーンのサッポロ公演の興奮いまだに冷めやらず

2024-02-15 18:26:55 | リハーサル
はい、皆さんその後いかがお過ごしでしょうか
早いものでもう2月
雪まつりも無事に終了
そのとたんに外気も緩んできたようです
春の到来ももうすぐさ

今月10日に行われた札幌ドームにおけるクイーンのコンサート
いやはやなんともけた外れの規模でぶったまげたなあ
素晴らしい内容でした
詳細は先にここのブログでアップ済み
あそこまでのスケールだとは思わなかった
御見それしました
さすが天下のベテランロックバンド
申し分のないセットリストとテクニック
演出力もとっても勉強になったし
バンド仲間たちもたくさん訪れていたようだ
そりゃあそうでしょうよ
これで最後・・・だとか言われているけれども是非ともまた来てほしいなあ
ブライアン・メイのリクエストで実現したらしい札幌公演だけにね
フレディーもお気に入りの街だったらしいよ


その熱い熱量を全身に浴びて我々STAも超久しぶりにスタジオrehearsalに入りました
場所は結成時からの常連でもあるスタジオ・クリーム
意気揚々とロビーへと集結
部屋は一番広い奥のKスタジオ
何とモッチンはすでにその部屋でソフトクリームのリハに入っていたのだ。
時間が来てホットコーヒーを飲みににこやかに現れたモッチン
相変わらず元気いっぱいです

入れ替わりのSTAが入室
マサ、モッチン、トモちゃん、コバ、タカ、そして今年初めて会うミツとハマピー

ユーちゃんとアッキーは残念ながら欠席
スケジュールがごたついてしないトラブルの連続だ

そのアッキーなのですが驚いたことに先日緊急入院してしまいました。
重篤ではないとは本人の弁
早く元気になって戻ってきてくれ
メンバー達も寂しがっているよん

そいうわけでして7人編成での音出しだ

異常に暑いのでストーブの電源は切ったよ

今年に入ってから更なるパワーアップを図っているSTA
よりハードにロック色を強めシカゴカラーもふんだんに導入
ギアをグッとあげて臨んでいます。
それもこれも現在のSTAの弁バーたち全員が強力な顔ぶれだからできる技
特に去年の初夏から次々と参加してきたギターの面々がなんまらと強烈この上ない
テクニックはもとよりオリジナリティ、コミュニケーション力と申し分ない
で今年はよりレベルの高いギタリストが登場しますよ
乞うご期待だ

だからこそセットリストにも濃厚なるこだわりが垣間見れる
基本コンセプトともいえる初期シカゴのブラスロックをより強調
長年の夢が着々と現実化している
もうねえ期待でワクワクと胸がときめいちゃう
本家もアメリカンツアーを開始
ものすごい刺激になります


マサがいつものように津全員が見渡せる箇所にガムテープでセットリスト表を張り付ける
トモちゃんは毎月微妙に入れ替わる曲目に武者震いを覚えるとのこと
頼もしい存在だね
「STAに人生をかけるぜい!」と嬉しい宣言までしてくれた
将来有望株のクールなレディ
ミツも彼女を大絶賛
リハのたびに腕を上げているそうだ
そりゃあそうだ
師匠が半端ない実力の持ち主
タカも師匠直伝のアバンギャルドなサウンドで頑張っているよ

ハマピーとミツはもはや説明は不要
サッポロ界隈では名の知れ渡ったカリスマだしね

立ち位置決め、チューニング、ウォーミングアップも済み準備完了
いつでも来いの意気込み
ホーン隊はタカ以外は椅子に座っての吹込み
今回はちょい厄介な構成ゆえにまずはじっくりと取り組みようだ

いつもならばシンセのSEから始まるんだけどギターとハイハットによる刻みからのスタートだ
マサのカウントから豪快にオープニング
先月はトロンボーン無しの3管だったけど今回は4管
ダントツに厚みが違うね
アドレナリンがすでに噴出
変拍子のリズムアクセントをスムーズに通過後
トロンボーン、トランペットによるソロも冴え渡る
やっぱりこいつらは別格だね
もう細かな説明なんて不要
阿吽の呼吸で余裕の表情
例えチェックするところがあっても簡単に済んじゃう

メドレーの確認
モッチンによるヘヴィーなドラムフィルに突入
先月久しぶりに復活した曲なんだけどよりグルーヴィーにこなれてきた感あり
ミツも懐かしがっていた
モッチンは「忙しい曲だ」
トモちゃんは「かっこいい曲~~!!」
キーボードソロが中間に入るんだけどそこは黙々とバッキングのみ
エンディングおける勇壮なるホーンセクションのリフは何度聞いても震えがくるほどにゾクゾクしちゃうよ

間髪入れずに3曲目もメドレー
これまたピアノがいないからモッチンがハイハット打ちしているところへマサが口でイントロを奏でて演奏開始
コーラスワークが難所
ドンドンと複雑化していくアレンジだけにオリジナルにこだわるならば3声にしたいところ
アッキーが復帰したらそこは頑張ってもらいましょう

ここでMC1発目

次から次へと難易度強な曲が続く
永遠の傑作組曲が仕切り直しで蘇る
先月は全7楽章のうちまずは1楽章を再現

今回は1楽章と最終の7楽章を合体するというバージョンにチャレンジ
一瞬たりとも気の抜けない構成ゆえにやりがいがある
そんじょそこいらにゴロゴロと転がっているふやけたロックバンドとは雲泥の差
複雑で変態的な流れにのって目まぐるしく進行
いやはやなんともやっぱりやりがいタップリだ
それをいともたやすく一気にやりこなすメンバー達
中には今回初めて聞いたり演奏初体験のメンバーだっているし
呑み込みが早いしなによりバンド曲に没頭する姿勢が清々しい
やっぱりrehearsalってこうでなきゃあねえ
って当たり前のことなんだけど
ここにきてやっとまともな練習ができるようになってきた
やかましくも汚らしい無意味なノイズを出す愚か者は皆無
ちょっと指摘されただけで不貞腐れる低レベルも含めてね

モッチンがここでもコーラスワークにこだわりが強くマサと打ち合わせ
「もっと伸ばして」
「ハイトーンを担当する!?」
色々と趣向を凝らしていきます
もっと皆も歌ってよと要望も出す

後半戦
先月では予備曲だったものが今月が主要な箇所に君臨
ドラムフィルが合図のところ、モッチンがちょっと練習で叩いたところ皆も本編だと思い追随して大笑いした
しかしよくもまあ皆も入ってこれたものだ
あの間合いでね
大したものだ
2番の歌はカットのエディットバージョン
でも油断大敵
イントロのホーンセクションに絡みつくように疾走するギターソロもスリリング
コバちゃんは「あんなの弾けない」と言ってたのに皆が絶賛していた
だってあそこまで再現したギタリストはいなかったよ
恐ろしい実力者だね
中間部分に差し掛かると肝とも言えるホーンのリフ攻勢
これが最大の山場
アンサンブルも絶妙
テイクを重ねるたびにメキメキとまとまっていく
噛み合わせも緻密
だってミツが待ち望んでいたんだからねえ
そりゃあ力も入るわけだ
しかも理想的なメンツそろい踏みだしね
お互いに対する信頼度とリスペクト精神も美しい
ヤワな奴らではとてもじゃあないけど太刀打ちできないよ
挑んできても一瞬で消し飛んじゃうのが関の山

いくつかの曲は難所山積みゆえ重点的にトライ
コードが微妙な点は速攻で克服
各自がやる気満々でメラメラと燃えている

お約束の定番曲はサラッと乗り切る
しかしキーが高い
冬場になると空気が乾燥気味なので喉の粘膜によろしくない
喉飴やオリーブオイルのお世話にでもなるかな、マジに

予備の曲
これもクセモノ
でもミツやマサはゾッコンさ
愛してやまないほど
おっとコロコロと変化しながら紡ぎだされるイントロで珍しくもマサがつまずいてしまいストップをかける
たまあにこんな現象に陥ってしまうのさ
本番でないからオールライト
リハで全ての膿を出し切る所存
ビーチボーイズ風なコーラスを念入りに試すモッチン
マサもこの度初めてタイトル部分も歌う
長くて早口言葉風なタイトルを捲し立てながらメロディアスなベースラインも弾きこなす
う~~む・・・何から何までやりがいがあるわいなあ
一旦ハマったら癖になりそう
最初はトランペット、エンディングではトロンボーンがソロで引き締めにかかる
ジャジーでトリッキーで唯一無二

小休止でドリンク&トイレットタイム

いくつか気になった曲を再演
残り時間はゲネプロ風にやり切っちゃう

少し早めに終了
やりっ切った充実感に満たされた

アッキーの入院話題から始まりモッチンは自分の経験談を延々と語って場を盛り上げる
この和気藹々なひと時も楽しい
だからこそ時間もドンドンと過ぎていく

今のSTAはテクニックは当然として結束力も強く雰囲気バッチリ
18年間一度たりとも活動を停めず(コロナ時は別としてね‥‥)突き進んで来た甲斐があったというもの
最高の状態さ
エネルギッシュに新たなる可能性を求めて前進あるのみ

今月25日は恒例の小樽雪明かりの路に出演
会場は由緒ある公会堂です
無料パーキングあり
9人編成のSTAはトリ前に登場
最多出演記録更新中!!
最もおいしい時間帯

期待を裏切らないステージを全面に渡って展開していきますよ
対バンもゴージャスこの上ない
心より皆さまのご来場をお待ちしております
よろしくね!!
















































































































いよいよ!!今年初のライブが明日に迫ってきましたよ!!

2024-01-13 12:33:23 | リハーサル
はい!さてさて皆さま。
その後いかがお過ごしでしょうか。
早いものでもう2024年1月も中盤に入りました。

暖冬といわれているものの、しっかりと豪雪がやってきた。
連日の雪投げ地獄もやはり避けられないね。
自然の驚異はいつの時代も侮れない。
冷えこみ厳しき中でも北国生まれは根性が座っています。
もうこうなりゃあ、変なゴタクなんか並べていないで思いっきり楽しみましょうよ。
風邪と車のスタックにもご注意・・・・。

ああ…春が待ち遠しいなあ・・・って、毎年言ってる今日この頃・・・・。((´∀`))


そういうわけでして、我々STAは今年も燃え滾ってますよ。
メンバーも一新(毎度のことだけど。・・・・)し臨む一発目のライブはキューブガーデン!!
意外にも初なんだよね。
出演のオファーは何度もあったんだけど、そのたび都合がつかずに断念していたという残念な過去がある・・・。
晴れてめでたくこの都度実現の運びとなりました。
やったね。
しかも年明け最初がこことは何かと演技が良い。
出だしも順調。
こりゃあ今年も前途洋々だ。

そのためのスタジオリハは例によって2回。
昨夜、そのための最終リが行われました。
STA結成時からの拠点スタジオ・クリーム。
オーナーのキンさんにはいつもお世話になっております。

