はい、さてさて皆さまその後いかがお過ごしでしょうか?
早いもので今年もあと10日あまり・・・・
今冬は早々と根雪になり冷え込みも例年に増して厳しいなあ
予報が見事に的中してしまった感あり
まあ、それでも冬に対する準備は万全
連日の雪投げ地獄にもめげず来るべき春の到来をもう今から心待ちにしている日々であります
インフルエンザの猛威は異常
各バンドもその被害に見舞われて出演を辞退する羽目に・・・・
警戒警報発令されてぐらいですからねえ
ちゃんと気を付けていても感染しちゃうらしい・・・
ああ、恐ろしや・・・・・・
STAは意気揚々と今年最後のスタジオ・リハに集いました
場所はバンドの結成時からずっとお世話になっているJR苗穂駅そばのスタジオ・クリームだ
部屋は一番広い奥のKスタ
前回はギターが休みという事態に
で、今回は晴れてフルメンバーで臨めると思っていたら直前にドラムが体調不良にて欠席のラインが入った・・・・
アッキーが急遽モッチンへ打診することに
しばらくしてモッチンから返信が
電話で会話して後、マサは自宅まで迎えに行くことに
あまりに早い到着連絡にモッチンがビックリしていた・・・((´∀`))
「もう着いたの!?
今から降りていくよん!」
モッチンの姿を見た時、後光が差しているように見えたくらいだ
それでどうにかこうにかピンチを脱した
非常に頼りになる男だ
先にスタジオ入りしていたアキが皆に事の流れを説明してくれていた
もっちんは速攻でドラムセッティングに
さあ、気を入れ替えて思いっきりと音出しだ
相変わらずに明るいモッチン
彼がいるといないとでは段違い
場がパアッと華やぐ
セットリスト表をいつものようにマサが貼り付ける
曲目は車中でマサが簡単に説明済み
今までに彼が演奏した曲ばかりだから楽勝でしょう
あとはモッチンのセンスに一任
それには余裕と貫禄で見事に答えてくれた
いや、それ以上のケミストリーが生まれた
さすがだねえ
各メンバーがポジション決め
譜面台の配布
スコアの準備
チューニング
ウオーミングアップを図る
手慣れたものさ
外の冷え込みなんてスタジオに入ったら一瞬で熱くなる
メンバーの編成は・・・・
マサ、アキ、モッチン、ミツ、トモちゃん、タカ、マエちゃん、そして札幌1のハイノートヒッター、ヨッシーの8人編成
申し分ない布陣だ
この人数以上の迫力を醸し出してた
演じているこちらサイドまでもがゾクゾクするほどに・・・・・
なんたるカッコよさ
北海道唯一無二のブラスロックバンド
真似しようたって到底無理な猟奇にまで達している
それだけでも凄いのにヨッシーの加入で更なる可能性を拡大している
先行きが楽しみで仕方ない
STAは19年間活動してきたけれども、ここ近年の飛躍は半端ないほど
それは渦中にいる我々が一番よく感じているわけさ
手応えも十分にね
ヨッシーがホーン用のピンマイクを人数分の4つ持ってきてくれた
それを実験的に試す
キャノンケーブルを追加
ミキサーのトラックが足りなくなってしまった
そこで予備のミキサーも追加
でも上手く音が出ない
オーナーのキンさんに来てもらって事なきを得た
マサとマエちゃんは夕張繋がりの話題でよく盛り上がる
2人にしか到底わからないコアな地元ネタもまんべんなく盛り込んでね
以前から話していた夕張、炭鉱、鉄道、蒸気機関車などの写真集をマエちゃんは紙袋にドッサリと詰め込んでマサにプレゼントしてくれた
マサがそれらの類を長年にわたってコレクションしているということを語ったんだよね
1冊も持っていない超貴重なるものばかり
読み応え、見応え満点
家宝が増えたよ
大切にするよ
ありがとう!
