「あかまど」は「赤魔道士」から来てる。
ぼくが赤魔道士が好きだったから。
赤魔道士が好きな理由はたぶんWizardryのBishopに対する位置とか、ドラゴンランス戦記(正確には「ウェイレスの大魔術師」か)あたりまでさかのぼるような気もするけど、今日はその話は保留。
なんで「赤魔道士」じゃなくて「あかまど」なのか。
「4文字」についての雑記。
「あかまど」が4文字である直接の理由は出典があるから。
ぼくの記憶ではFF(1)のマニュアル(雑誌とかかも。自信無し)にあったサンプルキャラクターが「せんし 」「あかまど」「しろま 」「くろま 」の4人だったから。昔のファミコンRPGのキャラ名は4文字までが多かったように思う。
ファミコンの解像度(256x240?)や、恐らくは色数やメモリ容量とかからくるFFの画面レイアウト、読める日本語フォントの可能な最小ドット数とかの制約で4文字に落ち着いたんじゃないかと思う。いまはもうちょっと長い名前のもあるけど、「FFの魔法の名前」あたりには、当時の「4文字縛り」の影響がまだある。「ブリザド」とか「グラビデ」とか、なんか独特な言語空間を構成してる。
文脈とか知らないとなんだかわかんない感じもちょっとツボっぽい。実際、「あかまど」でGoogle検索をかけてやると、赤魔道士関連か、カマド関係(の文で前文節がたまたま「あ」で終わってるとか)か、「赤間」という苗字(で次文節が「ど」ではじまる)か、写真用語の「赤窓」がヒットするんだけど、これを書いてる時点で627件。しかもぼく(やDiska)がトラックバックしたページも結構ある。
たまたまだけど、そこそこの知名度があるにも関わらず、同定しやすい単語になってて、しかも著作権とかにひっかからなそうなのは結構いい感じ。
4文字ってなんかいろいろな意味があるというか、いろいろな意味が与えられてる。
漢字の4時熟語は一種独特な「堅さ」とかがあるし、エイゴの4 letter wordsは「使うと対象読者を選ぶ言葉」という意味だし、「ヨッド・ヘー・ヴァウ・ヘー」とかいう4文字は、いわゆるカミサマを表してるんだけど、3音節の単語ばっかりな言語の文脈で出てきて、4文字であることが神聖視されたりしてるらしい。
日本語では、4は縁起が悪いとか言われつつも、「4音節はなんか具合がいい」とされてるような気がする。
愛称とか略語とかって4文字におさめようとすることが多い。「どらくえ」「えふえふ」「もんはん」。4文字の略称が付かないと流行しない、というか親しみが持てない、とまでいうのは言いすぎだろうか?
呼び名は本体2音節に「さん」「ちゃん」(べつにタンでもポンでもいいけど)」をつけて、全体を4音節にしようとする傾向が強いと思う。
たぶん、「可能な音節集合の種類」と「モノゴト=現実の空間で観測される事象(とかその関連付け)」とかの対応付けをしてくと
「1音節じゃぜんぜん足りなくて、2音節でも足りなくて5、6音節以上だと使いにくくて、3、4音節あたりの単語数が多くなる」
->
「4音節の単語はよく聞くので理解しやすい。4音節だと理解しやすくて使いやすくて、しかも言語空間的に余裕があるので新語の割り当てがしやすい」
とかいう話な気がする。
ソフト屋的にはなんとなく納得。
CPUのバス幅とかインストラクション長は64bitあたりでもう伸びなくなるのかもしれない。逆に、さらに伸びて、「モノゴト空間が拡張される=人間の認識が広がる=いろいろわかるようになる」とか「コンピュータには理解できるけど人間には把握できない」とかいう現象が起こったりするかも知れない。
「ものごと」の数を、単語の文字数分布とかから研究するというのも可能かも知れない。
そっち方面では統計的な研究もされてるのかも知れない。
というあたりで中途半端な考察終わり。
KimI
ぼくが赤魔道士が好きだったから。