今回のライブは8人編成。
1回目はスケジュールの都合がつかずコバちゃんのみ欠席。
で、今回はユーちゃんとタカが欠席で6人が集結。

いつものことながらワイワイガヤガヤとにぎやかにロビーで盛り上がっている。
美味しいホットコーヒーを飲んでいるメンバーも2人。

マサ、トモちゃん、アッキー、モッチン、トモキー、コバちゃんという布陣。

トモキーはユーちゃんの古くからのバンドメイトで今回初のSTA。
コバちゃんも無事に合流。
外は猛吹雪だけど、室内は暖かい。

早速、いつものKスタに入る。

コバちゃんはローランドのJC-120を移動してベースの横に陣取る。
譜面台もドッと持ち込まれる。
曲目表の貼り付け、スタンドを組み立ててのセッティング。
スコアの準備。
チューニングやウォーミングアップを図る。
徐々に準備のほうも進行。
手際のいい連中ばかりだからすこぶるスムーズ。
効率が良い。

あ!?
前回の後かたずけ中にトモちゃんがアルトサックスのパーツを床に落としてしまい音が出なくなってしまった。
こんなことは初めてらしい。
とってもデリケートな楽器とは彼女の弁。
悪天候の中をトモちゃんは楽器店へ修理してもらいに行った。
軽傷だったらしく、ちょっと曲げたら無事に復活。
良かったね。

そういうわけでして、コバちゃん、トモキー、トモちゃんを中心にセットリストどおり、ゲネプロ。

マサが状況を説明する。

「2番手なので割合に早めに心の準備をするようにね。
入れ替えには15分が用意されてる。
サウンドチェック用の曲を演奏。
上手にスタンバイしているあっこちゃんへマサがアイコンタクトをおくる。
アナウンスが告げられる中、シンセのSE、ハイハットとギターによりカッティング。
バンド名コールからマサのカウント!!」

オープニングナンバーは定番。
ギターソロもかっこいい。
やはり器が違うよな。
ドライブするフレーズが最初から最後まで唸りまくり。
惚れ惚れするほど。
トモキーのトランペットソロも馴染んできて程よいテイスト。
ベルトーンのチェックもしっかりと入れる。
トモキーからの質問でワルツ部分も確認。
アッキーからチューニングのズレを指摘される。
ベース音もでかい、と言われちゃった。
ギターが参加しているからおのずと刺激されたか。
ブレイク部分の間合いを話し合う。
拍数、小節数、テンポと徐々に固めていく。
トモちゃんもノリノリで絶好調。
スコアとにらめっこしながらもドンドンと吸収していく。

間髪入れずに2曲目。
ドラムによるイントロが号砲を発する。
モッチンのグルーブは今更ながらお見事の一語に尽きる。
もうこれ一発で俄然アドレナリンが噴出しちゃう。
マサによるベースラインが追随。
コバちゃんのコードストロークがロックしててスリリング。
やっぱりギターが加わると厚みが俄然増すね。
まあ、ヘタレなギタリストは論外ですが・・・・。
疾走感満点なブラスロック。
これ、トモちゃんのお気に入り。さすがわかってらっしゃるね。
ハードロックにも精通しているだけにお目が高い。
このセレクションが大正解。
アッキーもまんざらでないご様子。
だってキーボードソロの最中の表情が生き生きとしているではないか。
男顔負けなキーボードの魔術師なる肩書は伊達じゃあない(彼女は伊達出身です((´∀`)))
モッチンはやかましい曲と一刀両断だけど・・・・それでも嬉々として叩きまくっている。
コーラス部分をマサがグレードアップしたくて、意見したらモッチンも頑張てくれた。
ひたすらに燃費の悪い曲だけど、燃えるんだよなあ。
体力勝負だ。
汗だくだもん。

MCを経て3曲目。
これもイントロからしてクセモノで至極変態しまくりだ。
いくつかコバちゃんが修正を加えていって形を作っていく。
ハーモニーも重要。
合いの手も必須アイテム。
課題は山盛り。
それだけにやりがいのある曲。
超絶なる速弾きのギターソロもアグレッシブに攻め込む。
初めてトライするとは思えないよ。
「これは難しいから無理・・・」と言いながらもちゃんとやることはやっちゃう。
別格の存在。
トモキーもSTAにいつのまにか自然と溶け込んできてニコヤカ。
最新のミツ馬ゴム長靴もオシャレ。
エンディングのトレモロホーンもモッチンから拍手をいただいた。

その流れでピアノポップイントロ。
ミリオンに輝いた金字塔。
マサはリードボーカルになったりコーラスに回ったりで時々混乱をきたす。
でもモッチン、アッキーも積極的にコーラスに加わってくれるから大いに助かる。
以前のメンバー達にはありえなかった現象。
アッキーはタンバリンも駆使する。

中盤の曲はイントロとエンディングのドラムによるフィルからホーンリフの連結がうまくハマらず何度も繰り返す。
いくつかのバージョンを試す。
ススキノのハイハット4つ打ちは速攻で却下。
きめ細やかなアクセントはたいへん勉強になる。
皆、真剣かつ真面目に取り組むから関心しちゃう・・・・ってそれが当たり前なんだけどね。

残り2曲が鬼門。
トモキーは前回同様にここを何度もリクエスト。
妥協しないで、テイクを重ねる。
奥が深い。
ピアノのイントロにコード連打を付け加える。
フレーズは裏でとるかとかね。
ツインボーカルの歌詞も練り上げていく。
どちらが高音をとるか、低音をとるか、
ユニゾンにするか。
ホーンは過酷だ。
ミツもトモキーも苦言を呈していた。
本家本元のシカゴは化けものだね(リスペクトの意味だよ。誤解なきように)
アクションまで織り交ぜて暴れまくるんだから。

お約束のラストソング。
ギターソロ後半のワウペダルからホーンのいななきに突入。
前回は口頭節女だったけど、トモキーも腑に落ちたご様子だ((´∀`))

予備の曲。
イントロのギターは弾けない・・・と言ってたコバちゃんが超絶技巧なラインを轟かせた。
凄いよ、君は。
今までのギタリストでここまで再現した人は皆無。
バッチリ。
モッチンもアッキーも絶賛。
この曲が予備だなんてもったいない・・・とまで言う始末。
マサの人生観をまでかえた傑作だもんなあ。

残りの時間はトモキー、コバちゃんのリクエストコーナーに活用。
終了時間ぎりぎりまで徹底的に絞り込んでいく様は圧巻。
思い残すことなく燃焼した。
どいつもこいつも満足気だよ。

トモキー、トモちゃんは衣装の打ち合わせもしていた。
「会場には何時に入るの?」
「観客を呼ぶよ」と次々名乗りを上げるメンバー達。

今現在のSTAメンバー達は常識のあるチームワークでコミュニケーションもばっちり。
固定のメンバーも増えてきた。
もう一息。
コロナで途絶えていたSTAの企画ライブ「リブレーション」も、そろそろ復活しようと目論んでいる所存。

雪降りも一段落したようでホッとした。
クリームのパーキングでマサの車がスタックしちゃって、ひどい目にあった事がある。
明け方にやっと帰宅したらまたもや我が家目前でスタックして近所の人たちに助けてもらったさあ・・・・恥ずかしい・・・。
一晩に2度もスタックしたなんて後にも先にもあれのみ。


何はともあれ、明日のライブ。
皆さんのご来場をメンバー一同心よりお待ちしてます。
よろしくねえ。
北国唯一無二のブラスロックバンドだけに、盛り上がること間違いなしだから。
保障しますよ。
一緒にスパークしちゃおう。
それでは、よろしく!!!( ´艸`)


ちなみにチャーミングなアッキーがFM DJとしてデビュー!
先輩DJのゆーちゃんから御教授賜るそうです。
これからの活躍に要注目だ!






















































































激動の2024年がはじまった!!

2024-01-11 10:20:55 | リハーサル
はい、さてさて皆さま、その後いかがお過ごしでしょうか!
正月ボケもそろそろとれた頃だと思います。

それはそうと、元旦、2日と連続しての惨事・・・・
地震に航空機事故。
不穏な幕開けとなり心を痛めている日本国民。
今年はどのような1年になるのでしょうかねえ・・・??
コロナ騒動も一段落しかけた矢先だというのに。

サッポロは穏やかな天候続きだったのですが、ここにきてグッと冷え込みが厳しくなり、ドカ雪もやってきた。
やっぱりなあ・・・あああ~~~ああ。
甘くないね。
心して気張りましょう。

我々、北国唯一無二のブラスロックバンドSTAも盛大に始動しましたよ。
公言しているように更なるヒートアップで臨む所存。
覚悟のほどはよろしいかな!!
迂闊に近寄ったら火傷しちゃうほどにメラメラと燃え上がっております。

去年も色々とありましたが、夏以降からギアをアップしてアグレッシブに活動。
程よいガス抜き効果もあり評判も上々。
そのままの勢いに乗って新年を迎えました。

先日、初のスタジオリハ入り。もちろん今月のライブ用です。

今回は初のキューブガーデン。
意外に思われそうですが、本当なんだよ。
何度もオファーがあったのですがそのたびにスケジュールの都合がつかず断念。
晴れて遂に実現の運びとなりました.

セットリストもよりグレードアップを図り、100パーセント濃厚なるブラスロックナンバーで網羅しておりまする。
もちろんシカゴを中心にね((´∀`))

メンバー編成は8人。
マサ、アキ、タカ、トモ、ユーちゃん、モッチン、コバ、そしてニューフェイスのトモキーという布陣。
トモキーはトランぺッターでして、ユーちゃんとは別のバンドでの仲間。
1年半ほど、仙台に在住でしたが、タイミングよくサッポロへ帰還!!
この度の合流となりました。
もちろん、ユーちゃんの紹介でね。
強烈この上ないミュージシャンたちばかり超絶にハッピーだ。
今年も出足は良好。

ただ、コバちゃんが多忙のために欠席でしたが・・・・。
7人でロビーにて合流。
外は冷え込み厳しいですが、明るく元気にお互いご挨拶。

オーナーのキンさん、今年もよろしく!
早速、いつものお気に入りKスタにゴー!!

