BLUE HEAVEN

春の那覇ステイ慶良間ツアーレポスタート
GWツアー厳選中
行きたい海が尽きません未だダイビングに夢中です

ミナミハタ

2007-12-01 | 気になる魚達
            2007/11/11   下地島 通り池


【標準和名】ミナミハタ
【英名】Harlequin hind/Harlequin grouper
【分類】ハタ科
【学名】Cephalopholis polleni


滅多に出逢えない、レア中のレアな魚。
大きなケーブ内、暗闇を好み天井を逆さになって泳いでいます。
パラオ&グアムの「ブルーホール」、そして「通り池」も逢える可能性大。
黄色っぽい地に、たどたどしい青色ラインが特徴的。
このド派手カラーリング、実にオリジナリティ溢れています。
ユカタハタとの2ショットが見れたら最高ですが、有得ないでしょうね。
漢字で書くと「南羽太」、なぜ「南」なの??




ヨコシマクロダイ

2007-08-17 | 気になる魚達
            2007/07/21   渡嘉敷島 タマルル


【標準和名】ヨコシマクロダイ
【英名】Roundtooth largeeye bream
【分類】フエフキダイ科
【学名】Monotaxis grandoculis


どちらかと言うと、幼魚時代の方が人気があるこの魚。
成魚になるにつれて、尾鰭の黄色や横縞模様が薄れて来ます。
幼魚・若魚・成魚・老成魚、どれも違った魚に見えるのが特徴でしょう。
老成魚になるとほぼ模様が無くなり銀色のみ、顔もごっつく風格十分。
岩陰に居る時と、浅場でボケーっとしてる場合でも体色は異なります。
強い顎を持ち、頑丈な歯でウニ・貝・甲殻類を噛み砕いて食べるそうです。
大きくなると60㎝までに達し、この時のペアは45㎝ほどありました。











コクテンカタギ

2007-08-16 | 気になる魚達
            2007/07/22   慶良間諸島 下曽根


【標準和名】コクテンカタギ
【英名】Crochet butterflyfish
【分類】チョウチョウウオ科
【学名】Chaetodon guentheri


地味だけど、良く見ると美しいレアなチョウチョウウオ。
名前通りに、体側の黒点が特徴的で細かく綺麗に並んでいます。
成魚で群れとなると、日本ではなかなか出逢えるポイントがありません。
小笠原だとケータに多く、沖縄だと慶良間・久米・与論島で見られます。
慶良間だと下曽根&運瀬、久米島はトンバラ・与論島は宇勝のアーチ。
どうしてこんなにポイントが限られてるのか、本当に不思議なものです。
全てのポイントで遭遇しましたが、やっぱり下曽根の群れ方がNo1。
意外と知られていませんが、与論では餌付けするとパクパクやって来ます。
ハクテンカタギもそうですが、大好きなチョウチョウウオです。





イシフエダイ

2007-07-10 | 気になる魚達
            2007/06/09   石垣島 ハナダイの根


【標準和名】イシフエダイ
【英名】Small toothed jobfish
【分類】フエダイ科
【学名】Aphareus furca


いつも単体で泳いでる、ほとんど人気のないこの魚、
今まで、イシフエダイが2尾以上で回遊してるシーンは見た事ありません。
地味ながらも、現れると回遊魚クラスの存在感があります。
人気回遊魚と勘違いするダイバーも多く、名前を知るダイバーは少なめ。
眼がクリっとギンガメアジ風、風貌はグルクンを一回り大きくした感じ。
割とダイバーを恐がらず近づいてくるので、憎めない存在と言えます。







サンゴアイゴ

2007-07-08 | 気になる魚達
            2007/06/08   石垣島 川平石崎マンタスクランブル


【標準和名】サンゴアイゴ
【英名】Blue-spotted spinefoot
【分類】アイゴ科
【学名】Siganus corallinus


眼が黒々していて、明るい黄色の体色が特徴的なこの魚。
青色小斑点が無数にありますが、よほど接近しないと確認出来ません。
各鰭の棘には毒腺があり刺されたら大変、釣り上げた時などは要注意。
陸に揚げると体色が赤に、沖縄ではアケーとかアカエーと呼ばれています。
幼魚は枝サンゴの間で群れるそうですが、一度も出逢った事がありません。
成魚になると2尾で行動することが多く、黄色がとにかく目立ちます。
漢字で書くと「珊瑚阿乙呉」、食性は藻食性で藻類を捕食するそうです。