赤魔道士が好きな理由はたぶんWizardryのBishopに対する位置とか、ドラゴンランス戦記(正確には「ウェイレスの大魔術師」か)あたりまでさかのぼるような気もするけど、今日はその話は保留。
なんで「赤魔道士」じゃなくて「あかまど」なのか。
「4文字」についての雑記。
「あかまど」が4文字である直接の理由は出典があるから。
ぼくの記憶ではFF(1)のマニュアル(雑誌とかかも。自信無し)にあったサンプルキャラクターが「せんし 」「あかまど」「しろま 」「くろま 」の4人だったから。昔のファミコンRPGのキャラ名は4文字までが多かったように思う。
ファミコンの解像度(256x240?)や、恐らくは色数やメモリ容量とかからくるFFの画面レイアウト、読める日本語フォントの可能な最小ドット数とかの制約で4文字に落ち着いたんじゃないかと思う。いまはもうちょっと長い名前のもあるけど、「FFの魔法の名前」あたりには、当時の「4文字縛り」の影響がまだある。「ブリザド」とか「グラビデ」とか、なんか独特な言語空間を構成してる。
文脈とか知らないとなんだかわかんない感じもちょっとツボっぽい。実際、「あかまど」でGoogle検索をかけてやると、赤魔道士関連か、カマド関係(の文で前文節がたまたま「あ」で終わってるとか)か、「赤間」という苗字(で次文節が「ど」ではじまる)か、写真用語の「赤窓」がヒットするんだけど、これを書いてる時点で627件。しかもぼく(やDiska)がトラックバックしたページも結構ある。
たまたまだけど、そこそこの知名度があるにも関わらず、同定しやすい単語になってて、しかも著作権とかにひっかからなそうなのは結構いい感じ。
4文字ってなんかいろいろな意味があるというか、いろいろな意味が与えられてる。
漢字の4時熟語は一種独特な「堅さ」とかがあるし、エイゴの4 letter wordsは「使うと対象読者を選ぶ言葉」という意味だし、「ヨッド・ヘー・ヴァウ・ヘー」とかいう4文字は、いわゆるカミサマを表してるんだけど、3音節の単語ばっかりな言語の文脈で出てきて、4文字であることが神聖視されたりしてるらしい。
日本語では、4は縁起が悪いとか言われつつも、「4音節はなんか具合がいい」とされてるような気がする。
愛称とか略語とかって4文字におさめようとすることが多い。「どらくえ」「えふえふ」「もんはん」。4文字の略称が付かないと流行しない、というか親しみが持てない、とまでいうのは言いすぎだろうか?
呼び名は本体2音節に「さん」「ちゃん」(べつにタンでもポンでもいいけど)」をつけて、全体を4音節にしようとする傾向が強いと思う。
たぶん、「可能な音節集合の種類」と「モノゴト=現実の空間で観測される事象(とかその関連付け)」とかの対応付けをしてくと
「1音節じゃぜんぜん足りなくて、2音節でも足りなくて5、6音節以上だと使いにくくて、3、4音節あたりの単語数が多くなる」
->
「4音節の単語はよく聞くので理解しやすい。4音節だと理解しやすくて使いやすくて、しかも言語空間的に余裕があるので新語の割り当てがしやすい」
とかいう話な気がする。
ソフト屋的にはなんとなく納得。
CPUのバス幅とかインストラクション長は64bitあたりでもう伸びなくなるのかもしれない。逆に、さらに伸びて、「モノゴト空間が拡張される=人間の認識が広がる=いろいろわかるようになる」とか「コンピュータには理解できるけど人間には把握できない」とかいう現象が起こったりするかも知れない。
「ものごと」の数を、単語の文字数分布とかから研究するというのも可能かも知れない。
そっち方面では統計的な研究もされてるのかも知れない。
というあたりで中途半端な考察終わり。
KimI
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