ユーちゃんのパーカッションを皆で手分けして運搬。
アッという間に搬入完了。
和気藹々の中でセットアップ。
チューニング、譜面台の手配、ウオーミングアップ、曲目表の貼り付け、ケースの片づけ作業。

この度の曲目はいつも以上に複雑で込み入ってます(それは予備曲も含む)。
ハッキリと断言しちゃうけど変態の領域。
超絶技巧のなせる業。
ミツが大喜びの世界・・・・彼は今回、不参加だけどね。
でも一旦はまったら癖になること請け合い。

トモキーも「譜面が難しい」と嘆いていた。
トモちゃんも必死に食らいつく。
でも楽しそう。
やりがいのある曲ばかり。
もうね、私たちぐらいのキャリアを積んでくると、当たり前のものには食傷気味。
より冒険心をかりたてるように自分いじめをするのですよ。
そこがまた快感でたまりません・・・
だから「変態!」と、トモちゃんに言われちゃうんだなあ・・・・(-_-;)

輪になって立ち位置決め。
モッチンがキーボードを中心に動かしてくれた。
冷えた体も暖かいホットコーヒーで温まる。

まずは軽くオープニングで。
逐一マサがトモキーに説明。
タカは余裕しゃくしゃく。
一番若いのに貫も十分。
頼もしい存在。

シンセSEからハイハットの
刻みを経てカウントが放たれる。
とっかかりとしては上々の出来。
トロンボーンがいないのでタカが以前のようにテナーでアバンギャルドなソロを奏でる。
これが個性的で凄すぎる。
次いでトモキーがバトンを受け継いでのトランペット・ソロ。
初めてとは思えないような華麗なる音色を響かせていた。
聞き入ってしまったよ。
上手いなあ。
ピッチが正確で表現力も素晴らしい。
ハマピーと決してヒケをとらないテクニシャン。
また一人、強烈な逸材を発掘。
これだからバンド活動はやめられない。
だってこんな感動的な瞬間を体現できるんだからね。
ユーちゃんも嬉々としてダンディでラテン系のグルーブを醸し出している。
八面六臂のフル稼働。
エンディングに控えているベルトーンをちょっと打ち合わせ。
逐一、ホーンの3人が綿密なミーテイングでまとめ上げていく。
この様を見てるだけで狂喜乱舞。
今のSTAはどのパートも真剣な表情で音つくりをするべくスコアや実演で固めていく。
メモも決して怠らず、妥協も許されない。
普段は砕けたやり取りなんだけど、いざプレイともなると真剣勝負の一騎打ち。

2曲目。
この曲はしばらく諸事情により棚上げされていた名曲中の名曲。
こんな曲をカバーするバンドはSTAぐらいのものでしょう・・・というか、そうそう再現できないからね。
STAの今のメンバーらも初の人がほとんど。
モッチンもハードなドラミングで一気にアドレナリンが噴出。
次いでベースのリフを追随。
もうね、この辺にきたときには「ああ、この曲を選んでよかった」と心底思ったものだ。
かっこいいもん、文句なしに。
当然、今までの中で最高の仕上がり。
それはモッチンのドラミング一発で証明されたわけだ。
正直なところ、多少の不安があったんだけど、それも杞憂に過ぎなかった。
はじけまくるしかないね。
フルバージョンでトライ。
トモちゃんが「この曲、イカシてるね!!」と大絶賛。
わかっとるねえ、よしよし。((´∀`))
伊達に「クールなチャーミング・レディ」の称号を得ているわけではありませんよ。
キーボード・ソロのアッキーもここぞとばかりに熱演を繰り広げる。
なめらかな鍵盤さばきはいつみても惚れ惚れ。
モッチンもぎりぎりのエネルギー注入で疾走。
これだけで、ライブが楽しみでワクワク。
でも、全員かなりの消耗率が高し。

次に控えしナンバーもこれまた難攻不落。
久しぶりの復活ソング。
気合の入り方が半端ない。
イントロから混み入っているしね。
リズムもコロコロと変化を繰り返す。
でもヒット曲。
この程よいポップなところが魅力。
アッキーがトランペットの音をチェック。
譜面通りに吹いているトモキーだけど、どうも2種のスコアが存在するみたい。
ユーちゃんの音源再現で無事に解決。
高いノートでヒット。
あとはできる人はコーラスも参加してね、とマサがリクエスト。
モッチンはどうしてもユーちゃんにコーラスも担当させたみたい( ´艸`)
エンディングのホーンによりトレモロも揺れ加減とずれ具合と回数を決める。
またもやユーちゃんが音源を流す。
それを聞きながら、すかさず何回もトライ。
申し分なしで、上出来さ。

メドレーの部分でピアノが絡む部分も状況判断で流すことに。
間髪入れずにミリオンが飛び出す。
マサはそのライブによってリードボーカルになったり、コーラスに回ったりする。
切り替えで混乱をきたす時もたまにはある。

2度目のMC。
休憩なんてありえない。
やっと体が温まってきてリラックスしてきたんだから。
折り返し点に到達。
イントロのドラムからホーンのリフとバッキングが入る。
このタイミングをいくつか試す。
よりカッコいいものを選ぶ。
ススキノ風は没((´∀`))
エンディングも同様。
より簡略化してスネア一発に落ち着く。
これでホーンが入れたら問題なし。
そのほうがよりオリジナルに近いし。

残り2曲。
ピアノからトランペット・ソロ。
この連携を一番トモキーが憂慮していた。
何度も何度もテイクを重ねていく。
実はここ、さらっと通過しそうだけど、センスと技量が問われるのだ。
裏でとるとか数種類のアイディアが飛び交う。
ドラムによるフィルからバッキングが覆いかぶさる。
グッと厚みが増してきて迫力も満点。
ここでもコーラスが欲しいよ~~!!
アッという間に終わっちゃうんだけどヘヴィーなサウンドが轟き渡る。

ラストソングは定番のあれだ。
ワウペダルからのホーンセクションも懇切丁寧にタカがトモキーに解説。

予備曲もステージ上のサウンドチェックを兼ねてやってみる。
いつ以来の演奏!??かな。
これもモッチンのドラムフィルが本物そっくりで痺れちゃうなあ。
イントロだけで、お腹いっぱいになりそうなごちそうが山盛り。
張り切って後半は日本語バージョンで。

残りの時間はトモキーのコーナー。
ドンドンと質問してもらって修正を施していく。
呑み込みの早いミュージシャンは、持って生まれた才能なんだろうなあ。
幾つかの曲を部分的に抜粋してみて確認。
終了時間ギリギリまで練りこみ作業。

後かたずけ後はロビーにて談笑。
雰囲気も上々。
砕けた話題に笑いも絶えない。

次回が最終リハ。
残念ながらユーちゃんはお休みだけど、コバちゃんはやってくる。

おっと、ライブは市明後日じゃんかあ!!

お任せください。
目にものを見せつけてやりますよ。

果てしなき輝ける栄光へのSTA道は続くのだ・・・・。
今後ともに、お付き合いのほどをよろしくね!!



































































はい!さてさて、いよいよ明日に迫ってきましたよ。

2023-12-15 23:12:46 | リハーサル
皆さま、その後いかがお過ごしでしょうか。

早いもので今年もあと2週間あまり・・・・。
周囲を見渡すと、あわただしいことこの上ない。
多忙なスケジュールできりきり舞い状態のご様子。
くれぐれも体調管理には気を付けましょう。
路面も急激に凍結してまいりました。
交通事故も多発しているようです。
インフルエンザも流行の兆しあり。

そんなわけでして、我々サッポロ・トランジット・オーソリティは今年最後のライブに向けての最終リハに臨みました。

結局、全3回のリハでは毎回2人が入れ替わりの欠席。
9人編成ですが、その都度7人でやりくりして音固め。
そこはそれで、器用にこなしちゃうところが、恐ろしいまでに凄い。
究極にテクニカルなメンバーばかりですよ。

続々と常連でもある苗穂駅そばの「スタジオ・クリーム」に集結。
ここはSTA結成時からの利用スタジオ。
ということはすでに18年はゆうに出入りしているわけだ!
まあ、マサ以外はメンバーの変動が激しいですが( ´艸`)
師走だけに駐車場もビッシリ。
ようやく停めることができたので、さっそくロビーへ。

おお!
対バンの連中もいるではないか!!
この間のリッケンズが隣のスタジオで熱心にリハをしていたけれども、今回はフラッグが陣取っていた。
どいつもこいつも、元気いっぱいでなによりだ。
ご挨拶をかわしてじっくりと旧交を温める。
そうこうしてるうちに時間だ。
それぞれが、支払いを済ませてトイレに入ったり、のど飴をカウンターでもらったりして準備に取り掛かる。

我々は一番広い奥のKスタがごひいき。
直前まで別のバンドが入っていたようで熱気の余韻が・・・。

いつものようにセットリスト表をマサが壁に貼り付ける。
おっと、トモちゃんから「ここからはよく見えない」とおしかりを受けたマサ。
添付場所を変更・・・・(-_-;)
各自が立ち位置決め。
ホットコーヒーやお茶、ジュースを飲みながらセッティング。
チューニングにウオーミングアップに余念がない。

もうこの日で3回目だから余裕しゃくしゃく。

マサ、アイちゃん、トモちゃん、アッキー、モッチン、ミツ、そしてコバちゃんという強力な布陣。
残念ながらスケジュールの都合でハマピー、タカはお休み。

和気藹々の中、準備万端整いました。

マサからの号令でオープニングに取り掛かる。
ベースアンプは真空管だから、徐々に音のほうが出来上がってくる。
だから、最初と後半ではサウンドが雲泥の差。
トランペットソロもミツが貫禄の表情で兼任。
さらっと演奏をこなし終えて事細かなチェックを入れる。
アッキーがワルツの部分でコバちゃんのスコアに目を通す。
あちこちにミスがあったので、これは後で一音一音を確認して整える。

アイちゃんが登場。
マサが、その本番での入り方を提案。
トラブルとスマートさを考慮してね。
モッチンは「会場の後方から出てきたら!」と言う。
2曲目はさすがの歌唱力。
札幌のスージー・クアトロちゃんからは「今のSTAは以前とは見違えるほどにグレードアップした。
マサさんもとても楽しそうだ」とのコメントをくれた。
大当たり。そのとおり。
うれしいなあ。
見ている人はちゃんと見てるもんだ。
彼女はアイちゃんと懇意の仲だけに信頼度抜群。
もちろんマサとも付き合いの長い人。
シカゴ…当然STAもお気に入り。
アイちゃんは今でも「シカゴは歌うのが難しい」という。
聞いていて微塵もそんなことは感じないんだけど、それは本人にしかわからないこだわりどころ。
それあっての成長だもんな。

MCの箇所を経て管楽器2人によるファンファーレ。
これが第一の鬼門。
トモちゃんはサックス教室に通ってこれらの曲も指導を受けているそうだ。
だからめきめきと腕をあげている。
ミツも太鼓判を押している。
ハマピーも目をかけている。
タカとの相性もばっちり。
つまりホーンのアンサンブルがすこぶるご機嫌。
ミツが密にトモちゃんと打ち合わせを繰り広げる。
何テイクも繰り返す。
アルトサックスの状態がいまいち良くないようだ。

その流れにのってバラードへ。
メドレー部分のスムースな連結も舐めてはかかれない。
以前、スコア捲りで戸惑いストップしたことがあった。
あれはみっともないし、ダサい。
かっこよくきめてみたいものだ。
程よいタイム感覚でね。
コバちゃんはこの曲のみアコギに持ち替える。
だからフレーズの粒たちが美しい。
効果てきめん(お荷物だけど・・・(-_-;)
トーンに関しては、マサとモッチンが「もう少しトレブリーに」とリクエスト。
でもギターとボーカルが交互に絡む後半は誰もが称賛の言葉を投げかける。
お見事だ。
アイちゃん気持ちよく喉を震わせる。

アイちゃんはスタジオリハでも本番さながらに魂の熱唱を繰り広げる。
横で見ていても感動的で圧倒されちゃうくらいさ。
ゆるゆるに仲良しこよしを気取っている輩ども・・・・見習ってほしいものだね。
その妥協なき探求心は凄い。

ど真ん中の曲は第2関門。
これも何テイクか繰り返した。
そうすると問題点もクリアしていき、まとまってくる。
テンポのチェック、チューニングの狂いに気づいて演奏をストップ。
中間部のギターソロワウペダル、なだれ込むホーンセクションが肝。
何度、取り組んでも鳥肌もの。
モッチンが曲中、アイちゃんに向かって「タンバリンを叩いて」と指示。
エンディングもだんだんとあってきた。
その後、モッチンはみっちりとアイちゃんにタンバリンの指導を繰り広げる。
奥が深いパーカッション。
手ではなく太ももで打つとか、あまり大きく動かさないでも大丈夫とか、力も抜いて、とか要求がドンドンと詳細に・・・
円形や三日月形と持ち替えて試す。
アイちゃん、悪戦苦闘・・・・頑張って。