美味しいホットコーヒーに舌鼓を打つモッチンとアキ
準備万端整いまして早速いつものオープニングナンバーへと雪崩れ込む
テンポのキープも絶妙
早すぎず、遅すぎず
アキがおもむろに輪ゴムにくるまれた単3電池の束を取り出してバッテリーボックスの蓋を開け交換し始めたのには皆ビックリしたけど・・・・・
次々と繰り出されるソロワークも絶妙
鳥肌が立っちゃうよん
ミツは9月に大阪でマサと一緒に見たシカゴの公演で刺激をたっぷりとうけただけに随所に研究の痕跡が見えかくれする
スコアを見ない
立ちあがって前面に歩み出る
いぶし銀のアドリブにも光るものが散見
ヨッシーも2度目のリハだけに相当気合を入れて準備してきた模様
ピッチも安定感抜群
時折ヒステリックなトーンを発して自己主張
マエちゃんはロックギタリストの面目躍如
フレーズの1音1音に説得力がありグルーブが漲っているよ
エンディングではマサのお約束、空中2段キックのぶちかまし
マエちゃんいわく「アキレス腱を切っちゃうよ」((´∀`))
「大丈夫
ストレッチして長年鍛えているからね」
そんなもんですよ
メドレーで嬉々としたアキのピアノイントロ
モッチンはコーラスマイクをセッティングしていたけど、本番では出演しないのでそれは無しということに
ここいらあたりに達したらもっちんもヨッシーも肩の力が抜けてきたのがリラックスモードへ突入
前半部分を終了
中間部は最大の難関
5楽章からなる組曲
猛烈に変態的な展開がこれでもかあというほどに襲い掛かってくる
でもこのメンツならばすでに手慣れたもの
トモちゃんもSTAに加入してから1年が経過したしね
本年は月一ライブにフルで参加できたしね
今後も期待しているよ
新婚さんのタカも最年少なのに渋い佇まいを誇っているではないか
トランペット・ソロではベースラインを目印にしているとのこと
それだけに責任重大だ
マエちゃんはコーラスにも参戦
奮起しているよ
ブレイクしてからのツナギはモッチン発案の流れにトライ
臨機応変に対応する才能は勢いも溢れてピカイチ
後半戦
久しぶりに導入したラテン系の曲
ホーンセクション、マサ、アキもパーカッションで盛大に盛り立てる
ここで初めてマサとマエちゃんによるツインリードボーカルのお披露目
コーラスも重要なパート
ヨッシーはコーラスにも参戦してくれている
マサが持ち込んできたカウベル2種類、
そしてマラカス、クラベス、ウッドブロック、タンバリン賑やかこの上ない…
しつこいくらいのエンディングにおける繰り返し連打もハマったなあ
シカゴ初期の派手で豪快な曲ばかりを去年の初夏から実現できた
それもひとえにガス抜きを終えて次々に迎え入れた素晴らしいミュージシャン達のおかげさ
だからこそあちこちに遊び心を盛り込むことができる
次の曲もそんな中の一つ
シカゴがライブでおこなっているエディット・バージョンを初めて実行に移す
一番ヘヴィーな後半部
怒涛の雪崩込み
コードチェンジも巧みにこなしつつもコーラスで盛大に盛り立てる
ラストはメガトン級のあれで決まり
リフが響き渡った途端にアドレナリンが噴出
これ、何度演奏してみても同様
意気揚々と全員で余力を振り絞っての熱演
マエちゃんのVOXワウペダルがいまいち調子が良くないみたいだけどね・・・(-_-;)
でもギター・ソロでは気持ちよさそうに滑らかなフィンガリングを決めまくっていた
予備曲は2番目がカットされたテイク
これも実をいうと入り組んだ複雑な構成
それをいとも簡単にあっさりと再現
小休止を挟んでちょっと怪しい部分をテコ入れ
再確認を施す
一切の妥協もなくありとあらゆる意見が飛び交う
白熱の談義
討論会の様相を呈しているよ
ここいら辺がそんじょそこいらにゴロゴロと転がっている中途半端なバンドとは一線を画すところ
なあなあでユルユルという言葉はSTAの辞書には記載されていない
仲良しこよしのチイチイパッパどもには無縁の世界だ
それをピリピリとした雰囲気を出さないで和気藹々と進行するところがSTAの別格たる所存
さあ!
今年最後のSTAライブは盛大にぶちかましちゃうよん
覚悟の方はいいかな!!??
((´∀`))
お待ちしております!!