ウツボ

2007-07-05 | 気になる魚達
            2007/06/23   八丈島 底土


【標準和名】ウツボ
【英名】Brutal moray
【分類】ウナギ目ウツボ科
【学名】Gymnothorax kidako


ウツボの種類は数多くありますが、こちらはノーマルなウツボ。
一般的に危険な魚として知られていますが、毒があるわけじゃありません。
歯が鋭く、舌のあるところに可動歯と呼ばれる歯があるとか。
咽頭に向かい折れ曲がり、捕まえた餌を逃さないようになってるそうです。
こちらから攻撃しない限り、まずウツボから噛み付く事はないでしょう。
自分の場合、遭遇するといつもボディタッチしてしまいます。
ヌルっとしていて弾力のある肉質、完璧にクセになっているようです。



アカハタ

2007-05-31 | 気になる魚達
            2000/03/19   阿嘉島 佐久原の鼻


【標準和名】アカハタ
【英名】Blacktip grouper
【分類】ハタ科
【学名】Epinephelus fasciatus


滅多に撮る事のないマイナーな魚、この時は面白シーンなので数枚。
小笠原では「あかば」と呼ばれていて、味噌汁に入って毎晩頂きました。
沖縄でもお馴染みな魚ですが、小笠原や八丈でもたくさん。
ちなみに沖縄では、「アカミーバイ」と呼ばれ食卓によく出ます。
背景が明るい場所の個体は白っぽく、暗い所では赤が濃く地味め。
ほぼ真っ赤な個体だったり、柄が派出だったりと色んなデザインあり。
最大でも40㎝クラスなので、ハタの中でも最も迫力のないハタでしょうか。




ニセゴイシウツボ

2007-05-24 | 気になる魚達
            2007/05/05   沖永良部島 ヤグニャドロップ


【標準和名】ニセゴイシウツボ
【英名】Brack-spotted moray
【分類】ウナギ目 ウツボ科
【学名】Gymnothorax isingleena


今回はこのシリーズ初、ウツボの登場です。
ウツボの中では巨大で、生息場所はドロップオフの岩陰など。
碁石模様は実に鮮やかで、そして迫力ボディは見事。
シンプルなデザインとカラーリングですが、見れば見るほど美しいのです。
若い時の方が碁石模様が大きいようで、老成魚は模様が細かくなるとの事。
自分はこのニセゴイシウツボが、ウツボの中では一番好きです。
ちなみに、黒地に白い点はハナビラクマノミになります。



モンツキアカヒメジ

2007-05-24 | 気になる魚達
            2000/05/06   渡嘉敷島 タマルル


【標準和名】モンツキアカヒメジ
【英名】Yellowstripe goatfish 
【分類】ヒメジ科
【学名】Mulloidichthys flavolineatus


群れても地味なこの魚、なかなか脚光を浴びる事はありません。
砂地ポイントでは定番で、いつも彼らはのんびりと群れています。
間抜けな表情ながら、近寄るとそっけなくゆっくりと群れは移動。
砂地の質が白いほど、この魚も真っ白になり黒点だけ目立つ状態に。
代表的なポイントはサイパンの沈船、ここは物凄い数で群れていました。
この魚の大ファンって、まずいないでしょうね。



アゴハタ

2007-05-23 | 気になる魚達
            2007/05/05   沖永良部島 ヤグニャドロップ


【標準和名】アゴハタ
【英名】Snowflake soapfish
【分類】ハタ科
【学名】Pogonoperet punctata


1232本目にして、初めて出逢えたこの魚。
初遭遇の第一印象、シモフリタナバタウオに似てると感じました。
柄も色彩もとても地味ですが、何と言っても口元下にある皮弁が特徴的。
通常は岩穴や窪みに生息してるそうですが、この時は堂々ホバーリング。
英名にsoapが付く訳は、粘液を分泌させ海水を石鹸の様に泡立たせるとか。
一体、いつどんな時にそんな事をしてくれるのでしょう。
皮膚粘液毒を持っているので、釣った魚は別々にしないとダメだそうです。
ずっとヌノサラシ科でしたが、いつの間にハタ科になっていました。