キーボードのガリや接触不良で一旦、リハ停止。
モッチンがいろいろと調べてみる。
ミキサーのインプット箇所の変更、つまみの点検、ケーブルも。
アッキーにモッチンはVOLつまみは固定にして「ボリュームペダルを買ったら」とアドバイス。

ハウリングも多発。
アイちゃんはいつもマイクを持参。
これはそうとうに高級品。(この間、床に落としてしまったけど・・・・・)

モッチン曰く「楽器、アクセサリー関連は消耗品」と言い切る。

残りの2曲・・・
最終関門。
これは静かなピアノから入る。
モッチン「オーケストレーションはないんだね」と確認を入れる。
トランペットソロはイメージで・・・・。
モッチンのパーフェクトなドラムフィル。
この癖のある目いっぱいにタメの効いたオカズを本家並みに再現。
これは今まで誰ひとりとして叩けなった。
まあ、他のパートにも言えるけどね。
だから懲りてしまって、長らくオクラ入りしていたんだ。
ホーン隊のミツは「早いパッセージだからこれは超絶技巧」と嘆く。
「これは変態だね」とマサが言うと、すかさずトモちゃんは「変態!」とマサの顔を見ながら言い放つ( ´艸`)

定番のラストナンバー。
アイちゃんは「歌い方を少し変えたんだよ」とマサに教えてくれた。
研究熱心。
偉いよなあ。
彼女の爪の垢を煎じて飲ませたい奴がごまんといる。

予備曲・・・・。
2番をカット。
そこで躓きがあったので、アイちゃんからダメだしをくらいやり直し。

そんなこんなを繰り広げていたらすぐにスタジオ終了時間に・・・。
濃厚なるひと時。

今回のライブはアッキーの主催。
しかも彼女は3バンドで演奏もする。
マサもモッチンもコバちゃんも2バンド出演。
トモちゃんはサックス教室に行ってからの会場入り。
モッチンなんてオープニングアクトを終えたら即行で次の日のリハのために中抜けして再びルアレルバ入り。
アッキーは受付嬢も兼任。
マサは司会者とカーテンの開閉も受け持つ。

とにもかくにも、それぞれにハードスケジュール。

ご来場を心よりお待ちしております。
今年完成したばかりの立派なライブハウスだよ。
広い吹き抜けにもびっくり。
無料パーキングあり。

よろしくお願いいたします。
完全燃焼だ。

追記・・・・大好評につき、三度チャーミングなSTAレディたちの写真を添付します。
ファン急増中。
悪用流出厳禁!( ´艸`)


































































パッチ、でれき、じゅうのう、ヤッケ、短靴、三つ馬ゴムの長靴にシュミーズとルンペンストーブ!

2023-12-14 10:55:48 | リハーサル
いよいよ本格的な冬の到来だ!
もう根雪か!?
道路はあちこちが渋滞の模様。
通常の倍は移動時間に費やす。
身を刺す寒さ…厳しいなあ。
雪投げ地獄の日々が訪れる。
覚悟しなきゃあ。

はい!
さてさて、皆さま、その後、いかがお過ごしでしょうか!
我々、北国唯一無二のブラスロックバンドSTAは、今年の締め括りライブに向けてのスタジオリハに打ち込んでおります。
全3回を予約するも、残念ながら一度も全員が揃うことは叶わず・・・・
それでも、臨機応変に対応できるメンバー達ゆえに有効に音固めは可能なのですよ。
器用で恐るべきスキルの持ち主ばかりで頼もしい限り。

続々とロビーに集結した面々。
和気藹々の中、いつもの一番広い奥のKスタへ。
な、な、何と今回のライブイベントで対バンを組むジェームス率いるリケッツも真横のQスタジオに入って白熱の演奏を繰り広げているではないか!!??
ちょっとマサとモッチンが表敬訪問。

こちらも負けてはいられない、とばかりに意気揚々とセッティングの開始。
前回の寂しいホーンセクションを挽回せよ、というわけではないけれども、フルホーン隊でズラリ。
4管編成。

ミツ、ハマピー、トモちゃん、そしてタカ!
更にはドラマーのモッチン、ベースのマサ、ボーカルのアイちゃん。
7人だ。
アッキーとコバちゃんが休み。
つまりメロディとコードはベースが担うことに。
そういう時に限って、ギターやキーボードが先導する曲が多いし・・・(´;ω;`)
モッチン曰く、これも新鮮で普段気づかない部分も発見できたとのこと。

良い機会だからみっちりとホーンのパートに比重を置いてみた。

もう手慣れたものだから、各自が程よい緊張感の中、プレイを楽しんでいる。
何たって、この度、ずっとお蔵入りしていた難曲を吸う曲導入した。
これらはホーンが大活躍するから吹きがいあり。
タカはさすが若手だけあって恐いもの知らず。
一回体験したら、あとはオーケーだとのこと。
素晴らしなあ。
トモちゃんは一番新しいメンバー故にプレッシャーはひと際大きい。
でもそれをも吹き飛ばすほどの勢いで熱心に個人練習に打ち込んでいる。
サックス講師にもスコア持参でご教授を受けているのだとか。
ムズイ曲ばかりだけど、やりがいあり。
ストイックなくらい真面目に取り組んでいる。
今後の成長が凄い楽しみ。
浜パーやミツも彼女には大いに期待して目をかけている。
そのミツとハマピーはすでにベテランの領域。
正に鬼に金棒。
彼等が率先して牽引してくれるから大船に乗った気分。
グイグイと効率よく説明をデモ演奏を重ねながら聞き惚れるほどのアンサンブルを奏でてくれる。
ユニークなのはハマピーの一種独特な解説
「バイ菌マンのB、アンパンマンのA」とコードを告げる。
なるほどねえ、面白くてわかりやすい((´∀`*))
ミツとハマピーはお互いをリスペクトしあっているので、程よい迫力ある貫禄のサウンドをがっちりと醸し出してくれる。
歴代の中でも就職のミュージシャン達。
紆余曲折を経てやっとここまでに辿り着いた。

アイちゃん・・・・
もう何も言うことはありません。
超絶技巧なエモーショナルシンガーとして上手すぎるよん。

モッチン・・・・風邪気味らしいけど、そんなこと、微塵も感じられない何時も同様のグルーヴ。
大したもんだ。
ドラマーとはこうあるべきだ・・・とお手本のようなもの。
普段の陽気な感じから、一旦スティックを手にすると一辺するんだもん。


そうこうしているうちに準備万端整いました。
壁に貼り出されたセットリスト表を見つめてゴーサイン。

まずはお約束のオープニングナンバーに突入。
「はい、今回は白いカーテンにステージは覆われています。
ナレーションからバンド名コールと共に開演だよ。
1・2・3!!」
ギター、キーボード無しなのでハイハットのみだけど、迫力満点。
ホーン隊が鮮明に聞こえる。
ギターソロではミツがアドリブを交える。
ベルトーンでもホーンの4人のみで連結。

三ヶ月型の黒いタンバリン持参のアイちゃんが2曲目から合流。
モッチンがピアノイントロ部分をカウント取る。
普段聞こえない音があちこちから聞こえる。

この辺までは無難に進行。

第一の関門。
1分ほどのファンファーレ。
このスコアはミツがSTA用に書き上げてくれた。
前回はアルト、テナーのみだったけど、今回はパーフェクトだ。
もう言葉を失うほど。
皆、目を見合わせて感動。
これが欲しかった。
理想が初めて現実化した。
ミツもご満悦。
でもハマピーはまだまだ納得がいかないご様子。
数テイクを重ねる。
ドンドンと噛み合っていく。
ハマピーは、よりオリジナルに近づくためにピッチを整理。
他のメンバー達もチェックに余念がない。
その姿を見てると微笑ましくなる。
こんなシーン、今まで見たことがない。
というかこれが普通なんだけど。
レベルが段違いだ。
この曲もやっと本来の形を成し得たようだ。

勢いにのってバラードへ雪崩込み。
意気込みにも拍車がかかる。

とにもかくにも、ホーン隊は常に話し合いを重ねる。
事あるごとに、より良い方向へ向上するように煮詰めていく。
美しい営み。

気合も十分に折り返し点。
第2の関門。
この曲は反省点てんこ盛りだけに、弱点を克服するべく取り組む。
これもギターがイントロだけど、不在ゆえ口頭で歌ってモッチンのカウントを目印に不在ゆえ演奏。
グッと引き締まってきた。
ギターソロがないので、イメトレで鍛えた感覚で凌ぐ。
よくぞここまでやれるなあ。
どいつもこいつも、ヤバい奴らばかり。
この曲はオリジナルでもテンポが加速気味になるんだけど、それがロックの醍醐味。
ずっとメジャーなのに、何故かエンディングのコードはマイナー。
しかも、捻りの効いたアクセントでフィニッシュ。
「変態でしょ」とマサがトモちゃんに告げると、「変態!!」と言われちゃった・・・・(-_-;)

ジャズロックは最早アイちゃんのテーマソング。
メインのリフはマサ一人で担う。
本来この曲はトランペット4本。
サックス、トロンボーンは入っていないのだ。
だから運指が相当にキツイらしい・・・・ご苦労様です。

でもねえ、ミツ曰く「トモちゃんがメキメキと腕をあげてきている」とのこと。
努力は決して裏切らない。
そりゃあそうでしょうよ。
曲の聞き込みも半端ないし、貪欲なまでにジャンル問わず好奇心旺盛。

第3の鬼門。
もうねえ、こんな曲ばかりカバーするバンドなんて日本には存在しない。
今のメンバーだからこそ取り上げたんだから。
これもピアノがイントロだけど、モッチンがカウントを入れてくれる。
ドラムフィルは後ノリでタメの効いたテクニカルなもの。
これをモッチンはサラっと具現化。
素早いホーンセクションのフレーズは人間技の領域を遥かに超えている。
でも4人が一致団結して図太い吹き込みでチャレンジ。
鬼気迫るほどに取り組む姿勢が感動的。
アイちゃんとマサのボーカルも、高低を取り決めての歌い込み。
いきなりのブレイクも衝撃。
やり切ったあ・・・という表情が印象的。
しかし、皆スタミナ満点。
体力勝負だからねえ。
ヤワな輩は使えない。

ラストは定番。
ギターのイントロはベースで再現。
ギターソロは後半のワウを想像してホーン隊が絡む。

予備の曲は余裕でサラッとこなす。
エンディングのドラムフィルもベースとシンクロ。

早めにリハは終了。
ロビーにて和みのひと時。
昭和な話題にも盛り上がる。
それがこのブログタイトルに・・・・( ´艸`)
マサとトモちゃんは、それと別に80年代の洋楽ハードロックでマニアック談義花盛り。

モッチンは課題曲を録音して早速STAグループラインに流す。
アッキーがそれ聞いて絶賛。
特にハマピーに。

モッチンは大好物のお代わり自由なホットコーヒーを飲む。

マサが前回撮影したSTAの麗しき3人娘をフェイスブックとブログに公開したら大好評だったので、第2弾!
出血サービス。
悪用厳禁!!((´∀`*))

そのフェイスブックに先日アップした告知記事をここにも特別掲載します。

****Chicagoを中心とした我が迫力のブラスロックバンド
sapporo transit authorityのチャーミングな女性メンバー3人が、最近話題になっている!
人気急上昇中!!
男顔負けなテクニックと、三者三様に魅力的なプレイヤーだ!
今週16日の土曜日、札幌東雁来ライブハウス「ルアレルバ」に来たら彼女達に会えるよ!
今回のSTAはマニアックで難解なChicagoを数曲披露します🎶🤠

無料パーキングあり。
「第3回マ・シェリ ライブイベント」
対バン達も皆ゴージャスなジャンルで盛り上がり必至だ!
お待ちしてます!
宜しくねー♪😀****

さあ、次で最終リハだ!
ギアを上げて気合も十分に臨みますよ。


























































今年は、穏やかな師走です・・・・・

2023-12-10 18:53:43 | リハーサル
はい、さてさて、皆さん、その後いかがお過ごしでしょうか!

