トランプ関税で世界の株価が大きく下落している。トランプはこれを一時的なものの主張し、これからアメリカの黄金時代がくると豪語している。
トランプの思惑通りにアメリカへの投資が増えたり関税を課してもアメリカでの価格が上がらなければ、高関税が恒久化されてしまい。アメリカには良くても日本やその他の国にとっては悲劇である。
日本や諸外国にとってもっともよいシナリオはトランプの関税政策がアメリカ経済にダメージを与え失敗して関税が元に戻ることである。
その為にはアメリカへの投資を増やしてはいけない。アメリカに投資すればその分国内での投資が減少し、雇用が減り経済を下押しする。
また、関税分をコスト削減で賄ってもいけない。コスト削減の為には賃下げかリストラ、下請け叩きをせざるを得ず、これらは全て日本の景気を悪化させる要因である。
トランプ政権は長くても3年半であり、その間アメリカへの輸出が低迷し業績が悪化する方が、トランプ関税を成功させ高関税を長期化させるより日本にとっても日本企業にとても長くみればプラスになる。