ウクライナ戦争ではウクライナ軍はNATO諸国から供与された最新兵器で戦い、一方のロシア軍は品質では劣る旧世代型の兵器の大量投入で戦っているがロシアは支配地域を広げている。
この戦争が各国の軍人に教えたのは、戦争においてはやはり「量」が重要だったということである。湾岸戦争以来、現代の戦争では何かとハイテク兵器に注目が集まってきたが、やはり戦争は大量の武器と弾薬を消費することが改めて認識された。
戦争においては物量が重要であることが改めて認識された結果、日本でも有事の際に自衛隊の弾薬備蓄が数日程度しか持たない可能性がある点が問題視されるようになっている。
特に重要性が明らかになったのはミサイルの物量である。この戦争は、特に攻撃や防御のためのミサイルをどれだけ多く保有し、どれだけ多く生産できるかが決定的に重要であることを世界に見せつけた。
日本はアメリカからのF35戦闘機の購入やイギリスやイタリアとの次期戦闘機開発等航空戦力拡充に多額の税金を投入しているが、方向性を間違っている。
最新鋭の戦闘機を使いこなすのは簡単ではない。最低でも6カ月以上の訓練は必要と見られ、飛ばすだけではなく、火器管制システムを学び、地上部隊と連携する戦術の学習も含めると、さらに長い期間が必要となる。機体のメンテナンス、部品供給などにも大きな手間もかかる。
一方ミサイルは導入さえすれば運用にそれほど訓練は必要としない。そもそもミサイル防衛網がないと一方的に国土を蹂躙される。また、ミサイルであれば敵基地を攻撃できるが、航空機だけでは敵基地攻撃は難しい。
日本の国土と国民を守るには、航空戦力より先にミサイル防衛網と攻撃網の充実を優先すべきである。
この戦争が各国の軍人に教えたのは、戦争においてはやはり「量」が重要だったということである。湾岸戦争以来、現代の戦争では何かとハイテク兵器に注目が集まってきたが、やはり戦争は大量の武器と弾薬を消費することが改めて認識された。
戦争においては物量が重要であることが改めて認識された結果、日本でも有事の際に自衛隊の弾薬備蓄が数日程度しか持たない可能性がある点が問題視されるようになっている。
特に重要性が明らかになったのはミサイルの物量である。この戦争は、特に攻撃や防御のためのミサイルをどれだけ多く保有し、どれだけ多く生産できるかが決定的に重要であることを世界に見せつけた。
日本はアメリカからのF35戦闘機の購入やイギリスやイタリアとの次期戦闘機開発等航空戦力拡充に多額の税金を投入しているが、方向性を間違っている。
最新鋭の戦闘機を使いこなすのは簡単ではない。最低でも6カ月以上の訓練は必要と見られ、飛ばすだけではなく、火器管制システムを学び、地上部隊と連携する戦術の学習も含めると、さらに長い期間が必要となる。機体のメンテナンス、部品供給などにも大きな手間もかかる。
一方ミサイルは導入さえすれば運用にそれほど訓練は必要としない。そもそもミサイル防衛網がないと一方的に国土を蹂躙される。また、ミサイルであれば敵基地を攻撃できるが、航空機だけでは敵基地攻撃は難しい。
日本の国土と国民を守るには、航空戦力より先にミサイル防衛網と攻撃網の充実を優先すべきである。