今年は根雪が遅れ気味だとのこと。
ポカポカした毎日ですが、数日中にドッと降雪らしいです・・・。
天気予報、ハズレてほしい・・・・(´;ω;`)。

そんなわけでして、いつの間には今年も残すところ、あと3週間ほど。
早いものですねエ。
あっという間だ。

私は、車検も澄ませ、スタッドレスタイヤの購入、ワイパーも冬用に変更。
喪中はがきも投函済み。
運転免許証の更新手続きも完了。
実家の水落しと落雪防止対策も終えました。
チャクチャクと冬仕様の準備も整いました。

今年の締めくくりSTAライブはアキちゃんの主催。
これで彼女は3回目。
いやはやなんとも大したものだ。
ゴールドストーン、ジッピー、そして今度はルアレルバ。
男顔負けの活躍。

会場は今年オープンした箱。
東雁来に位置する素晴らしいライブハウス。
今からワクワクするよ。
クリスマスムードも満点。

それに向けてのスタジオリハ。
メンバー達のスケジュール上、3回入ります。
その1回目が先日行われました。

寒い中、続々と元気よくロビーに集合。
トモちゃんはモトリークルーとデフレパードの横浜来日公演を見に行ったらしく、マサと意気投合。
盛りあがった勢いでデフレパードの貴重なる映画DVDを貸してくれました。
その夜に早速堪能しちゃったよん。
サンキュー、トモちゃん!!

まずは、今回の編成は9人。
ただ、スケジュールの都合中、2人が欠席。
サックス(アルト、テナー)2人の管楽器で頑張っていましたよ。

マサ、アキ、モッチン、コバちゃん、トモちゃん、アイちゃん、そしてタカ。

パーカッションは無し。
トランペット、トロンボーンも無し。

それでも臨機応変に対応しちゃうんだからSTA恐るべし。
ホットコーヒーを美味しくいただきながら、立ち位置決め、セッティングとウオーミングアップ、チューニング、セットリスト表の貼り付け。

パーカッションが不在なのでコバちゃんはマサの真横に陣取る。

今回のライブはミツとマサとアキの要望でちょっと捻りを加えてマニアックな選曲を一部に施しています。
正に今のメンバー達でなければ実現不可能。
だって以前にとんでもないことに陥ってしまい、ウンザリ棚上げしちゃった作品たちだもん。
今度こそ、リベンジを果たす意気込みだ。
それの手ごたえもあります。
決して、ゴタクはならべずに、着実に音固めに専念する面々。
実力派揃いだから頼もしい。

そろそろ準備万端整った。
コバちゃんは8月の小樽北運河サウンドエナジー以来。
トモちゃんは10月のホットタイム以来の合流。

マサの号令に伴いオープニングナンバーへ突入。
アキのSE。
モッチンとコバちゃんのカッティング刻みが追随。
新鮮な響き。
これ一発で掴みはオーケー。
コバちゃんは生粋のロッカー然としている。
ブランクなんて微塵も感じられない。
トモちゃんも必死に食らいついてくる。
タカはもう何年もSTAに在籍していたかのような貫禄さえ醸し出してる。
モッチンもベテランの味わい深いグルーヴで余裕の牽引。
一気にテンションが上がる。
エンディングのベルトーンタイミングと音階と順番をアキちゃんの指示に従って再度プレイ。

2曲目のメドレー。
これはもう手慣れたもの。
モッチンとマサ、アキによるコーラスワークも板についてきた。
比較的ポップなテイスト満載なチューン故に気持ち良い。
思わず笑顔がこぼれる。

MCの箇所で一旦各自にチェックを入れる。

トモちゃんとタカもスコアを見つめながら、詳細なる打ち合わせ。
高度な駆け引きは従来のメンツではありえなかった。
実に中身の濃い音つくり。
だからこそ、ぐんぐんとまとまっていく様は圧巻。

今回最初の鬼門。
これはロックではなくファンファーレ。
1分足らずだけど、ひじょうに高度な技を要求される。
しかも何と管楽器のみでの演奏。
ミツは力が入っているよ。
この度の4人様に新たなアレンジを施してくれた。
トモちゃんは、自分が担当するアルトサックスのみで個人練習をしたらしく、相当に疑問点があるらしい。
でも4人が噛み合ってそれが成立するから問題なし。
ホッとしたトモちゃん((´∀`*))
タカはポーカーフェイスで構えているから頼もしい。

この曲は前奏曲。
拍手をいただくというイメージ流れでバラードに連結。

ここでスタジオ入りしたアイちゃんが歌い出す。
エモーショナルで美しい歌声にウットリだ。
サッポロを代表するソウルクイーンの真骨頂。
贅沢なひと時に酔いしれる。
コバちゃんは本番でエレアコを導入しようか、迷っているそう。
それと、まだ行ったことのないルアレルヴァのマーシャルアンプが気になるようだ。
即座にアキちゃんが、パープル・ブリンガーのシンちゃんに問い合わせて事なきを得た。
迅速な対応が冴えわたる((´∀`*))
エンディングでボーカルとギターが交互に絡みあるアレンジもバッチリ決まった!
ギターのトーンはもっとトレブリーにと、マサとモッチンがリクエスト。

中間部分に位置するブラスロックのヒット曲。
2つ目の鬼門・・・・。
これ、トモちゃんとコバちゃんは初。
中々に手強くもやりがいのある曲。
しかしよくもまあ、2人とも溌溂と演じるものだ。
特に中間部分の変態的進行。
ベースとギターのユニゾン。
バッキングからワウペダルを交えたギターソロ。
変則的なコードの流れでホーンセクションが炸裂。
ジャジャ馬のように予測不可能な構成。
でも一旦はまったら抜け出せない癖になる魅力もあり。
ずっとメジャーなのに、エンディングはマイナーコード。
面白いなあ・・・・。
こんな曲をカバーするバンドってSTA以外にあり得ない。

アイちゃんはもうあまり歌詞カードを見ないで歌っている。
モッチンは、自分にしか読めない楽譜を制作してきて得意げに何度も見せびらかす。
過程がどうであれ、しっかりと再現できれば、もうこっちの勝ちだ。
ろくな演奏もできないくせに、一丁前に能書きばっかり垂れ流すエセプレイヤーとは雲泥の差。

ジャズロックの全編を覆うユニゾンリフをアキちゃんが確認。
これも難解なフレーズが数種類あるので、一筋縄ではいかない。

アイちゃんは、リズム・アクセント、ノリ、発音、テンポに慎重だから、何度もトライ。

3つ目の関門・・・。
これがもしかしたら最大の問題作。
2分もないんだけど濃厚すぎる。
中途半端な人がトライしたら大やけどをする。
イントロのピアノ旋律が抑え気味に奏でられる。
この弾き方にはモッチンが一音一音ごとに質問する。
オーケストレーション、シンセ、それに代わるライブ用のトランペット・ソロ。
雪崩れ込むドラムのフィル。
ヘヴィーにかぶさるベースとギターの音壁。
そこから一挙にロックンロール。
素早いブラスセクション真骨頂。
どこもかしこもテクニックを要する。
どのパートもてこずっちゃうよ。
マサ、アイちゃんによるボーカルが花を添えていきなりのブレイクだ。
潔いくらいにブラスロック。
こうでなきゃあねえ、やっぱり!

そしてラストコールでいつもの楽曲。
ギターソロからホーンセクションに入る部分が未消化気味。
これは次回の段階でまとまるから全く心配ご無用。
時間計測もバッチリと収まった。

細かな疑問点は多々あるけど、一致団結して順調に再現していくから瞬時にレベルも上がっていく。

予備の曲はコバちゃん初。
これはアイちゃんにとっては、比較的楽勝。
コバちゃんも食らいつくように弾きまくり。
カットした部分、転調部分さえ理解できて馴染めば、スムーズに溶け込めるでしょう。

さらっと一通りやり終えたら、残り時間は不安な曲を募って再演。
アイちゃんも積極的に提示。

トモちゃん、タカ、コバちゃんもどん欲に挑む。

各メンバーは真面目だから、必死な形相でもより克服しようと勉強熱心。

終了時間ギリギリまで煮詰めていった。

お疲れ様でした。
実り多きリハでした。

ロビーにてマサの発案で麗しきSTAレディ・トリオの写真撮影会。
せっかくチャーミングで個性的な三者三様メンバーが在籍しているんだからねえ。
その出来栄えは御覧の通り!!
人気絶頂で話題騒然のお三方。
モッチン曰く「三バカ大将」だとのこと・・・・・((´∀`*))

あと2回、リハがあります・・・・って、もう今週の土曜日がライブです!!
ヨロシク!!!!














































































ライブへ向けて、熱心にスタジオリハの3回目。

2023-11-04 17:33:19 | リハーサル
はい、さてさて、皆さま、その後いかがお過ごしでしょうか。
急激なる気温の変化に体調を崩している方もいらっしゃるようです。
雪虫も大量に異常発生中。
ちょっと前までの猛暑地獄のようだ。
今冬は暖冬との予報らしいけど、あの雪投げ地獄だけは勘弁だ。
というわけで、あわただしく冬の準備に勤しんでおりまする。
スタッドレスタイヤも買い換えないとなあ・・・・。

先月のホットタイムライブで1曲目に音切れトラブルが発生したのでワイヤレスシステムを購入しました。
これは予定外の出費・・・・(´;ω;`)
電波の混線だと思うけどなあ・・・・。
パープルブリンガーのギタリスト、シンちゃんから色々とアドバイスをもらいボスWL-60を買った。
まあ、これで3代目。
初代はヤマハで東京時代に購入。
電波法改正に伴い、札幌勤務時に、レクサーを購入。
1Uラックだ。
もうこれは数えきれないほどに使用したから、完全に元はとったな。
で、今回で3機種目。
アナログからデジタルへ。
めちゃコンパクトで驚いた。
革新的な電波自動選別機能。
シンちゃんもそれでこれを入手したらしいから、間違いない。
シンちゃんには大感謝さ。


そういうわけでして、早くも11月に突入だ!
早いものだね。
もう今年も残すところライブは2回のみ。
どこの会場だろうと全力で挑むだけ。
先述のホットタイムから期間が短いから、ゆっくりと休む間もなく、即座にSTAグループラインで、セットリストの発表とスタジオリハを決定発表。

またまた恒例のメンバーチェンジがあるために(久しぶりの曲もあるしなあ・・・・)3回のリハ。
その1回目はメンバー9人が全員集合して賑やかに行われた(トモちゃんも見学に訪れたから彼女を入れると10人!!)。
間髪入れずに2回目。
そして今回が最終リハなのだ!
な、な、何と、なライブの前日!
これ、長年STAで活動をしてきましたが初の体験。
新曲、新しいメンバー、そしてスケジュールの都合上、集まり具合を考慮してこのような態勢となった。

いずれにしても新鮮な心持ち。
アイちゃんはライブ前日は喉のケアに務めたい、との意向で欠席。
8人が元気いっぱいに集合。

駐車場が珍しくも、すでにびっしりと車で埋っていた。

マサ、タカ、アッキー、モッチン、ハマピー、のぞみちゃん、フクさん、そしてユーちゃんという布陣。
前回は3人が欠席だったけど、今回は充実の内容。

以前のメンバー達に比べたら、テクニックはもとより、責任感、常識的感覚、チームワークなど、非の打ち所がない。
結成以来最高のコンビネーションだ。
これが普通だろ、って彼らに言われちゃいそうだけどね((´∀`*))
これこそ本物のカッコいいバンド体制の基本姿勢。

モッチンは前回から目を怪我していたけど、少しは回復したかな?
ライブには間に合いそう。
しかし、この寒空に爆音を轟かせてまだバイクでやってきた。

タカは早くから到着。

のぞみさんもニコヤカにロビーに佇んでいる。

アッキーは大好物のホットコーヒーに舌鼓。

ユーちゃんはバンド1の機材持ち!

フクさんはさすが最年長だけに落ち着いて時間待ち。

ハマピーは多忙の中、駆けつけてきた。

マサは絶えず打ち合わせに余念がない。

オーナーとも談笑で盛り上がる。
パット・メセニーが久しぶりに札幌へやってくるとのこと。
フライヤーが置いてあった。
ちょっと、そのことで色々と音楽談義。(マサ、モッチン、ユーちゃん、タカとで)

キンさんから「スタジオへどうぞ!!」と言われ意気揚々と部屋入り。
いつもの一番広い奥のKスタジオ。

ハマピーは最初とろけるミッキーマウスのTshirt姿だったけど、この間はジャズの名盤のジャケットをあしらったなんまらオシャレなTshirtを着用。

マサは毎回とっかえひっかえシカゴのお気に入りTshirtで自慢げ。
皆に羨ましがられる。

アッキーは名画「ティファニーで朝食を」のオードリー・ヘップバーンTshirt。

もうほとんど音の方はまとめ上げたので、今回はおさらい程度の余裕で行く所存。

ただ、ボーカル不在ゆえにマサが何とかガイドラインとして代理で歌った。
これで問題はなし。

ゲネプロだから、ぶっ通しでいくよ。
サイトウさんが司会を担当してくれるから、その雰囲気を伝達。

1・2.3!!
バランス、音質、モニターとチェックを入れる。
tromboneがいないため、タカがテナーサックスでソロを引き受ける。
師匠仕込みのアヴァンギャルドなソロをバッチリと決める。
アッキーのお気に入りだ。
文句なしにぶっ飛び上手い。
迫力も倍増。

ハマピーは安定感抜群。
嘶く様な音色で高らかなにトランペット・ソロを吹き込む。

フクさんは、よりワイルドに弾きまくって、とのリクエストに応じる。

ホーンのアンサンブルも見違えるように噛み合っている。
3者3様に個性的なんだけど、ちゃんとアレンジのノウハウを各自が踏まえているだけあって艶やか。
綺麗なサウンドが随時飛び出してくる。
鳥肌が立つほど。
こいつら、凄い連中だ、と改めて痛感。
ピカイチに腕前だね。

更にはハマピーが事あるごとに的確なアイディアを出す。
それが、これまた鋭いくらいに核心をついている。

「スイングするようにいこう!!」
おお!なるほど!!
見違えるくらいにグレードアップ。

メドレーで2曲目もマサが歌う。
これは以前、マサが歌っていたから大丈夫。

MCを次いでバラード。
ジックリと取り組み。
輪郭がくっきりとしていてよく聞こえる。
今まで気づかなった音があったりで、目から鱗。
「そういう風に吹いていたんだあ」なんて言葉も飛び出しちゃう。

ソウルなナンバーもグルーブを醸し出すのが難しい。
フクさん、アイちゃんはお手のモノらしい。
逆にシカゴは手に負えないくらいに難解だとのこと。
説明しずらい唯一無二の楽曲が満載。
我々はずっと入り込んでいるから、もはや感覚が麻痺しちゃっているのでわからないのですよ。

中間部は一番の鬼門ともいえる曲。
どうしようもないくらいなじゃじゃ馬ソングでウンザリしていたたえ、お蔵入りだったところ、今のメンツならば、バッチリ再現できるでしょうと、意を決しての復活。
徐々に形ができてきて、今ではほどイケちゃってる。
最高の完成度に近づいてきた。もう一息さ。

ラストの2曲はお約束。
ブラスロックの代名詞で畳みかける所存。
アッキーは音の一つ一つに指摘を入れる。
演奏を止めて、自らフレーズを弾いて見せる。
リフが崩れると台無しだからね。

キーボード、ギターが小さくしか音が聞こえない、と意見が出た。
迫力を求めると遜色のない厚みが求めちゃうのが当然。

休憩時間。
コーヒーを汲む者、リラックスする者、個人練習をする者、ジョークを連発する者、トイレに行く者・・・・・様々。

残り時間も僅か。
事細かな修正点もクリア。

一番、怪しいデンジャラスなとこを一発やり終えて、やることはやった、と納得。
レべチだからな。

妥協しない拘り具合は半ぱない。
18年間で133人のミュージシャンがSTAに関わってきた。
一目置かれるためには、やっぱり継続すること。
同じ意識を持つ者たちが一方向に向けて一致団結で突き進むこと。
音楽、バンド、ライブをエンジョイすること。

STA史上、すべてに於いて現在が最も充実している。
半端ないくらいに。
皆に感謝だ。
紆余曲折あったけど、頑張ってきた甲斐があった。
まだまだ長い旅は終わりそうにない。

北国で活動するシカゴを中心とした熱きブラスロックバンドがライブの神髄をとことんにまで突き付けて見せます。

これを体現しなきゃあ、孫の代まで後悔するよん。

2023年の初夏からはギアを1段アップすると宣言したけど、撤回します・・・・。
2段アップしちゃいます((´∀`*))
どうだ、参ったか!!
ヨロシクね!!!((´∀`*))

銭函で会いましょう!
文化の日スペシャル・イベントだよ。
初めての会場ゆえにワクワク!!!
お待ちしております。
























































北国唯一無二の存在でもあるブラスロックバンドとはSTAのことだ!!

2023-11-01 11:46:42 | リハーサル
はい、さてさて、皆さま、その後いかがお過ごしでしょうか。
急激なる気温の変化に体調を崩している方もいらっしゃるようです。
雪虫も大量に異常発生中。
ちょっと前までの猛暑地獄のようだ。
今冬は暖冬との予報らしいけど、あの雪投げ地獄だけは勘弁だ。
というわけで、あわただしく冬の準備に勤しんでおりまする。
スタッドレスタイヤも買い換えないとなあ・・・・。
先月のホットタイムライブで1曲目に音切れトラブルが発生したのでワイヤレスシステムを購入しました。
これは予定外の出費・・・・(´;ω;`)
電波の混線だと思うなあ・・・・。
パープルブリンガーのギタリスト、シンちゃんの色々とアドバイスをもらいボスWL-60を買った。
まあ、これで3代目。
初代はヤマハで東京時代に購入。
電波法改正に伴い、札幌勤務時に、レクサーを購入。
1Uラックだ。
もうこうれは数えきれないほどに使用したから完全に元はとったな。
で、今回で3機種目。
アナログからデジタルへ。
めちゃコンパクトで驚いた。
革新的な電波自動選別機能。
シンちゃんもそれでこれを入手したらしいから、間違いない。
シンちゃんには大感謝さ。


そういうわけでして、早くも11月に突入だ!
早いものだね。
もう今年も残すところライブは2回のみ。
どこの会場だろうと全力で挑むだけ。
先述のホットタイムから期間が短いから、ゆっくりと休む間もなく、即座にSTAグループラインで、セットリストの発表とスタジオリハを決定発表。

またまた恒例のメンバーチェンジがあるために(久しぶりの曲もあるしなあ・・・・)3回のリハ。
その1回目はメンバー9人が全員集合して賑やかに行われた(トモちゃんも見学に訪れたから彼女を入れると10人!!)。
間髪入れずに2回目。
多忙なメンバーも多いので残念ながら6人編成で演奏。
最初は欠席人数に気づかなくしばらく待っていたさ・・・・。(;^_^A
最近はドタバタしているからそれも致し方なしか。

もっちん、アッキー、タカ、アイちゃん、のぞみちゃん、マサという布陣。
いつもの一番広い奥のKスタを利用。

タカはほぼ3年ぶりの合流。
彼の復帰はめちゃ頼もしい。
コロナが落ち着いてきたからようやく再会できた次第。
嬉しいの一言に尽きる。
テクニックは当然として、バンドの平均年齢をグッと引き下げてくれるナイスガイ。
ルックスも良し、性格も温厚だけにコミュニケーション力にも秀でているしね。
期待しているよ。

そしてアッキーの知り合いでもあるのぞみちゃん。
彼女はSTA初ライブだけに緊張感が半端ない。
でも前回の初合流で若干慣れたかな。
今回は会話も弾んで笑顔も垣間見れた。
驚いたことにハマピーとは別のグループでご一緒しているそうだ。
狭い世界だね。((´∀`*))

改めて特筆すべき点。
アッキーの加入でSTAは一気に飛躍した。
男顔負けなキーボードの魔術師。
STAのハラミちゃんか、上原ひろみ。
はたまた猿飛エッチャン、チコちゃん、ワカメちゃん((´∀`*))
彼女がいるだけで、バンド内の空気がいっぺんに和む。
たまにやりすぎ感の脱線は否めないけれどもそれはそれで良しとしよう。
そしてライブのオファーを持ってきたり、しまいにが自主コンサートまでぶち上げた!
快挙だねえ。
フライヤーの製作、写真撮影、グループラインの立ち上げ、告知、ポスターの印刷、メンバーの紹介までをもこなし、アレンジや構成に対するアドバイスも多い。
正に八面六臂の活躍。
当の本人がやりがいを覚えているのがハッピーだね。
夢にまで見ていた憧れのSTAだけに。
これほどまでに貢献してくれているメンバーはいないだろうなあ。
マサでさえ圧倒されちゃうほどさ。


人数が少ないから(他のバンドに比べたら、これでも多い方だけど…)ゆっくりとスペースを使える。
セッティングにもそれほど時間がかからない。
美味しいホットコーヒーを汲んできて(((´∀`*)飲んでいる者もいる。

準備万端整ったところでマサのアナウンスに導かれて開始。

モッチン曰く「いつもあまり聞こえない音もクッキリと響いてくるから新鮮」とのこと。
確かにそれは言える。
ノリと迫力に欠けるところがあるかなあ、と思っていたけど取り越し苦労だった。
特にホーンセクションはアンサンブルだけにトランペット抜きの音は面白い。
tromboneもいないしね。
その分、テナーが埋めている。
上手く機動できるところがSTAの素晴らしいところ。
そんじょそこいらにゴロゴロとのさばっているハッタリバンドとは一線を画す。
実力派揃いだけに、ちゃんと進行できちゃう。
感心しきり。
もうこの体制でなごんでいる。
アイちゃんもグルーブと発音に神経を集中してトライ。
彼女の加入も効果絶大。
今夏からギアを1段上げる、とマサは宣言したけど、キッパリと撤回します。
遠慮なく2段アップします!!((´∀`*))
だって、どこのパートもテクシャンばかりだから、どうやったって圧巻のパフォーマンが確立されちゃうでしょう。
今までは一体全体なんだったのか!?と思えちゃうほど。
神様はちゃんと見ていてくれる。
真面目にコツコツと活動していると必ず成果は花開く。
努力は裏切らない。
石の上にも3年。
ノリにのっているSTA今日この頃。

間髪入れずに、メドレーでいっちゃうよ。
コーラスワークもに、ほどよく気持ちいいくらいにこなれてきた。
のぞみちゃんもシカゴ近辺はよくご存じ(MR,BIGのファンだったとのこと。親近感が湧くよ。
トモちゃんもシンちゃんもラストジャパンツアーに行った。
トモちゃんはその際に購入したグッズのトートバッグにアルトスコアを入れてやってきたしなあ)。

非常に熱心なホーンセクション。
ハマピーに説明を受けていた箇所も見事にクリアしている2人(写真参照。
提供はアッキー。演奏中に激写していた!)

息もピッタリ。
呑み込みが早すぎ。
現在に連中は無駄な時間でダラダラ消費しない。
冗談も交えつつ、しっかりと修正してグイグイと音固めに勤しむ。
鮮やかなる采配。

ハマピーも以前とは別人のごとく、熱心に解説してくれるから助かるよ。
ホーンセクションの中軸だけに、全てをお任せ。
それだけで、バッチリなんだから。
ギアを上げたわけが理解できるというもの。

MCを挟んで、機動にのってきた勢いでバラード。
モッチンはワイヤーブラシに持ち替え。
妥協を許さないアイちゃん。
もう一回とリクエスト。
快く応じるメンバー達。
ギター不在なのでマサが口でフレーズを奏でる。
アッキーによるオーケストレーションが効果絶大。

ソウルな曲はパートがより明確に。
フクさんが最も得意とするジャンル。
モッチンはパワフルすぎてスティックを折った!
これは珍しい事。
滅多にこんなことはないそうだ。
でもリズムは崩れずスムーズに新しいスティックに持ち替え。
エンディングにおける畳み込みドラムフィルがクセモノ。
マサは食い入るように合わせるから毎回笑われる。((´∀`*))

中間では鬼門ともいえるひさしぶりの曲。
リズムが変態的なくらいに難しい。
入りくんでいるし、コードの流れも面白い。
アイちゃんもボーカルにタメがあることを発見。
前回はテンポも含めて脱線気味だったけど、今回はそれぞれに練り込んできた痕跡が見受けられた。
かなりのまとまりを見せた。
ホッとしたのもつかの間、エンディングに落とし穴が・・・。
さすがのモッチンも頭を抱えていた。
高度な悩みの域だけどね。((´∀`*))
それだけにやりがいもヒトシオだ。

後半戦は怒涛のお約束ブラスロックナンバーメドレーで畳みかける。
これをやらなければ許されない。
皆の期待を裏切れないからね。
やるたびに成長著しいアンセム。
ブラスロックの代名詞。
曲名、バンド名を知らなくてもリフで掴みはオーケー。
誰ものハートをぶち抜くこと請け合い。

アイちゃんが前回、イントロのリフの音を切ってくれたら歌いやすい、と希望。
でもワイルドさに欠けるし原曲のイメージを損なうからマサから「歌のバッキングは要望どおりタイトに切るからそれ以外はヘヴィーに弾かせて」と言うとそれで決定!
これにて大団円。

予備曲は「あくまでも控えだから。
新しい人の負担軽減のためそれはやらないで、メインに力点を置いたら」という意見が。
でもそのニューフェイスたちもせっかく予習してきたんだから、やっぱりやろうということに。
そうするとモッチンがコーラスの指導に余念がない。
やるからにはとことんまで追求する意気込み。
ユルユル感覚と仲良しこよしのなれ合いは許されない。
砕けるところが思いっきりふざけて、引き締めるところは真面目にトライ。
これが基本形、当たり前の話だけど、この匙加減が絶妙。

残りギリギリまで突き詰めて、結局は濃厚なるひと時を送れた。
充実の内容だけに次回最終リハでは余裕綽々でのぞめることでしょうよ。


ロビーにおいても和みの空間はとどまらない。
ハロウイだから、アッキーとアイちゃんはお菓子やチョコを持参。
でも「トリック・オア・トリート」と言わないともらえない。
めでたく頂戴しました。
サンキュー!
ご馳走様でした!!

STAでは時折食べ物の差し入れがあるのだ!!

お疲れさまでした。
次回のライブは、な、な、なんと銭函だよ!!
無料パーキングあり。
駅からも徒歩ですぐ。
入場料金800円でジャンルも豊富な対バン達が大挙しての出演。
我々STAはオオトリに登場!!

皆さまのお越しを一同心よりお待ちしております。
よろしくお願いします。
それではまたね!!!((´∀`*))































































































































雪虫が大量に発生していて辟易した・・・・・

2023-10-29 14:15:05 | リハーサル
はい、皆さん、その後いかがおすごしでしょうか。
北海道はちょっと前までの猛暑が嘘のように冷え込みがすこぶる厳しくなってまいりました。
そのあおりで、紅葉と初雪が重なりそうな気配。
この間、夕張に行ったら、シャレにならないくらいの雪虫が飛んでいた。
あれは外に出られない・・・。
車の窓もグシャグシャになって次の日、洗車したくらいだ。
あら、怖ろしやだ。
来るべき冬の準備に取り掛かろう。
今冬は暖冬だと言われているが・・・・いかに???。
それ、当たって欲しいよ。((´∀`*))

そんあわけでして、我々STAは早速11月ライブのためにスタジオ入りしました。
今回は銭函の催し物。
文化の日イベント。
はじめての会場だけど、無料パーキングあり。
駅からも徒歩ですぐという好条件。
ただし、土足厳禁。
靴を拭けばいいんだけどね。

STAが文化の日イベントに出演するのはこれで3度目。
最初は小樽市民会館。
2度目は小樽マリンホール。
で、今回は銭函市民ホール。
毎回違う場所だけに新鮮な気分に浸れる。
今回のステージはどんなアンバイなのか、今から超絶に楽しみ。
主催のサイトウさん、よろしくお願いいたします。

STAのリハ・スタジオは苗穂駅そばのクリーム。
しかも一番広いKスタ。

9人編成。
残念ながらトロンボーンはなし。
そのかわりテナーサックスが復帰だ。
メンツはといえば、
マサ、アキ、もっちん、ユーちゃん、タカ、のぞみさん、ハマピー、アイちゃん、そしてフクさんという布陣。

アッキーのツテでのぞみさんが初参加。
楽器はアルトサックス。
この日が初対面。
かなり緊張していたようだけど、事前に準備はしてきたようでバッチリだったよ。
いくつかの不明点はあったけど、それは次回にチェックするとのこと。
な、な、なんとハマピーとは別バンドで数回ご一緒したことがあったらしいよ。
まったくもって狭い世界だよね。

そして、先述のテナー。
ほぼ3年ぶりにタカが帰ってきた。
お帰り!!((´∀`*))
待ち焦がれていたんだよ。
どうしてもコロナで参加が難しかったらしい。
そりゃあそうだよね。
でも、メンバー全員が大喜び。
タカがいると居ないとでは大違い。
正に100人力。
頼りにしてまっせ!!

早々に全員が揃った。
最近のSTAは最高に参加率が高い。
それが普通だけど、以前は必ず欠席者がいたものだ。
今はできうる限り、各自がSTAにスケジュールを合わせてくれているからありがたいことだ。
しかも、皆実力派揃い。
愉快痛快に面白い連中ばかり。

ハッキリ言いまして、現在のSTAは最もコミュニケーションがとれていて雰囲気がバッチリだ。
よって音楽の想像もよりスムーズにはかどる。
俄然、燃えてくるよ。
それは全員に言えること。
一位団結して素晴らしいライブにしよう。

そして、アルトサックスで前回加入したトモちゃん。
彼女は来月、横浜にモトリ―、デフレパのコンサートを見に行くとのことで不参加。
いいなあ・・・羨ましい。
モトリ―は見たことあるけどね。
で、トモちゃんが「リハを見学したい」とのことで、急遽一緒にスタジオ入り。
よって10人だ。
賑やかこの上ない。
ユーちゃんもやってきたので、協力しあってパーカッションの運搬作業に汗する。
いい準備運動。
美味しいホットコーヒーを汲んでくるメンバーもいる。

いつものように談笑しながらもポジションを決めてセットアップ。
マサはセットリスト表を貼りだして、ベースとコーラスの接続に余念がない。

ミキサー卓横にトモちゃんが据わる。
皆、チューニングとウオーミングアップに専念。

フクさんも1回ライブを経験したから、少しはコツをつかんだようだ。
それでも落とし穴は随所に散見するから一瞬たりとも気を抜けない。
油断大敵・・・・ぼうっとしてたら、即座に足元をすくわれるよ。

マサがカウント、司会者、イントロと状況説明。
カッティング開始。
1曲目に突入。
響きが新鮮だね。

トモちゃんは常にスコアと睨めっこしながら、比較する。
勉強熱心で感心だ。

tromboneがいないのでタカがそこをテナーサックス・ソロで吹き込む。
アッキーが驚愕していた。
本人なりの解釈でより、ジャジーなアドリブをエモーショナルにぶちかます。
益々、腕をあげてきたね。
よしよし。
要所要所の鬼門はハマピーが中心となって説明を加えてくれるので安心。
要領よく進行してくれるからとってもわかりやすい。
ホーンセクションのみでフレーズを実際に吹き込んでみて音を合わせてみる。
その様をみていると、ひじょうに高度なやり取りらしく武者震いが起こる。
エンディングも順番、音、間合いを話し合って演奏。
回を重ねるごとにグレードアップしていくんだから中々に効率が良いのではないかい。

一旦、間をおいて打ち合わせ。
濃厚なるひと時。
ボケっとしている輩は皆無。
ギャンギャンと無意味に弾きまくったり、ドタバタ馬鹿みたいに叩くノイジーな輩は居場所何てどこにもないよ。

晴れ晴れとした気持ちで音楽に集中できるなんて幸せだ。
18年間活動してきてやっとここまで辿り着いた。

今夏からギアを一段上げる、と宣言しましたがやっぱり撤回します。
どうせならばこの際、ギアを2段上げていきます。
熱きブラスロックの神髄と、燃え上がるようなライブは北国唯一無二の存在故にそこのところはとことんまで追求して貫き通していきます。
話題騒然で一目置かれています。
それもいたしかたなしさ。
このメンツだからねえ。
写真のフライヤーを見てくださいな。
迫力あるサウンドが轟き渡りそうでしょう。
それ、正解だから、悪いけど。
口先だけにヤワな者は一瞬で消し飛んでしまうから。

話しが横にそれてしまったので戻そう。

2曲目、ピアノタッチがメロウで極上にポップテイスト。
コーラス隊もより華麗に。
タカ、のぞみさんもようやくリラックスしてきたようだ。
優しい目でハマピーがそれを見守る。
フクさんのカッティングやオブリが渋い。
事細かに、充実再現だ。
もっちんは全体像を見据えて正確なリズムを奏で続ける。

バラードはより慎重に。
綺麗なメロディラインとアレンジだけに、丁寧な演奏がより求められる。
ダレた気分でトライすると台無し。
もっちんはイントロ、エンディング気持ち遅め、本編はちょい速度をあげる。
アイちゃんは思い入れたっぷりの歌唱。
場数を踏んできただけに、相当な余裕と貫禄が漲ってきた。
アッキーのオーケストレーションが肝。
あれは何度聞いても酔いしれちゃう。

ソウルナンバーは2番カットversion。
フクさんはこの手のジャンルがお得意とみた。
ギターplayスタイルが絶妙で活き活きしているもん。
そのことを本人に伝えると不敵な笑みを浮かべていた。
シモラー、コバちゃん、フクさんという個性の異なるSTAのスーパー級ギタリストたち。
彼らがコピーしたスコアやコード譜をマサを中心に回覧しあっている。
協力しあう姿勢が効率よく、助け合いの思いやりも微笑ましい。
意地の悪い奴、エゴむき出し、独りよがりな者なんていない。

この度の鬼門ともいえる中間曲。
これにはてこずりそうだ。
複雑な構成、小節数、変態チックなアレンジ、と問題は山積み。
神経を集中して取り掛かって行こう。
難しいから必死に演奏するも、聞き手にはそんなことはわからないんだろうなあ。
せっかくまとめ上げてもあまり報われない曲。
それはそれで面白いさ。
だって、この曲をカバーしているバンドなんて聞いたことがない。
だから選曲したんだけどね。
やりがいはある。
のぞみさんも「この曲が最も厄介」と述べていたっけな。
それでも頑張って吹き込んでいたよ。
それもこれもハマピー、タカが横に佇んでいてくれるからさ。
さぞかし、心強いだろうなあ。

のこりの2曲はお約束の定番ハードナンバー。
ハマピー曰く「速く演奏してくれた方が楽」とのこと。
ツワモノは言うことがレべチ!!((´∀`*))
ハマピーもタカも、言葉少ないけれども、内に秘めたる闘志は相当なものだ。
半端ないよ。
それを知ったらヤワな奴は失禁して腰を抜かしてひれ伏すことでしょうよ。

アイちゃんがメインのリフ音を切って欲しいとリクエスト。
その方がグルーヴを使いやすくってのれるそうだ。

予備曲は軽くこなす。
オリジナルではフェイドアウトだから、きっかりと演じて見せてコツを掴んでもらおう。


あっという間に時間は経過。
残り時間はギリギリまでせめぎ合う。
くだけた冗談も山盛りだけど、決めるとこはガッツリと決めるんだぞ。

ちょっと変則的なスタジオ入りだけど、今回は3回入ります。
やる気満々。
スケジュール調整がしんどいけど、ライブの成功を願って取り組んでいこう。
果てし無き目標に向かって突き進むのみ。

皆、根っからの音楽好き、バンド好き、ライブ好きな集団。

こんなバンドって、どこにもないぞ!!
各自キャラクターが独特だけど・・・・((´∀`*))



























































































































































急に冷え込んできたね・・・・STAは最終リハ入りだ!!

2023-10-21 20:52:53 | リハーサル
紅葉シーズンの到来。
焚火の似合う季節。
体調管理には気を付けよう。
ちょっと前まで猛暑の日々で辟易していたのが嘘のよう・・・・。
なあんて、毎年同じようなことを言っているような気がするなあ。
とういうわけでして、はい!皆さん、その後、いかがお過ごしでしょうか。
さてさて、我々北国唯一無二のブラスロックバンドSTAは相変わらず絶好調。
ノリノリに活動中。
今月のライブに向けての準備に勤しんでおります。
先週のスタジオリハでの宿題がてんこ盛り状態。

この寒い中、もっちんはまだバイクで参上だ!!((´∀`*))

それらを克服して意気揚々と再集結。
例によって常連のスタジオ・クリーム。
一番広いKスタを利用。
偶然にも、我が盟友のオサムちゃんとロビーでばったり!
久し振りの再会に話に花が咲く。
早速、彼の愛器アリアベースを見せてもらう。
PUがバルトリーニに載せ替えたというあのベース。
リディサーゾ、ジャックブルース、ジョンテイラーが使用しているので有名な機種。
今回はレオ君も在籍しているサザンロックバンドのリハでQスタ入りなんだそう。
時間帯も同じとは奇遇だね。
そこのギタリストとモッチンも会話が盛り上がっていた。
そうこうしているうちに続々とメンバーらが到着。

マサからオーナーへの依頼で、少し早めにアキ&トモちゃんはスタジオでフライヤー用の写真撮影を許可してもらった。
ありがとう、優しいキンさん!!

そのオーナーの計らいで、それぞれがスタジオ入り。
最近のSTAはメンバーの集まりがすこぶるよい。
以前は欠席、ドタキャンが当たり前だったからなあ。
良識ある現在のメンバー達は頼りがいがあってナイス。
まあ、それが普通の行いなんだけどね。

8人編成。
フルにブラスロックを再現できるメンツ。
いつものように立ち位置決め。
迅速にセットアップ。
マサはセットリスト表を壁に貼り付ける。
ミキサーに数本のマイクをインプット。
順調に音量と音質をコントロール。
譜面台の配布。
途中でしっかりと美味しいホットコーヒーを汲みにいくことは忘れない・・・((´∀`*))
100円でお代わり自由なんだよん。

マサ、アキ、もっちん、フクさん、トモちゃん、ハマピー、アイちゃん、ミツという布陣。
鉄壁だ。
素晴らしいねえ。
身震いしちゃうほどさ。
もう今からライブが待ち遠しいくらい。
余裕でぶちかましてやるさ。
本格的なライブの神髄と、熱きロック魂の激突。

順調に肩慣らしも兼ねてのチューニングと演奏準備に勤しむ。
あっという間にスタンバイ。
今回はすこぶる時間的に余裕があるね。
早速、オープニングナンバーに突入。

マサが今度のライブ会場における状況を説明しながらイントロが流れる。
「白いスクリーンが降りているからね。
キーボードSEとハイハット、ギターの刻みからカウント、1・2・3!!」
雪崩れ込むようにはじまった。
変拍子、ワルツとコロコロ変化する変態リズム。
フクさんは四苦八苦。
トモちゃんは「難しい」といいながらもめちゃ楽し気。
ホーンの3人は椅子に座ってじっくりと吹き込む(写真参照)
これがまた実に絵になるお姿。
神々しさまで湛えているではないか。
実力派のトリオ故に出てくる音が分厚い。
とにもかくにも、トモちゃんはミツ、ハマピーにことあるごとにアドヴァイスを仰いで克服していく。
懇切丁寧に解説するミツとハマピーは頼りがいあるね。
彼らに任せておけば安心。
大船に乗った気分に浸れる。
トランペットソロに入るところで不明点が発覚。
ここは再度、パートごとにかみ砕いて原因を究明。
バッチリと解決したよ。
感動的なほどに光が差してきた。

ギターソロもよりヘヴィーな唸りをあげていた。
阿吽の呼吸でメリハリもつける。
この匙加減が肝。
改めてテリー・キャスの偉大さを痛感した次第。
エンディングのベルトーンも順番、音、間合いと再度チェックを入れる。
これもスムーズに連結。
カッコよくなってきたさあ。

メドレーでピアノポップ。
ここでアイちゃんの登場。
マサがアイちゃんに「ステージの袖からではなく、最前列から上がってきた方が良い。
見映えもいいし、トラブルも回避できるし」と提案。
目まぐるしいコーラスワークもどうにか様になってきた。

MC箇所を経て、一旦質問を仰ぐ。
フクさんはアキにスコアを手にコードやキーをたずねる。
ときには小節数も数えながら音出し。
和気藹々だけど、皆、常に真剣な表情。

バラードのエンディングにおけるボーカルとギターが交互に絡むパートを重点的に再演。
これがこけたら大変。
モッチンがアクセントをスティックで教える。
マサもフレーズを口ずさんで、NO、OKを発する。

メドレーのソウル。
これは2番の歌詞をカット。
この曲に関してはほぼ問題なし。
転調部のブルースハープソロはピアノで代用。
全く違和感もなく溶け込む。
さすがアキのセンスが光る真骨頂。
ボーカルとコーラスの掛け合いも面白い。
エンディングのタム回しも絶妙。
素早いからついていくのがやっと。

ここいらに達したら、
トモちゃん、フクさんもリラックスしてきた。

トモちゃんは慎重にSTAへ加入してきたんだけど、今では迎え入れてくれたことに感謝しているようだ。
それはこちらのセリフだよ。
ようこそいらっしゃいませ((´∀`*))
彼女はやる気満々。
早くもブラスロックの魅力にやられたご様子。
見事にハマったね。
よしよし!!

フクさんはアンクルキャッツのリーダーとして多忙の中、助っ人ギタリストとして来てくれた。
ジャンルが複雑すぎて、どうにも手を焼いているようだけど、徐々に慣れてくるさ。

後半はファンキーから。
マサはホイッスルを吹き込む。
アキはボーカルとスライドホイッスル(マサの私物)の二刀流。
アイちゃんは伝家の宝刀、タンバリンを叩きながらの牽引。
この辺はモッチンからのアドバイスを仰ぐ。
とにかくユーちゃんが不在ゆえにパーカッションがぜひ欲しい。
特にこの曲ではね。
それを聞いていたミツは「俺もクラベスを持ってくるよ」と言ってくれた。
どいつもこいつも、アイディアが尽きないね。((´∀`*))
エンディングの突然な展開は劇的。
インパクトも絶大。

ラスト2曲は怒涛のハード過ぎるほどにブラスロック。
これで息も絶え絶え。
キツイのを連発。
でも涼しい顔しているツワモノ達。
恐ろしい連中。

アキが指摘していたギターとベースのユニゾンリフもまとまった。
エンディングのギターとドラムによるせめぎ合いも形になってきた。
もはやアイちゃんのテーマソングと化した感あり。

終曲のテンポもミツが希望したとおりで固まった。
ギターソロは遠慮しないで、あと3倍の長さに伸ばして、リクエスト。
ワウペダルが目印でホーンがヒステリックに追随。
アイちゃんが「もう一回」と希望を出して最初からプレイ。

予備のディスコ曲は徹頭徹尾、コーラスの練習に余念がない。
より緻密に綺麗に・・・・。
ここはモッチンが妥協無しで指導。

とまあ、ドンドンと時間は経過していき、残り時間も僅か。

ノンストップでのゲネプロ。
一気にまくしたてるような本格的演奏に終始。
やるだけのことはやった。

皆、満足そう。
当日の時間やら、ステージの広さ、会場の住所などを調べたり、楽屋、音出しスペースもイメージする。
何度も出演した者、客として訪れた者、初めての者と様々・・・・。

全7バンド。
ジャンルもバラエティ。
ほとんどが顔見知り。
で、STAはオオトリです!
期待していいよ。
心より、ご来場をお待ちしております。
よろしくね!!!
それではホットタイムで会いましょう!!!((´∀`*))